久々に心が震えた32

2012-11-26 12:40:26 | 2011年春アニメ関連

GingaGinga1Ginga2Ginga3NHKで絶賛放映中のアニメ「銀河へキックオフ!!」、ついに26話にして西園寺玲華が痩せた!

…と、これで心が震えたと言いたいところですが、真に震えたのはこれより前の24話でした。

Ginga4Ginga5Ginga6Ginga7タイトルとは裏腹に非常に王道サッカーアニメなこの作品、変な能力や奇抜なキャラクターが出てこない分視点を変えひと味違ったサッカー競技を出しているのが斬新で、その代表格が24話で行われたブラインドサッカーでした。

視覚障害者向けに考えられたサッカーということで様々なルールが決められていましたが、非常に興味深い内容でこのようなサッカーがあったのかと思い知りました。見ているだけでも斬新で面白いですが、各メンバーの過去など様々な面も語られているしサッカー以外のところも丁寧に作られていて完成度はかなり高いです。


「劇場版 TIGER & BUNNY -the beginning-」視聴終了

2012-10-10 02:28:37 | 2011年春アニメ関連

TigerbunnyTigerbunny1Tigerbunny2Tigerbunny3先日遅ればせながら「劇場版 TIGER & BUNNY -the beginning-」を映画館に視聴しに行ってきました。
<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>beginningというだけに序盤の話ですが、意外だったのはほとんど全て新規で作り直されていたところでした。TV版の序盤と石像を動かす少年の話の展開を劇場版で再編成したかんじで良い意味で別物です。そのためTV版を見ていなくても十分楽しめ、TV版を知っている人なら新鮮なかんじで見られると思います。

さらに心憎いところがTV版ではほとんど無かったヒーロー達の裏側でした。ヒーローの日常回はTV版でもありましたが、逆に無かった各ヒーロー達が変身するシーンやブルーローズのライブシーンや凍らせる銃の仕組み、各ヒーローのスポンサーとの会話など色々な発見が多く非常に見所が多かったです。折り紙サイクロンとバーナビーが同じスクール出身だったりスカイハイの能力の正体など新たな発見も多く、TV版を見ているならなおさら楽しめました。

それに加え後半ではなんか見たことが無いキャラが…なんと劇場版オリジナルの事件まで追加されていました。バーナビーの過去とは全く関係なく純粋に普通の事件でしたがなかなか面白かったです。しかしちょっとアクションは少な目だったし結末があっさりしていたので見応えはイマイチかもしれません。そういう意味ではTV版でもあった石像を動かす少年の話のほうが話として終わらせ方も良かったしそこがちょっと惜しいぐらいでした。

作画は極めて良好です。完全新規というのもありますがCGのスーツの動きとキャラクターの見せ方といい、TV版で毎回出ていた少女もいたし細かいところでも抜かりはありませんでした。しかも虎鉄の妻巴の結婚式のシーンが追加されていたり、オープニングではドラゴンキッドちゃんが私服だったしブルーローズのイヤリングに興味を持つシーンも追加されていて魅力が割増されていました。

総評

Tigerbunny4全体的な感想としては、beginningというだけにTV放送版の序盤の再編集ですが、ほとんどすべて作り直されていて新作といっても良いかんじでした。そのため新鮮な感じで再び見られます。バニーのツンが復活しているしTV版では見られない他のヒーロー達の裏側が多数描かれているし見応えは十分でした。

第2弾予告ではルナティックが登場していたし、おそらくウロボロスの連中も出てきそうなので次のRisingも期待できそうでした。


2012年春アニメ「めだかボックス」第1話の感想文

2012-06-04 00:24:33 | 2011年春アニメ関連

今回は最近めっきり減ってきた漫画が原作なアニメ作品「めだかボックス」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

MedakaMedaka1Medaka2Medaka3「めだかボックス」…週刊少年ジャンプで連載されている、原作西尾維新、作画暁尾あきらの作品「めだかボックス」のアニメ化作品で、アニメ制作はGAINAXです。「化物語」「偽物語」「刀語」など数多くの人気作を手がけた西尾維新が原作のアニメ化でもあったため前人気や注目度は高めの作品でした。

Medaka4Medaka5Medaka6Medaka7天然ボケキャラから「UN-GO」の因果など最近は幅広いキャラを演じている豊崎愛生、今回は強気なキャラですが果たして合うのかと思いきや…アリだな!なかなか良かったです。この主人公黒神めだか、容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能とありとあらゆる完璧超人で、このタイプは感情移入がしづらい傾向が強く読者や視聴者から嫌われることも多いですが、行動に全く迷いが無いところと性格がさっぱりしているので見ていて清々しいところもあるのでキャラクターとしてはかなり魅力的です。

そして少々衝撃だったのがオープニングからパンチラ!もともと原作でもパンチラから着替えシーンまで満載でしたが、テレ東アニメとはいえここまで躊躇無くパンツを見せてくるのは驚きました。

Medaka8Medaka9Medaka10Medaka111話から早速生徒会を執行し剣道部を更正していましたが、ちょっと予想外な展開を加えつつ剣道部の部員を惹きつけていくその黒神めだかのスタイルはまさに主人公!といったかんじで面白かったです。ただ、作中で何度も出てくる「凜!」のシーンが1話ではちょっと迫力不足に感じました。これは2話以降に期待したいところです。

Medaka12Medaka13Medaka14Medaka15まだ1話なので登場キャラは少なかったですが、西尾維新原作なだけあって猛烈な個性を持ったキャラ及び展開が目白押しなので期待したいところです。ただ序盤では面白さはそれなりで、盛り上がる球磨川禊やマイナス十三組が登場するのは大分あとのため、そこまで話が続くかは不安です。

作画はかなり良かったです。原作の絵を忠実にアニメにしていてエロく、全体的にも良く動いていました。これを最後までキープしてほしいところです。主題歌ではオープニングの栗林みなみの曲はノリが良い曲でした。

総評

Medaka16_21話の全体的な感想としては、なかなか良く出来ていて原作を知っている自分でも楽しめました。原作の雰囲気に合っていたし、一見美少女萌えアニメに見えつつも中身は少年漫画の王道に近いので爽快感もあり西尾維新作品らしい超個性的なキャラの数々にも期待できそうです。

1話の個人的評価としては、まだ1話だったので個性派のキャラはほとんどいませんでしたがこれからの展開に十分期待できる出来だったので視聴継続のBランクです。

原作のストックが大量にあるし息の長い作品なのでアニメも長くやってほしいところですが果たしてどうなるのやら。


久々に心が震えた21

2012-03-05 03:59:08 | 2011年春アニメ関連

Smile21Smile22Smile25Smile24_2大きなお友達にも大人気の女の子向けアニメの新作「スマイルプリキュア!」ついに5人目のプリキュア、キュアビューティが登場したことによりプリキュアが早くも5人揃っていました。しかし5話にして早速全員プリキュアが揃うとはちょっと意外でした。前作や前々作は最初は2人で後半から盛り上がる展開とともに3人、4人と加入する戦隊もののような構成でしたが、今回はその代わり非常にストーリーが分かりやすくこれはこれで良さそうな気はします。

Smile26Smile28Smile27Smile29そして今作…キャラデザが良すぎる!ダイナミックなカメラアングルもさることながら作画も非常に良く、今作は大きなお友達に非常に評判が良いのも納得です。自分も思わず実況に参加しピカピカピカリンじゃんけんポンに参加してしまいました。そして負けた。

魅力的なキャラクターに加え敵役も個性的、ストーリーも王道による安定感、そしてBGMの使い方及びエンディングのダンスも絶品と今回のプリキュアはかなり良さそうです。

Pretty7Pretty8Pretty9Pretty10そして女の子向け作品といえば「プリティーリズム・オーロラドリーム」もいよいよプリズムクイーンカップ決勝戦が近いようで、ついにかなめが禁断の秘技オーロラライジングを跳んでいましたね。跳んだら心を持って行かれる奥義のため、心を無くして跳ぶというかなめに対し、来週はいよいよりずむが挑戦するので必見です。


久々に心が震えた17

2011-09-01 20:13:46 | 2011年春アニメ関連

Yuugiouzexal10Yuugiouzexal11Yuugiouzexal12Yuugiouzexal13今週の「遊戯王ZEXAL」でついに新登場のキャラクター、ガガガガールが初お目見え!初代遊戯王でブラックマジシャンガールが登場したときも衝撃でしたが、現代風にアレンジされた新たなマジシャンは携帯みたいなものも持っていて非常に素晴らしかったです。召喚されて早速モンスターエクシーズに狙われたけどトラップカードを駆使し破壊されないように粘った遊馬は分かってらっしゃる!モンスターエクシーズの攻撃力を0にする特殊能力を持っているしこれからレギュラーキャラとして登場してきそうです。

Yuugiouzexal14Yuugiouzexal15Yuugiouzexal16Yuugiouzexal17それだけでも十分素晴らしかったですが、エンディングでは9月に入ったことにより小鳥の衣装が浴衣から元に戻…と思いきや今度は私服!初登場となるスパッツ姿からドレスまで披露し今週は隙の無い完璧さでした。スタッフの気合いの入れように脱帽です。


久々に心が震えた15

2011-08-03 11:44:09 | 2011年春アニメ関連

Pricure27 Pricure28 先々週から初登場して最初は馴染めていなかった「スイートプリキュア♪」のキュアビートこと黒川エレン、今回で完全に吹っ切れたようで改めてプリキュアの仲間入りを果たしたような気がします。初登場のときや先週の変身シーンも見応えがありましたが、今週ではついに3人の変身バンク、そしてオープニングもアレンジバージョンに変わりエンディングも変更と見所満載でした。ギターをかき鳴らすプリキュアということでインパクトもあり人気も非常に高そうな予感です。そのためキュアミューズ途中で帰っちゃうしミューズの影がどんどん薄く…。

変身シーンで、ドレミファソラまで流れたしエンディングのダンスシーンでも1人分のスペースが空いているしあと1人は確定ぽいですが誰があのスペースに入るのやら…やはり噂通りいけばアコ?

Jelelpet11 Jelelpet12 そして狂気のアニメとして影で名高い「ジュエルペット サンシャイン」では、林間学校と思いきやまさかのギャートルズ展開…ジュエリーナ様、「え?」じゃないよ!冒頭からいきなり吹きました。そして挿入歌は夏のお嬢さんだし、気がついたら水着回で下手な深夜アニメよりエロかったし、後半ではついに退化して言葉しゃべってないしもう破天荒すぎて唖然としてしまいました。しかも来週に続くし!ツッコミどころが多すぎて実況でも大盛り上がりでした。今回は作画も良かったし素晴らしかったです。

Gokai10 Gokai11 そして来週の「海賊戦隊ゴーカイジャー」ではまさかのジェラシット復活!初登場の時は巨大化までしたのに死ななかった珍しい怪人(というか初?)で非常にインパクトがあった回でしたが、よほど人気があったのか来週も登場です。次回予告だけでなんか面白そうなので次回も見逃せません。


2011年夏終了アニメ「戦国乙女~桃色パラドックス~」最終話の感想文

2011-07-03 20:56:56 | 2011年春アニメ関連

新番組アニメも始まってきて実況をチェックするのでもいっぱいいっぱいです。今回は「戦国乙女~桃色パラドックス~」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Sengokuotome5 Sengokuotome6 「戦国乙女~桃色パラドックス~」…パチンコメーカー平和のパチンコ機「CR戦国乙女」を原作としたアニメ化作品で、アニメ制作はトムス・エンタテインメントです。パチンコ関係のオリジナルアニメ作品がキー局で放映という非常に珍しかったこの作品、1話はすごい超展開で戦国時代にタイムスリップしてノブナガ達と出会い真紅の甲冑探しを始めるところでしたが、強引な展開に加え盛り上がりに欠けていたためつまらなかったです。

とはいえ1話で視聴を打ち切ると後々後悔することが多々あるため、2話以降も視聴していましたが…2話でシロが「この世界に男などいない!」と開き直ってから、ちょっと面白くなっていき、3話の「天空乙女」で今川ヨシモト達とレクリエイション勝負をしてから完全に方向性が見えてきて面白くなりました。

Sengokuotome7 Sengokuotome8 4話から武田シンゲンと上杉ケンシンが登場してきましたが、これまた非常に個性的でその回も見事な締め方で失速することなく毎週安定していました。実在の歴史とは大幅に改変しつつも独自の面白さを演出している様は「恋姫†無双」を思い出しました。あのシリーズが好きならばすごい楽しめると思います。

Sengokuotome9 Sengokuotome10 中盤になり1話の謎だった人物の正体も判明しシリアス展開になるかと思いきや、そのまま独自路線を走り続け裏で暗躍する伊達先生や徳川イエヤスの動きも気になりつつ、後半では西国にも出陣しさらに新キャラを登場させつつも個性派揃いでした。

そして明智ミツヒデがヒデヨシへの嫉妬から次第にヤンデレ化していき、本能寺でついに謀反かと思われましたが無茶苦茶ながらフラグを叩き折ったノブナガは脳筋キャラながら面白かったです。

Sengokuotome11 Sengokuotome12 最後には真紅の甲冑を横取りしたイエヤスが魔術?らしきものを使いラスボスと化していましたが、そこで西国含め全キャラ集合というお約束ながら熱い展開になりつつ、最後はあっさりながら2期へも期待できそうな終わらせ方だったため全体的にかなり良い出来でした。

作画は非常に安定していて良かったです。パチンコの原画とは別物でしたが、アニメの方がいいという意見が多く自分もアニメ版はかなり良かったと思います。主題歌だった天下取り隊の歌は最初聴いたときはひどいと思いましたが聴いているうちに段々クセになってきて気がついたら楽曲を買っていました。

総評

Sengokuotome13 全体的な感想としては、1話では散々叩きましたが…手のひら返させていただきます!かなり面白かったです。ひどいと思ったのは1話だけで2話でシロが出てきてから右肩上がりで面白くなり最後はあっさりしていましたが2期も十分やれそうな終わり方で1クールアニメながら非常に楽しめました。

全体的な個人的評価としては、1話の時点ではどこをほめたらいいのか分からないレベルだったので視聴打ち切りのCランクでしたが、オリジナルアニメならではの予測不可能な展開に加えキャラクターも魅力的で面白く愛すべきバカアニメだったので永久保存版のAランクです。

1話だけがもったいなさすぎたアニメでした。パチ関係は資金力が豊富なイメージがあるので2期も十分ありえると思いますので是非とも2期をやっていただきたいところです。


2011年夏終了アニメ「DOG DAYS」最終話の感想文

2011-06-28 19:06:31 | 2011年春アニメ関連

なにかとオリジナルアニメ作品は話題になりやすいと思いつつ、今回はとちテレがアニメに本気です!というのを具現化したような、東京MXと合同で全国最速放映だったローカル局アニメ「DOG DAYS」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Dogdays11 Dogdays12 「DOG DAYS」」…「魔法少女リリカルなのはシリーズ」で知られる原作・都築真紀、監督・草川啓造らのスタッフが結集して作られたオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はなのはシリーズと同じくセブン・アークスです。なのはスタッフ久々のオリジナル作品ということで前人気は高かったこの作品、1話では予想外の風雲たけし城だったため盛り上がりには欠けていました。

2話から早速主人公のシンクが勇者となりガレット獅子団領軍と戦っていましたが、途中で発動させた紋章術はどうみてもリリカルなのはの影響を受けていました。そしてとりあえず爆発!しかもこれらの技、中盤以降全く出てきてなかったような気がします。

Dogdays13 Dogdays14 戦とか言いつつも実際は死人どころか怪我人すらほとんど出ず、そのくせ武器は剣や斧を使っていたので、別に木刀とかでも良かったように見えます。あとはとにかく派手な魔法陣に爆発と、このあたりは「なのは」スタッフらしい演出でした。

さらにキャラクターの名前が複雑すぎたのも難ありで、1クールアニメでこれだけのキャラクターを覚えられるはずもなく、ほとんどは顔と名前が一致しませんでした。そのため声優で覚えるか適当に略称をつけて呼ぶのが基本になっていました。あと兵士達モブキャラが適当すぎて全く感情移入できないのも問題だったかもしれません。

Dogdays15 Dogdays16 そんな中でも裏方に徹し普段は旅に出ていて魔物と実戦を繰り返していたダルキアン卿とユキカゼは個性があり良かったです。後半では勇者帰還前に必死で最前の方法を探していたリコもまるでヒロインのようでした。他にもエクレールにミルヒオーレやレオ閣下など個性派キャラは多かったですがメインキャラ以外はほとんど登場しなかったので、ここまでキャラ増やさなくても良かったのではと感じてしまいました。

Dogdays17 Dogdays18 6話からシリアス展開になってきましたが、いきなり死ぬとか極端な展開になってきたためヌルい展開とシリアスのバランスが悪かったように感じました。しかもそれまで生死をかけたバトルなんて一度も体験したことがない主人公が普通に戦ってるし…しかも魔物との戦いは1話で終わってしまい拍子抜けでした。

Dogdays20 Dogdays19 「日常」とならび2011年春アニメ期待はずれツートップと言われていましたが、後半に取って付けたようなシリアス展開とヌルい戦という名ばかりの風雲たけし城…そして最後の勇者帰還に関して再召還の条件が偶然全て揃っていたため91日後にまた呼ぶことができるというご都合主義、他にも攻撃が当たって服だけ脱げたり、聖剣が光って服と傷を完全回復、なんでタツマキだけ異世界と地球行ったり来たりできるん?など突っ込みどころはいくらでもありましたが「なのは」ファンはこれで十分楽しめたんでしょうか。

Dogdays21 Dogdays22 ただこの作品、とにかく声優は豪華で現在のアニメを牽引する若手の人気声優から渋い声で有名な実力派男性声優まで揃えまくったためスタッフロールの声優欄だけでも一見の価値はありました。

作画はセブン・アークスとは思えないほど安定していた…と言いたいところですが所々気になるところもあり、11話の姫のライブはどう見ても別人で見事な作画崩壊でした。今時あそこまで悪くなったのを見たのは久々です。主題歌は非常に良く、オープニングの水樹奈々といい、エンディングの堀江由衣といい格好良い曲でした。

総評

Dogdays23 全体的な感想としては、とにかくご都合主義で緊張感のかけらも無いヌルいアニメでつまらなかったですがなぜか最後まで見てしまいました。おそらくライトノベルでもありえないような内容をアニメで放映したから逆に新鮮だったのかもしれません。そして声優がとにかく豪華でした。

全体的な個人的評価としては、1話の時点ではガチ魔法バトルかと思いきや風雲たけし城だったので期待はずれでCランクでしたが、逆にこの都合が良すぎる展開がクセになりそうだったので結果的には視聴継続のBランクでした。

あの終わり方はどう見ても2期に続くと思われますが、あれで2期なかったら逆に衝撃です。


2011年夏終了アニメ「Aチャンネル」最終話の感想文

2011-06-27 12:33:14 | 2011年春アニメ関連

今回はTBSで放映された日常アニメ「Aチャンネル」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Achannel10 Achannel11 「Aチャンネル」…まんがタイムきららCaratで連載されている黒田bbの4コマ漫画「Aチャンネル」のアニメ化作品で、アニメ制作はStudio五組です。元GONZOのエリートだった第5スタジオスタッフが初デビューとなり制作したこの作品、第1話から毒気の無い日常アニメといったかんじでしたがトオルとユー子の絡みが面白く好感触でした。

基本的にトオル、るん、ユー子、ナギの4人の仲良しグループの高校生活がメインでしたが、12話で1年間を描いたため四季の移り変わりもあり駆け足ながら様々な表情を見せてきました。中でもやはりユー子の存在感はダントツで、黒髪ロングでしかも気が弱くいぢられ役ということもあり高い人気がありました。

Achannel12 Achannel13 監督の小野学氏自ら現役女子高生に取材したらしく、おっさんから見た女子高生の理想像を見事に体現した作品に仕上がっていたと思います。とくに突き抜けた面白い話とかはありませんでしたが、悪い回がほとんど無く毎週非常に安定していました。ただ9話でホットケーキの素を頭からかぶるのは少々やりすぎかもしれません。

Achannel14 Achannel15 2話から早速風呂回があり、体操服はブルマと狙いすぎではないのかと思いましたが、3話になりユタカとミポリンが登場してからトオルが実は優等生で面倒見が良いことが発覚してから次第にキャラクターに焦点を当てた物語が展開していき、それが実に丁寧に作ってあり視聴していて面白かったです。そして何よりエンディングの入りが絶妙で、毎週いい終わり方でした。

そしてこの作品で欠かせないのは何より毎週入る挿入歌で、これについては「キャラソン宣伝タイムきた」とか「絵コンテの節約」など否定的な意見が目立ちましたが自分はそれほどは気にならなかったです。まぁ中には電波ソングもあったのでそれはイマイチでした。

Achannel16 Achannel17 終盤になると次第に季節は冬になり、新学期が始まるにつれて次第に1学年下のトオルが寂しさを感じるシーンが増えていきましたが、最終話の最後でトオルが言った「るんちゃんは、変わらないね」と共に最終回エンディングは1話の挿入歌「はるかぜの科学」!心憎い演出とともにラストを彩り最後まで素晴らしい作品に仕上がっていました。日常もので最終回でここまで寂しさを感じた作品はおそらく「ARIA」以来かもしれません。

作画はシンプルながら表情豊かで生き生きと描かれ良かったです。BGMも良く四季を表現していたし、挿入歌も良曲があったため良かったと思います。そしてなによりオープニングは楽しい気分にさせる出来や、エンディングの季節の移り変わりの演出も素晴らしかったです。

総評

Achannel18 全体的な感想としては、最初こそ毒にも薬にもならない日常アニメかと思っていましたが、日常アニメながら丁寧に作ってあるのが感じられて非常に安定して面白かったです。キャラクターも魅力的で仲良し4人組全員にちゃんとスポットが当てられていたのも良かったです。

全体的な個人的評価としては、1話の時点では様子見で視聴継続のBランクでしたが、抜群の安定感で安心して見られ、最終回が終わった後は寂しさを感じるほどで、日常アニメとして素晴らしかったので永久保存版のAランクです。

「Aチャンネル」とはAランクのAでした。今回アニメ制作初デビューとなったStudio五組、次回作も期待せずにはいられません。


2011年夏終了アニメ「C」最終話の感想文

2011-06-27 01:34:25 | 2011年春アニメ関連

ワイヤレスキーボードとiPhone4を駆使しながら感想文を黙々と書いています。今回は同じフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放映された「C」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

C8 C9 「C」…「モノノ怪」「空中ブランコ」で監督を務めた中村健治による完全オリジナルアニメ作品で、アニメ制作はタツノコプロです。「モノノ怪」の監督が再び「ノイタミナ」枠に帰ってきたということで一部では期待されていたこの作品、第1話では主人公の余賀公麿が異世界らしき別空間金融街に連れてこられたところで終わっていました。

2話からさっそく金融街でのバトルを意味するディールが始まり、主人ことアントレプレナーに、相棒となるアセットの真朱が登場してましたが…意味が分からん!金を使いその金額により威力が変化してダメージを与え、666秒の制限時間でどれだけダメージを与えたか、もしくは破産させれば勝利というのは分かりましたが、攻撃の単位とかが意味不明です。公式に詳しく載っているらしいですが、普通公式をわざわざチェックなどしないのでかなり意味不明でした。

C10 C11 しかしバトル以外の部分…シナリオや設定は面白く、バトルで使う金額の担保として使っているのは「自分の将来」なことにより、大学の先生をバトルで破産させたときに起きた影響に主人公が悩むシーンや、大物資産家同士のバトルにより負けた側の企業が倒産し10000人以上の従業員が路頭に迷うが、相手側がそれを買収し従業員を救うなど、ただ単に勝てばいいという戦いではなく現実への影響をも考えてバトルをするというこの考え方は斬新で面白かったです。

C12 C13 他にも金についてのお互いの考え方の違いも興味深く、世界とつながる手段や、信用さえあれば金は自然と入ってくるなど金についての価値観がお互い違うというのを述べる描写も良かったです。

キャラクターも良く、主人公がやや普通でしたが、独自の正義を持ち日本を救おうとした三國壮一郎やエージェントのジェニファー・サトウなど個性派が多い中、アセットの真朱がアントレらしくないうえに途中からカップめん好きになってそればかり食べている描写は萌えでした。

C14 C15 終盤の東南アジア金融危機による「C」の連鎖から始まった物語の展開は面白く、未来を無くしてでも今を救おうとする三国と、未来が無くては意味がないと主張する公麿との戦いは内容こそ意味不明でしたがインフレを引き起こし日本円の価値をゼロにする戦い方といい見ていて興味深いバトルでした。

その分最後の展開が良く分からなく、ハッピーエンドとは言いがたいような終わり方でしたが何はともあれ救われたような終わり方だったので良かったかもしれません。

作画は普通といったところで途中気になるところはありましたがまとまっていました。その分バトルシーンをがんばって欲しかったです。オープニングの主題歌は格好良く、アニメと連動した携帯ゲームの上位者がエンディングに載るというのは良くできていたと感じました。

総評

C16 全体的な感想としては、よく分からないけどなんか面白い作品でした。金融街を軸とした物語の設定やバトルの盛り上げ方は興味深く面白かったんですが、いかんせんバトルの仕組みが良く分からない…この部分を分かりやすくしてくれればもっと面白くなりそうだったので残念でした。

全体的な個人的評価としては、1話の時点ではまだ金融街に連れてこられたばかりでこれからどうなるかという意味も含め様子見のBランクでしたが、話の展開や盛り上げ方は面白くお互いの正義のぶつかりあいなど最後の展開も良かったんですが…この理解しづらさをマイナスして最終的には視聴継続のBランクでした。

作品のクセが強いことで知られる中村健治監督らしい作品だったとは思います。なんだかんだで面白かったのでまたオリジナル作品を作って欲しいところでした。