2011年秋アニメ考察

2011-09-27 05:48:55 | 2011年秋アニメ関連

2011akianime2011akianime12011akianime2いよいよ今週から怒濤のごとく今年最後となる秋アニメが始まろうとしています。前もって色々と情報が集まりだしているため、今回も話題作や注目作をピックアップしていき個人的な感想を書いていきたいと思います。

Fatezeroまずなんといっても今期の本命と言われているのが「Fate/Zero」ではないでしょうか。大人気シリーズの「Fate」シリーズの新作で、なおかつ原作者で「魔法少女まどか☆マギカ」で圧倒的注目を集めた虚淵玄が脚本の監修を務めるため注目度も非常に高いです。作画も相当な気合いを入れているらしく見逃せません。

Gandumage続いて話題作。やはりこのシリーズの新作が出るとなれば話題には事欠きません。今期はガンダムシリーズの最新作「機動戦士ガンダムAGE」がスタートします。今回は「イナズマイレブン」シリーズで有名な日野聡氏が全面的に制作しているため放映前から子供向けすぎる絵柄が不安視されていますが果たして1話でどう見方が変わるか…注目せずにはいられません。

Personaそしてアニメに力を入れまくっているTBSアニメ枠も話題作を投入してきて今期では「PERSONA4」を放映してきます。3年前のPERSONAはオリジナル展開にして全く注目されずに消えていきましたが今回はひと味違うようでかなり力を入れてきているようです。自分は原作を知りませんが注目度はかなり高いためぜひ一度視聴してみたいところです。

Guiltycrown1Ungo_2現在在立て続けにヒットを飛ばし勢いに乗っているフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」からは「ギルティクラウン」と「UN-GO」を放映します。中でも「ギルティクラウン」の方は相当力を入れてきているようで、ProductionI.Gが本気を出し、さらにまさかのオリジナルロボットバトルアニメ…これは期待せずにはいられません。

続いては2期や続編ものも今期は多めです。

IkamusumeWorking7去年のあの衝撃から早1年…いよいよあの娘が帰ってきます。今期は「侵略!?イカ娘」が2期として放映開始します。去年まさかの大化けをしたダークホース作品、今期も安定した人気が出そうで個人的にも楽しみにしています。そして去年屈指のダークホース作品で非常に面白かった「WORKING'!!」も2期が始まります。しかしこちらは1期から監督が変わっているためそこが少々不安材料ですが面白いことを期待しています。

Syakuganあと今更感がどうしても強いですが「灼眼のシャナⅢ-FINAL-」も始まります。こちらはJ.C.STAFFの原作クラッシュが見事に炸裂してもはや収集ができない状態になっていると聞きましたが果たしてどうなるか…しかも2期やったのって相当前だったような気がするし少々…というかかなり不安ではあります。

続いては個人的に気になる作品などを。

LastexileHaganaiあのGONZOが今期の「LAST EXILE-銀翼のファム-」から完全に30分アニメで復活です。TBSアニメ枠だしこれは結構期待できそうかもしれません。あの頃のGONZOを再び見たい気もするので頑張ってほしいです。同じくTBSアニメ枠からは萌えアニメ「僕は友達が少ない」も放映されます。放映前の版権絵の評判はイマイチですがあのブリキ絵をシャフトに続きどこまでアニメで表現できるか注目です。

かつてアニメ化されていた「HUNTER×HUNTER」がマッドハウス制作で新シリーズとして最初からアニメ化されます。前作はそれほど話題になりませんでしたが今回はマッドハウス制作かつ4クール以上確定!原作が非常に面白いしマッドハウスならばバトルに期待できそうだし個人的に非常に楽しみです。

他にもバカテススタッフが制作している「C3-シーキューブ-」や、日テレ深夜アニメの新作「ちはやふる」など面白くなりそうな作品が潜む中、今期は春以来の激戦区となりそうです。果たしてこの中でどの作品が大化けするか、それとも本命作が期待に応えるのか、今週から始まり出すので今から期待せずにはいられません。


2011年夏アニメ第1話の感想文まとめ

2011-09-20 03:55:13 | 2011年夏アニメ関連

今回でいよいよ2011年夏アニメ痔1話の感想文は終わりとなります。正確にはカプコンチャンネルで放映された「モンハン日記ぎりぎりアイルー村G」とカートゥーンネットワークで放映された「ジェネレーター・レックス」の第1話は視聴できませんでしたが…。

それでは毎回恒例、全体的な2011年夏アニメ第1話の感想を書いてみたいと思います。

2011年冬、春と大人気作品が目白押しになってしまった分、残念ながら夏アニメはイマイチ話題としては物足りない結果になったかもしれません。しかしそれはあくまで冬と春が別格だったせいで去年などと比べてみれば十分夏アニメも健闘したとは思います。

Idolmaster21Penguindrum11まずは前評判が高かった作品から。前評判と注目度では夏アニメ1番だった「THE iDOLM@STER」は第1話はあくまでキャラ紹介に徹したため1話の時点ではそれほど盛り上がりませんでした。しかしこの作品は2クールあるしまだまだ未知数な部分はあると思います。

久々となる幾原邦彦監督作品となった「輪るピングドラム」。1話のつかみは素晴らしかったです。訳が分からないけど有無を言わせない圧倒的な演出の数々及び印象的なセリフは見事でした。

No68Usagidrop8最近巻き返しにかかっているフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の2作品「NO.6」はややイマイチでしたが「うさぎドロップ」は素晴らしく、仕草や演技が非常に現実味があり1話で思わずもらい泣きをしてしまうほどでした。これは大化けする可能性を秘めているかもしれません。

Natsume8Bakatesu20夏アニメの本命と言われていた「夏目友人帳 参」のほうも相変わらずの安定感で面白く今回の1話もいい最終回でした。こちらも前期と同じで安定した人気を獲得しそうです。そして月刊LaLaのCMも相変わらず狂気じみていました。

「バカとテストと召還獣にっ!」のほうも1話から水着回に加え召還獣を全く登場させないという展開にした結果1話は萌えアニメとしては素晴らしい完成度となっていました。1話から翔子がいるのも大きかったです。

続いては前評判とは裏腹に面白かった作品などを。

Kamisama9Ikokumeiro11「神様ドォルズ」は昨今の日常アニメとは一線を画す予想外なバトルアニメでした。2000年代初期に流行ったようなかんじの作品ですが逆にそれが新鮮で、なおかつ妹が魅力的なキャラだったため予想以上に面白かったです。

「ARIA」シリーズで知られる佐藤順一氏がシリーズ構成を担当した「異国迷路のクロワーゼ」、こちらもフランスの商店街の雰囲気を出しつつもキャラクターが魅力的で、仕草も良く終わらせ方やBGMも絶妙だったため思わず見ていたくなるほどの作品でした。

そして忘れてはならないのが夏アニメを彩る地雷の数々。一昔前のように核地雷クラスはありませんが今期は全体的にイマイチな作品も多いです。

Kamimemo11Dantarian11ワーナージャパンがアニメに初参入した作品の一つだった「神様のメモ帳」は、放映前の人気は高かったですが、原作者がせっかく書き下ろした第1話をJ.C.STAFFが原型とどめないほど改変しまくったせいか1話は期待はずれでした。

放映前に特番が組まれたほどだった「ダンタリアンの書架」でしたが、こちらは訳が分からない展開が続いて何がしたかったのかが良く分からず、さらに異世界まで出てくるため理解できないままいつの間にか解決してしまい、期待はずれでつまらない作品でした。

Itukatenmano11訳が分からないといえばこちらの「いつか天魔の黒ウサギ」も見逃せません。こちらはローカル局ゆえにパンチラも見せてきたため萌えアニメならそれなりに見られましたが、主人公いきなり車に跳ねられたのに生きてるし、ヒロインいきなり生徒会長に刺されるし展開が急すぎて全くついていけませんでした。

Mayochiki11Yuruyuri7そんな小難しい設定などいらぬ!萌えだけあれば十分といった感じでシンプルに攻めてきたのは「まよチキ!」「ゆるゆり」でした。どちらも萌えアニメとして人気が予想以上にある模様ですが自分はありきたりすぎてどうも1話では馴染めませんでした。

R1510新人声優を大量に起用して一風変わった斬新なアニメを目指そうとしていた「R-15」でしたが、あらゆるところで空回りしてしまい全体的にかなり駄作になった印象を受けました。これに加え長島自演乙雄一郎が登場したらどれだけの化学反応が起きるのでしょうか。今のところ夏アニメで一番ひどい作品でした。

それでは毎回恒例、今回の2011年夏アニメの第1話で一番素晴らしいと感じた作品は…

Penguindrum12幾原邦彦監督久々の作品となる「輪るピングドラム」でした。ここ数年で見られなかった圧倒的なインパクトを持つ演出の数々、生存戦略に代表されるクリスタルワールドでのやり取りは強烈な印象でした。オリジナルアニメということもあり今期もオリジナルが話題をさらっていったことになるのでしょうか。

以上で高崎の2011年夏アニメ第1話の感想文は終わりとなります。今回の感想文を書くにあたり友人の協力無しでは不可能だったので今回もお世話になりました。

いよいよ残す第1話の感想文は秋アニメのみ…一気に視聴していきたいところです。今回もありがとうございました!

高崎の2011年夏アニメ第1話の感想文  完

おまけその1

高崎の2011年夏アニメ第1話時点でのランク付け

2011anime2Sランク(神!可能な限りリアルタイムで視聴し実況にも参加しBD/DVD購入が視野に入るレベル)…「輪るピングドラム」

Aランク(面白い!録画して永久保存版)…「うさぎドロップ」 「THE iDOLM@STER」 「異国迷路のクロワーゼ」 「バカとテストと召喚獣にっ!」 「夏目友人帳 参」

Bランク(視聴継続)…「だぶるじぇい」 「セイクリッドセブン」 「BLOOD C」 「NO.6」 「神様ドォルズ」 「猫神やおよろず」 「ロウきゅーぶ!」 「快盗天使ツインエンジェル~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~」 「魔乳秘剣帖」 「ぬらりひょんの孫 千年魔京」 「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」 「森田さんは無口」

2011anime1Cランク(視聴打ち切り予定)…「神様のメモ帳」 「ダンタリアンの書架」 「いつか天魔の黒ウサギ」 「まよチキ!」 「ゆるゆり」 「R-15」 「BLADE」 「にゃんぱいあ The Animation」

Dランク(黒歴史)…無し

おまけその2 高崎の2011年夏アニメ1話時点での萌えキャラ

Kamisama101位

「神様ドォルズ」より

枸雅詩緒

Usagidrop92位

「うさぎドロップ」より

鹿賀りん

Ikokumeiro123位

「異国迷路のクロワーゼ」より

湯音

ニャンコ先生と霧島翔子は2期以降の作品の登場人物なので除外してます。

おまけその3

続いて2011年夏アニメベストオープニングは

Kamisama11Kamisama12Kamisama13Kamisama14http://www.youtube.com/watch?v=D-g-cpERxTs

「神様ドォルズ」より「不完全燃焼」でした。メロディ及び歌詞が一度聴いたら忘れられない印象に加えオープニングの演出も凝っていて良かったです。

続いて夏アニメベストエンディングは

Penguindrum13Penguindrum14Penguindrum15Penguindrum16「輪るピングドラム」より「DEAR FUTURE」でした。曲の良さもさておきエンディングまでの入り方も良く、絵の動きこそありませんが思わず何度も見てしまう良いエンディングです。


2011年夏アニメ「BLADE」第1話の感想文

2011-09-18 20:54:48 | 2011年夏アニメ関連

延々と続いた夏アニメ第1話の感想文、今回で全て終了です。今回はANIMAXで放映された「BLADE」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

BladeBlade1「BLADE」…マーベル・コミックスが原作のマーベル・アニメプロジェクト第4弾作品で、アニメ制作はマッドハウスです。マッドハウスお得意の硬派なバトルアニメということで個人的にはちょっと期待していた作品でした。

ヴァンパイアハーフのブレイドがヴァンパイアハンターとなり、親の仇でもあるヴァンパイアを倒す話のようですが、まさかヴァンパイアに噛まれると子供ができるとは…なんという斬新な展開。

メインは日本のようで、エグジステンスという組織がヴァンパイアと関わっているためこの組織と戦う展開のようですが、キャラクターについての話があまり語られていないのに一方的に話が進んでいってブレイド以外のキャラ達がなぜヴァンパイアを倒すのかよく分からなかったです。

Blade2Blade3Blade4Blade5ヴァンパイアだけでなく人狼まで出てきてバトルシーンも多めでしたが、マッドハウスお得意のバトル描写はイマイチで動きもあまりありませんでした。しかしブレイドが使った一の太刀残月はカッコいいというより突っ込みどころ満載でした。銀の日本刀で必殺技とか衝撃です。

Blade6Blade7Blade8Blade91話のラストでラスボスになりそうな4本牙のヴァンパイアも登場してきたし、ヒロイン的ポジションになりそうなマコトも登場してきたしなんとなく話が見えてきた感じでした。ただ、やはり全体的に低予算アニメのような雰囲気は感じてしまい、人気が出そうには思えませんでした。

作画は萌えとは全く無縁なかんじでマッドハウスらしい作風でした。これでアクションシーンがよければ良かったんですがそこは残念です。主題歌はOPEDどちらも歌詞無しの曲のみでしたが格好良かったです。

総評

Blade10全体的な感想としては、マッドハウス制作らしい硬派で男臭いアニメだったので良かったんですが…マーベル作品ぽいというかアメリカ風の作風で、人間関係についてはほとんど描写が無くドラマ性は少なく感じました。

1話の個人的評価としては、海外ではそこそこ人気が出そうですが日本人向けではなさそうな感じだったし個人的にもイマイチだったのでそのうち視聴打ち切り予定のCランクです。


2011年夏アニメ「にゃんぱいあ The Animation」第1話の感想文

2011-09-18 19:50:11 | 2011年夏アニメ関連

地雷アニメを作りすぎて上場廃止となりすっかり息を潜めてしまったアニメ制作会社といえば忘れてはならないGONZO…そんなGONZOですが下積みを重ねいよいよアニメ制作に復活!ということで今回はその復活作品となる「にゃんぱいあ The Animation」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

NyanpaiaNyanpaia1「にゃんぱいあ The Animation」…yukiusaが制作した同人誌「にゃんぱいあ -the Gothic World of Nyanpire-」のアニメ化作品で、アニメ制作はGONZOです。GONZO久々の復活作品だったため一部では注目されていた作品でした。

とはいえ30分アニメではなく5分のショートアニメです。そのため第1話ではにゃんぱいあ誕生の話と美咲の家でのやりとりだけで終わったため感慨に浸ることなくあっという間に終わりました。血の代わりに赤い飲み物を欲しがるのはお約束として、3択でタバスコを選ぶベタな展開にならなかったのは評価できるかもしれません。

Nyanpaia2Nyanpaia3Nyanpaia4Nyanpaia5_2監督・キャラクターデザインが「スレイヤーズ」「TRIGUN」など数多くのアニメでキャラクターデザインを手がけた吉松孝博氏だったし、エンディングはヒャダインが制作していたので意外とスタッフは豪華でした。しかしエンディングのヒャダインのPVは一体誰得…?「日常」でも思いの外叩かれていたしこの作品でも良い評判は聞きませんでした。

総評

Nyanpaia61話の全体的な感想としては…まるでflashアニメを見ているようだったし5分アニメだったこともありつまらなかったです。女性に人気が高いらしいし人を選ぶのかもしれません。

1話の個人的評価としては、見所があまり無かったのでこのまま視聴打ち切り予定のCランクです。ただエンディングのヒャダインのPVは長めだったのでヒャダインのファンならイケる…のかもしれません。しかしGONZOせっかくアニメ制作復活したのに最初からこれで大丈夫?


2011年秋終了アニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」最終話の感想文

2011-09-18 12:26:46 | 2010年秋アニメ関連

今回もまた一つお気に入りかつ息の長い作品が終わってしまいました。今回は「バトルスピリッツ ブレイヴ」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Battlespirits2Battlespirits3「バトルスピリッツ ブレイヴ」…バンダイのトレーディングカードゲーム「バトルスピリッツ」を題材にしたオリジナルアニメ第3弾で、アニメ制作はサンライズです。前作「バトルスピリッツ 少年檄覇ダン」の2期にもあたるこの作品、1話は暴将デュックと戦い初めてのブレイヴスピリットを使い勝利したところで終わっていました。

続いて登場したのがライバルとなるバローネとのバトルでしたが、相手も同じブレイヴスピリット使い…しかも格好いい!

Battlespirits4Battlespirits5Battlespirits6Battlespirits7バローネが使う月光龍ジークヴルムは初期から格好良く、しかも後期に登場した月光神龍ルナテック・ストライクヴルムはさらに磨きがかかるため非常に人気が高かったです。

Battlespirits8Battlespirits9Battlespirits10Battlespirits11そして早々に負ける馬神弾…この作品、主人公が勇者レベルで強いわけではなく、何度も負けることがあったのでその辺りが現実味があり良かったと感じます。しかしさすが純粋に命を賭けるような熱いカードバトルを望んでいただけあってライフを削られることにより喜んでいたのは彼一人だけでした。そして戦う度に顔が濃く…終盤でのダブルブレイヴでの変化はもはや主人公というよりラスボスの風格でした。

Battlespirits12Battlespirits13Battlespirits14Battlespirits15舞台設定が1期より数百年後の地球なため登場人物は1期から引き続き登場のキャラは少なめでした。そんな中まさかの生まれ変わりだったゾルダーとフローラのコンビは予想外のサプライズかつ、後半のバトル回及びそのラストでのシーンは1期から見ていた人にとっては非常に感慨深いものでした。

物語としては、魔族という存在を排除しようと地球が全体をリセットしようとする中、いかにして地球を救おうかと考える人間サイドと、自分たちは環境に適応できるから問題ないとして地球征服を目論む魔族サイドとの戦いが続いている感じでしたが、その展開に変化を与えたのが神々の力を持つ十二宮エックスレアと水面下で活動していたザジが組織した獄龍隊及びブレイヴキラーでした。

Battlespirits16Battlespirits17Battlespirits18_2Battlespirits19_2Battlespirits20Battlespirits21Battlespirits22Battlespirits23神々の力を持つ十二宮エックスレアなだけあってその効果は相当なものでルールを知らなくても絶大だったのは分かりました。星座ということもあり思わず「聖闘士星矢」とか思い出してしまいますが、案の定射手座の光龍騎神サジット・アポロドラゴンと獅子座の獅騎龍神ストライクヴルム・レオは別格の扱いでした。それと初期に登場してきた蟹座の巨蟹武神キャンサードも出番が多かったです。その代わりとして牡羊座の白羊樹神セフィロ・アリエス、魚座の双魚賊神ピスケガレオン、乙女座の戦神乙女ヴィエルジェ、天秤座の天秤造神リブラ・ゴレムは全く出番が無く特にヴィエルジェは期待していたのに全く登場しなかったなんて許されないよ!

Battlespirits24Battlespirits25Battlespirits26Battlespirits27中盤から登場したブレイヴキラーデッキは対ブレイヴスピリットに対し絶大だったため中盤は良いライバルポジションだったと感じます。特に滅神星龍ダークヴルム・ノヴァと闇の聖剣のコンボはラスボス並の圧倒的存在感で見応えも十分でした。

Battlespirits28Battlespirits29Battlespirits31Battlespirits30新規のデッキも見応えがありましたが、今回は2期なだけに1期の印象的なデッキが登場するのも憎い演出で、ヴィオレ魔ゐが使用した、1期ラストで馬神弾が使っていたデッキにブレイヴキラーを混成させたダブルノヴァ、グレート・イーグルが使用した、過去に激突王と呼ばれていた頃の馬神弾の戦い方を参考にしてさらに1期ラスボスだった異界王が使っていた幻羅星龍ガイ・アスラを加えたデッキや、フローラが使用した、かつて前世だった百瀬果実が使用していた賢者の木の実を使用した戦術、クラッキーが使用した、天使長ソフィア達の女性デッキが登場したときはさすがに1期から視聴していた人にとってはたまらない展開だったと思います。

Battlespirits32Battlespirits33Battlespirits34Battlespirits35そしてついにラスボスはイザーズかと思われていましたがまさかの改心、ラストバトルは神々の砲台を起動させるためのエネルギーをためるために馬神弾対バローネの宿命の対決でしたが、ラストバトルは十二宮エックスレアを使いまくりかつ戦術的にも見応えがありラストにふさわしい戦いだったと思います。ただラストが「え?これで終わり?」といった感じで駆け足で終わってしまったのは2年放映されていた分ちょっともったいなかったかもしれません。

作画は非常に安定していて全話通して作画がおかしい回がありませんでした。スピリットのCGも格好良くカードバトルアニメの中でも抜きんでた存在です。そして作画監督によってかなりクセが強い作画なこともあるためたまに濃すぎることも少々ありました。そして主題歌も良かったんですが、まさか1話から50話まで全く変わらなかったのがある意味すごかったです。

総評

Battlespirits36Battlespirits37Battlespirits38Battlespirits39全体的な感想としては…2年前から続き合計100話近く放映された今回の馬神弾が主人公だったバトルスピリッツシリーズ、非常に面白かったです。カードバトルながら少年漫画らしい王道な熱い展開でありつつも萌え要素も多く、盛り上げ方もうまかったしかなり完成度の高いアニメでした。ルールを知らなくても面白かったのはさすがです。ただラストが思っていたよりあっさりしすぎていたのと、真のラスボスを臭わせていた謎の組織は全く登場せず、十二宮エックスレアの出番が偏りすぎていてほとんど出なかった星座があったのが残念でした。

全体的な個人的評価としては、カードとかそういうのを抜きにして純粋にアニメとして完結させていて面白かったので永久保存版のAランクです。

ただし今回の馬神弾シリーズは萌えに偏りすぎて子供の人気が得られなかったようで、次からは子供向けに絵柄を変えてきたのが非常に惜しまれます。


2011年夏アニメ「森田さんは無口」第1話の感想文

2011-09-14 03:18:48 | 2011年夏アニメ関連

どんどんマイナーなアニメの感想文になりつつあります。今回はニコ動とかで配信されている5分アニメ「森田さんは無口」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

MoritasanMoritasan1「森田さんは無口」…まんがライフMOMOで連載されている佐野妙の漫画「森田さんは無口」のアニメ化作品で、アニメ制作はセブンです。

短いアニメですがちゃんとオープニングまで作られていて第一印象は良かったです。無口な森田さんの声優が花澤香菜というのも定番ながら役に合っていたと感じます。そしてなぜか目が死んでいましたので「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」の七海春歌に続き2人目の夏アニメ目が死んでいるヒロインでした。

1話は親友の話を目を見ながらちゃんと最後まで聞く話でしたが雰囲気が良く視聴していて良い感じでした。日常ものらしく何事も無く1話は終わりましたが気軽に視聴できそうなかんじでした。

Moritasan2Moritasan3Moritasan4Moritasan5作画はシンプルですが萌えのポイントを押さえたような作画だったので良かったです。オープニングはカバー曲で懐かしい曲でした。

総評

1話の全体的な感想としては、5分アニメだったのでかなりあっさりしていましたが、日常ものとしてはまとまっていて無口な森田さんの仕草が良かったです。

1話の個人的評価としては、特に何も考えずに森田さん萌えアニメとして普通に見られそうだったのでこのまま視聴継続のBランクです。


2011年夏アニメ「ぬらりひょんの孫~千年魔京~」第1話の感想文

2011-09-13 00:10:17 | 2011年夏アニメ関連

第1話の感想文もそろそろ終わりが近いです。今回は2期もの「ぬらりひょんの孫~千年魔京~」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

NurariNurari1「ぬらりひょんの孫~千年魔京~」…週刊少年ジャンプで連載されている椎橋寛の漫画「ぬらりひょんの孫」の第2期作品で、アニメ制作は1期と同じスタジオディーンです。第1期はイマイチ評判が良くありませんでしたが、今回の2期ではどれだけ巻き返せるか気になるところです。

1期のときに比べずいぶんリクオが若くなって…というか小学生だったので、今回の1話は過去の回想の話だったようです。自由研究で妖怪なんていないと言うクラスメイトに対し反論し熱く語るリクオに向けられる白い眼が少々痛く、まさに小学生といった感じでした。

Nurari2Nurari3Nurari5Nurari6過去ということで奴良組三代目を決める会議も行われていましたが、まだ立候補者すら決まっていない状況だったようで跡目争いが起きかけている状況でした。その最中起きたバス事故をきっかけに覚醒したリクオ及びそれについてくる妖怪達の演出はお約束ながら少年マンガらしい王道で良かったです。

Nurari4Nurari7Nurari8Nurari9そしてなんといっても見逃せないのはオープニングとエンディング及び1話の冒頭に登場していた羽衣狐で、おそらくこのキャラが本格的に登場してくる京都編が2期のメインと思われます。リクオの過去とも密接にからむこの羽衣狐、容姿も完璧なので一刻も早い登場が望まれます。

作画はいつものディーン作画でした。悪くはないですがディーンの場合良いこともほとんど無いのでせめてアクションシーンは頑張って欲しいところです。オープニングとエンディングは1期のときと比べ普通になっていて好印象です。まぁ1期のときはぶつ切りオープニングに謎ダンスエンディングでかなり酷かったので普通に戻ったとも言えますが。

総評

Nurari101話の全体的な感想としては、過去回ながら1期のおさらいも少々兼ねていてそれなりに面白かったです。オープニングとエンディングを見る限り羽衣狐が登場しているのでそこからが本番かもしれません。

1話の個人的評価としては、1期より安定して面白かったのでこのまま視聴継続のBランクです。一刻も早い羽衣狐の登場に期待しています。


2011年夏アニメ「バカとテストと召喚獣にっ!」第1話の感想文

2011-09-05 08:19:33 | 2011年夏アニメ関連

一時期に比べだいぶ減りましたが今期は2期ものも放映されています。今回は発表は早かったですがついに放映されたかんじの第2期作品「バカとテストと召喚獣にっ!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Bakatesu9Bakatesu10「バカとテストと召還獣にっ!」…ファミ通文庫から刊行されている井上堅二のライトノベル「バカとテストと召喚獣」の第2期作品で、アニメ制作は1期から引き続きSILVER LINK.です。初めて1期を視聴したときはイマイチと思いきや3話以降一気に面白くなったこの作品、いよいよ2期放映ということで個人的に期待している作品でした。

1期の説明が全く無いまま問答無用で始まりましたが、まさかの姉登場…しかも1話から早速水着回とはあざとい!だが萌えアニメだしそこがいい。早くもメインヒロインのほとんどが登場していました。

Bakatesu11Bakatesu12Bakatesu13Bakatesu14海水浴という名目の水着回でしたが、露出が少ない水着…ということでスクール水着が出てきたり、日射病と言いながら鼻血を出しているムッツリーニも面白かったですが、極めつけはやはり秀吉でした。トランクスタイプの海パンをせっかくもってきたのにライフセーバーに止められたシーンは笑ってしまいました。しかし今回も秀吉は魅力的すぎたため再び禁断の世界に踏み入れてしまいそうです。

Bakatesu15Bakatesu16Bakatesu17Bakatesu18水着回なだけあって女性キャラは総じてエロく非常に素晴らしかったです。いつの間にか工藤愛子とフラグを立てつつも逆ナンされているムッツリーニは許さないよ!そしてラストのエンディング強制終了からヒロイン達にお仕置きされる雄二と明久達のやられっぷりも面白かったです。

そして考えてみれば1話は全く召還獣がでていませんでした。1期は召還獣が出てくると総じて面白くなかったため、そのあたりはスタッフも気づいていたのかもしれません。

作画は1期と全く変わらず安定していて良かったです。1期のときは最初から最後まで全く悪くなかったため今期も安心して視聴できそうです。

総評

Bakatesu191話の全体的な感想としては、1期後半のノリがそのままで面白かったです。今回は1期と違い最初から翔子もいるし1期で足を引っ張っていた召還獣が登場していなかったのも良かったです。

1話の個人的評価としては、ギャグ含め萌えもあり1期と変わらぬ面白さだったため永久保存版のAランクです。

これであとは試験召還戦争さえ面白くなれば…と今期も期待してしまいます。


2011年秋終了特撮もの「仮面ライダーオーズ」最終話の感想文

2011-09-02 19:39:05 | 2010年秋アニメ関連

いつもアニメの感想を書いていますが今回は少々変化球でいきます。今回は特撮ものの「仮面ライダーオーズ」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Ooo4Ooo5「仮面ライダーオーズ」…東映制作の平成仮面ライダーシリーズ第12作目です。オーメダルの封印から目覚めたグリード達が登場し始めた第1話、初めてのタトバコンボで歌が流れつつアンクが人間に取り憑いてこれからどうなる?といったところで続いていました。

さすが王道の特撮ものということで、基本は人間の欲望をグリード達が増幅させて怪人ヤミーを生み出させ、それを暴れさせることで欲望が形となったセルメダルを回収しさらに力を付けてグリードの本体となるコアメダルを全て集めることが目的のようでしたが、敵であるグリード同士でもコアメダルの奪い合いが起きていたため絶対的なラスボスのような存在が無かったのが印象的でした。

Ooo6Ooo8Ooo9Ooo7そんなメインの敵役だったグリード達でしたがこれがまた個性派が揃っていて、最後までずる賢かったカザリや欲望のままに動いていたメズールに、そのメズールに最後まで尽くしていたガメル、そしてその小物っぷりが非常に面白くファンが多かったウヴァと印象に残るキャラクターばかりでした。

Ooo10Ooo11Ooo12Ooo13そしてなんといっても忘れてはならないのは主人公ですが、火野映司とグリードのアンクとのコンビは非常に破天荒でしたがなんだかんだでうまくやっている様は良かったです。火野映司が欲望を押さえ込める器になっていた理由も深く、それが明らかになったときの話は心にくるものがありました。アンクも最初のうちは映司を利用しているだけでしたが人間の体を使い人間と接しているうちに次第に心が変化していき、終盤になるにつれてグリードとは違う考え方をしていくのはお約束ながら良かったです。

Ooo14Ooo15Ooo16Ooo17それに加え中盤から登場し始めた仮面ライダーバースも良く、人間サイドの陣営でしたが絶妙な働きをしていて、初代バースだった伊達明は数多くの死亡フラグを全てへし折り見事な復活を果たし、2代目バースとなった後藤慎太郞も最初は頭が固いマニュアル人間でしたが次第に柔軟になっていき見事なコンビになり、終盤の伊達復活によるダブルバースは熱かったです。

Ooo18Ooo19Ooo20Ooo21オーズの変身システムだった3枚のメダルを組み合わせる変身ギミックは色を組み合わせることにより数多く変化していきましたが、基本となるタトバコンボに加え足を動物にして動きを速くしたり腕を触手にしたりと応用も利き玩具の人気も高かったようです。中でも歌がついてくるタトバコンボにタジャドル、シャウタは歌が印象的だったため忘れられません。

Ooo22Ooo23Ooo24Ooo25終盤苦戦を強いられていたオーズ陣営に、無の象徴となるプテラ・トリケラ・ティラノが存在する恐竜の紫メダルが参入してからは物語が一気に展開していき、もう一人のアンクも登場してさらに混迷していきました。ついにグリード達も完全復活しながらも紫のメダルに次々と破壊され、最後の決戦では800年前の初代タトバコンボから始まり、プトティラコンボに続き最後はアンクが最後の力を使いタジャドルコンボ…しかも最後の音声はアンク!熱い展開が続きなんだかんだで見事に最後を締めていたので王道の仮面ライダーらしい素晴らしい作品に仕上がっていました。

総評

Ooo26全体的な感想としては…王道らしい完成度の高い作品でした。世界を救うという特撮ものらしいお約束な作品でありながら、敵味方共に嫌いになりきれないほど魅力的なキャラクターが揃っていて、最後も王道ながら熱い展開で締めていて良かったです。ただやはりコアメダルの秘密は劇場版でしか明かされていないのでしょうか。テレビ版では何も語られていなかったのでそれが残念です。あとグリード達があれだけしぶとかったのに終盤次々と倒されていったのが駆け足だったのでそれが少々気になりました。しかしそんな些細なことが気にならないほど面白い仮面ライダーだったと思います。

タトバ、シャウタにタジャドル、プトティラコンボ等の印象的なセリフと歌の数々、そしてコアメダルとセルメダルを組み合わせた変身ギミックが好評で玩具売り上げが歴代仮面ライダー1位だったようで話も面白かったしこれは全てにおいて成功した作品ではないでしょうか。

タットッバ・タトバタットッバ♪


2011年夏アニメ「魔乳秘剣帖」第1話の感想文

2011-09-01 21:29:09 | 2011年夏アニメ関連

ローカル局アニメでおっぱいアニメと聞かれれば真っ先に思いつくのは「聖痕のクェイサー」ですが、そのクェイサースタッフが再び集結して新たなおっぱいアニメを制作してきました。今回はタイトルからして開き直っている「魔乳秘剣帖」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

ManyuuManyuu1「魔乳秘剣帖」…TECH GIANで連載されている山田秀樹の漫画「魔乳秘剣帖」のアニメ化作品で、アニメ制作はフッズエンタテインメントです。つい先日まで「聖痕のクェイサーⅡ」が放映されていましたが放映が終了した直後にさっそくまたおっぱいアニメを制作してくるとはさすがと思いつつ第1話を視聴してみました。

冒頭から農民の娘が襲われる展開で、これはエロいと思いましたが狙いはおっぱい…?どうやらこの江戸時代ではおっぱいの大きさが全ての価値を決めるようです。なんという世界。

Manyuu2Manyuu3Manyuu9Manyuu4そのおっぱいの時代を作り上げたのが魔乳一族のようで、その主人公が脱走しつつ、再び規制…て、この声は豊崎愛生?クェイサーでもヒロインの声をやっていたしスタッフつながりを感じます。そしてこのようなおっぱいアニメですが、さりげなく戸松遥以外の全てのsphereメンバーが出演してるのが驚きでした。

Manyuu5Manyuu6Manyuu7Manyuu8主人公魔乳千房の刀の名前が斬乳だったり、乳狩りというのが横行しているというのもすごかったですが主人公の秘められた力が乳を奪い取ることとはこれも見事でした。まさにクェイサースタッフが作るべく作ったおっぱいアニメといった感じで気合いも入っていて面白かったです。

作画は良く安定していました。ただ規制がかなり多いので、クェイサーと一緒でディレクターズカット版でないと完全には楽しめないのが残念です。あとsphereメンバーが3人も出ているのに主題歌を歌っていないのはやはりイメージの問題だったんでしょうか。

総評

Manyuu101話の全体的な感想としては、さすがクェイサースタッフなだけあって見事なおっぱいアニメでした。しかし無茶苦茶ながらバトルアニメとしては良くできているので普通に見られる面白さです。

1話の個人的評価としては、この破天荒ながら面白い出来を考慮して視聴継続のBランクです。ただ相変わらず規制が激しいのでそこは残念でなりません。