今回はローカルアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」…創通・フィールズ・フライングドッグが共同でプロデュースしたオリジナルアニメで、アニメ制作はプロダクションアイムズです。総監督に谷口悟朗、アニメーションキャラクターデザインは西田亜沙子とスタッフもかなり豪華で放映前の期待度はそこそこ高かったようです。
タイトルからして近未来の警察ものくらいにしか見てませんでしたが、実際には警察の設定に加えてウィルウェアと呼ばれるパワードスーツのようなものがあってそれを悪用したりする犯罪者と警察の戦いを描いているようでした。昔の作品だと「機動警察パトレイバー」とかを思い出すかもしれません。
それに加え他の区から作戦の中止要請が来たり、犯人確保の場所をちゃんと選んだり、必殺技を使う前に決裁が必要だったりと細かいところまで作り込んでいるところが非常に良かったです。このような細かいところを押さえてある分本編に不自然さを感じさせなかったのは良かったです。
話の展開というか犯人の逃走ルートが早くて理解するのがやっとでしたが、最後もちゃんとオチがありまとめていたので1話のつかみは良かったです。ただ若干キャラの個性が弱いのであまり印象に残らなかったところだけ残念です。
作画は良好です。「食檄のソーマ」の佐伯俊がキャラクター原案、「ラブライブ!」の西田亜沙子がキャラクターデザインをするなどずいぶん豪華だったりしますがキャラクターだけでなくバトル部分のCGも良く動いていたしアクションシーンに関しても良好でした。BGMは全く印象に残らなかったのは残念でしたがオープニングのAKINO with bless4の歌は良かったです。
総評
1話の全体的な感想としては、20年前にやってそうなアニメでしたが逆に新鮮で面白かったです。王道なところをしっかり押さえてあるので、これはこのまま犯罪者を捕まえ続けるのも良し、悪の秘密組織と戦うのも良いしどう転んでも面白くなりそうでした。
1話の個人的評価としては、全体的にバランスが取れていて話も分かりやすく面白かったので視聴継続のBランクです。