マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ある日どこかで」

2007-06-27 06:27:49 | 1980~1990年代 映画

Somewhere in Time (ある日どこかで) 1980年 アメリカ作品



監督 ジュノー・シュウォーク
出演 クリストファー・リーヴ ジェーン・シーモア スーザン・フレンチ クリストファー・プラマー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1972年、5月、ミルフィード大学。脚本家志望のリチャードは、自分の書いた舞台が大成功を収め、仲間と喜びを分かち合っていた。そこへ、一人の老婆が彼に近づき、懐中時計をそっと手渡しながら「帰ってきて」と囁き、その場を去るのだった。それから、8年後。シカゴで脚本の仕事をしていた彼だったが、仕事に息詰り、大学近くのホテルへ気分転換に宿泊する。そこに飾られていたエリーズという名の女優の写真に心奪われるリチャード。後に写真の彼女はあの時の老婆だった事を知るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
友人が貸してくれたビデオの中に、この作品があった。
クリストファー・リーヴが死んでしまったという事を話題にしたから、友人が入れてくれたのだと思う。
何気なしに見たこの映画に、どっぷり浸かってしまったich。
こんなにも切ないいい映画だったとは知らなかった。
貸してくれた友人に感謝!!

リチャードは、時空を超えて彼女に会いに行くのだ。あの老婆が彼女だったと気がついた時には、もうこの世にいない存在になってしまっていたから。

時空を超えた恋愛ものを多々見てきたが、これは本当にファンタジーというか、切ない感じがとてもいい。
個人的に好きな話の展開のラブストリーだったからかもしれない。

実は、この映画のリーヴを見て、「スーパーマン」も見ようと決心したのだ。
彼のイメージが演技派では無かったので、お飾りだけのスーパーマンを見てもどうかなあと誤解していたのだ。
リチャードを演じたリーヴが、こんなにも繊細な演技が出来る人だとは!と驚いたのだ。
時空を超えるまでが長いが、そこをクリアーすれば、すっごくいい。
適役と言うべきか、彼女との仲を邪魔するプラマーも良い感じ。
さらに、相手の女優さんがすっごく綺麗で、昔の大女優的な雰囲気がすっごくマッチしていて、
もう、どこをどう切り抜いてもお気に入りなのだ。

ラストもどうするんだろう?とドキドキしてみた。
そして、ずっと待ち続けていたエリーズの気持ちを考えるとさらに切なくなった。

恋愛ものに抵抗を感じない人だったら、一見の価値はある作品だ。
良かったら、是非、皆さんにみてほしいなあ。

コメント (2)
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