里山の明るい山道でイカリモンガと出会った。
もっとも、ベニシジミと思って追いかけていたのだが、羽の模様を確かめてベニシジミではないことに気が付いた。
昼間から活動し、翅を閉じて止まるなどの特徴からチョウの仲間と間違えられる。
雄が性ホルモンを出して、メスを呼び寄せる蛾。模様には個体差がある。
幼虫はオシダ科のイノデを食べる。
成虫の出現月は6~9月。8月に羽化したものは越冬するらしい。この時期に姿を見せたこの個体はきっと越冬するのだろう。
イカリモンガ科 イカリモンガ亜科 錨紋蛾
2007.11.4