スズキキイロアブ♀ Atylotus suzukii 2011.6.24 田中川干潟にて 植物はハママツナ
早川博文さんのアブの分類、生態とその対策(13)によると、
胸背は黄褐色。腹背は黄金色で、腹背第2~5節には黒褐色明瞭な4本の斜状紋を有する。腹背の中央縦斑は明瞭で、黄金色である。腹部は卵形。翅はほぼ透明で、縁紋は褐色明瞭、R4脈に小枝を有する。頭幅は胸幅より著しく大きい。
キイロアブ属は日本昆虫目録第8巻に11種がリストアップされているが、三重県内の海岸には複数種の未記載種が生息しており、今後の更なる調査研究が望まれる。また、この地域の海岸には別属の未記載種も生息しているので調べ甲斐がある。
膝関節を鍛えて、砂浜を歩き回ろう。
スズキキイロアブ♂ Atylotus suzukii 2013.6.24 田中川干潟にて
干潟固有のスズキキイロアブ