セリ科ハマゼリ属のハマゼリ Cnidium japonicum
神島。セリ科のハマゼリがたくさん生えていた。ハマアザミやハマエノコロと一緒に生えていることが多かった。時化のとき,海水の飛沫がかかるような場所に生えていた。
『野に咲く花』によると,ハマゼリは「海岸の砂地に生える高さ10~50㌢の2年草。根は太い。セリ科のつぼみは花弁や雄しべが内側に巻いた独特の形をしている。果実は長さ約3㍉の扁平な球形で,隆起線が竜骨状にはりだしてよく目立つ。花期8~10月。ハマゼリの果実は煎じて強壮剤にする。」
葉は厚く硬くて,セリ科特有の香りがした。
2010.10.11
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます