鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1264回】 数年先に起こることを予測し、手を打つ

2014年06月17日 | 住宅コンサルタントとして
ワールドカップを連日見て、かなり寝不足が続いていませんか?

目覚まし時計が鳴らなくても、朝4時代に自然に目が覚めてしまう鬼山です。
(←歳を感じます・・・)

さて、経営においても人生においても、数年先に起こることを予測し、
その時になってから慌てることがないよう、事前にしっかりと対策を打つことが、
うまく生きていくコツだと個人的に思っています。

住宅のことを考えれば、再生可能エネルギーを促進させていきたいと政府は思っていますが、
世界でその点で最先端を行っているドイツでは、
10年間で電気代がなんと1.7倍に跳ね上がっているそうです。

脱原発を決定はしているそうですが、再生可能エネルギーが普及することで
どうしても電気代が上がっていくことに、反対する国民も増えてきているそうです。

日本の電気代はまだまだ上がります。
そのことを知っている方は、一体どれくらいいるのかな???と思います。

更に中国やロシア、中東など、紛争が起こりそうな国、地域が多々あり、
当然ながら紛争が起こるとガソリン代、灯油代、更には電気代が上がっていきます。

中国の内陸部は今以上に発展し、インドやアフリカの経済が活性化すれば、
ますますエネルギー需要は大きくなります。

電気、ガス、原油の価格が上がっていくことは確実。
そこに対応した住宅にしていく必要があります。
(もちろん、国家もそうしていかなくてはなりませんよね?)

ゆえに、冷暖房をそれほど必要としない高断熱住宅を
お客様に提案していかなければいけない時代になっていると思います。


また、日本は高齢化が今後も進みますから、社会保険の負担もますます増えていきます。

消費税も上がりますし、物価も上がっていきます。

もちろん、賃金も上がっていきますが、それ以上に負担が増えていくのですね・・・。

じゃ、こういう事態に備えて、どういう準備をしていけばいいのか?
学校では答えを教えてくれませんよね?

絶対的な正解が無い中で、自分の頭で考えて、決断をする。
そして決断にしたがって行動し、検証して軌道修正を加えていったり、
場合によっては方針を変更する。

仕事も人生も同じ。

私は、他人が正解を決めている学校のテストの出来は悪かったですが、
自分の頭で常に考えることはやってきたので、
今、その習慣がとても役に立っています。

将来に備えて、自分なりにはコツコツと準備をしてきましたし、
これからも継続していきます。

皆さんは、それから皆さんの会社は、
数年先に起こることを予測し、それに対し手を打てていますか?
コメント
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