
Children of a Lesser God 1986年 アメリカ作品
監督 ランダ・ヘインズ
原作 マーク・メドフ 「小さき神の子ら」
出演 ウィリアム・ハート マーリー・マトリン パイパー・ローリー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
小さな港街にきた教師のジェームズ・リーズは、ろうあの学校に赴任した。
ある日、食堂で働いているサラ・ノーマンを見掛け興味を抱いた。彼女の話している手話が面白かったのだ。
何かと彼女に話しかけるジェームズだったが、サラは殆ど気にとめない様子。
そこで、ジェームズは、彼の母親に会いに行き、彼女の経緯を聞いた。
そして、再び彼女に話しかけると、サラは、彼が、同情や興味本位で聞いているのだと思い、姉が自分を利用し、男友達に体を与えていたと告白した。
ジェームズは、ショックを受けるも、彼女を本気で愛しているのだと自覚し、告白する。
サラもその愛に答え、同棲も始めた。
しかし、彼が、彼の中の理想の女性に自分を仕立て上げようとしていると気がつき、腹を立てたサラは家を出て行ってしまうのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年の3月にウィリアム・ハートの悲報を聞き、今年のアカデミー作品の「コーダ あいのうた」に、マーリー・マトリンが出演していると聞いて、再観賞した作品。
初見は何で鑑賞したのか覚えていないが、きっとレンタルだったんだと思う。その頃は映画雑誌に掲載される作品で、特にアカデミー受賞作品は、出来るだけ鑑賞していたから。
ラブストーリーもさることながら、ウィリアム・ハートが演じるジェームズの、サラを見つめる眼差しがすっごく素敵に見えたのだと思う。
そして、そのサラ=マーリー・マトリンが演じる彼女が、自分をしっかり持った素敵な女性に見えたのだと思う。
なので、好きな作品という印象がず~と自分の中に残っていた。
その割には、何回も鑑賞はしてないのだけど。(~_~;)
今観ても、互いを尊重する愛し方が気に入った。そして、しゃべれない彼女が必死に声を出すシーンも切なくて好きになった。
有名なのはプールのシーン。
記憶にも少しは残っていたし、今観ても、綺麗な演出シーンなんだよね。
当時の2人は役のまんま同棲していたと記憶している。さらに、彼女が本当に声が出せなかったと聞いて驚いた事も思い出した。
そして、彼女は、この作品だけだと思い込んでいたので、今年になってあれから女優さんを続けていた事に感激したのだ。
なので、早くアカデミー作品も観たい。
フランス映画の「エール!」は鑑賞済み。
なので、早くアメリカ版と比べて観たいなあ。大人になった彼女にも再会したいからね。