光山鉄道管理局・アーカイブス

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JAMのニュースと「鉄道模型のデジタル化」に思うこと

2023-09-07 05:07:46 | 思いつくままに・考察
 最初に

 今回の記事は多分に酒の入った頭で勢いに任せて書いた一文です。
 文章がおかしかったり、思い込みで書いている部分も多分にあると思うので、もし内容でお気に障るところがあったら「酔っぱらいのたわごと」と割り切って頂けると有り難いです(大汗)

 この時期は鉄道模型ホビーの界隈は年に一度の一大イベント「JAM」一色に染まります。

 実を言いますと「今年こそはJAMに行くぞ」という決意を固めていたのですが、昨年を上回る勢いで職場のコロナ禍が進捗してしまっているため今年も行けそうにありません。
 とはいえ、昼間のニュースでJAMを扱ったネタが出ていたりして、テツドウモケイの趣味も一般レベルにそれなりに膾炙しているのは実感します。

 ですがその見出しが「鉄道模型にもデジタル化の波」とあったのには半分びっくり半分は「さもありなん」と感じるものがありました。

 通りすがりのテレビを斜め見した程度の情報量なので幾分見落としがあるとは思いますが、この業界は「コロナ禍の巣ごもり需要を掬い上げたせいで前年比3.8%増の売れ行きを見込んでいる」のだそうで(でも元々の分母がよくわからないですからこの数字にどれくらいの意味があるのかはわかりません)テレビニュースの上では景気のいい業界と見られている様子です。

 で、本題の「デジタル化」ですが同じニュースによると「日本ではテツドウモケイのデジタル化は欧米に比べて20年遅れている」のだそうでこれからの鉄道模型の業界地図がデジタル化で変わるかもしれないという文脈で語られていた模様です。
 (という事は今年は各社の試作品でデジタル関連のそういうアイテムが出品されているという事でしょうか。それにしても「20年」がどういう根拠からきているのかは謎です)
 
 まあ、確かに日本ではそもそもデジタルテツドウモケイの総本山たるメルクリンが普及していませんし、もう一方の雄たるDCCも今の段階では運転形態の一バリエーションという普及レベルに留まります。その意味では20年遅れという言葉は一見すると説得力がある様に見えます。

 ですが今の時点では(少しづつ変わり始めてはいるものの)欧米と日本での鉄道模型の楽しみ方の違いがあまりにも大きい点を見逃すわけにはいきません。レイアウトの普及率でも複雑な運転が手軽にできる環境という面でも彼我の差は依然大きなものがあります。

 そのレイアウトの方も最近はパイクの普及に象徴される「レイアウトの盆栽化」が新たな潮流になっていますから、なおさら「デジタルまで使って運転を楽しむ魅力」を感じにくくさせている感じがあります。

 まして昔からの16番に象徴される「細密造形にプライオリティを置いた車両模型偏重傾向」は50年前とそれほど変わっていない(主役がNゲージやZゲージに変わっただけ)のも却ってデジタル化の魅力を見えにくくさせている気もします。

 今のメーカーにすべての動力車にDCCを標準装備するとか、従来とは全く変わった線路を含む制御システムを構築してデジタルの魅力を感じやすくさせるとかいう方向でもあれば話は別ですが、総体としてのこうした趣味人気質を変革させるところまで行くものかどうか、わたしには正直未知数に感じられてなりません。

 ですが最近メルクリンやホーンビィなどのHOゲージのデジタルシステムをカタログなんかで俯瞰してみると英語やドイツ語がろくに分からないわたしが写真や図版だけさっと斜め見しても、見ていてワクワクするくらい魅力的に感じるのも確かです。

 ですから個人的には鉄道模型のデジタル制御は今後進んでほしいし、そうなる事で「複数の列車を個別に制御することで単純なエンドレスの運転すら楽しくなる」様になる時代が来ることを内心望んでもいます。

 ただ、それがいつになるのやら。

 で、最後に一言
 「今年こそJAMに行きたかったのに!!」
(今回の写真は2019年のJAMからの抜き焼きです)


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