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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1146回】 目先の数字に困らない経営

2014年02月19日 | 住宅コンサルタントとして
自分が独立・起業して会社をつくった経営者は、
創業にあたって、それなりの強い使命感や想いがあったと思います。

また、先代から会社の経営を託された経営者の方も、
引き継いだ当初は同じような使命感や理想を持っておられたと思います。

「こういう家をお客様に提供して、こんな暮らしをしていただきたい!」
「こういう会社にして、社員さんにとって働き甲斐のある組織にしたい!」

など、創業当時には将来の会社の理想形をイメージしながら、
日々仕事に取り組むことが出来ていたと思います。

しかしながら、仕事が順調に推移しないと、5年後、10年後の理想形をイメージ出来ず、
とにかく目の前の仕事の受注、更には資金繰りなどに追われるようになってきたりします。

そのうち、なぜ自分が起業したのか、その原点すら忘れてしまうようなことになるかもしれません。

それだと、あまりに悲しすぎますよね・・・。

そういう事態にならないように、何が大切なのかと言えば、
中長期にわたって着実に経営が安定していくような経営をしていくことです。

目先の数字に困らないような経営をしていくのです。

自社のスタッフさん、取引業者さん、それからOB様から応援していただけるよう、
誠実に仕事に向き合っていくことと同時に、ちゃんと数字を組み立てられるようになることです。

「こういうことをこれくらい行えば、これくらいの売り上げをいただくことが出来る」
という感覚を持つことです。

こうした力があれば、本当に目先の数字に困る前に、次々と手を打つことが出来ます。

目先の数字に困らない分、余裕が出来る。
その結果、お客様や社員さんのことをちゃんと考えられるようになるのです。

目先の数字に困らない経営。
皆さんの会社では、出来ていますか?
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