マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ラヴェンダーの咲く庭で」

2006-07-15 13:35:41 | イギリス映画&ドラマ

Ladies in Lavender  2004年 イギリス作品

監督 チャールズ・ダンス

主演 ジュディ・デンチ マギー・スミス ダニエル・ブリュール

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1936年。アーシュラーとジャネットの老姉妹は静かに島で生活していた。
嵐が去った朝、いつものように外を見ると海岸に一人の青年が倒れているのを発見する。医者を呼び彼を看病する二人。ほどなく彼は意識を取り戻したが、自分達の言葉が分らない様子だった。
実は彼はドイツ語しか話せずにいた。アーシュラーは片言のドイツ語で話しかけてみた。
すると、彼はアンドレアという名前のポーランド人だと答えてきたのだった。


勝手な感想(自分の思い込み多々)
なんとなくの流れで、ダニエル君出演の映画を。(笑)

とっても可愛らしいお話だ。
なんたって、このベテラン女優二人の名演技!!見ていてこちらまで胸のときめきを感じるようだった。若いときの初恋のような、ちょっと甘い香りのする雰囲気というか。

ダニエル君がこれまた、好感がもてる素直な青年で、やけに彼に合っていた。ドイツ語しかしゃべれないのも魅力的だったよ。

このアンドレアが彼の役。
実は、彼は才能豊かなバイオリニストという役柄。なので、ちらっと弾いてくれてるが、うま~くごまかしているような感じを受けた。(もし本当に弾いてたらごめんなさい)

ジュディが演じたジャネットが、ものすごく可愛らしく見えてくるのだ。

あ~いくつになってもこんな可愛らしい人でありたいなあと思った。
ラストがイギリス映画らしくってすっごく好きなんだけど、なんとなく切ないなあ~とも感じた。そうするしかなかったんだけどさあ。

それよりも。アンドレアの事にちょっかいを出すドイツ人だという女性。
ただ普通に彼の為だと思うのだが、なんとなくムカついた。というか、憎らしく思えてしまった。普通考えれば老婆よりも若い姉ちゃんがいいというのは分るのだが、気がつくとジャネット達といっしょになって彼女を睨んでたもんな~自分。(笑)

精神的にめいいっぱい落ち込んでいる時にみたので、泣きながらの鑑賞だった。
泣くような場面はないが、人とは違う所で泣くので泣いた場面は内緒にしておこう。(苦笑)

やさしい気持ちになれる作品なので、よかったら見てほしいなあ。
王子様的存在のダニエル君も必見ですぞ。(爆)


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