マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ドーベルマン」

2006-08-24 09:32:04 | フランス映画&ドラマ

Le Dobermann  2002年 フランス作品

監督 ヤン・クーネン
主演 ヴァンサン・カッセル モニカ・ベルッチ チェッキー・カリョ ロマン・デュリス 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ドーベルマンことヤンは、仲間を集め銀行を襲う計画を立てていた。一方警察もそんな彼らの動きを敏感に察知して様子を窺っていた。今度はどんな手段を使ってまでも逮捕するとクリスチー二刑事は息巻いていた。そして、その日が来た。ヤンは見事にカネを奪った。しかし、仲間の一人ドラッククイーンのソニアがクリスチー二刑事に捕まってしまった。家族を殺されたくなければ仲間を裏切れと。そして、仲間が集まるバーへクリスチー二刑事を案内してしまうソニアだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
レンタル屋の棚にいつも並んでいたのでDVDの表紙だけは眺めていたこの作品。
てっきり、表紙のヴァンサン・カッセルを金城武だと思い込んでいたich。なので、香港映画だと思っていたのだ。(笑)
今回デュリス君の出演作品を調べてやっとこフランス映画だと分った。
そうでなかったらずっと見なかったかも?(苦笑)

鑑賞してみるとあれまあ、なんとなく見かけた方々がたくさん居るではないですか。
ヴァンサン・カッセルや(ジャン・レノが出演した映画「クリムゾン・リバー」の相方)、モニカ・ベルッチや(マット・デイモンが出演した「ブラザーズ・グリム」の魔女)、チェッキー・カリョ(ジェット・リーが主演した「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の刑事)。
カッセルとモニカは何本も共演しているんだ~と思ったらご夫婦だったのね。今回やっと知ったよ。
まあ、相変わらずカリョ殿は出てくると画面がしまるよなあ。緊迫感漂うというか、こいつ絶対なんかしてくれるよ、という雰囲気が窺えちゃうのだ。今回も期待通り?なんかしてくれてたし。

さて、この辺で目的のデュリス君。
マニュという役で、モニカ嬢の双子の兄でした。可愛い妹と言って抱きついていましたから。
しかし、無理あるだろそれ!(笑)
それに、かなりの頭がいかれた若造でもあった。笑ったね。こういう仲間ものにはつきものの典型的なちょっとズレ気味のキャラなんだもの。まあ、薬でいっちゃってるって感じではあるが。

銀行襲撃でどこにいるんだ?と探したら頭上からライフル銃で一発!警官の額を打ち抜いていました。まあ、腕だけは凄い奴ってことでしょう。そういえば、誰かが「なんであんな連中と組んでるんだ」と問われた時に「腕は確かだから」という答えが返って来てたっけ。(笑)
でも、悲しいかなラストがあんなになるなんて。やっぱ脇の脇だったんだね。
とはいえ、ラストもそんなキャラのそんなラストでしたが、路上で用足しはやめようよ!(爆)

フレンチ・バイオレンスアクションなので、自分としてはちょっと気持ち悪かった。
というか、最近この手の映画を久しく見ていなかったから、免疫が薄れていたのかもしれない。カリョ殿の最期の姿にちょっと固まってしまったから。

なんとなく、フレンチ・アクションがイマイチだと言われる感じが分らなくもないなという印象が残った作品でもあった。 (辛口!?)

コメント
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