2016年冬アニメ「蒼の彼方のフォーリズム」第1話の感想文

2016-02-05 23:33:46 | 2016年冬アニメ関連

今回はテレビ東京の新作アニメ「蒼の彼方のフォーリズム」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「蒼の彼方のフォーリズム」…sprite原作の18禁PCゲーム「蒼の彼方のフォーリズム」のアニメ化作品で、アニメ制作はGONZOです。

今時では珍しくエロゲ原作のアニメ化作品ということですが、テレビ東京アニメなためエロいシーンもほとんど無くラノベアニメとほとんど変わりません。一応中盤に着替えシーンを見てしまうラッキースケベが申し訳程度にありますが、エロい描写に関してはほぼ期待できなさそうです。

基本的に日本が舞台で、グラシュと呼ばれる反重力の靴で飛ぶことができる設定が加わった学園ものといったかんじで、主人公は高校2年で窓際の席、さらに女性キャラが圧倒的に多いところも典型的です。1話の時点で登場した男キャラは主人公とどこかの部長の2人のみで個性はほとんど無いところ、女性キャラに至っても特にコレといった印象に残らなかったところも危険な香りがします。

フライングサーカスと呼ばれるグラシュを使ったスポーツ競技のようなものが存在しているところに加え、「ガールズ&パンツァー」での実績がある吉田玲子がシリーズ構成を務めていることからもしかしたら化けるのではと感じさせることが皆無ではないかもしれませんが、こちらは原作つきなので鳴かず飛ばずで終わりそうです。空を飛んでいるけど爽快感らしきものが全く感じないところも期待はずれでした。

作画はイマイチです。原作絵は良いですがアニメにしたらただ普通にアニメ絵にしただけといったかんじです。たまになるディフォルメも良いとは思えませんでした。ただこの作品、BGMは非常に良く序盤の海のシーンや、空を飛ぶシーンで流れたBGMは素晴らしく、主題歌の川田まみの歌も良かったし音楽に関しては高評価です。

総評

1話の全体的な感想としては、典型的なエロゲアニメといったかんじでつまらなかったですがBGMは非常に良かったです。フライングサーカスがスポーツっぽいのでそれを絡めた熱血要素もしくは魅力的なライバルでも出てくれば面白くなるかもしれませんが1話の時点では期待できなさそうでした。

1話の個人的評価としては、BGMと着替えシーンが良かったぐらいであとは良いところがほとんど無くつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

まぁGONZOアニメらしいといえばらしいです。


2016年冬アニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」第1話の感想文

2016-01-17 10:22:19 | 2016年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」…創通・フィールズ・フライングドッグが共同でプロデュースしたオリジナルアニメで、アニメ制作はプロダクションアイムズです。総監督に谷口悟朗、アニメーションキャラクターデザインは西田亜沙子とスタッフもかなり豪華で放映前の期待度はそこそこ高かったようです。

タイトルからして近未来の警察ものくらいにしか見てませんでしたが、実際には警察の設定に加えてウィルウェアと呼ばれるパワードスーツのようなものがあってそれを悪用したりする犯罪者と警察の戦いを描いているようでした。昔の作品だと「機動警察パトレイバー」とかを思い出すかもしれません。

それに加え他の区から作戦の中止要請が来たり、犯人確保の場所をちゃんと選んだり、必殺技を使う前に決裁が必要だったりと細かいところまで作り込んでいるところが非常に良かったです。このような細かいところを押さえてある分本編に不自然さを感じさせなかったのは良かったです。

話の展開というか犯人の逃走ルートが早くて理解するのがやっとでしたが、最後もちゃんとオチがありまとめていたので1話のつかみは良かったです。ただ若干キャラの個性が弱いのであまり印象に残らなかったところだけ残念です。

作画は良好です。「食檄のソーマ」の佐伯俊がキャラクター原案、「ラブライブ!」の西田亜沙子がキャラクターデザインをするなどずいぶん豪華だったりしますがキャラクターだけでなくバトル部分のCGも良く動いていたしアクションシーンに関しても良好でした。BGMは全く印象に残らなかったのは残念でしたがオープニングのAKINO with bless4の歌は良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、20年前にやってそうなアニメでしたが逆に新鮮で面白かったです。王道なところをしっかり押さえてあるので、これはこのまま犯罪者を捕まえ続けるのも良し、悪の秘密組織と戦うのも良いしどう転んでも面白くなりそうでした。

1話の個人的評価としては、全体的にバランスが取れていて話も分かりやすく面白かったので視聴継続のBランクです。


2016年冬アニメ「ブブキ・ブランキ」第1話の感想文

2016-01-17 06:49:08 | 2016年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「ブブキ・ブランキ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ブブキ・ブランキ」…アニメ制作会社サンジゲンの10周年記念オリジナルアニメで、アニメ制作はサンジゲンです。

双子?ぽいのがなんかロボットぽいところに向かっているというのは分かりましたが、なんか手から丸いの出してるし、いやその丸いの結局なんなん?と思ったらその後王舞とか言う物体出して、穴が出来て落ちてワープしたり…正直序盤の流れは全く分かりません。

序盤は回想をしたかったんでしょうが、ブランキとかいうロボっぽいのが眠って歩いているだとかなんとか、母親は何か力を持っているみたいですがその力は何なのか全く説明されず10年後になり舞台が東京になってしまったので中盤も意味不明です。1話はせめてもう少しどころかもっと説明してほしかったです。

とりあえず万流ってのが悪い奴みたいなのと、主人公の名前が東というのだけ分かりましたが他は全く意味が分からずおっさんとのバトルに突入してしまい最後の骨になった王舞も謎…というか王舞って何やねんと、盛り上がる以前に終始訳が分かりませんでした。1話を説明だけにするのではなく、2話から次第に説明していって盛り上げていくというスタイルかもしれませんが、いくらなんでも1話で説明しなさすぎです。これは1話切りする人が多いかもしれません。

作画は独特です。おそらくフルCGだと思われますが、フルCGでここまで人物を含め表現できているのは素直にすごいと思います。背景も美しく独自の世界観を表現していました。BGMも良好で中盤母親が一人で残って戦いに向かったときのBGMが印象的でした。

総評

1話の全体的な感想としては…???9割近く意味が分かりませんでした。設定について終盤になってもほとんど語られなかったため主人公の名前くらいしか覚えられず、なぜ今の状況になったのか、なぜ王舞だかが存在していてどんなことをしているのか、ブブキってなんぞなど謎だらけです。オリジナルアニメ特有の悪い部分が思いっきり出ていたようなアニメでした。

1話の個人的評価としては、設定が分かってくれば面白くなるような印象はありますが、少なくとも1話のつかみは相当悪かったので視聴打ち切り予定のCランクです。ここから一気に盛り返してくるような期待感は残念ながらあまり感じません。


2016年冬アニメ「シュヴァルツェスマーケン」第1話の感想文

2016-01-15 22:38:14 | 2016年冬アニメ関連

今回はテレ東アニメの新作「シュヴァルツェスマーケン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「シュヴァルツェスマーケン」…ageから発売されたPC用ゲーム「マブラヴ オルタネイティブ」のスピンオフ作品「シュヴァルツェスマーケン」のアニメ化作品で、アニメ制作はixtlとLIDENFILMSです。監督降板や海外発注による微妙な作画に展開のグダグダっぷりがひどすぎて逆にギャグアニメとなっていた前作「トータル・イクリプス」の印象が強かっただけに悪い意味で個人的に期待している作品でした。

序盤から今の世界の状況を説明したり字幕でキャラの名前を出したりしていたところは良かったです。ただ良かったんですがもともと原作の設定が細かいためそれでもまだ足りないように見えました。特にBETAについての情報は前作を見ていないと全く分かりません。

もともとこれらの作品群の共通のテーマとして「人類存亡の危機にあっても人類は一つにはなれない」というのがあるみたいで、実際今作にも東西ドイツのぶつかり合いが絡んで混迷しているようでした。おかげで一体何と戦っているのか見えてこないくらいで、本来戦うべき相手であるBETAがオマケみたいに見えて来ます。

パイロットになぜか女性が多いのも特徴ですが、その女性達が無残に死ぬところも印象的…といいたいですがもうそういうのは珍しくもないので逆に鼻につきます。1話からさっそくパイロットが死んでいましたが全く印象に残らず誰?となってしまいました。なによりこの作品、舞台がドイツということもありドイツ語がメインでさらにキャラクターも多いため全く覚えられません。このままだと主人公と666部隊以外覚えられなさそうです。

作画はイマイチです。ロボットのCGは頑張っていますが2D作画は1話からなんとも微妙で、前作のように途中で海外に丸投げして怪しい作画にいつなってもおかしくないので違う意味で期待してしまいます。BGMや主題歌も全く印象に残らず、前作の倖田來未のピロピロみたいに逆にネタにさえなりませんでした。

総評

1話の全体的な感想としては、悪い意味で期待を裏切らない出来でつまらなかったです。おっぱいが強調されるスーツはそこそこ良かったですがドイツが舞台なので名前が全く覚えられず、BETAは相変わらず空気を読むし変に人間ドラマぽいものが入っているから何と戦っているのか分からないあたりも前作の悪いところをそのまま受け継いでいるようでした。

1話の個人的評価としては、ぶっちぎりの視聴打ち切り予定…といいたいですが、このグダグダっぷりといつ作画崩壊するのかという期待度もあるため視聴継続のBランクです。


2016年冬アニメ「だがしかし」第1話の感想文

2016-01-11 10:50:26 | 2016年冬アニメ関連

今回はTBS深夜アニメの新作「だがしかし」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「だがしかし」…週刊少年サンデーで連載されている、コトヤマの漫画「だがしかし」のアニメ化作品で、アニメ制作はfeel.です。

オープニングでの演出から分かる通り、駄菓子に関しては実在の駄菓子を使用しているようでした。うまい棒の組み合わせや駄菓子の一気食いなど駄菓子を知っている世代なら特に共感できる部分も多く、駄菓子に関する演出や表現においてはほぼ文句無しでした。駄菓子屋がある時点で田舎ということもあり「のんのんびより」のような雰囲気を出しているところも二度美味しいです。

話の流れもシンプルで分かりやすく、無駄に凝った設定も変なシリアス展開もなく話のテンポも良いため見ていて飽きてこないところも良かったです。さらにキャラクターも面白く、女性キャラは可愛さとエロさのバランスが絶妙だったし男性陣も魅力的ではありませんでしたが話を盛り上げるのに一役買っていたし、非常に面白い作品に仕上がっていました。ただアニメオリジナルらしいパロディの数々は意見が分かれるかもしれません。

作画は良好です。エロくもあり可愛いデザインは秀逸で、駄菓子も実在の駄菓子を使っているしたまに実写が入る演出もグッド。BGMは全く印象に残らなかったのは残念でしたがエンディングの竹達彩奈の歌は良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては…グッド!予想以上に面白かったです。話のテンポも良いしキャラの個性も強いし実在している駄菓子を使っているところも高評価です。駄菓子屋を知っている世代にはより強くそう感じるかもしれません。

1話の個人的評価としては、BGM以外全体的に良く出来ていて面白かったので永久保存版のAランクです。昔と違いfeel.は小気味よい作品を出し続けてきているように見えます。


2016年冬アニメ「僕だけがいない街」第1話の感想文

2016-01-10 23:40:20 | 2016年冬アニメ関連

今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作「僕だけがいない街」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「僕だけがいない街」…ヤングエースで連載されている三部けいの漫画「僕だけがいない街」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。

蝶が見える演出が絡むとリバイバル現象が発動するという流れは分かりやすくて良かったです。さらに主人公の一人語りでどのようなことになるのかもちゃんと説明していたため、序盤での話の流れに納得がいき序盤のつかみは良好でした。後輩の女子校生がさりげなくついてきているところもポイントが高いです。

物語の核心は小学五年生のときの誘拐事件のようですが、1話では断片でしか語られなかったためどれほどのことだったのか、そして真犯人が別にいると暗示する展開、そして後半の衝撃の流れといい後半は一気に話が進み予想外のところで終わったため先が読めませんでした。アニメではこの昔の事件の真相を暴くところまでやるんでしょうか。

作画は普通です。特に良いとも悪いとも感じませんでしたが原作のトゲトゲしい絵柄に対しアニメでは若干抑えられていてその分女子校生が可愛くなっていたのでそこは評価したいです。BGMはほとんど無かったですが作品の雰囲気が重めなためBGMがほとんど無いほうが逆に合っていました。主題歌もあまり印象には残らなかったです。

総評

1話の全体的な感想としては、謎が多いけれど面白かったです。ちゃんと序盤で能力について説明しているし、最後の展開も予想外で先が読めないし期待できそうでした。まさにノイタミナ作品ぽい出来だったと思います。

1話の個人的評価としては、能力のことが分かってきたところでまさかの展開で続きが気になるので視聴継続のBランクです。


2016年冬アニメ「ラクエンロジック」第1話の感想文

2016-01-10 22:54:53 | 2016年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「ラクエンロジック」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ラクエンロジック」…メディアミックス作品「ラクエンロジック」のアニメ化作品で、アニメ制作は動画工房です。ブシロードからトレーディングカードも出るということで、カードゲーム原作のアニメ版といったところでしょうか。

序盤からいきなりのバトルも謎でしたが、異世界もののお約束とも言える数多くの謎の設定の数々に最初戸惑います。原子よりもさらに基となる存在ロジックがあるというのはまぁ分かるとして、パラドクスレベルや盟約者、フォーリナーなど次々と謎の専門用語が飛び交い、しかも中盤になるまで主人公の名前すら分かりません。そのため1話ではなんか良く分からないところから敵っぽいのが出てきて倒すとオッケーみたいなところしか分かりませんでした。

ただ動画工房制作なためか女の子は軒並み可愛く、しかも妹もいたりしてハーレムアニメ要素もかなりあります。主人公以外全員戦っているのが女の子というのもあざといです。一応敵っぽい男はいましたが1話では登場しただけでした。

トレーディングカードゲームが原作のようでしたが、カードを召喚とかは全く無かったため、キャラクターや世界の設定だけを使ってオリジナルアニメを作ったという雰囲気で、一昔前の「Z/X IGNITION」に似ていました。ただ漠然と何かと戦っているというかんじなのでもうちょっと敵を明確にしてほしいところです。そうでないと単なる萌えアニメで終わりそうでした。

作画は良好です。バトルも良く動いていたし女の子も可愛かったので十分合格点です。BGMは全く印象に残らず主題歌も1話はエンディングのみでしたが普通で残念です。

総評

1話の全体的な感想としては、話はありきたりでしたが女の子は可愛かったです。あと主人公に中二要素がそれほど無いのは良かったですが、敵がイマイチ見えてこなかったので盛り上がりには欠けていました。

1話の個人的評価としては、女の子の可愛さだけで視聴を続けるのにはキツい内容だったため視聴打ち切り予定のCランクです。


2016年冬アニメ「ディバインゲート」第1話の感想文

2016-01-10 21:05:40 | 2016年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「ディバインゲート」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ディバインゲート」…ガンホー・オンライン・エンターテイメントから配信されているゲームアプリ「ディバインゲート」のアニメ化作品で、アニメ制作はStudioぴえろです。

雨の中ナレーションと字幕つきで一人語りを始めてしまったときはやばいアニメのような雰囲気を出していましたが、回想つきでキャラクターの過去を説明しているのでその辺は良かったです。ソシャゲ原作なのでキャラクターが多い分、主に3人にメインを絞って話を展開しているのは分かりやすかったです。

このアニメで最初に気にかかるのはやはり世界設定でしょう。近未来っぽいですが電車のような謎の列車があるし、そもそもディバインゲートって何?みたいなかんじだし評議会の幹部達は謎が多いしで1話では話が全く見えてきません。1話ラストの夢で扉が開いたら街が破滅しているのも余計に謎です。

雰囲気はラノベに近いですがキャラクターはゲーム原作なためか意外としっかりしていて個性もあり良かったです。親殺しのアオトの過去についても少しながら説明もあったし、ストーリーがしっかりあって世界観の説明もあれば予想以上に面白くなるかもしれません。その可能性は感じる出来でした。

作画は良好です。原作の黒を混ぜた独特の作画をアニメに合わせほぼ忠実に再現しているところは素晴らしかったです。バトルに関しては普通でした。BGMも良く、特に暗いシーンで流れていたBGMが印象的で、アオトの回想シーンで流れた挿入歌も良かったです。主題歌は1話はオープニングのみでしたがイマイチでした。

総評

1話の全体的な感想としては、良く意味が分からなかったけれどキャラクターが立っていたのでちょっと面白かったです。素材は良さそうなのでストーリーさえしっかりしてくれれば化けるかもしれません。

1話の個人的評価としては、ストーリーを理解しきれませんでしたがちょっと期待できそうな出来だったので視聴継続のBランクです。


2016年冬アニメ「ノルン+ノネット」第1話の感想文

2016-01-09 13:35:19 | 2016年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「ノルン+ノネット」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ノルン+ノネット」…オトメイトより発売されたPSP用女性向けゲーム「NORN9 ノルン+ノネット」のアニメ化作品で、アニメ制作はキネマシトラス×オレンジです。

タイトルから全くどういう話か見えて来ませんでしたが、雪国に日本の町並みかと思いきや奇抜なデザインの飛行機が飛んだり自給自足可能な船に住んだりと世界設定が全く分かりません。そもそも地球なのかすら分からず原作を知らないと完全に意味不明でした。

トントン拍子で話が進んでヒロインが船に乗り込んでしまいましたが、作中で船に乗るということが予言されていたので視聴していて唐突な展開に驚かなかったのは良かったと思います。メインキャラが11人いるらしく序盤から誰が誰か全く覚えられなかったので、2話以降どう見せてくるのかで評価が変わりそうです。

原作が乙女ゲーなのでヒロイン+男10人かと思いきや、ちゃんと女性キャラもヒロイン以外に2人いてしかも意外と魅力的だったのが良かったです。逆に男性陣のほうが人数多いのに個性があまり感じられませんでした。それに加え良く分からない世界設定もあるのでマイナス面のほうが目立っていました。

作画は普通です。特に良くもなく悪くもなくでしたがヒロインが魅力的に描かれていたのは良かったです。BGMは悪くはありませんでしたが妙に壮大でした。

総評

1話の全体的な感想としては、設定がかなり意味不明でしたがキャラクターはゲーム原作なだけになかなか良かったです。乙女ゲーの女性キャラが結構魅力的に見えるのは男性向けのありきたりなキャラ設定とはひと味違うからかもしれません。

1話の個人的評価としては、女性キャラは良かったけどそれ以外はイマイチだったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2016年冬アニメ「無彩限のファントム・ワールド」第1話の感想文

2016-01-09 10:27:22 | 2016年冬アニメ関連

今期は京アニもアニメを制作してきています。今回は「無彩限のファントム・ワールド」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「無彩限のファントム・ワールド」…京都アニメーションのKAエスマ文庫から刊行されている秦野宗一郎のライトノベル「ファントム・ワールド」のアニメ化作品で、アニメ制作は京都アニメーションです。京アニの弱点であるオリジナル脚本を書けない部分を克服するために原作となる作品を募集したことが昔ありましたが、このアニメがその作品の一つかもしれません。2013年に1巻が出て2016年にアニメ化ということは相当早い段階で準備が進められていたようです。

ラノベ原作らしく序盤からいきなり超設定なのはお約束として、中盤で無理矢理ながら世界観についての説明があるのは良かったです。しかしいくらなんでもファントムが存在しだした理由に無理があるように感じます。この辺りはもう少し現実味を持たせてほしいところでした。実はファントムが現れだした原因が他にもあったとかどんでん返しがあれば面白いかもしれませんが、なんか典型的なラノベ展開っぽいしお約束の流れになりそうです。

そしてこの作品と言えば目につくのは制作が京都アニメーションということですが、案の定品質は非常に高くキャラの可愛さから安定感、バトルの動きも良くファントムや電流シーンのCGに至るまで細かい出来なのはさすがです。全体的に見ても品質の高さが分かるくらいなのは京アニならではですが、それにシナリオが全く追いついていないのが非常に惜しかったです。

しかしその惜しさをカバーするかのように、作品からにじみ出るエロスに至っては素晴らしかったです。序盤の舞先輩の上は制服で下はブルマで戦うところ、そして終始存在感をアピールし続けるおっぱい、玲奈の仕草も幼いながら艶があり萌えアニメとしてなら文句無しに近い出来でした。そのぶん主人公の存在感の無さも典型的ラノベといったかんじで、おそらく頭脳バトル要員として存在しているんでしょうがあまり役に立っているように見えませんでした。1話くらいもうちょっと目立って欲しかったです。

作画は文句無しです。立ち絵からアクションシーン、おっぱいに背景に至るまで細かいところも作り込まれていました。BGMも良好で、リンボーダンスの曲も妙に良かったし、封印が完了したあとの学校で流れたBGMが印象的でした。主題歌もエンディングが良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、話はつまらなかったけどおっぱいは素晴らしかったです。ただおっぱいにばかり集中してしまい話が全く頭に入りませんでした。キャラ萌えアニメとしては一級品だと思います。

1話の個人的評価としては、京アニ作品らしくつまらなかったけど女の子は可愛かったので視聴継続のBランクです。これで話が面白ければ…と今回も残念に思います。