2014年(のアニメ)を振り返る1

2014-12-31 22:02:02 | アニメ

今年もいよいよ大晦日を残すのみとなりました。今年を振り返る…それはすなわちアニメを振り返ることでもあります。ということで、今年も恒例ですが2014年アニメを振り返ってみることにします。

今年は「妖怪ウォッチ」などの特定のブームを除き、アニメの傾向に至っては特に目立った点こそありませんでしたが、ロボットアニメが再び息を吹き返してきたようで少しずつ作品数が増えてきているようでした。それに加えて昨今ではフルCGアニメが登場してきて、今年では「楽園追放」のヒットもありこれから流行し始める気配を感じさせてきました。

そして今年からソーシャルゲームのアニメ化が始まってきて、来年からはアイドルマスターも始まりメディアミックス化が広がってきている予感がしました。ですがそれと同時に数多くのゲームが終了しているあたり、生き残れる数の少なさを感じさせます。

何より忘れてはならないのは今年を彩った地雷の数々!毎年TBSとMBSアニメは地雷の名門ですが、今年も早々から「魔法戦争」でやらかしていきなりワースト候補とか言われて散々でした。他にも悪いGONZOが出まくった「ブレイドアンドソウル」に鉄道ファンから総ツッコミを食らった「RAIL WARS!」などひどさが際だっていました。

他にも今年は作画崩壊が目立った年でもあり、「Wake Up Girls!」「DRAMAtical Murder」がひどかったですが、ぶっちぎりは「俺、ツインテールになります」でしょうか。実況では盛り上がっていましたがそちらにばかり目がいってしまいギャグアニメになっていました。

それでは毎年恒例、高崎の超個人的主観による2014年アニメのベスト10を発表したいと思います。が、その前に、まずは去年のベスト10から。

高崎の超個人的主観による2013年のアニメベスト10は

第10位「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」

第9位「はたらく魔王さま!」

第8位「とある科学の超電磁砲S」

第7位「ダンボール戦記WARS」

第6位「のんのんびより」

第5位「物語シリーズセカンドシーズン」

第4位「ちはやふる2」

第3位「ジョジョの奇妙な冒険」

第2位「進撃の巨人」

第1位「ガールズ&パンツァー」

でした。

それでは、いよいよ2014年高崎の超個人的主観による2014年アニメベスト10

第10位「ドキドキ!プリキュア」

2013 年2月から2014年1月まで放映、アニメ制作は東映アニメーションです。歴代プリキュアでも屈指の頭身の高さで大きなお友達のウケも良さそうですが、それ以上にキャラクターからシナリオまで良く作られていて子供向けとはいえ大人でも楽しめる作品に仕上がっていました。

第9位「HUNTER×HUNTER」

2011 年10月から2014年9月まで放映、アニメ制作はマッドハウスです。2作目のアニメですが以前のシリーズではできなかった蟻編もアニメ化しつつ、ゴンさんの部分をしっかり描き原作の面白さを引き出していました。アニメになった分迫力が若干落ちてしまったのは仕方ないのかもしれません。

第8位「ピンポン THE ANIMATION」

2014年4月から6月まで放映、アニメ制作はタツノコプロです。湯浅政明監督作品特有の演出に圧倒される作品で、2014年アニメでもっともクセの強い作品でした。それでいて内容は王道かつ面白く、最後もちゃんと完結しているところも素晴らしかったです。才能の無いアクマの悲痛な叫びが印象的でした。

第7位「はじめの一歩 Rising」

2013年10月から2014年3月まで放映、アニメ制作はマッドハウスとMAPPAです。ボクシングの王道作品のアニメで、2014年で最も肉弾戦を行ったバトルアニメでした。殴り合いの迫力が素晴らしく、声優も豪華で原作での名勝負も目白押しですが、2クールに詰め込んだため試合が結構早く終わってしまったのはもったいなかったです。

第6位「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ」

2014年4月から9月まで放映、アニメ制作はdavid productionです。原作で最も人気のあると思われる第3部のアニメでした。新たにスタンドが加わり相変わらずのジョジョらしいポーズと言い回しの数々をアニメで再現したのは見事です。今回は3部の前編のような位置づけなためDIOもあまり出ず途中で終わってしまったのが残念。

第5位「弱虫ペダル」

2013年10月から2014年6月まで放映、アニメ制作はトムスエンタテインメントです。王道スポ根アニメですが、王道の強さを改めて思い知らされる正統派でした。キャラクター一人一人のエース級の魅力に加え、勝負シーンの盛り上がり、何より最大の特徴は見ていると自転車に乗りたくなってくる影響力の強さでしょう。この作品を見て自転車にハマる人が続出したのも納得です。

第4位「Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」

2014年10月から12月まで放映、アニメ制作はufotableです。スタジオディーン制作の旧シリーズを無かったものにするかのような見事な出来でした。王道とはちょっと違いますが謎を呼ぶ展開の面白さに加え、気合いの入った作画とアクションシーンが素晴らしく、面白い原作をさらに面白くする理想的なアニメ化でした。序盤が説明不足なためイマイチ理解できないのは尺の都合上仕方が無かったかもしれません。


2014年(のアニメ)を振り返る3

2014-12-31 22:02:01 | アニメ

それではいよいよ2014年アニメランキングのベスト3、第3位は9年ぶりの続編で、2014年アニメの中でも屈指のミステリアスな雰囲気を出していたこの作品でした。

第3位「蟲師 続章」

2014 年4月から12月まで放映、アニメ制作はアートランドです。序盤こそ原作力不足気味でスケジュールもカツカツのようでしたが後半以降昔どおりに戻り、ハッ ピーエンドだけでなく考えさせられる終わり方の数々、当時表現不可能と言われた蟲の演出を9年前と変わらず見事に表した映像及び音響と、物語の空気を見事 に映像作品として表現した傑作でした。

続いて第2位は、2014年最大の話題作にもなったこの作品で、アニメが終わった現在でもまだまだ熱が冷めないこの作品でした。

第2位「ラブライブ!2」

2014年4月から6月まで放映、アニメ制作はサンライズです。2期は失速する法則を見事に打ち破り1期の伏線を見事に生かす心揺さぶる演出の数々、そしてアイドルアニメながらスポ根もので分かりやすい構成、動きまくりのライブシーンに加えBGM及び楽曲も素晴らしく、キャラクターの魅力を十二分に引き出すシナリ オも相まってアイドルアニメの枠を越えた見事な作品でした。最終回さえ無ければ文句無しで1位だったところだけ惜しかったです。

そして2014年高崎の超個人的主観によるアニメランキング、今年の1位は往年の人気シリーズの新作でありながら斬新な話で、ガンプラ世代が大盛り上がりだったこの作品でした。

第1位 「ガンダムビルドファイターズ(1期)」

2013年10月から2014年3月まで放映、アニメ制作はサンライズです。歴代ガンダム作品とは全く違うガンプラ同士を戦わせるという話ですが、だからこそできる世代を超えた斬新な戦いの数々、そして遊びだからこそ夢中になれるというテーマが根幹にあるところ、そして何より久しく忘れていた「次はどんなのが出てくるんだろう」というワクワクする感情を思い出させてくれた傑作でした。所々にスタッフの遊び心が隠されていたところも良かったです。

以上で高崎の超個人的主観による2014年アニメランキングは終了となります。続いては2014年ベストオープニング・エンディング大賞です。

2014年アニメで最も素晴らしかったオープニングは

Love Live! School Idol Project Op. 2

「ラ ブライブ!2」より「それは僕たちの奇跡」です。1期よりさらに進化したCGと手描きの融合に加え楽曲も良かったですが、何より所々カットインで入っているメンバーの描写がBDやCDのジャケットが元ネタになっているという、分かる人には分かる憎い演出が光っていました。

続いてベストエンディング大賞は

SAOⅡED[Startear]春奈るな

「ソードアート・オンライン2」より前期ED「Startear」です。後半のシノンの一回転ジャンプこそ意味不明ですが、色鉛筆で描いたような淡い描写が印象的で春奈るなの歌も素晴らしく丁寧に作られたエンディングでした。

続いてベストキャラクター賞に移ります。まずは男性部門から。

第1位

「ピ ンポン THE ANIMATION」よりペコこと星野裕です。最初のうちこそダメ人間に成り下がっていましたが、スマイルにとってのヒーローであり続けようとしてからの変貌ぶりが印象的でした。並み居る強豪達との戦いでついに決勝戦まで上り詰め、それからも活躍し続ける姿が格好良かったです。ヒーローとは顔では決まりま せんでした。

第2位

「は じめの一歩 Rising」より鴨川会長です。原作でも人気のエピソードがついにアニメ化されていましたが、戦後で物が無い時代にボクシングではなく拳闘で必死に生きた男達として描かれていて、ほとんど誰も知らない鴨川会長の鉄拳の由来や、その生き様が格好良かったです。

第3位

「弱虫ペダル」より御堂筋翔です。こちらはカッコイイというより個性が強いという意味でランクインしてきました。口も性格も悪いですが三年生でさえ従えるその圧倒的な実力と存在感により弱虫ペダルの中心人物の一人に食い込んでいました。厨っぽいカスタムロードバイクも良い感じです。

続いては女性部門です。

第1位

「ガンダムビルドファイターズ」よりアイラ・ユルキアイネンです。当初はクール系でおとなしめな印象でしたが、いざ大会に参加となると会場を抜け出し買い食いしまくるというその予想外のキャラクター性、そしてレイジと会話していくにつれ次第にデレていくところと、ガンプラの腕だけでなく萌えまで兼ね備えたオールラウンダーでした。

第2位

「ラブライブ!2」より星空凜です。2期で最も株を上げたヒロインの一人で、1期では控えめにしていたのが2期でついに表舞台に出てきたかんじでした。今まで自分のことを可愛いと思っていなかったのが、イベントの一言とその後赤くなりながらスカートに履き替える演出が素晴らしかったです。

第3位

「ディーふらぐ!」より高尾部長です。おとなしいキャラでありながら巨乳とお約束を備えつつも、一番の魅力はなんといってもこのすぐテンパったり半泣きになるメンタルの弱さでしょう。非常にいじられキャラとしての地位を確立しており、必殺高尾斬はご褒美です。

以上をもちまして、2014年高崎の超個人的主観によるアニメランキングは全て終了となります。今年も数多くの話題作や地雷が誕生し盛り上がっていました が、来年も早速話題作があるようで盛り上がりそうです。そして今回のランキングの作成においては友人の協力無くしてはできなかったのでこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

2015年もアニメ三昧な日々になりそうですがよろしくお願いいたします。

2014年(のアニメ)を振り返る 完


2014年(のアニメ)を振り返る2

2014-12-31 22:02:01 | アニメ

そしてついにベスト3…の前に、毎回恒例の11位から20位までを発表したいと思います。

第11位「ノーゲーム・ノーライフ」

2014年4月から6月まで放映、アニメ制作はマッドハウスです。ラノベアニメ特有のファンタジー世界ながら、ゲームで全ての勝負が決まるという一風変わった作品でした。しかしそのゲームの数々が分かりやすくかつ戦略要素があって面白く、駆け引き担当の兄と計算担当の妹というコンビも個性的でした。2014年のラノベアニメで最も面白かった作品です。

第12位「月刊少女野崎くん」

2014年7月から9月まで放映、アニメ制作は動画工房です。動画工房作品ならではのキャラの魅せ方が光る作品でした。女性 キャラだけでなく男性キャラ達まで面白く魅力的に描かれ、しかも話のテンポも良くキャラ萌えアニメとしては別格の作品でした。作中作の漫画にちゃんとキャ ストを別に割り振ったりしている手の込んだ作りも良かったです。

 第13位「一週間フレンズ。」

2014年4月から6月まで放映、アニメ制作はブレインズ・ベースです。設定こそ強引ではありましたが、友達が増えていくことによ りヒロインの香織が少しずつ変わっていくところが非常に良かったです。作中の淡い絵柄に合わせた音楽の数々も良く、高校生の複雑な心境をうまく表現していたと思います。

第14位「キルラキル」

2013年10月から2014年3月まで放映、アニメ制作はTRIGGERです。あのグレンラガンスタッフの新作オリジナルアニメということで前人気は高かったし、実際今までにない斬新なアニメで演出も際だっていました。しかし90年代の雰囲気を強引に作っているような勢いだけで進めていたところも目立っていました。

第15位「アルドノア・ゼロ」

2014年7月から9月まで放映、アニメ制作はA-1 Pictures + TROYCAです。1話から急展開を見せてきたロボットアニメで話は面白く、主人公が最後まで練習機で戦うなど珍しいところも多かったですが、敵の火星側が終始舐めプレイだったためキャラクターに魅力が足りず、そこが惜しかったです。

第16位「甘城ブリリアントパーク」

2014年10月から12月まで放映、アニメ制作は京都アニメーションです。京都アニメーションらしい綺麗な作画でしたが、そこにエロい描写が加わったことにより2014年でもトップクラスの萌えアニメと化していました。それなりに面白い作品でしたが、作画だけで評価がさらにプラスされるのはさすが京都アニメーションといったところです。

第17位「シドニアの騎士」

2014年4月から6月まで放映、アニメ制作はポリゴン・ピクチュアズです。昨年から登場し始めてきたフルCGのアニメで、清々しいほどの正統派SFロボットアニメで面白かったです。フルCGの独特の作画なためクセこそ強いですが、CGならではの動きの良さが際立っていました。

第18位「PSYCHO-PASS2」

2014年10月から12月まで放映、アニメ制作はタツノコプロです。虚淵玄脚本から変わり制作会社も代わりましたが、それをほとんど感じさせない話の展開が面白かったです。しかし話が難解すぎて意味が良く分からない部分も多く、勢いだけで話を進めているようにも見えました。

第19位「ウィッチクラフトワークス」

2014年1月から3月まで放映、アニメ制作はJ.C.STAFFです。水島努監督らしいテンポが良くキャラクターも魅力的なアニメで、特にヒロイン火々里のキャラクター性が抜群かつ個性があり、他の魔女達もエロくて面白い人物達でした。

第20位「のうりん」

2014年1月から3月まで放映、アニメ制作はSILVER LINK.です。大沼心監督らしいパロディの数々および下ネタのオンパレードのため一般人には絶対勧められないアニメですが、農業に関しては真面目に扱っているため見た目に反してためにもなるアニメでした。

以上で11位から20位までの発表は終了となります。

 


密林でお買い物2

2014-12-15 01:33:19 | アニメ

久々にAmazonで色々購入してみました。

まずは「弱虫ペダル」のBD3巻と「ラブライブ!2」のBD4巻です。どちらもとっくに発売されているものですが、遅くても余裕で初回版が手に入るしイベント優先申し込み券には興味が無いので気が向いたときに購入しているかんじです。

続いては「ラブライブ!2」のサントラです。目当てはほぼA-RISEの曲のフルバージョンですが、このアニメはBGMの出来も素晴らしいのでせっかくだから購入しました。

続いてはガジェットです。まずはロジクールのトラックボール付きマウスです。光学式マウスに比べ動かす必要がないため手首に負担がかからず、場所もとらない無線タイプということで評判も良いため買ってみました。現在メインで使っていますが評価の高さも納得です。

そして何やらこれから流行していくとか言われているchromecastも買ってみました。簡潔に言うとテレビのHDMI端子に差してスマートフォンなどの端末からWi-Fi経由でテレビに出力できる端末のようです。まだ始まったばかりのようで、対応サービスがYouTubeを始め海外の動画配信サービスがメインで、国内ではdocomoのdビデオが対応し始めた程度で普及はまだまだかかりそうです。これからdocomoのdアニメストアやバンダイチャンネルやニコニコ動画などがこのchromcastに対応すれば、テレビの画面で写せるようになるので一気に普及するのかもしれません。

現在ではchromeのプラグインで動画ファイルをchromecastに飛ばすことができるので、試しにやってみたところ

こんなかんじで動画ファイルが再生できました。