田中川の生き物調査隊

平成12年3月発足。伊勢湾に注ぐ田中川流域の自然と生き物を調べ、知らせる活動をしています。三重県内の生き物も紹介します。

デガシラバエ科

2007-04-05 | ハエ目(双翅目)
ミツモンハチモドキバエ
里山の雑木林を歩いた。
リョウブやネズミモチ、ビシャコが多い。
弱々しく飛んでネズミモチに止まったオレンジ色の昆虫を見つけた。すぐに葉裏に隠れてしまう。
ハエ目 デガシラバエ科 ミツモンハチモドキバエ
顔面に3個の黒い紋があることから、「三紋」の名が付いたらしいが、顔の正面からの写真は撮れていない。
灯火にも集まる習性があるようだ。
デガシラバエ科の幼虫はコガネムシの成虫に寄生するらしい。
産卵管を持ったこの個体は♀。コガネムシに飛びついて産卵するのであろうか。
2007.4.3

榊原温泉のシダレザクラ

2007-04-02 | 樹木
シダレザクラ

シダレザクラ
清少納言ゆかりの温泉地、榊原温泉。神湯館に宿泊した。
ソメイヨシノが咲き出したばかりだというのに、この宿のシダレザクラが満開であった。このシダレザクラは毎年決まってソメイヨシノよりも一足早く満開となるらしい。温泉地なので、地下の地温が高いのであろうか。
宿の人からいただいた資料によると、古くは観音堂の境内に老木があり、松尾芭蕉も俳句に詠んでいる。その資料には糸桜と書かれていた。
少なくとも180年の樹齢はあると宿の人は言っていた。
芭蕉が見ていた老木とは異なるようだ。
2007.3.31
シダレザクラ



イズセンリョウ咲く

2007-04-02 | 樹木
榊原温泉で宿の周辺を散策した。
水路際の斜面にイズセンリョウを見つけた。
ヤブコウジ科 常緑の低木
茨城県以西の湿った常緑樹林内に分布すると図鑑に載っていた。
晩秋から冬に乳白色の実が成るという、実を見に出かける楽しみが出来た。
2007.3.31
イズセンリョウ

イズセンリョウ