今回はミニカーのはなしですが鉄道模型と関係もない事はないという微妙なはなしです(笑)
先日(例によって)中古モデルを入手した国産名車コレクションの「日野ルノー」
字面だけだと単にメーカー名がふたつ並んでいるだけのように見えますが、これは1956年に日野自動車が発売したルノー4CVのノックダウン車です。
ワーゲンビートルと同様のRRレイアウトでフォルムも何となく似ていますが、サイズはビートルより小さくそれでいて4ドアという利便性が買われ、日野自動車がルノーと提携して生産した車という事です(後に国産化される)
当時の他車に比べて幾分クラシカルなデザインですが嫌味なところがなく、当時の風景によく馴染んでいたのではないでしょうか。
ミニカーはノレヴの1/43スケールでモデルは国産化が進んだ後期型をプロトタイプにしています。
ところでこのルノー4CVですが、鉄道模型絡みでもちょっとした思い出のあるクルマでした。
子供の頃に大枚はたいて購入した鉄道模型本に機芸出版社の「レイアウト全書」というのがあるのですが、その中で「或るレイアウトの1日」と題したレイアウト訪問レポート記事がありました。作中では河村かずふさ氏と山崎喜陽氏がレイアウト内の人物になり切ってあちこちを逍遥するという一種の架空レポートなのですが、その冒頭で二人がレイアウトに乗り入れるのが「TMSのルノー」で、実際にレイアウト内に4CVのミニカーを配置して撮影するという凝り様を見せます。
(機芸出版社「レイアウト全書」170Pより画像引用)
初読の頃は子供の事ゆえ「フランスのクルマを社有車として使うなんてTMSはお金持ちだなあ」とか思っていましたが、その頃は日野からルノーが出ていたなんて知りませんでしたから勘違いも甚だしかったことになります(但し、当時は新車の日野ルノーでも当時のサラリーマンの年収2年分に匹敵するお値段。しかもそれでもクラウンやブルーバードよりも安いのが売りだったそうですから、庶民には高嶺の花だったのには違いありません)
この写真に出てくる4CV のミニカーはHOゲージのレイアウトに乗り入れられるサイズだった様ですが、実際にノレヴから1/87の4CVのミニカーが出ていた様です。
先日(例によって)中古モデルを入手した国産名車コレクションの「日野ルノー」
字面だけだと単にメーカー名がふたつ並んでいるだけのように見えますが、これは1956年に日野自動車が発売したルノー4CVのノックダウン車です。
ワーゲンビートルと同様のRRレイアウトでフォルムも何となく似ていますが、サイズはビートルより小さくそれでいて4ドアという利便性が買われ、日野自動車がルノーと提携して生産した車という事です(後に国産化される)
当時の他車に比べて幾分クラシカルなデザインですが嫌味なところがなく、当時の風景によく馴染んでいたのではないでしょうか。
ミニカーはノレヴの1/43スケールでモデルは国産化が進んだ後期型をプロトタイプにしています。
ところでこのルノー4CVですが、鉄道模型絡みでもちょっとした思い出のあるクルマでした。
子供の頃に大枚はたいて購入した鉄道模型本に機芸出版社の「レイアウト全書」というのがあるのですが、その中で「或るレイアウトの1日」と題したレイアウト訪問レポート記事がありました。作中では河村かずふさ氏と山崎喜陽氏がレイアウト内の人物になり切ってあちこちを逍遥するという一種の架空レポートなのですが、その冒頭で二人がレイアウトに乗り入れるのが「TMSのルノー」で、実際にレイアウト内に4CVのミニカーを配置して撮影するという凝り様を見せます。
(機芸出版社「レイアウト全書」170Pより画像引用)
初読の頃は子供の事ゆえ「フランスのクルマを社有車として使うなんてTMSはお金持ちだなあ」とか思っていましたが、その頃は日野からルノーが出ていたなんて知りませんでしたから勘違いも甚だしかったことになります(但し、当時は新車の日野ルノーでも当時のサラリーマンの年収2年分に匹敵するお値段。しかもそれでもクラウンやブルーバードよりも安いのが売りだったそうですから、庶民には高嶺の花だったのには違いありません)
この写真に出てくる4CV のミニカーはHOゲージのレイアウトに乗り入れられるサイズだった様ですが、実際にノレヴから1/87の4CVのミニカーが出ていた様です。