Manolete 2008年 スペイン・イギリス・フランス・アメリカ・ドイツ作品
監督 メノ・メイエス
主演 エイドリアン・ブロディ ペネロペ・クルス フアン・エチャノベ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ベッドで寝ている男。目を覚ますと女がいない。女からは鏡に口紅で「ガキのような抱き方」とのメッセージ。
マノレテは、ルペを殺すと銃を持って行き込んでいくも殺せず帰ってきた。
彼は一流の闘牛士一家だったが、家が破財してしまい出稼ぎに来ていたのだった。天性の能力で人気者へとのし上がり、その彼の前に現れたのが娼婦のルペだった。
1946年.マノレテは大けがを負う。それはルペへの嫉妬からだった。
1947年に復帰し闘牛場へと姿を現した。だが、若手の人気があがっており、彼はベテランとして登場する。
今までの雰囲気とは違う、マノレテ。それは牛も同じだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
遅くなりましたが、今週は何気に観賞していた、エイドリアン・ブロディの出演作品を紹介します。
まずは、この作品。
日本ではまったくなじみがない闘牛ですが、
「生涯500回を超える競技で1590頭もの闘牛と対戦し、自らの芸術を頂点まで極めた。」
という有名な人物だそうで。
寂しげな眼差しと大胆な技で人気を得ていたという実在のマタドール、マヌエル・ロドリゲスさん。
寂しげな眼差しというだけで、彼に似合う役だな~と。
それでは、
マノレテを演じたブロディはと言いますと。
彼女の事を、「マシータ」=ママ!と呼びのはどうかな?とも思いましたが、彼だったので許せる範囲でした。(^◇^;)
本当に子供のようで大人の彼。ラストの「充分生きた!」の一言は自殺っぽくも思えるが。
気になる方は、まあ、観賞してみてくれ。
相手のルペも、魔性の女まんまのペネロペ・クルスで、似合っていた。
今回は、ちょっと頭の良い、分別がつく女性だったけども。(彼女のイメージがあまり良くないので)
それにしても、治療に行くのにも人力とは!
彼の元へ行けないルペがちょっと切なかったけどね。