はい、そんなわけでいよいよ今年も残すところあと2日となってしまいました。日記を書いている以上この時期はそろそろ今年1年を振り返ってみてどんなことがあったかを思い出して書いてみたりしてしまいますね。そんなわけで2008年の出来事…というか2008年のアニメを振り返ってみようと思います。
まずは地上波の話題から。今年の最初はまず「みなみけ~おかわり~」の衝撃から始まったような気がしますね…そして「マクロスFRONTIER」の「キラッ☆」が大流行し、そしてDVD売り上げが100万枚を超えた「コードギアス」もとうとう完結しました。あとアニメ関連の10大ニュースにも入ってましたが、「イタズラなKiss」が原作未完成だったのがアニメ版で完結しました。そして忘れてはならないのが「ARIA」シリーズ、こちらも第3期で完結し非常に完成度の高い作品となってました。あと最後に10年ぶりの復活となった「スレイヤーズREVOLUTION」も忘れてはなりません。こちらも90年代アニメ好きにはたまらない作品だったと思います。
地方でのアニメの話題では、P.A.WORKS初作品「True Tears」が予想以上の完成度の高さに話題となり、株価下がりまくりのGONZOの起死回生の作品「ストライクウィッチーズ」、通称ストパンが予想以上にDVDが売れなんとか持ち直したり、山本寛初監督作品「かんなぎ」が前評判どおりの人気が出て一安心…と地方でも話題が結構あった気がします。
来年もまた色々と話題作や問題作が出てくるだろうな…と期待しながら、超個人的主観ではありますが2008年に最終回を迎えたアニメベスト10を書いてみたいと思います。個人的主観なうえ地上波限定、さらに長文となってしまってるので気に障る部分も多いと思いますがそこは年末ってことで笑って許してください。それでは
第10位
「バンブーブレード」…2007年10月から2008年3月まで放送、アニメ制作はAIC A.S.T.Aです。ヤングガンガンで連載されていて名前を全く知らなかったのであんま面白くないだろうと思い込んで見てみたところ予想以上にノリが良くて面白かったです。ノリだけではなくて剣道部分もちゃんとしっかり作られていてグッド。あんこーいーりパスタライス。
続いて第9位
「イタズラなKiss」…2008年4月から9月まで放送、アニメ制作はトムス・エンタテイメントです。90年代の作品のアニメ化だったので絵柄や雰囲気が古いと感じましたが、面白い作品は今見ても面白いですね。後半から一気に面白くなり、最後は制作者から原作者のメッセージが流れて涙腺崩壊。終わりまでの流れがが非常に素晴らしかったです。
続いて第8位
「ひだまりスケッチ×365」…2008年7月から9月まで放送、アニメ制作はシャフトです。毎期1つはある新房監督×シャフトコンビの夏アニメ作品、第2期であるこの作品も前評判どおりの安定した人気でした。毎回1話完結形式なので始まりから終わりまでの流れがサッパリしてて見てて心地よかったです。エンディング曲もグッド、そしてヒロさんまじ良妻。
続いて第7位
「夏目友人帳」…2008年7月から9月まで放送、アニメ制作はブレインズ・ベースです。当時の夏アニメで全くのノーマークだったため前評判は良くありませんでしたがいざ放送されて見たら意外や意外、かなり面白い作品でした。1話完結型の妖怪にまつわる話なため「蟲師」に近い位置づけでした。ニャンコ先生やショタ狐など個性豊かなキャラも多く、切ない話が多かったです。第2期が1月から始まるので今から期待。
続いて第6位
「機動戦士ガンダムOOファーストシーズン」…2007年10月から2008年3月まで放送、アニメ制作はサンライズです。この順位はネーヨwww とか言われそうな気がしますが、OOはまだ完結してないしこのくらいだと思います。久々のガンダム作品でシリーズ初の宇宙世紀ではなく西暦であったり色々と細かいところで設定がありますが、紛れもなくガンダム作品であり面白かったです。かなりの数のスタッフも関わっているし力入ってるのがよく分かりました。…で本作品のヒロインは貧乏姫でいいのかしら?
中盤戦、続いて第5位
「ARIA~The ORIGINATION~」…2008年1月から3月まで放送、アニメ制作はハルフィルムメーカーです。2005年から始まったARIAアニメシリーズ最終作。第1期ではあんなに初心者だった灯がここまで成長するとは…。未来型ヒーリングコミックの名に恥じない癒しの物語でした。終始安定した作画にどこか懐かしい感じがする話、主人公達の成長と別れ、オープニングとエンディングが最初から最後まで同じアーティストなため生まれる統一感と非常に完成度の高い作品でした。
続いて第4位
「二十面相の娘」…2008年4月から9月まで放送、アニメ制作はボンズとテレコム・アニメーションフィルムです。正直5位のARIAと甲乙つけがたい感じでしたが、作画の視点からこちらを4位につけさせてもらいました。怪人二十面相外伝といった感じのアナザーストーリーですが非常に面白い作品でした。アクションシーンの格好良さも特筆もので女性キャラも多いけど萌えとかかわいい系では無くカッコイイ系で、普段アニメ見ない人にもオススメできると思います。
いよいよここからベスト3の発表、まずは3位
「コードギアス~反逆のルルーシュR2~」…2008年4月から9月まで放送、アニメ制作はサンライズです。2006年の衝撃のデビューから2年、ついに完結したコードギアスシリーズの最終作でした。第1期で残った多くの謎が第2期で明らかになり、そしてあの結末で色々な説を呼び話題になりました。最近のアニメは中途半端な結末で終わるのが非常に多いですが、この作品は色々ありながらも最後にはまとめて完結させたので見事だと思いました。誰にも予測不可能だった衝撃の展開の数々に、当時は飽きることなく毎週見続けたもんです。
ここまでくるともう1位と2位はバレてそう、そして第2位
「マクロスFRONTIER」…2008年4月から9月まで放送、アニメ制作はサテライトです。2008年で最も話題になったアニメですね。マクロス生誕25周年記念で制作され、総監督に河守正治・音楽菅野よう子とスタッフも超豪華。その前人気通り非常に面白い作品で、「キラッ☆」という単語は2007年の「nice boat」に続き2008年でもっともよく知られたアニメ単語になりました。バルキリーによる戦闘シーンの迫力はCGを駆使することによりさらに臨場感が増し、音楽も良曲揃い。サントラはオリコン初登場2位を記録し、武道館でライブも行われるなどアニメが終わったあとでもまだまだ人気は高いです。そしてアニメ版6話のエンディングまでの流れはガチ。
そして超長文の最後、個人的2008年地上波アニメランキング、第1位はこちら。
「CLANNAD」…2007年10月から2008年4月まで放送、アニメ制作は京都アニメーションです。「AIR」、「Kanon」に続くKey×京アニ作品第3弾、歴代2作品も非常に完成度が高く人気も高いですが、今回の3作目も前人気通り作画、シナリオ、音楽ともに非常に素晴らしい作品でした。「この鍵信者が!」などと言われそうな気がしますが何も知らない状態で見てもいい作品だと思います。後半はうまく話のつじつまを合わせるためにオリジナル展開が多めになっているので正直イマイチな話もありますが、物語前半の面白さは特筆ものです。中でも風子の話は原作以上の出来だと思いました。
以上で超個人的地上波アニメランキングは終わりです。地上波だけでこれですので地方局まで合わせたら「True Tears」や「狼と香辛料」、「ストライクウィッチーズ」に「かんなぎ」まで加わりさらにカオスになってしまうので地上波だけで勘弁してくださいw
2008年も色々ありましたがアニメに関しては話題に事足りませんね。この世界的不況の中アニメの放送枠も少なくなるという噂があるので暗い話題ばかりですが2009年もアニメ関連では盛り上がって欲しいところです。