2009年最初のアニメ感想文その8（キー局全て終了）

　いよいよ今日の日記でキー局で放送されたアニメの最終回は全て終わりです。残念ながら正確には「ネットゴーストPIPOPA」と「きらりんレボリューション」と「おねがい♪　マイメロディ　きららっ★」の３つのみ制覇できませんでしたが…。そして残るはローカル局で放送されたアニメを残すのみなので頑張っていきたいところです。今回視聴したキー局の最終回アニメは「ソウルイーター」に「続・夏目友人帳」そしてキー局で最後に最終話が放映された「ONE　OUTS-ワンナウツ-」です。

「ソウルイーター」…月刊少年ガンガンで連載されている大久保篤の漫画「ソウルイーター」のアニメ化作品で、アニメ制作はボンズです。月曜夕方に放映された本編を、同じ週の木曜日深夜に同じ内容＋おまけ映像を付け加えて再編集した「ソウルイーターレイトショー」を放映するという今までに無い手法が使われていました。

　話の内容はさすがガンガンともいうべき王道ファンタジーバトルもので、カッコイイ表現も多く見受けられました。しかしアニメ第1話を見たとき衝撃的だったのはやはり主人公マカ役の小見川千明の超棒ボイスですね。実況でも放送事故レベルとまで言われたその棒は最後にはすっかり成長して感動してしまいましたが、いや最初はどうなることかと。バトルシーンはさすが作画神ボンズなだけあってカメラ視点の見せ所といい、動きといい相変わらずイイ仕事をしてました。ミフネvsブラック★スター戦とか鳥肌もんです。

　今のご時世王道バトル漫画はよほどのインパクトが無いと受けないと思いますが、この作品は原作も面白いしアニメ版も全体的に完成度が高くよくできた作品だったし、エクスカリバーのウザさに至っては原作を越えたと思います。原作が完結していないためアニメ版は終盤オリジナル展開で終わりましたが、あれはあれで良かったんじゃないでしょうか。しかし最後のアレはソウル涙目。

「続・夏目友人帳」…月刊LaLaで連載されている緑川ゆきの漫画「夏目友人帳」のアニメ第2期作品で、アニメ制作はブレインズ・ベースです。こちらは第1期で人気が出たから2期が制作されたというわけではなく、最初から2期を作っていたようで第1期の最終話のあとすぐ2期の制作が発表されていました。

　第1期の「夏目友人帳」が前人気と裏腹にかなり面白く素晴らしい作品だったために、今回の2期の前評判はかなり高かったです。その期待通り今回の2期も笑いあり泣きありの非常に素晴らしい作品でした。全体的に今回の2期は1期に比べると泣ける話は少なかったと思いますがニャンコ先生がらみのギャグは1期よりもさらに面白くなっていたし、原作と1期ではあまり出番の無かった塔子おばさんがかなりイイ味出していて非常に良かったです。そして多軌の登場により委員長さらに影が薄くなってしまいちょっと可哀想に…。OPとEDも非常に良かったし、今回の2期も楽しませていただきました。原作が7巻までなので3期はすぐにはできないと思いますが作って欲しいですね。そして第1期の再放送が4月6日の17時30分からという異例の昇格です。オススメなので1期を見てない人はこれを機会にぜひ一度見てもらいたいですね。

「ONE　OUTS-ワンナウツ-」…ビジネスジャンプで連載されていた甲斐谷忍の漫画「ONE　OUTS」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。深夜アニメ枠の中でも人気の高い日本テレビの新作でさらにマッドハウス制作なのでハズレはまず無いだろうということで前人気もなかなかのものでした。

　野球漫画といえば、昔から現代に至るまで数多くの作品がありますが、この作品は今までの野球作品とは根本的に違うあたりがかなり衝撃的でした。まずほとんどバッターとピッチャーの力比べとかしてないし、まともに試合しなかったり、試合前に妨害工作したりもう無茶苦茶でした。しかしこれはこれでかなり新鮮で、野球規則の細かいルールを付いた巧妙な手口などが色々見られて非常に面白かったです。ただずっと破天荒な展開だけ続くのならそのうち飽きてきそうですが、しっかり勝負するところはガチで勝負しているので最初から最後まで飽きずに視聴してしまいました。しかしこの作品、25話で終わってしまいましたが物語的にはペナントレース始まって1ヶ月しか経ってないんですよね…ここで最終回とはもったいないとも思います。でもなんか第2期は作らなさそうな雰囲気なんで実に惜しい。疑惑のオールスター編だけでもそのうち放映してほしいところです。

　…以上を持ちまして、まずはキー局で放映されたアニメの最終回はこれで全てです。明日からはローカル局で放送されたアニメの感想文を書きつつ、今週から始まる新番組の感想とかも合わせて書いていこうと思います。まだまだ先は長いですががんばりますorz