2010年秋アニメ第1話の感想文その12

2010-10-30 13:23:54 | 2010年秋アニメ関連

 あまり目立っていませんがこの作品も今期の新作です。というわけで今回は「夢色パティシエールSP(スペシャル)プロフェッショナル」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Patisie Patisie1 「夢色パティシエールSP(スペシャル)プロフェッショナル」…りぼんで連載されている松本夏美の漫画「夢色パティシエール」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はスタジオ雲雀です。

1期のラストでは確かパリでの決戦が終わり、2期ではついに2年のパリ留学が終了して主人公のいちごが日本に帰ってきて高校生になっていました。しかしチームいちごのメンバーがそれぞれ自分の夢のために違う道を選んでいったため、いちごは取り残されたような形になり、そんな中高等部Aグループのジョニーが制作したスイーツをいちごが食べた瞬間…!

Patisie2 Patisie3 「荒々しいけど、その心は優しさに満ちている…まるで西部のカウボーイみたいに!」

こ、この展開はまたもや味皇の再来!やはりスイーツを食べた瞬間にいちごが別世界に行ってしまうこの演出は夢色パティシエールには欠かせません。

その後はアンリ先生のプロジェクトとやらでショッピングモールのマリーズ・ガーデンでの店舗経営をいちごやジョニー達で行うという展開になり、作品のタイトルがプロフェッショナルになっていた理由がなんとなく分かりました。1期は学校での成長といったかんじでしたが2期は店を経営しながらの成長という本格的な展開のようでこれはこれで面白そうな予感でした。

総評

Patisie4 1話の全体的な感想としては、2期ではいよいよプロフェッショナルとして活動するようで学生だった頃とはひと味違う展開になり普通に面白い作品になりそうです。作品としても安定しているしスイーツも相変わらず良く出来ていました。ただ残念なのはオープニングで、1期のオープニングは耳に残る曲だったのに対し2期は普通になってしまったのが少々惜しかったです。

個人的評価としては、子供向け作品なので別にあざとい演出とかも無かったし純粋にスイーツ制作アニメとして良く出来ているので個人的には視聴継続のBランクです。ここ数年料理アニメはほとんど存在していないのでこの作品にはこれからも頑張って欲しいですね。


久々に心が震えた3

2010-10-28 12:16:49 | 2010年秋アニメ関連

Kaminomizosiru9 Kaminomizosiru10 エロゲ、ギャルゲーをプレイした者なら「あるあるw」という展開に加え伊藤かな恵演じるエルシィが予想以上にツボにはまっていて2010年秋アニメ屈指のダークホースと化している「神のみぞ知るセカイ」ですが、今週の話はエロゲーを多少知っている人ならば非常に感慨深い話でした。

今週は伝説のバグゲーとも呼ばれているゲームを攻略する回で駆け魂集めは絡んでいませんでしたが、原作1話分を30分アニメで放映したのにグダグダしない展開だったのは見事。少々オリジナルな演出もありましたがアニメでバグによる無限ループをうまく演出していたと思います。原作と違いエロゲーの「臭作」がおっさん役で出ていたのも憎い演出でした。しかも最後はバグゲーの特殊エンディング!ラストシーンのwikiのところもちゃんと描かれていて非常に面白かったです。

Kaminomizosiru11 Kaminomizosiru12 そしてこの回で最も深いところは脚本家と制作協力で、脚本はかつてのエロゲーの名作「痕」「To Heart」のシナリオを書いた高橋龍也に制作協力はその高橋龍也が在籍していたLeaf、エンドカードはみつみ美里とエロゲーを多少知っている人なら思わずピンときてしまうキャスティングでした。バグゲーのヒロインの声が桜井智だったのも見逃せません。

 しかしこれほどのバグゲー、実際にあるのかよと思ってしまいますが過去にかなり近いレベルが存在していたそうです。修正パッチが4GBもあったnice boatや、アンインストールするとハードディスクまで初期化してしまうエロゲもあったそうだしエロゲーの世界も実に深い。


久々のゲーム購入

2010-10-27 11:56:43 | アニメ・コミック・ゲーム

 久々でしたがなんとなくスクエニの「ロード オブ アルカナ」を発売日に買っていました。

 原作となるカードゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン」の世界観で原作の主人公2人が使い魔として使っていたモンスター達と戦うアクションゲームで、原作の世界観は結構好きだったし女性主人公のリシアがエロカッコイイキャラだったので個人的にちょっと期待して買ってみたんですが…いざプレイしてみると恐ろしいほど原作と違いすぎて驚愕しました。

 世界観というか見た目は良かったですが、明らかにモンスターハンターシリーズの二番煎じという印象しか受けませんでした。なにしろモンハンと同じ操作をすると大体同じ感じで動けます。特定のボタン操作をすると敵に大ダメージを与えられるシステムは良かったかもしれませんが、その間敵はまったく動かなくなるので敵のひるむ行動とかを計算して戦うモンハンと違い戦略みたいなものはほとんど無くかなり単調でした。しかもそれやらないと敵にとどめ指せないし…。

 そしてなんといっても致命的だったのはキャラクターで、恐ろしいほどにキャラクターのモデリングがお粗末でした。頭身もおかしかったし正直スクエニ作品とは思えないほどのレベルで失望。プレイして30分で飽きて次の日売ってしまいました。

 後日amazonのレビュー見たらオール★1つだったので買う前にこっち見とけば良かったかなと軽く後悔。まぁ4000円で売れたし差額は授業料だと思っておくことにします。でもファミ通のレビューだとオール8で殿堂入りゴールドなんですよね。正直信じられません。

Psp その後「けいおん! 放課後ライブ!!」を今さらながら買ってみたんですが、こちらは予想以上に面白い!amazonのレビューでは「キャラゲーとしては上出来」といった感じのまずまずの評価でしたが、プレイしてみると音ゲーとしても出来は良かったです。ちゃんとキャラクターの担当楽器別で押すボタンの組み合わせが分かれているのが好印象。例えばキーボードのムギのパートでは同時押しや長押しが多いですがドラムの律パートでは長押しが全く無い代わりにリズムを刻む部分が非常に多いです。

 キャラクターの衣装着せ替えもアニメ版の衣装が使われてるし、アニメ版を見ていれば懐かしさを覚えるところも多かったです。難易度もアイテム使えばある程度調整可能だし難しい曲も慣れればやり応えあるし個人的には大満足です。ただ梓パートは難しい!

 キャラソンも含め1期の楽曲全てが入っていたため知らない楽曲も多かったので思わずCD買ってしまいそうです。

 ゲームも17万本売れたみたいだしこれは確実に続編出そうですね。過去に音ゲー出しているSEGAだからこそゲーム部分も良く出来ていたのかもしれません。これだけ面白いなら初音ミクの音ゲーも買っておけば良かったです。


2010年秋アニメ第1話の感想文その11

2010-10-26 09:38:15 | 2010年秋アニメ関連

 秋の新作アニメも出そろってきたところでまだまだ続きます。今回はTBSアニメ枠の新作でボーイズラブもの「咎狗の血」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Togainunoti Togainunoti1 「咎狗の血」…Nitro+CHiRAL制作の18禁PCゲーム「咎狗の血」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。最近波に乗っているTBSアニメ枠…ですが今回の新作はまさかの18禁原作?しかもボーイズラブものとはかなり意表を突かれました。ニトロプラス原作のアニメだと最近では「Phantom ~Requiem for The Phantom~」の外しっぷりが記憶にありますが果たして今回はどのようなものかと思いながら第1話を視聴してみました。

いきなり血のような赤い雨が降りながら淡々と続くナレーションからして地雷臭が恐ろしいほどしてきますが大丈夫かコレ?というのが第一印象でした。あと作画が1話にしてはかなり不安定だったように感じられます。バトルシーンの動きもカクカクしてたしキャラクターの作画も良いとは思えなかったしどうもA-1Pictures制作とは信じがたい出来でした。

Togainunoti2 Togainunoti3 話の流れとしては殺人罪の濡れ衣を一方的に着せられて、その後謎の組織の一員らしき美女が登場して無罪の条件として主人公が都市のバトルゲームに参加させられるという展開になり、そのバトルゲームの舞台となるトシマでのバトルの途中で日本刀を使う謎の緑川光声の男が雑魚を皆殺しにしていき去っていく…といった感じでしたが、この厨ぽい雰囲気はいいとしてもほとんどが男キャラオンリーなので相当に視聴者を選びそうです。

総評

Togainunoti4 1話の全体的な感想としては、素晴らしいまでのボーイズラブ作品なので見た目で思わず判断してしまいそうになりますが、バトルもののようだしシナリオは思ったより悪くないようには感じました。ただ作画がかなり不安定なので2話以降どうなるか悪い意味で気になります。

ただ最近はボーイズラブものでも侮れない出来の作品も多いし、原作ファンの腐女子も多いらしいのでこれからの話の展開次第で面白くなるかもしれないので様子を見たいところです。

個人的評価としては、設定は良さそうですがこのニトロプラス作品らしい厨全開の雰囲気と見ていてヒヤヒヤしてしまうほどの作画の不安定さが気になるため個人的にはこのままならば視聴打ち切りのCランクです。今期のTBSアニメ枠はイマイチ心が震える作品が足りない予感がします。


ついに到着

2010-10-25 14:28:28 | 2009年秋アニメ関連

Kiminitodoke11 Kiminitodoke12 待つこと1ヶ月以上…ついに来ました!ということで「君に届け」のDVD全巻購入特典の原作者描き下ろしBOXが到着しました。

アニメDVD販売会社ではあまり規模の大きくなさそうなvapが販売していたせいか、初回特典ではBOXが付いていませんでしたが、その分1巻あたりの単価は安かったです。でもせめてブルーレイでも出して欲しかったとは思いました。

しかしこれでやっと事実上コンプリートです。また1つ高崎のアニメコレクションが増えました。今度は何のブルーレイを購入するか…とりあえずあの劇場版は買うつもりです。

Kiminitodoke13 Kiminitodoke14


2010年秋アニメ第1話の感想文その10

2010-10-17 23:40:07 | 2010年秋アニメ関連

 今期は実にテレビ東京が新作アニメをたくさん放映していて良いことです。今回は「FORTUNE ARTERIAL 赤い約束」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Fortunearterial Fortunearterial1 「FORTUNE ARTERIAL 赤い約束」…オーガスト制作の18禁PCゲーム「FORTUNE ARTERIAL」のアニメ化作品で、アニメ制作はZEXCSとfeel.です。オーガスト制作のエロゲアニメというと、どうしてもあの歴史的事件「キャベツ事件」を思い出してしまうため放映前から作画について散々言われていたこの作品、今回はU局ではなくテレビ東京だし、あの頃とは違い作画崩壊するアニメはめっきり減ったので果たしてどの程度のものかと思い第1話を視聴してみました。

Fortunearterial2 Fortunearterial3 いきなりエロそうなシーンから始まり吸血鬼らしき描写があったのでとても厨二くさい印象を受けました。そして始まったオープニングの作画は良かったので作画に関しては好印象です。

主人公が自称渡り鳥で個性があんまり無く各地を転校していたことや、巨大な学院に伝説の樹、生徒会副会長で金髪碧眼のヒロインが学院前でお出迎え、階段から降ってきた幼なじみ姉妹、そして学院内にはシスターがいたりと素晴らしいほどにエロゲといったかんじでコテコテだったため視聴していて胸焼けがしてきました。後半は風呂シーンもあったし視聴者に対する配慮も欠けていません。

Fortunearterial4_2 Fortunearterial5 いきなりヒロインが手をつないだ瞬間に発情したりしていたので、ちょっとエロゲすぎない?とか思いましたがなんか裏で設定があるようで、講堂内には吸血鬼らしき人物もいたし普通の恋愛アドベンチャーゲームかと思いきや何か違う一面もあるようです。

正直女性キャラはあまりにもテンプレのキャラばっかりなので視聴していて何とも思いませんでしたが、少なからずいた男性キャラはなかなか面白く、中でも生徒会長はイタズラ好きな性格もあり好印象でした。

総評

Fortunearterial6 1話の全体的な感想としては…まさにエロゲアニメ!といったかんじで正直U局アニメでやったほうがいいんじゃと思いました。しかし最近は妙に凝った設定が多い中ここまで分かりやすいエロゲ風味はかえって新鮮だったかもしれません。

個人的評価としては、1話だけに作画は良かったですがこの典型的なエロゲ展開はお腹いっぱいなので余裕で視聴打ち切りのCランクです。ただ吸血鬼設定が少々気になるのでこの設定次第で面白くなるかもしれないし、もうしばらくは様子を見てみるつもりですがどうなることやら。

あとやっぱりキャベツ事件のことは意識していたようで小物についてはかなりこだわりがあったようです。まぁ本編の面白さとはまた別問題なんですが。


2010年秋アニメ第1話の感想文その9

2010-10-17 15:51:07 | 2010年秋アニメ関連

 続けて視聴していきます。今回はTBSで放映された新作「それでも町は廻っている」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Soremati1 Soremati 「それでも町は廻っている」…ヤングキングアワーズで連載されている石黒正数の漫画「それでも町は廻っている」のアニメ化作品で、アニメ制作はシャフトです。夏にシャフトはアニメを製作していなかったので春以来となるシャフト製作アニメだった今作、果たしてどれほどのものかと思い第1話を視聴してみました。

冒頭から入る説明口調のナレーションは一目でシャフトっぽい作品と思いましたが、その後始まったオープニングの出来はかなり良かったです。シャフトなのにオープニングが1話からちゃんと出来ている!とか言われていたのはご愛敬。しばらく制作の間を置いていたせいか作画は間に合っているようです。Bパートの冒頭で放課後の渡り廊下に映るホコリまで描かれていたのはちょっと見直しました。

Soremati2 Soremati3 しかしシャフト制作アニメはその独特の演出と似たようなキャスティングから賛否両論が起きやすい傾向がありますが、個人的にはこの作品にこの演出は…合ってないと思います!マカ棒こと小見川千明が演じる嵐山歩鳥の声は慣れれば気にならないと思いますが、シャフト独特の、会話シーンで良く使われるポットや水面に登場人物を写したり、下から写したり妙なカットインをはさんだりする演出は浮いていました。

Soremati4 Soremati5 話の展開も、Aパートは後にメイド2号となった辰野俊子が主人公のメイド1号嵐山歩鳥にメイドのなんたるかを教育する話がメインでしたが、教えているというよりイジメにしか見えなかったため視聴していて段々イラついてきました。TBSアニメではおそらく初かもしれない光によるパンチラ規制も相まって実況でも大荒れでした。あと合間合間に入るタヌキのカットインは原作にあったんでしょうか?見ていて非常にウザかったです。

Bパートは演出と共に入る効果音が良い味を出していたため結構面白かったです。先生の説教シーンに至るまでの経緯も説教シーンも良かったためこの辺りは良かったんですが、やっぱりタヌキは邪魔でした。

総評

Soremati6 1話の全体的な感想としては、冒頭からオープニングまでは非常に良かったです。作画もシャフトにしては頑張っていると感じました。ただどうもシャフト演出が浮いていたため視聴していて非常に気になり、昭和演出が無い「夏のあらし!」のように見えてしまいました。

個人的評価としては、キャラクターに特に魅力を感じずシャフト演出も鼻についたのにも関わらず話の内容もそれなりだったので個人的にはこのままだと視聴打ち切りのCランクです。シャフト頼みますよ…!2話以降に期待しています。

ただ原作者にはこのアニメ版はかなり好評だったようでアニメでしかできない表現の数々に絶賛していました。ただし実況とかではかなり賛否両論で大荒れです。


2010年秋アニメ第1話の感想文その8

2010-10-14 23:26:56 | 2010年秋アニメ関連

 もんはんP3の体験版をプレイしつつアニメをチェックし続けています。今回は「神のみぞ知るセカイ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kaminomizosiru Kaminomizosiru1 「神のみぞ知るセカイ」…週刊少年サンデーで連載されている若木民喜の漫画「神のみぞ知るセカイ」のアニメ化作品で、アニメ制作はマングローブです。春に「さらい屋 五葉」で高い評価を得たマングローブ制作で、さらにアニメ版のキャラクターデザインは渡辺明夫ということで原作の人気に加えアニメ放映前から少々話題にもなっていたこの作品、個人的にも気にしつつ第1話を視聴してみました。

いきなりギャルゲーのような展開になり告白…て本当にギャルゲーかよ!ということで主人公桂木桂馬はギャルゲーの攻略においては神クラスの実力者のようでした。しかしイケメン!

Kaminomizosiru2 Kaminomizosiru3 息つく暇もなく颯爽とヒロインらしきキャラが登場してきて主人公に屋上掃除を頼んで去っていきましたが、この独特の可愛いキャラクターデザインはまさに渡辺明夫といったかんじで原作に良く合っていると思いました。

「リアルなんてクソゲー」と言い張るほど二次元に執着している主人公はなかなか面白く第一印象のつかみは良かったと思います。そうしているうちに挑発的なアロマ漂う文章に対して、神は逃げないとか言って挑発に乗ったらいきなり悪魔エルシィが登場して話が一気に急展開して主人公共々ついていけない状況になっていました。

Kaminomizosiru4 Kaminomizosiru5 エルシィが空を飛ぶときの効果音が「うる星やつら」のラムが飛ぶときの音と全く一緒なあたり、さすが同じサンデー作品といったところでしょうか。そして声が伊藤かな恵とは!秋アニメにおいて伊藤かな恵は絶好調なようです。

序盤で返信した挑発的なメールは悪魔契約の承諾書だったようで、そのままの勢いで悪人の霊魂、駆け魂を狩ることになっていましたが、そのためにはリアル女性を恋に落とさなくてはならないようでした。そんな中主人公桂木桂馬の二次元に対するこだわりは素晴らしいようで、陸上部で髪をくくらないなんてあり得ないとか体操服がブルマじゃないと動けないとか言っていましたが、まぁ確かに…と自分まで納得してしまいました。しかしエルシィが他人の衣装を変えることができるとは素晴らしかったです。

Kaminomizosiru6 Kaminomizosiru7 結局覚悟を決めた桂木桂馬はヒロイン高原歩を二次元と同じように攻略してましたが、リアルなためセーブできないのは相当胃にくるようでなんか共感してしまうところも多いところが面白かったです。

「出会いの数と親密度は比例する」や「好きと嫌いは紙一重」、そして「見えたぞ、エンディングが」といった一連の流れで二次元を攻略するようにリアルも攻略する様は無茶苦茶でしたが話のノリが良かったので面白かったです。最後は見事駆け魂を捕獲して一件落着…と思いきやエルシィが桂木エルシィと名乗って妹として登場してきたのでまだまだこのような勢いは続きそうでした。

総評

Kaminomizosiru8 1話の全体的な感想としては、キャラクターデザインも良くシナリオも有りそうで無い話だったしキャラも個性的で話のテンポも良くて面白かったです。オープニングも作品の雰囲気に合っていて好印象でした。ただまだ1話なので訳が分からない設定とかも多く流されるままに終わってしまった感じはありました。

個人的評価としては1話ながら結構詰め込んでいてまだまだ分からないところも多かったので視聴継続のBランクといったところですが、渡辺明夫のキャラデザが良かったので1ランク上げてAランクです。このノリで放映してくれるなら期待できそうです。

この文章書きながら2話も見てましたが、結構面白いなコレ!個人的評価が上がりまくりです。


2010年秋アニメ第1話の感想文その7

2010-10-13 23:32:46 | 2010年秋アニメ関連

 しばらくはテレ東の新作アニメが続きそうです。今回は「侵略!イカ娘」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Ikamusume_2 Ikamusume1 「侵略!イカ娘」…週刊少年チャンピオンで連載されている安部真弘の漫画「侵略!イカ娘」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。イカ娘の名前とキャラ自体は昔からニコニコなどで良く出ていたから多少は知っていましたがまさかアニメ化とは…しかもキー局アニメとは最初はネタかと思ってしまいましたが本当だったようで、果たしてどのようなものかと思いながら第1話を視聴してみました。

海を汚す人間に対する怒りがついに爆発し、世界を征服しようと企むイカ娘が最初の拠点に選んだ海の家に乱入するところから始まりましたが、なんか流されやすい性格のようで、なすがままに海の家で働かされたりしていてイカ娘のキャラクター自体はかなり個性的で面白かったです。

Ikamusume2 Ikamusume3 作画はまぁ普通といったところでキャラクターはかなりあっさりしていました。イカ娘の触手の動きは良かったのでそこは気合いが入っていたと思います。ただディオメディア制作なのでこれ以上は期待できなさそうな気はしました。

アニメ版はショートストーリーの3本立て仕様になっているため話のテンポは良かったです。中でも3本目のイカスミの話は結構面白いと思いました。実況も盛り上がっていて何かと話題になっている作品ですのでこれからの展開には期待したいところです。

総評

Ikamusume4 1話の全体的な感想としては、ショートストーリーの3本立てなので結構話の展開が早くダレないのは好印象でした。ただキャラクターがイカ娘以外ほとんど印象に残らなかったのが残念でした。

個人的評価としては、話の内容自体は良くも悪くも予想通りといった感じでしたが、イカ娘のキャラクターが良いのでとりあえずは視聴継続のBランクといったところです。あとやはり井口裕香が演じるイカ娘も一度聞いてみたいとは思いました。


2010年秋アニメ第1話の感想文その6

2010-10-12 21:08:41 | 2010年秋アニメ関連

 続いてアニメを視聴していきます。今回は「おとめ妖怪 ざくろ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Zakuro Zakuro1 「おとめ妖怪 ざくろ」…コミックバーズで連載されている星野リリィの漫画「おとめ妖怪 ざくろ」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。見た目は少女漫画ぽいですが何せコミックバーズということで全く前情報も無く完全ノーマークだったこの作品、果たしてどのようなものかと思いながら第1話を視聴してみました。

いきなり、「あ、そーれ♪」で歌が始まったかと思いきやそのままバトルに突入して何事かと思いましたが、そのバトル描写もさることながら歌が妙に上手かったです。

そしてその直後スフィアの歌うオープニングが始まりましたが、これは失礼ながら予想外に良く第一印象はなかなか良い感じでした。

時代は大正時代くらいのようで、陸軍の代表と妖怪達の代表が共にコンビを組んで妖怪達が起こす事件を解決するための新組織を結成するところから始まっていましたが、軍人側も妖怪側も個性派が揃っていているようでした。軍人側が全員イケメンなのは少女漫画らしいといったところでしょうか。

Zakuro2 Zakuro3 いきなり花が咲く演出と共にヒロインの西王母桃にフラグらしきものが立っていたため、おいおい1話でいきなりこれかと思ってしまいましたが、中盤のあの出来事以来様子は一変して一気にツンデレキャラっぽくなって面白くなっていきました。この主人公総角景とヒロイン西王母桃のやりとりと、花桐丸竜と雪洞・鬼灯ペアとのやりとりは見ていて非常に面白かったです。

Zakuro4 Zakuro5 後半では親睦会も兼ねた花見会に乱入してきた雷獣とバトルが展開されていましたが、そのバトルシーンが短いながら良く動いていてちょっと見入ってしまいました。「とある魔術の禁書目録Ⅱ」といい、今期のJ.C.STAFFはバトルシーンを頑張っている気がします。1話ながら終わりも良い感じで締めていたし、これは予想を上回る今期のダークホース作品でした。ただエンディングでいきなり語りが入るのは違う意味で予想外。

総評

Zakuro6 1話の全体的な感想としては、バトル描写もさることながらキャラクターが予想以上に良く面白かったです。特に総角景と西王母桃のやりとりは視聴していて思わず悶絶してしまいました。

よく考えてみたら2010年屈指の悶絶アニメ「会長はメイド様!」が終わってしまったため、カップルのやりとりに悶絶できる作品が途絶えていてしまったと悲しみに暮れていた秋に颯爽と登場した作品がこれでした。

 個人的評価としては、オープニングのスフィアの歌も良かったし、J.C.STAFF独特の淡い絵柄と少女漫画原作は良く合っていたし、キャラクターも面白くバトル描写も良く出来ていて第一印象はかなり良かったので満足のAランクです。ファミ通のレビューならばオススメ!とか付けたいくらいの作品でした。今のところ2010年秋アニメでイチオシです。こういうダークホース作品が登場してくるからアニメの第1話を片っ端かた視聴せずにはいられません。