鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1254回】 自分がお客様の立場なら、どんな人、どんな会社に頼みたい?

2014年06月07日 | 住宅コンサルタントとして
業績が不調の営業マン、会社に共通するポイントの一つは、

「自分の業績のことばかり考えていて、お客様の気持ちを全く分かっていない」

ということです。

自分が伝えたいことだけを伝えてばかり・・・。
逆にお客様が本当に心の底で感じている不安や悩みを把握しようとしない。

売れない営業マンの、そういう自分中心の心理をお客様はものの見事に見抜きます。

自分中心の考え方をする営業マンの心の底が見えたお客様は、二度と心を開こうとはしません。

また、自分達の業績のことしか考えていない会社も、お客様に見事に見抜かれます。

一方、いつもお客様に困っていない営業マンや会社も少ないですが、存在します。

そういう営業マンに共通するのは、

「自分がお客様の立場だったらして欲しい提案、伝えて欲しい事実、
やってもらえると嬉しいサービスをお客様にしっかりとやっている」

ということです。

売ろうという気持ちよりも、「こういうことをしたら、満足して下さるかな?」という
お客様のことばかり考えて行動しているのです。

そして何より、自分自身がお客様の立場でいろんなサービスを受ける際、
実にいろんなことを感じているのです。

自分がしてもらって嬉しいことをすぐどなたかに実践してみる。
逆に自分がされて不快なことは絶対にしない。

自分がお客様の立場の時にいろんなヒントを得たり学んだりしているのです。

お客様に喜んでもらえる対応をしようと思えば、自分がお客様の立場の際にこそ、
たくさんのことを学ぼうという姿勢が重要です。

オフの日に自分の感性のスイッチをオフにしていたり、
自分がお客様の立場の際に何も感じようとしていない人。
要するに鈍感なお客様にしかなれない人は、
お客様に選んでいただけるような営業マンになるのはちょっと難しいかもしれません。

皆さんは、どんな住宅会社、どんな営業マンに家づくりを託したいですか?
どんな対応をしてもらうと嬉しいですか?
最近、してもらって嬉しかった対応はありますか?
コメント
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