鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1249回】 進化が止まった企業・お店は客足が遠のく

2014年06月02日 | 住宅コンサルタントとして
昨日の夕方まで、引き続き東京で調査をしていました。

その目的は、ある業態のモデル企業調査なのですが、
今回、個人的に最もモデルケースであろうお店に行って、衝撃を受けました。

というのは、そのモデルとなるお店に入って、全くワクワクしないのです。

言ってみれば、一世代前のお店というか、時流に乗れていないというか・・・。

私は、その業界の専門家ではないですが、数年間、全く進化成長していない感じですかね?

で、そのモデルとして期待して行ったお店の周辺の競合店の方が、
お客様で溢れまくっていたのです。

もちろん、私たちが実際にそのお店に入っても、ワクワクした時間を過ごせました。

お客様は何と正直か!
楽しいお店には自然と集まってきて、以前の業界トップであろうが、
期待値を超えないお店には客足が途絶えるのです。

2日間で8つのお店を調査しましたが、
どういうコンセプトでお店をつくりこめばいいのか、ぼやっとですが、見えてきました。

そしてどのビジネスパートナーと組んで、展開していくべきかも見えてきました。

私一人では、全く持って無理ですので、優秀な方と組ませていただいて、
新しい業態の立上げを行わないといけません。
(←冷静に、自分の力量を分かっているつもりです)

そしてつくづく思うのは、新築事業は何と儲かりやすい業態か、ということです。

本当に、こんな素晴らしい業態は他にないと思うのです。

しっかりと経営し、内部留保を蓄積し、よりお客様に良いモノを提供できるよう、新しい業態も立ち上げる。
そして、家以外のモノもトータルで提案できるようになっていかないといけないなぁ、と
個人的に思っていて、それをつくりあげたいなぁと思っています。

進化が止まれば、お客様に飽きられれば、商売は終わりです。
現状に満足せず、自社の商品やサービスを磨き続けましょう!
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