マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

2023-06-30 23:48:41 | 好きな俳優 ハリソン・フォード

Indian Jones and the Dial of Destiny  2023年 アメリカ作品 公開中   

監督 ジェームズ・マンゴールド
制作総指揮 ジョージ・ルーカス スティーブン・スピルバーグ 
主演 ハリソン・フォード マッツ・ミケルセン フィービー・ウォーラー=ブリッジ アントニオ・バンデラ ジョン・リス=デイヴィス トビー・ジョーンズ トーマス・クレッチマン カレン・アレン 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1944年。
ナチスが奪い集めた美術品を輸送する列車の中に変装したヘンリー・ジョーンズ・Jr(インディ・ジョーンズ)の姿があった。
ロンギヌスの槍を巡りナチスの科学者ユルゲン・フォラーと対立した彼は、それが偽物だと分かると、囚われた親友バジル・ショーを助け出しなんとかその列車から逃げ延びたのだった。
1969年。
最後の教壇にたったインディは、サプライズで定年をお祝いされても嬉しくはなかった。
そこへ、親友バジルの娘ヘレナ・ショーが彼の元へやって来る。ヘレナの名付け親でもあったインディは、彼女が「運命のダイヤル」を探している事に戸惑った。
何故なら、バジルから何度も破壊すべきだと指摘された品物だったからだ。
インディが、そのダイヤルをヘレナに見せると、彼女は持ち去ってしまった。
それをオークションにかけると知ったインディは、ヘレナを追って、久しぶりにアメリカの地から旅立つのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
迷ったけれど、せっかく観れたので、掲載することに。
ネタバレしないように掲載しますが、出来れば観てからがよいかも。

ちょっと、長文です。

最新で最後のインディ。
買ったパンフにも掲載してあったが、今までのわくわくの冒険活劇ではなく、インディの今までとこれからが描かれたようでした。
ラスト近くで、涙がこぼれちゃったし。
あの時、戻って来てくれて本当に良かったよ~。(T_T) 

かつて、
教壇に立てば、女生徒にキャーキャー騒がれていたジョーンズ博士は、今では、居眠りの子守歌。
私生活だって、パンツ一丁で老体をこれでもかとさらしておりました。
あの秘宝を見つけに意気込んでいた彼はどこへやら。
それでも、ヘレナが現れて、目的が出来ればかつてのインディが甦り・・・。

お約束のヘビに昆虫に、チェイスも健在。
題名がダイヤルと分かってから、きっとこんなお話だろうなぁ~とは予測がついていましたが。
過去の4作品のオマージュ的な構図も目白押しで、終わればすっごく面白かったのでした。

それでは、最新で最後のインディを演じたフォード氏はと言いますと。
インディの茶目っ気も残しながら、がむしゃらインディから、どうにかインディになってました。歳には逆らえないけれど、とにかくがんばってた!
インディが愚痴りながら、からくりを見破るシーンは、クスクス笑えたし。

オープニングの敵役クレッチマンは、ドイツ語&英語でしたが、あっぱれなナチ姿!
今回のライバルのマッツもいつもながらの意地悪な悪人で知的でした。
が、
バンデラスの登場が遅いこと!やっとと思いきやのあの扱いは、ちょっと悲しすぎですぜ。(>_<) 

シリーズから数年経っての作品なので、過去作品を観なくても充分楽しいですが、出来れば全部見直して行く事をお薦めします。
が、
見終わってから改めて過去作品見直しても良いかも知れません。(どっち!)

最後に、
かつてはハリソン・フォードの定番な役柄だったヒーロー像、時代と年齢と共に、卒業ですね。
寂しいようですが、これからの役に期待してます。
頑固オヤジではない、他の役柄に会える事を。 

ありがとう!インディ。


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