マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「愛の奴隷」

2010-06-16 09:30:52 | 好きな俳優 アントニオ・バンデラス

Of Love and Shadows 1994年 アメリカ・アルゼンチン・スペイン作品

監督 ベティ・カブラン
出演 アントニオ・バンデラス ジェニファー・コネリー ステファン・サンドレッリ カミロ・ガラルド

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1973年、チリ。軍事独裁政権により全土へ恒久非常事態宣言が出されていた。
そんな中、老人施設を経営している母を持つメアリーは、一人のカメラマンと出会う。彼女の記事が素晴しいので是非記事と共に自分の写真を掲載してくれと頼みに来たのだ。彼の名はレアル。本業は精神科医だが、食べていけないのでカメラマンをしているのだと言う。
ある日、メアリーは、レアルと共にある村を訪ねた。奇跡を起こすとされる女性を取材に行ったのだ。だが、その数日後、彼女は何ものかに連れ去られ、軍にいた彼女の兄も行方不明になってしまう。
いったい、彼らに何が起こったというのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
邦題からして、男女のどろどろ劇かと思ったら、まったく違う政治うんぬんのお話だった。
びっくりしたが、久々に良い映画を鑑賞した気分になった。
バンデラスの作品選びは上手いよな。(近年はあまりよくないけど)

ネタバレになってしまうが・・・。(^◇^;)
こういう独裁政権には、必ず悪影響を及ぼすものを捕まえるという組織がいる。
日本の戦時中もそうだったし、ドイツ作品の中にもいくたびか登場する。
やることは国が違えども同じなんだなあ~と感じてしまった。
そうなると、同じようにそれに立ち向かう人々もいる訳で・・・。

ここまで話すと内容が分かり切ってしまうかな?

それでは、
目的のバンデラスはと言いますと。カメラマンのレアルが彼の役。
スペインからこの地に来たという設定なので、流暢な英語ではない。

また、それがいい感じでなんとも自分は好きだったなあ。
バイクに乗ってくれたり、カメラの構え具合はむっちゃ素敵だった。

そして、無償に安心してみてられたのだった。
やっぱり、かっこいいぞ!バンデラス。

すっごく久々に見た、ジェニファー・コネリー。

大人になったなあ~なんて、月日を感じたが。(80年代の映画の印象が強いので)

この中で、メアリーの婚約者が登場するのだが、その彼がすっごく良い人物だった。
いるんだよねえ、こういう人物。
もったいなかったなあ。(意味深・・・)

作品の内容はこういう題材を軸にするとあるパターンがあり、その典型的とも言われるものだった。
だが、久々に鑑賞したので、とっても新鮮に感じた。
時には、こういう作品も鑑賞すべきだなあ~と思ってしまった。

でもねえ、
邦題と内容は一致するようなのをつけようよ。
若い時のバンデラスでこの邦題だと誤解してしまうのだ。
というか、誤解したのは自分だけ?(@_@)

コメント (2)
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