散々前からSMAPがCMをやりまくっているので誰もが知っているみたいですが、7月25日についにプラチナバンド対応ということでソフトバンクの電波状況が劇的に良くなるみたいです。
その理屈についてはニュースサイトなどでも取り上げられていましたが、テレビで使われていた900MHz帯の電波を携帯電話に割り当てることにより、今まで2100MHzで屋内で弱かったソフトバンクの周波数が屋内にも届くようになるようです。
ここ最近ではauの乗り換え割りによって16GBモデルのiPhone4Sが実質無料で買い換えられるため身内でもiPhoneユーザーが劇的に増えてきました。そのたびに
「え？ソフトバンク？電波が入らないソフトバンクが許されるのは都内だけだよねー！」
と言われ続け枕を涙で濡らす日々でしたが、そんなのはもう過去の話です。これでついにソフトバンクのiPhoneにも栄光の日々が…！
今回はもう一つのフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の作品「夏雪ランデブー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「夏雪ランデブー」…FEEL YOUNGで連載されている河内遥の漫画「夏雪ランデブー」のアニメ化作品で、アニメ制作は動画工房です。いつも萌えアニメばかり制作している動画工房ですが、このような女性向け作品を制作するのは見たことがありません。そのため個人的には少々気になる作品でした。
主人公の葉月亮介が花屋の店長を好きになり店の常連になり、そしてアルバイトとして入る…なんともベタな展開でしたが、中盤からいきなり店長の家に男がいたことから一気に話が暗くなりながらも、主人公が独り言で心情を語っているところがなかなか良かったです。
恋愛の描写が強めだったので、視聴しているとまさに女性向け作品と感じます。しかし最近のアニメは萌えアニメが大半なので逆に非常に新鮮でした。こういう女性向けの恋愛ものアニメを見ると、ノイタミナ作品らしいと感じます。
恋愛ものでありながらもファンタジー要素も含まれているようで、これもベタながら幽霊がいます。物語の重要人物のようでこのキャラがど物語に絡むのかも気になりますが、この幽霊に嫉妬しつつも優越感に浸ったりする主人公の語りもまた良かったです。
1話から早くも告白したりして、逃げたりしない主人公や、未だに夫を忘れられないヒロインの島尾六花がどういう結末を辿るのか、そして幽霊の夫はどうなるのかと気になりつつも1話は終わりましたが、恋愛もののアニメはどう感情移入させてくるか、どこまで現実味がある心情を引き出せるかがカギと思うので期待したいところです。とりあえず1話はなかなか良かったです。
作画はそれなりに良かったです。あっさり目でしたが背景は特徴的ながら良く描かれていました。しかし萌えアニメばかり作っている動画工房制作とは思えない絵柄です。BGMも良く、店長と相合い傘をしているシーンの寂しげな曲が印象的でした。主題歌も作品に合っていたと思います。
総評
1話の全体的な感想としては、こういうの嫌いじゃないですよ。ノイタミナらしい作品でなかなか面白かったです。絵柄での萌えやそういうのを前面に出さず、恋愛感情を前面に出してくるあたり女性向け作品らしいと感じました。恋愛感情がメインなので人を選びそうですが好きな人はハマりそうです。
1話の個人的評価としては、すごく面白い…というわけではありませんが心理描写を良く描いていて面白そうだったので視聴継続のBランクです。
萌えアニメばかり作っているイメージがある動画工房ですがこういう作品を作ってくるのは意外でした。
萌えアニメが横行している現在、独自の路線を貫いている日テレとフジテレビは貴重です。今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で貴重な2期もの「もやしもん リターンズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「もやしもん リターンズ」…イブニングで連載されている石川雅之の漫画「もやしもん」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は1期から引き続き白組とテレコム・アニメーションフィルムです。人気もあり実写ドラマ化もされていたこの作品、実に約5年ぶりの2期となりますが、1期は手堅い出来ながら人気も高かった記憶があります。
冒頭から早速菌が飛び散っていて1期及び主人公の能力についての説明が菌達からされていたので懐かしく思えると共に1期のおさらいも兼ねていて配慮もされていました。主人公は2年に進学していたし、キャラクターもレギュラーから新人まで加わりさらにパワーアップしている感じです。
そして早速今回も1話から発酵！ということで醤油や日本酒を作っていました。そこで米の精米の具合による食用米と酒用の米の違いや、大吟醸の作り方、及び大吟醸を作るために米を削る行為についての人それぞれの意見を教授が語るシーンは非常にためになって面白かったです。このように発酵食品についての雑学が盛りだくさんなアニメは萌えアニメが横行している近年では非常に珍しいため新鮮です。
しかし萌えが全く無い硬派な農業アニメというわけでもなく、キャラクターは男女菌共に個性派が揃っていて絵柄も可愛く描かれていて抜かりはありませんでした。下手なあざとい萌えアニメよりよほど可愛く描かれているのでそちらに関してもレベルは高いです。
後半でのガールズトーク？でも日本酒の税金及び、日本酒には水が加えられているという雑学も語られていてためになりつつ、ラストでは1年生に主人公の能力について怪しまれるところで終わっていたので続きも気になるし、雑学も面白いし今回も安定した面白さでした。
作画は非常に良いです。1期と同じで全く劣化しなく安定していたし菌もCG使いまくりで細かく描かれていました。主題歌もオープニングのClariSは久々に良い曲だったしエンディングも最近と細菌を掛けていて良くできていたと思います。
総評
1話の全体的な感想としては、さすが安定した作品の2期なだけあって面白かったです。キャラクターも良し、菌の雑学も多いため見ていてためになるし 内容も濃く見事な安定感でした。
1話の個人的評価としては、萌え要素よりも雑学要素が濃いアニメながら話のテンポも良く安定して面白かったので永久保存版のAランクです。
なにげに実写ドラマも制作されていて根強い人気のシリーズ、今では農業漫画といえば「銀の匙」が有名ですがこちらは元祖といえるだけに見事な存在感でした。
今回はもう一つのTBS深夜アニメ「この中に一人、妹がいる！」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「この中に一人、妹がいる！」…MF文庫Jから刊行されている、田口一のライトノベル「この中に一人、妹がいる！」のアニメ化作品で、アニメ制作はStudio五組です。ここ最近TBSはMF文庫Jのラノベを良くアニメ化してきますが、今回も引っ張ってきたようです。良い仕事をしているStudio五組が初めてラノベアニメを手がけるためちょっと気になる作品でした。
ラノベアニメの典型として、主人公の男は特に個性が無いパターンが多いですが、この作品においてもそれは外してきませんでした。特徴は大企業の息子というのと額に傷があるくらいで、それ以外はただの人です。それに対し女の子達は超がつくほどの個性派ぞろいなのもお約束でした。しかし男子の学生が一人も現れないあたり徹底しすぎているように見えます。
主人公の帝野将悟は高校を卒業するまでに学生の中から結婚相手を決めなくてはならず、しかしその学生の中に一人だけ実の妹がいる！というのが話の流れのようで、内容はたしかに今までのラノベでは見たことが無い話なのでちょっと期待は持てそうでした。しかしそれ以外はあまりにもお約束すぎます。
主人公に全く魅力が無い代わりに女の子達は案外良かったです。studio五組制作なのと1話というのもあり女の子は軒並み可愛かったので萌えアニメとしては十分合格でした。会ったその日から一緒にシュークリーム食ったり口拭いてもらったり下の名前で呼び合うのは計画的すぎる気もしますが。
1話の時点ですでに風呂シーンまで出す徹底ぶりでしたが、最後に妹と名乗る魔法少女が現れた時点で終わっていたのでちょっと続きは気になるところです。しかし女の子以外見所が全く無いのは非常に不安でした。
作画は萌えアニメとしてはかなり良好です。オープニングでみんな人差し指のあざといポーズはやりすぎな気がしないでもないです。主題歌は「咲-Saki-阿知賀編」に続きオープニングはStylipSでエンディングはキャラソンと悪くは無かったです。
総評
1話の全体的な感想としては、よくある萌えラノベアニメでつまらなかったですが女の子は可愛かったです。これで女の子が可愛くなかったらただの駄作でした。
1話の個人的評価としては、女の子だけはまだ見所があるので視聴継続のBランクです。
今回のTBS深夜アニメもお約束のような作品を取りそろえてきました。今回はその1つ「恋と選挙とチョコレート」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「恋と選挙とチョコレート」…spriteから発売された18禁PCゲーム「恋と選挙とチョコレート」のアニメ化作品で、アニメ制作はAIC Buildです。原画の春夏冬ゆうの絵は非常に有名なので知名度は高い作品ですが地雷率が猛烈に高いエロゲ原作アニメを、果たして「アマガミSS」を制作したスタッフがどのようにアニメ化してくるのか気になるところです。
冒頭から秘密の取引が行われていて、その証拠を収めた学生が車ではねられたりしたので予想以上にシリアスな話なのかと思いましたが、そんなの無かったかのように序盤から早速のハーレム展開でした。結局1話では最後までそのことに触れなかったし完全に忘れてしまいそうです。
さすがエロゲ原作というのも納得というほどに序盤からのハーレム展開には飽き飽きするほどでした。幼なじみは2人いるようだし、いきなり挿入歌と共に着替えシーン、部活には男2人の女性7人に、パンチラシーンは光規制、坂道から女の子が走ってきて押し倒されるなどお約束の多さはエロゲならではでした。
そしてもちろんのこと主人公は無個性です。後輩の男子生徒の声が緒方恵美というのは結構びっくりしましたが、主人公はただのイケメンでした。総務部長の辰巳茂平治など強引な変わり者や何か隠しているような生徒会長などもいましたが魅力は全く感じませんでした。
後半では主人公の所属するショッケン部を守るために生徒会長になる！ということで主人公が立候補したこと、ヒロインの一人がチョコレートを食べられないことなどから、タイトルの「恋と選挙とチョコレート」になったことが分かりましたが、だから何？といったところでした。
アニメ版の「アマガミSS」を制作したスタッフが制作しているので希望はゼロではなさそうですが、アマガミはヒロイン個別のオムニバス形式でエンディングまで描かれていたから面白かったけれど、こういうエロゲ原作だと中途半端なハーレムエンドか誰かルートのエンドに行くだろうしあまり期待できないかもしれません。
作画は普通です。原作の絵は非常に良い分アニメだとどんなに頑張っても普通にしか見えないので残念。主題歌はエンディングをCeuiが歌っているのでそこは良かったです。
総評
1話の全体的な感想としては、典型的なエロゲアニメといった感じでつまらなかったです。治安部との秘密の取引や幼なじみがチョコレートが食べられないことや、生徒会長が誰かの看病をしているなど伏線も大量にありましたが、なんかそんなのどうでもいいといった感じのハーレム展開がダメすぎました。
1話の個人的評価としては、原作の評判も良くないしアマガミのようなオムニバス展開ではなさそうだし面白くなる予感が全くしなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。
appbank storeで売れ筋1位とかいうBluetoothキーボード、ロジクール ウルトラスリム キーボードカバー710とやらを購入してみました。
ここでいつもならば安定のAmazon…といいたいところですが、今回は最近何かと本気を出しているらしいヨドバシカメラの通販を利用して買ってみました。
結論としては、店舗に無い商品でも全国のヨドバシから取り寄せて販売しているようなので、注文してから届くのにAmazonと時間はほとんど変わりませんでした。
ちなみに肝心の値段としては、Amazonでは9050円くらいでしたが、ヨドバシでは9980円です。しかしポイントが900ポイント以上つくので実質的にはほとんど値段は変わらないと思います。
さすがに品揃えという点においては、ヨドバシでは食品とかは取り扱っていないのでAmazonに軍配が上がるかもしれませんが、そういうのは今度は楽天で買うという選択肢もあるし、現在はAmazon一強ではないと思いました。
しかしAmazonがもう一つ持っている強力な武器はカスタマーレビューだと思われます。これはさすがに顧客が多い分Amazonが圧倒的でした。ので今回商品を買うときは、Amazonのレビューだけ見てヨドバシで買いました。
iPad対応キーボードなので文字がさらに打ちやすくなったし、これでアニメの感想文もはかどるよ！
今回はテレ東アニメ「貧乏神が！」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「貧乏神が！」…ジャンプスクエアで連載されている、助野嘉昭の漫画「貧乏神が！」のアニメ化作品で、アニメ制作はサンライズです。
幸福のバランスを崩しているらしい主人公の桜市子の元に、そのバランスを直すために貧乏神の紅葉がやってくるという展開でしたが、冒頭の「お願いランキング録画しといて」に吹きました。
サンライズ制作でジャンプSQ原作だからでしょうか。所々にジャンプ作品のパロディが見受けられてなかなかにマニアックだったのに加え、ギャグの勢いとテンポが良く視聴していてクドくなかったのは見事でした。このあたりは絵コンテや脚本家がいい仕事をしていたのかもしれません。
そして1話はあえて登場人物を少な目にしていたため分かりやすかったです。キャラクターの容姿も特徴的なのが多いし、1話で主役を印象づけるという意味では成功したんじゃないでしょうか。原作知らない自分でもすぐキャラクターが覚えられました。
1話から話は急展開し後半からシリアス展開になっていましたが、ちゃんと伏線があったために起きたシリアス展開なので全く不自然さが無いところも見事。諏訪野との最後の会話シーンも良かったし終わりのオチも良く、話としても面白かったです。
作画はそれなりに良かったです。キャラクターも可愛かったしブヒれるという意味でも全く問題ありませんでした。主題歌もオープニングとエンディング共にいい感じです。
総評
1話の全体的な感想としては…面白い！銀魂スタッフ制作でしょうか。話のノリとパロディが非常に面白く話のテンポも良かったし、中盤のシリアス展開も違和感なくすんなり入っていったしオチも良しと予想以上に完成度が高い1話でした。
1話の個人的評価としては、予想以上に面白くキャラも立っていたので永久保存版のAランクです。今期のダークホースきたな！
今回は「超訳百人一首 うた恋い。」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「超訳百人一首 うた恋い。」…メディアファクトリーから刊行されている杉田圭の漫画「超訳百人一首 うた恋い。」のアニメ化作品で、アニメ制作はTYOアニメーションズです。
最初は百人一首を選んだと言われる藤原定家が登場し、1話は藤原高子と在原業平や在原行平と弘子との恋愛模様が描かれていましたが、口説くシーンや高子がデレるところ、いきなりの事後！など恋愛描写は予想以上に深く描かれていて意外でした。高子が後に帝の母親になったとき、業平が歌ったちはやふるの歌は、百人一首漫画「ちはやふる」を知っていればなおさら印象的でした。歌の意味について語るシーンも良く実に深かったです。
後半での行平の話も、異母兄弟の業平との生き方の違いについて考えるところや、妻と遠く離れることになってもすぐ駆けつけることを歌うところなども見応えがあり、百人一首の恋愛の歌について説明をしつつもそれらの人物を紹介してその恋愛を描く、少女漫画のような雰囲気をもった意味の深いアニメでした。
作画はやや独特です。人物の枠線を太めにしているため人物は浮いて見えるのが特徴でした。作中英語が混じっていたり、ギャグ顔もあったので結構明るい雰囲気です。BGMは目立ちすぎず控えめで、主題歌はオープニングはあまり作品に合っていませんでしたがエンディングは英語のラップが意外と合っているように聞こえました。
総評
1話の全体的な感想としては、予想以上に面白かったです。百人一首の恋の歌について独自の展開を含めつつ繰り広げられる恋愛描写が非常に新鮮でした。歌を現代文にちゃんと訳して説明しているところや人物についても細かく説明していたのでそちらの配慮も好印象です。
1話の個人的評価としては、話の展開も分かりやすく恋愛描写に重点をおいた作品は珍しく面白かったのでこのまま視聴継続のBランクです。
春アニメ最終回の感想文も編集中ですが今回から夏アニメの感想文も混ぜていきます。今回は「トータル・イクリプス」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「トータル・イクリプス」…age制作の18禁ゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」のスピンオフ企画「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」のアニメ化作品で、アニメ制作はixtlとサテライトです。作品自体はやや古いですが元エロゲとは思えないほど熱い作品らしく、過去にも何度か名前は聞いたことのある作品でしたが満を持してついにアニメ化された模様です。
1967年に月に謎の生命体BETAとやらが現れ、そこから異星人との戦闘が始まり、ついに日本にも上陸…ということで日本を舞台に異星人との戦いが繰り広げられる展開のようでしたが、出だしを見ると思いっきり「ガンパレード マーチ」を思い出しました。
しかしガンパレードでは男女共に学生が戦っていましたが、こちらの作品では男は戦車などに、女の子は戦術機と呼ばれるロボットに乗っていたので、それらの設定の説明がなんにも無いのが気になりました。
しかも女の子のパイロットスーツが無駄にエロかったです。なんで全員あんなにおっぱい強調されてるん？自分はピッチリスーツ萌え属性は無いので全く心が震えませんでした。この辺見るとエロゲスピンオフなのが雰囲気で分かります。あとキャラクターにイマイチ個性が無かったので全く名前が覚えられませんでした。
しかし戦術機の訓練シーンや戦争シーンはかなりガチだったのでそこは気に入りました。途中で訓練生が死んで何人かが学校を辞めたりするシーンも印象的でしたし、1話ではついに主人公達のところにBETAが攻めてきていよいよ初陣というところで終わっていたので続きが気になるところです。
作画はかなり古くさいです。キャラクターは2000年前半のアニメのようでした。ロボットはサテライト制作のようでCGでしたがそれほど動いてなく普通といったかんじです。そしてエイベックスが制作にからんでいるので倖田來未がオープニングのようでしたが全く作品に合ってませんでした。
総評
1話の全体的な感想としては、古い絵柄に加え外敵の侵略から日本を守る話…まるでガンパレードだな。でした。圧倒的戦力差に立ち向かう話で、ロボットものということで面白そうでしたが、なんで女の子しかロボットに乗れないん？しかもスーツ無駄にエロいし。このあたりエロゲのスピンオフらしくて気になりました。
1話の個人的評価としては、イマイチ動いてはいませんでしたがロボットものとしてはそこそこ面白そうだったので視聴継続のBランクです。
原作知らないので詳しくは分からないけれど、マヴラヴシリーズってよく名前は聞きますが、え？こんなもんなん？と少々期待はずれです。
今回は2012年春アニメで話題作だった「這いよれ！ニャル子さん」 の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「這いよれ！ニャル子さん」…GA文庫から刊行されている逢空万太のライトノベル「這いよれ！ニャル子さん」のアニメ化作品で、アニメ制作はXEBECです。オープニングのニコ動再生数が100万回を突破して2012年の覇権アニメとか言われていたこの作品、第1話はなんか普通のラノベアニメで肩すかしでした。
そしてなんといっても個人的に一番致命的だったのは主人公の性格の悪さでした。ニャル子にあれほどアプローチされても全く気にせず逆にフォークを刺したり、7話でニャル子に対し嫌いと言ってその直後にやっぱり言い直したりする優柔不断さ、ニャル子に助けてもらったのに逆ギレするところなど良いところが全く感じられませんでした。
逆にヒロイン達は非常に良かったです。中でもニャル子役の阿澄佳奈とハス太役の釘宮理恵は別格で素晴らしかったです。女性キャラが魅力的で男性キャラが全く印象に残らないのはまさにラノベといったかんじでした。
ストーリーも、序盤は新キャラが次々と登場し、中盤は水着回、最後はシリアス展開、んで俺達の日常はこれからだエンドとものすごくオーソドックスでした。そしてラノベらしくパロディも満載でジョジョやガンダムAGE、モンハンに怒首領蜂と非常にバリエーションの幅が広くマニアックでしたが、逆にそれでしか笑いが取れていなかったように思えました。
ただ最後のグタタンからのメッセージと歪み無いニャル子の姿勢で最後を締めていたので思っていたより終わり方は良かったです。売り上げがよければ2期も充分ありそうな最後でした。
作画は普通でした。それほど動きは無かったけど終始安定していたように感じます。主題歌はオープニングが流行しまくったので作品にも充分貢献していて良かったですが、エンディングも結構いけてました。
総評
全体的な感想としては、ニャル子とハス太萌えステマアニメでした。それ以外はほとんど印象に残らず、主人公の真尋の性格が悪く全く感情移入できなかったことや、パロディでしか笑いが取れなかったところ、あれ？クトゥルー神話ほとんど関係なくね？といったところなど悪い点が目立っていたのが残念です。
全体的な個人的評価としては、1話の時点ではありきたりなラノベアニメだったので視聴打ち切り予定のCランクでしたが、最後のまとめはそこそこ良かったところや主題歌の印象が強かったところ、キャラ萌えアニメとしてはそれなりに見られたところを考慮して最後まで視聴継続のBランクでした。
ニコニコでは異様に持ち上げられていた作品でしたがBD/DVD売り上げは7500枚とキー局アニメにしては平均より少し売れたぐらいだったので、ただ単にニコ厨が騒いでいただけだったようです。
