2014年夏アニメ「ヤマノススメ セカンドシーズン」第1話の感想文

2018-07-18 09:42:54 | 2014年夏アニメ関連

3期が始まったので一気見…今回は2014年に放映された「ヤマノススメ セカンドシーズン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ヤマノススメ セカンドシーズン」…コミックアース・スターで連載されている、しろの漫画「ヤマノススメ」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はエイトビットです。

1期は3分アニメでしたが、人気が出たのか今回の2期では15分と大幅拡大、さらに24話と一気に増量しました。その分見応えもある流れになっています。1期1話は会話だけで終わりましたが、2期ではキャラ紹介から夢オチ、テント設置から料理までかなり詰め込んできました。でも話のテンポが良かったため自然な流れだったのは良かったです。

1期と同じくテントや小物の描写はしっかりと描かれていて不自然さを感じさせない作りも良かったです。突き抜けて良いところこそありませんが堅実で押さえるべきところは押さえているので安定して視聴できる作品です。1期1話と同じく山は出てきていませんでしたが2話以降どんな山が出てくるのか期待したいところでした。

作画は良好です。動きこそありませんがキャラ作画は安定していたし、背景が美しく描かれているのは良かったです。1話では夜明けのBGMが秀逸でした。15分アニメになったためオープニングとエンディングもちゃんとついています。

1話の全体的な感想としては、1期のおさらいをしつつもキャラ紹介とキャンプ、料理と15分アニメになったぶんボリュームが増えて面白かったです。これからの展開を期待させるような演出もあり、1話のつかみとしては上々だったと思います。

1話の個人的評価としては、安定した作りで1期と同じ出来が期待できそうだったので視聴継続のBランクです。


2014年夏アニメ「黒執事 Book of Circus」第1話の感想文

2014-09-11 02:14:24 | 2014年夏アニメ関連

今回はMBS毎日放送アニメ枠「アニメイズム」の新作「黒執事 Book of Circus」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kurosituzi1 Kurosituzi2 Kurosituzi3 Kurosituzi4 「黒執事 Book of Circus」…月刊Gファンタジーで連載されている、枢やなの漫画「黒執事」のアニメ化第3期作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。

Kurosituzi5 Kurosituzi6 Kurosituzi7 Kurosituzi8 腐女子向け作品として非常に有名なだけに前評判は高かったですが、男性人気はどうなのかと言われればイマイチ微妙なのかもしれません。個人的には1期の最初こそ取っつきにくかったですが慣れてくると段々この黒執事独特の世界観とキャラクターが作り出す少しシュールながら緻密な描写がクセになってきました。原作の緻密さも相当ですがアニメでもそれを可能な限り再現しているのは素晴らしいです。

Kurosituzi9 Kurosituzi10 Kurosituzi11 Kurosituzi12 急展開から始まった2期とは違い3期となる今回はいつもどおりのファントムハイヴ家の日常から始まっていたためちょっと懐かしく感じるところもありました。キャラクター達も全く変わっていないため安心して見られるのは好感触で、セバスチャンの完璧さも相変わらずでした。

Kurosituzi13 Kurosituzi14 Kurosituzi15 Kurosituzi16 終盤のノアの方舟サーカスからの招待状が届いて物語が始まる以外は完全に単なる日常といったかんじでしたが、1話で黒執事の世界観を表現するという意味では良く出来ていたと思うし、2話から本格的にサーカス編が始まるみたいだし面白くなりそうではありました。

作画は良好です。バトルシーンになると妙にシュールになるのは1期からの伝統なのでもはや気にしません。むしろ個性です。BGMも1期と変わらず雰囲気を演出していて良かったです。1話はオープニングのみでしたが、シドの歌はあまり作品に合っていなかったのは残念。このあたりはマギのときと一緒でソニーのゴリ押しが感じられます。

総評

Kurosituzi17 1話の全体的な感想としては、2期のときのようなサプライズこそありませんでしたが黒執事独自の雰囲気は変わっていなく、評判が良いらしいサーカス編なので期待できそうでした。

1話の個人的評価としては、安定していてつまらなくなる要素が感じられないのは見事だったので視聴継続のBランクです。


2014年夏アニメ「残響のテロル」第1話の感想文

2014-09-04 04:15:10 | 2014年夏アニメ関連

今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作「残響のテロル」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Zankyo1 Zankyo2 Zankyo3 Zankyo4 「残響のテロル」…「カウボーイビバップ」で知られる渡辺信一郎監督と菅野よう子が参加しているオリジナルアニメで、アニメ制作はMAPPAです。

Zankyo5 Zankyo6 Zankyo7 Zankyo8 序盤からいきなり強奪事件とか起こしていたのでインパクトはあったと思います。が、潜入のシーンをすっとばしていきなり脱出なのでちょっと省略しすぎな感じではありました。何かやばそうなものを盗んでいたようですが何かちょっと分かりません。

Zankyo9 Zankyo10 Zankyo11 Zankyo12 そこから一気に半年後になって今度は普通に高校に転入してるし、なぜあのような行為をしたのか、どうやって学校に転入したのか、目的は何なのかなど謎だらけでちょっとついていけませんでした。演出や雰囲気はかなり凝っているんですが、肝心のところが抜けているかんじです。

Zankyo13 Zankyo14 Zankyo15 Zankyo16 一番の見所はやはり最後の都庁爆破シーンでしたが、あれはさすがに驚きです。が、あのぬいぐるみでどうやってあの規模の爆発を引き起こしたのかちょっと納得できない部分もありました。1話ラストで悪夢から解放されるために助けるというのはちょっと回りくどいながら良かったとは思います。作中の雰囲気は結構いいので2話以降に期待したいところでした。

作画は良好です。少々クセがありながら堅実なキャラクターデザインはMAPPAらしいです。CGなどで爆発を演出しているところや、銃火器など細かいところも良く出来ています。BGMも良く、菅野よう子が作曲を担当しているのも特徴でしたがBGMの使いどころがイマイチでした。主題歌も独特です。

総評

Zankyo17 1話の全体的な感想としては、これよく放送できたなと驚きです。明らかなテロ行為でしかも日本だし、面白さよりも驚きのほうが大きかったです。しかし作品としては何がしたいのか目的がイマイチ見えてこなかったので、つまらなくは無かったですがすごい面白いというわけでもありませんでした。

1話の個人的評価としては、雰囲気は良いし展開も気になるし化ける可能性は大いにあるので視聴継続のBランクです。


2014年夏アニメ「ハナヤマタ」第1話の感想文

2014-08-21 22:53:37 | 2014年夏アニメ関連

今回はテレビ東京の新番組アニメ「ハナヤマタ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Hanayamata Hanayamata1 Hanayamata2 Hanayamata3 「ハナヤマタ」…まんがタイムきららフォワードで連載されている浜弓場双の漫画「ハナヤマタ」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。

Hanayamata4 Hanayamata5 Hanayamata6 Hanayamata7 主人公の関谷なるが引っ込み思案で一歩を踏み出せない気弱な少女だったため、1話の時点で個性がほとんど感じられなかったです。今の日常を変えてくれるような王子様の登場を待ち望んでいた割に、いざその人物が現れたら逃げたりしていたのであまりにも都合が良すぎるように感じたところがマイナスポイントでした。

Hanayamata8 Hanayamata9 Hanayamata10 Hanayamata11 他にも演出が過剰すぎると感じるところも多かったです。春なので桜が舞っているのは普通かもしれませんが、ハナが鳥居のてっぺんから普通に飛び降りているところや、なるとハナが回った瞬間桜吹雪と花火があがったり、1話終盤での桜吹雪などイメージと現実がごっちゃになっているようで派手すぎました。演出が過剰な割に良いと感じる演出は無かったです。

Hanayamata12 Hanayamata13 Hanayamata14 Hanayamata15 なにより、この作品はよさこいを通じて女の子達の友情を描く作品に見えましたが、よさこいがあまりにもマイナーなためどういうものなのかサッパリ分かりません。せめてよさこいの魅力や成り立ちを説明してほしかったです。1話を見た感じではよさこいを加えただけの女の子達の日常萌えアニメにしか見えませんでした。

作画は普通です。原作よりもさらに目の特徴を強調しているため良いとは言いがたいかんじで、キャラにクセが少々あります。BGMは良好で、日常シーン全般で流れていたBGMが少々寂しげながら淡々と流れて作品の雰囲気を見事に演出していたためここは素晴らしく、主題歌もオープニングのキャラソンがなかなか良かったです。

総評

Hanayamata16 1話の全体的な感想としては、悪くはないけれど典型的なまんがタイム系列アニメなのでほとんど印象に残らなかったです。せめてよさこいの魅力をもっと前面に押し出して個性を出して欲しかったです。

1話の個人的評価としては、印象に残らなかったしキャラクターもあまり魅力を感じず続きもイマイチ気になる展開ではなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

マッドハウス作品といえば昔は面白いのばかりでしたが昨今は駄作が多めになってしまっているので残念です。


2014年夏アニメ「DRAMAtical Murder」第1話の感想文

2014-08-18 01:20:47 | 2014年夏アニメ関連

今回はテレビ東京深夜アニメの新作「DRAMAtical Murder」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Drama Drama1 Drama2 Drama3 「DRAMAtical Murder」…Nitro+CHiRALから発売された18禁PCゲーム「DRAMAtical Murder」のアニメ化作品で、アニメ制作はNAZです。

Drama4 Drama5 Drama6 Drama7 まず序盤の中二臭い台詞まわしは置いといても、とにかく作中の設定が分かりません。まず動物がしゃべっていますが、なぜしゃべっているのか全く説明が無いです。それに場所がなんか都市みたいで、ドームに囲まれた都市とそうでない都市が2つありましたが、その説明も全くありません。ドームに住んでいる連中が偉くて一般市民が外なのかもしれませんが、その解説も一切無し。それどころか日本なのか異世界なのかすら語られていませんでした。

Drama8 Drama9 Drama10 Drama11 いくつかのチームが存在している模様なので、不良達がチームで縄張り争いでもしているのかと思いましたが、特にぶつかりあってもいないし、謎の電脳ゲーム「ライム」とかいうのが流行しているらしいですが、もちろんその説明も無し。正直何がしたいのかさっぱり分かりませんでした。

Drama12 Drama13 Drama14 Drama15 1話からどんどんキャラクターばかり登場してきますが、全員男なので腐女子向けなのかもしれません。服のセンスもすごくて統一感が全く無いのも特徴でした。終盤主人公がなにやら覚醒したっぽいですが、もちろん過去に何があったのかは全く語られず、結局最初から最後まで意味不明でした。

作画はイマイチです。キャラクター単体の絵はそこそこですがアクションシーンは皆無で、序盤の喧嘩シーンは全カットという有様でした。BGMは全く印象に残りませんでしたが、エンディングのBGMはやや良かったです。

総評

Drama16 1話の全体的な感想としては、全く意味が分からずつまらなかったです。世界観の説明も目的も全くわからないままどんどん話が進んでいくし、いきなりバトルに巻き込まれて覚醒して続くとか最後も訳が分からない展開でした。原作はゲームみたいなので、ゲームを知っているなら多少は楽しめるのかもしれません。

1話の個人的評価としては、意味が分からなかったしキャラクターばかり出てきて面白くもなんとも無かったので余裕で視聴打ち切り予定のCランクです。男キャラはそれほど悪くは無かったのとエンディングは少々良かったので最低評価はギリギリ免れるレベルでした。


2014年夏アニメ「ばらかもん」第1話の感想文

2014-08-05 23:37:24 | 2014年夏アニメ関連

今回は日テレ深夜アニメの新作「ばらかもん」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Barakamon Barakamon1 Barakamon2 Barakamon3 「ばらかもん」…ガンガンONLINEで連載されている、ヨシノサツキの漫画「ばらかもん」のアニメ化作品で、アニメ制作はキネマシトラスです。

Barakamon4 Barakamon5 Barakamon6 Barakamon7 書道家の主人公が地方の五島へやってきて、ここで書道家として改めて修行をするといったかんじでしょうか。1話ではなぜ書道家になったのかというのは全く語られず、どんどん話が進んでいくため序盤はキャラクターよりもシナリオ重視に見えました。

Barakamon8 Barakamon9 Barakamon10 Barakamon11 そしてこの作品の一番の特徴はなんといってもこの方言です。字幕も何も無い中問答無用で話が進むため、半分以上何を言っているのか分かりません。せめてもうちょっと方言の説明が欲しいところでした。逆に地元の人なら非常に楽しめるのかもしれません。

Barakamon12 Barakamon13 Barakamon14 Barakamon15 中盤から登場してきた琴石なるは非常に面白いキャラクターで、後半に地元の方々が引っ越しの手伝いに来てくれるところなどは地方ならではの雰囲気が出ていて良かったです。書道がメインぽいですが、田舎を題材にしたスローライフのアニメという面も持っているようなので面白くなりそうなかんじではありました。

作画は普通です。キャラクター作画は原作に近づけていた感じの無難な作りでしたが、背景は美しかったです。BGMもなかなか良く、中盤で海を眺めているシーンと夕日を見るシーンで流れたBGMが特に良かったです。主題歌も作品に合っているように感じました。

総評

Barakamon16 1話の全体的な感想としては、思ったより面白かったです。方言がすごいので何を言ってるのか半分近くわかりませんでしたが、田舎ならではの雰囲気をうまく出していたし、BGMも良く全体的なレベルは平均以上に見えました。

1話の個人的評価としては、すごい面白いというわけではありませんでしたが良くまとめられていて悪くは無かったので視聴継続のBランクです。


2014年夏アニメ「プリパラ」第1話の感想文

2014-07-31 22:04:55 | 2014年夏アニメ関連

今回は女の子向け一般アニメ「プリパラ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Puripara1 Puripara2 Puripara3 Puripara4 「プリパラ」…タカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発したトレーディングカードアーケードゲーム「プリパラ」のアニメ化作品で、アニメ制作はタツノコプロとDONGWOO A&Eです。

Puripara5 Puripara6 Puripara7 Puripara8 プリティーリズムシリーズの後番だし、プリズムストーンショップもあるので続編のようですが、プリティーリズムの定番であったスケートリンクが無く、普通のダンスライブだったのが少々意外でした。動きは相変わらず良かったですがイマイチ印象には残らなかったです。

Puripara9 Puripara10 Puripara11 Puripara12 プロデューサーのクマがいたり校長先生の髪型が常軌を逸しているのはこのシリーズの作品ならではなので全く気になりませんでしたが、まだ1話なせいでキャラも少なく個性はあまり感じられませんでした。でも主人公の真中らぁらの「かしこま!」は可愛く、遊戯王ZEXALのアレとは別格でした。後半で南みれぃがキャラを作っていたところも良かったです。

Puripara13 Puripara14 Puripara15 Puripara16 アイドルアニメなのでやはり一番気になるのはライブシーンですが、前述の通り普通のダンスライブでした。しかしフルCGながら本編より可愛く描かれているのは歴代通りでさすがです。サイリウムチェンジやプリチケなど今までのシステムから一新されているところや、らぁらがプリズムボイスとかいう才能を持っているということ、校則でプリパラ禁止なのでこれからどうするのかなど続きは気になるところで終わっているのでこれからに期待したいところでした。

作画は不安定です。通常のパートは歴代どおり悪くはないですが不安定なところがありました。しかしライブシーンのCGは非常に良かったです。BGMは全く印象に残りませんでしたが、エンディングの実写Prizmmyが昔と比べだいぶ進化していました。

総評

Puripara17 1話の全体的な感想としては、プリズムジャンプのインパクトが無い分なんか普通のアイドルアニメでイマイチ印象には残らなかったです。こうなると「アイカツ!」と比較されがちになり影が薄くなってしまいそうでした。

1話の個人的評価としては、悪くはないですがインパクトに欠け、新キャラに期待したいところですが現時点では視聴打ち切り予定のCランクです。


2014年夏アニメ「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」第1話の感想文

2014-07-29 23:10:22 | 2014年夏アニメ関連

今回は人気アニメの新作「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Persona1 Persona2 Persona3 Persona4 「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」…アトラスから発売されたPlayStation Vita用ゲーム「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」のアニメ化作品で、アニメ制作は前作のAIC ASTAから代わりA-1 Picturesです。前作「Persona4 the ANIMATION」が驚異的な人気だったため今回も期待されていたようで前人気は高いように見えました。

Persona5 Persona6 Persona7 Persona8 原作のゲームはたしか本編のあとに出たはずなので、おそらく後日談のファンディスクみたいな内容かと思って視聴してみたら、序盤で奈々子が鳴上悠と会ったとき明らかに初対面のような反応だったため意外でした。マヨナカテレビについても全く知らない状況だったし、1話を見た感じでは前期をリメイクしたかのような内容でした。

Persona9 Persona10 Persona11 Persona12 明らかに違う点は新キャラのマリーがいることでしょうか。すでに前期を視聴していて内容を知っているならば今までとは違って視点で楽しめるし、何よりキャラクターの個性の強さと魅力はさすがPersona4といったかんじです。鳴上悠のキャラクターもカッコイイし、イケメンで最強だけど嫌味っぽいところが全く無いところはいつ見ても素晴らしかったです。

Persona13 Persona14 Persona15 Persona16 次回予告の内容を見た感じでは2話はこれまでと違う内容のようだし、ゲーム原作なだけに安定した面白さにはなりそうなので期待したいところです。

作画は非常に良いです。前期でもそうでしたがこれだけの頭身のスラッとしたキャラを崩れることなく安定して描いているのは相当なものです。A-1 Picturesの全力が感じられる作画でした。BGMもゲーム原作なだけに良く、スタイリッシュな主題歌も前期同様作品に合わせてきていました。

総評

Persona17 1話の全体的な感想としては、てっきり2期もののような続きかと思いきや前期の新編集版のような1話でした。前期の1話と同じところで終わっていたし、ゲームを知っている人ならなおさら楽しめるかもしれませんが、原作知らない自分が見た感じではちょっと期待はずれです。でも新キャラがいるし、次回予告ではずいぶん違う展開になっているようでした。

1話の個人的評価としては、ものすごく面白いというわけではありませんが安定していて続きも気になる出来だったので視聴継続のBランクです。


2014年夏アニメ「戦国BASARA Judge End」第1話の感想文

2014-07-27 23:38:57 | 2014年夏アニメ関連

今回は人気作の3番目の新作となる「戦国BASARA Judge End」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Sengoku Sengoku1 Sengoku2 Sengoku3 「戦国BASARA Judge End」…カプコンから発売されているアクションゲームシリーズ「戦国BASARA」のアニメ化第3期作品で、アニメ制作は前期のProductionI.Gから一新されテレコム・アニメーションフィルムです。

Sengoku4 Sengoku5 Sengoku6 Sengoku7 1期2期に劇場版と息の長い作品ですが、今回は再び2期の続きから始まるのかと思いましたが…なんかイマイチそのようには見えませんでした。それどころか1期では織田信長は真田幸村と伊達政宗が倒していたのに今回は史実通り明智光秀が討っていたり、2期で敗れていた気がする武将達が普通に存在していたので、なんか完全新作のようなかんじでした。

Sengoku8 Sengoku9 Sengoku10 Sengoku11 そこに輪をかけているのが制作会社が代わったことでしょう。1期はProductionI.Gだったのに対し今回はテレコム・アニメーションフィルムでした。そのせいかキャラの造形に加えアクションシーンも迫力不足です。後半の石田三成と伊達政宗のバトルは良く動いていて良かったですが、それ以外はイマイチでした。

Sengoku12 Sengoku13 Sengoku14 Sengoku15 話もバトルもイマイチではありましたが、さすがゲーム原作なだけあって声優は非常に豪華です。そのため声優の演技は非常に良く、特に石田三成役の関智一の絶叫は素晴らしかったです。ベテラン声優が多数参加しているのでこれだけでも意外といけました。あとはシナリオがどうなるかといったところです。

作画は普通です。悪くはないですが、前期のProductionI.Gと比較してしまうとさすがに見劣りしました。BGMはゲーム原作にしてはイマイチで、主題歌も歴代オープニングはT.M.Revolutionなのに対し今回は変わっています。エンディングも久々となる石川智晶でした。

総評

Sengoku16 1話の全体的な感想としては、なんだかんだでこれで3期目なんですがどんどんつまらなくなってきている気がします。悪くは無いんですが1期のインパクトが強すぎたせいか普通のアクションアニメになっていました。制作会社が変わっていることも大きいかもしれません。後半の石田三成と伊達政宗のバトルは良かったです。

1話の個人的評価としては、イマイチ期待できなさそうでしたが1期から見ている作品だしそれなりに思い入れはあるので視聴継続のBランクです。


2014年夏アニメ「アルドノア・ゼロ」第1話の感想文

2014-07-25 05:44:03 | 2014年夏アニメ関連

今回はローカルアニメ「アルドノア・ゼロ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Aru Aru1 Aru2 Aru3 「アルドノア・ゼロ」…各社合同のオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はA-1 Pictures+TROYCAです。今年は割と多めなオリジナルのロボットアニメ作品かつ原作脚本が虚淵玄なため、2013年の「翠星のガルガンティア」以来となる虚淵玄ロボットアニメでした。

Aru4 Aru5 Aru6 Aru7 序盤のオープニングが無いところから物語が始まる演出はまさにアニプレックス作品らしい流れでしたが、アセイラム姫が乗っている宇宙船が登場する演出は迫力があって良かったです。冒頭でなぜ地球と火星が対立しているのかを映像で紹介している説明もわかりやすくはありましたが、作中の用語が多いので全てを理解するのはもうしばらくかかりそうでした。

Aru8 Aru9 Aru10 Aru11 この作品の特徴の一つといえば、なんといっても志村貴子デザインのキャラクターです。普段は繊細な漫画ばかりなので、このようなロボットアニメに登場していると非常に新鮮でした。それでいて動きもあり、志村貴子デザインの魅力を予想以上に引き出していると感じます。

Aru12 Aru13 Aru14 Aru15 さらに原作・脚本が虚淵玄なのも見逃せません。2013年のオリジナルロボットアニメ「翠星のガルガンティア」での仕事ぶりも素晴らしかったですが、それとはまた違ったアプローチをしているため1話から非常に面白かったです。パレードの展開はあまりにもわざとらしい茶番のようにも見えましたが、あれがこれからどういう伏線になるか気になるし、世界の各地に火星騎士達が降下しているのを知らずに子供達が無邪気にお願いをしている演出も良かったです。

Aru16 Aru17 Aru18 Aru19 作画は非常に良いです。制作はA-1 Picturesですが、ufotableやIGのスタッフも参加しているかのようでした。キャラクターはもちろんのこと、背景やメカ作画も緻密で文句無しです。BGMも良く、序盤やアセイラム姫がスレインと最後の別れをしているときのBGMが特に良かったです。主題歌は1話はオープニングのみでしたがKalafinaなのでこれも雰囲気に合っていました。

総評

Aru20 1話の全体的な感想としては…これは見事!1話のつかみは非常に良かったです。緻密な作画に加え火星と地球の対決という一見シンプルな構成、そして19機の火星騎士による一斉降下の絶望感など怒濤の展開の数々に圧倒されました。

1話の個人的評価としては、続きが非常に気になる展開に加え作画も良く演出やBGMに関してもレベルが高く予想を大幅に上回っていたためBD/DVD購入も視野に入るSランクです。

「翠星のガルガンティア」とはまた角度の変わった虚淵玄原作オリジナルロボットアニメだし、これは期待してしまいます。