
United 2011年 イギリス作品
監督 ジェームズ・ストロング
出演 デヴィッド・テナント ジャック・オコンネル ダグレイ・スコット サム・クラフリン ディーン・アンドリュース
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
雪の上に点々と血が落ちている。たどっていくと、トランプや本、そして飛行機の座席ごと乗客が放り出されてあり、その中の1人が目を覚ます。
2年前、1956年。
バスビー監督のもとサッカーチームのマンチェスター・ユナイテッドは人材にも恵まれ国内リーグを勝ち進んでいた。
そんなチームの中で3年もレギュラーを目指しコツコツとがんばっている選手ボビーがいた。やがてチャンスは巡り彼が初出場したときゴールを決めそのままレギュラーの座を獲得した。
一方、監督は、国内だけでなくヨーロッパにもこの実力を見せたいとしチャンピオンズリーグの出場を上層部に申し出た。だが、国内リーグの日程の変更は出来ないと言われてしまい監督はチャーター機を手配して出場する事に決めた。
チャンピオンズリーグでも順調に勝ち進み1958年2月6日。
帰国の途中で立ち寄った西ドイツ、ミュンヘン空港で足止めをされてしまう。2度の離陸に失敗し機体を点検していたのだ。
やっとの事で選手達は飛行機に搭乗し離陸するも大惨事は起こってしまう。
事故現場で意識を取り戻したボビーは、戸惑うばかりで何も出来ずに立ち尽くすばかりだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
最初の観賞目的は、ドクター・フーの、デヴィッド・テナントだった。
なので、一番始めの感想には、サム・クラフリン=スノーホワイトの王子としか書いてなかったのだ。(^◇^;)
改めて観賞すると、出演シーンが以外と多く、以外と重要人物だった。
物語の前半は、あらすじに書いた通り、ボビーのスポ根物語になっている。
そこは、なんの変わりもない普通の展開だったが、事故後からは素晴らしく泣けてくるのだ。
やっぱりコーチ、ジミー役のテナントが上手い!
エースは死にそう、監督は重傷、元気な選手は心に傷を負っている。
それでも「このチームに命を捧げてくれた選手にチームの存続が彼らへのお返しだ!」として一から人材を集め試合が出来るように立て直すのだ。
ボランティアさん達の努力もあるんだけど、もう凄い素晴らしいの一言だった。
それでは、
今週の目的のクラフリンはと言いますと。死にそうなエース、ダンカン・エドワードだった。
彼はチームのエースとして大活躍。そして、ボビーの友人で彼がレギュラーになれることを信じてくれていた1人だった。
良い奴だったのに~。
事故後すぐに死んじゃうかと思ったらなんとかがんばってくれていた。
病床で「次の試合はいつだ」とボビーに聞いていたのが涙ものだったよ~。(>_<)
これは実話で「ミュンヘンの悲劇」としてマンチェスター・ユナイテッドで「バンビー・ヘイビス」と呼ばれた選手の物語だそうだ。(ウィキペディアより)
日本では劇場公開されたが、実はTVのスペシャル版。
なので、こういう物語構成だったのかあ~と納得ものでした。