たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!FF7リメイク絶賛プレイ中♪

小説3冊読みました。

2021年06月11日 22時11分08秒 | ノベルス
 立て続けにDLして読みました。メンタル低調ゆえ流し読み程度ですが覚書として(汗)

 ・満願
 米澤穂信先生の短編集。以前から読みたいと思っていてようやく手に取りました。長編を普段読むことが多いので短編はすごく新鮮だし不思議と癒し感覚があります。米澤先生の作品だけあり、ミステリーであるのは勿論、結末はどれもほろ苦くて切ないです。特に「夜警」の川藤の異常さが警官に不適合を超えて怖さを感じました。「万灯」での商社社員の企業戦士ぶりに震えたりも。どの作品の登場人物も、ある面では普通の人っぽくまたある面では自分のような凡人には想像も出来ない思考をしていますね。先生のまた他の本も読みたいです。

 ・不時着する流星たち
 読書家のフォロワーさんがTwitterで紹介していたことが読むきっかけ。認知症と思われる男性だったり精神を病んでいると思われる少女や男性、奇妙に見える言動の心の内をファンタジーのように表現していて、自分がメンタルやられてるせいもありとても興味深い内容でした。ただ、過去の偉人などをモチーフにしている点はちょっと引っ掛かりました。特にそういうの無くても良いのになぁ(単に自分に知識無いだけじゃ…汗)

 ・感染捜査
 吉川英梨先生の新作、怖いと聞いていましたが、本当に怖かった…!そしてグロかった…!ゾンビ化するウィルス、本当にあったらと思うと…。コロナ禍にひっかけた部分もあるけど、リアリティ感じて不快にならないように映画的なバトルアクション、エンタメに徹しているところが良かったと思います。テキストの勢いもあり一気に読了。しかし、やっぱりメンタルやられてる身には刺激が強過ぎました…(汗)。
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