Trugschluss 2013年 ドイツ作品
監督 マーティン・カブロンスキー
出演 トーベン・カストゥンス カタリン・ボーン マーク・=グラシアン・イアンクー ゲルハルト・モーア
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スーツ姿の男性が誰かに追われ、街中を必死に走っている。
カワイイ子供と美しい妻レベッカを持つ夫のダーヴィット。
レベッカは、弁護士の夫が毎日忙しく夜遅くに帰って来る事をねぎらい、今朝は会社まで送って行く事にした。
会社の前で、妻が帰るのを確認すると、ダーヴィットは、違う場所へと急ぐ。そこは、ホテルの1室。
彼はハインという名で高級男娼をしていたのだ。今日も一人相手をして、その場を去るダーヴィット。
そんなある日。
新しい客が付いたと、マネージャーから連絡を貰う。
待ち合わせの場所にいたのは、なんと男性だった。どんなに金を積まれても男とはしたくない彼。その場で断るが、その男性の妻が政治家だと言うことを知りある考えが浮かぶ。夫が同性愛者だというスキャンダルを撮り高額をせしめようというのだ。
早速、彼との情事をセッティングし、ベッドインまで出来なかったが、証拠の写真は撮影出来た。
だが、写真を送り付けた途端、撮影をしてくれた男が殺されるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
きゃ~!!ジゴロも納得のいい男、ダーヴィット!!背が高いし、知的だし、声も素敵~。(*^-^*)
この俳優さんトーベン・カストゥンスって、
どなた~と調べたら、そんなに出演作品がなかった。(-_-;)
というか、主役はこれが始めてらしい。まだ駆け出し?追いかけるにも追いかけられないので、断念。
ところで、
「ソウル・キッチン」の何処に居た?こんないい男は何処にも見当たらなかったよ。(~_~;)
エロティック・サスペンスの分類らしいが、どこが?と言いたい。
ジゴロが巻き込まれる話で思いつくのが、リチャード・ギア主演の「アメリカン・ジゴロ」だけども。この時は、殺人犯にされそうになったが、この物語はそんな単純なもんじゃない。
どちらかと言えば、ちょっと大げさだけど、政治の闇の世界を浮き彫りにしているという感じ。
前半、弁護士の割には、そんなそぶりが見られないと思ったら、後半にかけていろいろ彼の事情も分かってくるし、彼の逆襲ぶりも驚かされる。
いや~ハラハラしたなあ。そんなに強気に出て大丈夫かよ~と。
まあ、しかし、高級ともなると、顧客に凄いご婦人が付くのね。(~_~;)
ついでに、女性はおしゃべりで、情報通だから、その点は納得だったなあ。
とはいえ、
現代でも成り立つ商売なのかと、びっくりだった。ついでに、そうかあ、そっちもねえ~と。
ラストは、ドイツなので、すんなりあっさり、さっぱり、とはエンディングを迎えない。
その代わり、淡い期待は持てる。
こういうドイツ産のサスペンスものも大歓迎。
もっと来て欲しいなあ。