Die Another Day 2002年 イギリス・アメリカ作品
監督 リー・タマホリ
主演 ピアース・ブロスナン ハル・ベリー トビー・スティーブンス リック・ユーン ロザムンド・パイク ジュディ・デンチ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
北朝鮮、パクチョン海岸。ジェームズ・ボンドは仲間の二人と共に、海からの進入に成功する。そして、取引相手のビョーグとすり替わり、ムーン大佐のいる、非武装地帯へと向かった。だが、正体がばれてしまい、監禁されてしまう。
そして、14ヶ月後。
北朝鮮側のザオとの交換条件でボンドはやっと自由の身となった。
だが、Mは彼が拷問によって口を割った結果、米国のスパイが殺されたと思い込んでいた。その為に、殺しのライセンスを剥奪されてしまう。
しかし、ボンドには身に覚えがない事だった。そこで、真実を突き止めようと単独でザオの行方を追い始める。
そして、キューバへと向かったボンドは、一人の女性ジンクスと出会うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
40周年の記念作品でありピアース・ボンドのラスト作品。
なかなか、面白かったぞ。
というのも、
記念作品だけあり、過去作品へのオマージュというか、思い出させてくれるうれしいシーンがたくさんあったからだ。
いや~歴代を見といてよかったよ。
マニアックなおもしろさがあるとないとではちょっと楽しさが違うからね。
今回はなんたって、ハル・ベリー=ジンクスの活躍だろう。
なにせ、海岸から登場するシーンは、まさしく、歴代の中で一番セクシーとされるボンドガールの登場と同じだったからだ。
うわ~とうれしくなったのは言うまでもない。
それと、あの車。
透明になるなんてすごい!と思ったら、昨日TV番組でもそれに近い車があると紹介されていた。
いや~ボンドってやっぱ最先端行ってるよなあ。
特撮は申し訳ないが、現在見てしまうと丸わかりになってしまっていた。
CG技術もいいけれど、実は年月が経過するとアラがわかってしまうのがちょっと残念なところなのだ。
その点、CGがなかった時代の工夫しての特撮技術はあまりわからないから残念なことはないんだけども。
何気に主題歌を歌っていたマドンナが登場していた。おいしすぎる役どころだった。
そして、もう一人のボンドガール、フロスト。
演じるロザムンド・パイクがどこかで?と思ったら、先日観賞した「タイタンの逆襲」に出演している女優さんだった。
あ~だから、なんか剣持って戦う姿が様になっていたのかあ~と納得だった。(いや、作品前後してますけども)
さあ、これで007シリーズを制覇したわけだが、
やっぱり個人的には、ダニエル・ボンドが好みで、次はショーン・ボンドだと確信した。
そして、
最新作「007/スカイフォール」はなるべく全作品見直してから行くことをお薦めしたいと。
50周年記念作品だけあって、この作品同様、歴代のボンドを少しかじってないとクスっと笑えないところがあるからだ。
そんなマニアックな笑いは入らないという方は、無視しても差し支えはないけども。( ̄。 ̄;)
なぜここまで007シリーズが愛されて来たかは十分にわかった。
そして、
これからも時代を反映しながら、ボンドが活躍してくれること祈るばかりである。