子どもの頃読んだ平家物語(小学生向け版)は落ちぶれる平家を成り上がっていく源氏が滅ぼす、どちらかと言えば勧善懲悪っぽい物語の印象でした。
今作は、平家一族の一人一人を身親しみやすいキャラクターにしてあり、滅びゆく彼らの悲哀を身近に感じられるようになっていました。日本だけでなく海外(たぶんそっちが主なターゲット)にも受け入れられやすいのではないでしょうか。
前半の重盛の言動が落とす暗い影、後半の維盛や重衡ら次世代のそれぞれの生き様が特に自分には響きました。視聴者代表ともいえる、びわはストーリーの邪魔にならないように後半特に気を遣い出番が絞られていました。彼女が前面に出過ぎない配慮は良かったです。
合戦シーンのアニメーションは簡略化されつつモブもよく動いており、壇ノ浦の海戦の様子は歴史の勉強をしているような気持になりました。当時の船の再現度はすごい(バトル好きなのでつい/爆)。雅な衣装から一転武具に身を包むとまさに「武士」となる雰囲気の差も好き。
最後の4話は本当に駆け足であっという間に終わってしまった感じがします。そこは少しもったいなかったなぁ(ただ描いたとしても源氏メインになるかも)。
今作は、平家一族の一人一人を身親しみやすいキャラクターにしてあり、滅びゆく彼らの悲哀を身近に感じられるようになっていました。日本だけでなく海外(たぶんそっちが主なターゲット)にも受け入れられやすいのではないでしょうか。
前半の重盛の言動が落とす暗い影、後半の維盛や重衡ら次世代のそれぞれの生き様が特に自分には響きました。視聴者代表ともいえる、びわはストーリーの邪魔にならないように後半特に気を遣い出番が絞られていました。彼女が前面に出過ぎない配慮は良かったです。
合戦シーンのアニメーションは簡略化されつつモブもよく動いており、壇ノ浦の海戦の様子は歴史の勉強をしているような気持になりました。当時の船の再現度はすごい(バトル好きなのでつい/爆)。雅な衣装から一転武具に身を包むとまさに「武士」となる雰囲気の差も好き。
最後の4話は本当に駆け足であっという間に終わってしまった感じがします。そこは少しもったいなかったなぁ(ただ描いたとしても源氏メインになるかも)。