マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ミス・ポター」

2009-09-02 12:30:11 | 2000~2010年代 映画

Miss Potter (ミス・ポター)2006 年 アメリカ作品



監督 クリス・ヌーナン
主演 レネ-・ゼルウィガー ユアン・マクレガー エミリー・マトソン バーバラ・フリン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
田舎に住む一人の女性。彼女は今日も片手にスケッチブックを持ち、絵を描いていた。
1902年のロンドン。
34歳で未だに独身のビアトリクス・ポターは、ウォーン出版社を訪れ、自分が作りだし、今では親友のような存在の「ピーター・ラビット」の絵本を作って欲しいと頼みに来ていた。半ばあきらめていた彼女だったが、思いも掛けず採用され、彼らの末の弟ノーマンが担当になった。初めは新人の彼に不安を感じていた彼女だったが、ノーマンの賢明な働きと、素晴しいアイディアでだんだんと彼に信頼をおくようになっていった。そして、その感情はのちに愛に発展。ノーマンからプロポーズされたビアトリクスは、結婚を決意するも、今度は両親に猛反対されるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
映画「恋は邪魔者」以来の共演の二人。
なんとなく、しっくり見えたのは、そのせいもあるのかな?と思えたのだった。

実は個人的には苦手な女優ゼルウィガー。
彼女のあの独特の甘ったらい話し方がどうしても受け入れられないのだ。
だが、今回は、そんな感じが逆に上手く転じたように思えた。
自己の世界に没頭し、絵を描き続けていた純粋な女性というイメージが合っているように思えたからだ。
元来、「ピーター・ラビット」がどうも好きじゃない自分なので、特別な思い入れもないというのが良かったのかもしれないが。
可愛いのにどうして?と思われる方が多いかもしれないが、あまりにも「ウサギ、ウサギ」していてダメなのだ。
どちらかと言うと、同じウサギでも「ミッフィ」の方が好きなのだ。そういえば分かってもらえるかな?(爆)

それでは、目的のユアンはといいますと。彼女の担当になる、ウォーン兄弟の末の弟ノーマンだった。
親のスネをかじっているような、やさしい感じのぼんぼん。兄貴達からは、やさしすぎて、母親の面倒を押しつけられているのだが、そんな感じさえ上手くこなしているような感じの男だった。
やさしくて~という紳士的な感じは、すっごく合っているように思えた。ユアンじゃなくっちゃ出ない雰囲気だったかなと。
時代物のユアンは、やっぱりいい感じ。似合うんだよねえ、衣裳とかもさ。
嬉しい事に、久しぶりに歌を披露。
あれは、良かったぞ。
だけど、いい人ほど悲劇でねえ・・・。
今回も最後まで、出演してくれなかったなあ。(ネタバレして、すみません)

映画を見ていて、一番いいなあと思ったのは、ノーマンの変わった姉ちゃんミリー演じるマトソン。
最近見る度に時代物しか彼女と出会えないが、今回はすっごくいい感じのキャラで好感が持てた。ビアトリクスを恨むのではなく、自分を責めて、そして、彼女の永遠の親友になる、そんな彼女がすっごく素敵に見えたのだった。
そして、弁護士のウィリアムも素敵に見えた。
あの時の彼だなんて分かった時は、スッゴクほんわかな気分になって、「良かったねえ、ビアトリクス」と思えたのだった。

最新作の「天使と悪魔」はどうなんだろう?
ず~と気にはなっているのだが、いきなりこれだけ見ても大丈夫かな?
不安でまだ、見るのを決意してないんだけどね。(苦笑) 


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