Magnum Force 1973年 アメリカ映画
監督 テッド・ポスト
主演 クリント・イーストウッド ハル・ホルブルック フェルトン・ペリー ミッチェル・ライアン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
犯人に違いないが、裁判で無実になった男が裁判所を出て弁護士と共に車に乗り込んだ。ギャングの親玉のリッカは裁判所の審判に不満を抱える群衆からなんとか車を発進させた。
しかし、途中で白バイに止められそのまま射殺される。
現場に駆けつけたハリー・キャラハンは、同僚から何のようだと閉め出されてしまう。彼は今、サンフランシスコ警察で出張監視班にいた。
同僚のブリッグスが彼を捜査班から追い出したのだ。
仕方なくその場を去るキャラハン。相棒のアーリーと食事に出掛けそこで事件を嗅ぎつけクビを突っ込むのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
シリーズ第2弾。
今回のサイコキラーは、現在の刑事ドラマではよく出てくるお話のパターン。
これって各国どこにでもあるらしい。
法で裁けなかった連中を~というあれです。(^_^)v
ハリーはまたこや厄介な事件に巻き込まれてしまう。今回も相棒は気の毒だったし。
パターンとして、どうも相棒がシリーズ事に変わって行くらしい。
その原因ってのは・・・。
気の毒だというか、死神なハリーと言いますか。(^◇^;)
警察内では型破りでルールは破るが、基本の法は守る。ハリーのような人間は絶対人間としての一線は守るのだ。
自分達の信念の為だったらどんな人物でも殺す連中とは似ているようでかなり違っている。
そういうハリーと犯人との違いというのも面白かった。
変らずの、ひにくっぽいハリーは好きだったな~。
さあ、次はどんなサイコキラーと対立するのだろうか?
Dirty Harry 1971年 アメリカ映画
監督 ドン・シーゲル
主演 クリント・イーストウッド レニ・サントーニ アンディ・ロビンソン ジョン・ヴァーノン ジョン・ラーチ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
サンフランシスコ警察。殉職警察官記念碑。毎日のように警官が1人死んでいく。
屋上のプールサイドを狙うライフルを構えた男。標的の女性は撃たれて死亡した。
現場に駆けつけたサンフランシスコ警察のハリー・キャラハンは、狙撃場所を探し当てそこで、1枚の犯行予告と脅迫状を発見する。そこに書かれてあった犯人の名は「さそり座の男」。
市に10万ドルを要求してきたのだ。
キャラハンは市長に呼び出され捜査状況を話すように促されるも、捜査はしているが、これといった手がかりがなかった。そこで、彼は金の受け渡しが犯人に近づくチャンスだと思い自分が受け渡し場所へ行きたいと申し出るが待ったがかかってしまう。
仕方なく街へ出たキャラハンだったが強盗と出くわし容赦なく襲撃、逮捕した。
彼は、警察の中でも銃を戸惑いもせずに発砲することから、他の警察官から厄介者扱いされ、“お不潔(ダーティ)ハリー”と呼ばれていた。
本人は気にする素振りはないが、新しい相棒のチコは戸惑うばかりだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、なんとなくこのシリーズを紹介しようと思う。先週はここのルールに従いお休みしたので、サービスとして、1回多めに。(^◇^;)
クリント・イーストウッドの代表作と言われるこのシリーズ。
刑事ものが大好きな自分にとって、映画という感覚ではなく、2時間の刑事ドラマのスペシャル版を見ている感覚に陥ってしまったからだ。
だって、事件を追いながら、違う事件を解決しちゃうって他の映画にあった?そんな所が、ドラマのように感じたのだ。
さらに今で言う、サイコキラーとの対立。
戸惑う事無く、銃を撃ちまくるハリーの姿は、西部劇でも見ている感じに。法よりも力ずくってのが現代に甦った感じで楽しかったし、面白かったのだ。
それに、若かりし頃の彼は、息子にそっくりで格好良かった~。
ハリーの皮肉屋の一匹狼風なのも好感触。
相棒はお気の毒ですけども。
次回を観賞するとある種のパターンが見えてきた。
そこもシリーズものの楽しみかな?とも思えるけどね。