2010年最後の挨拶

2010-12-31 23:37:43 | 雑談

 いよいよ今年も残すところあと1時間を切りました。今年も色々あったはずですが気がついたらもう年末…時間の流れるのは早いもんです。

 今年も何かと日本はもとより世界中でも色々な出来事がありました。世界のニュースで今年一番話題になったのは、やはりチリ落盤事故だった気がします。そして北朝鮮も相変わらず活発で韓国の島に砲撃したし金正恩を後継に推したりと来年も何かと動きがありそうです。

 国内ではタバコの大幅値上げや朝青龍の引退に野球賭博、サッカーW杯で日本が素晴らしい活躍をしたり、史上最高ともなった記録的猛暑に尖閣諸島の映像流出事件と国内では話題は多かった気がします。東京都青少年育成条例の件もあるし来年も何かと国内は荒れそうな予感しかしません。

 個人的に今年一番の出来事は、やはり身内の不幸でした。なんか家が少し広くなり寂しい感じがします。そして新しく猫が3匹増えました。

 あと昔からジョギング程度に軽く走ってはいましたが今年からいよいよ本格的に大会に出てみました。こういう公式のマラソン大会に参加したのは中学生時代以来でしたが大会独特の空気を感じることが出来て有意義でした。そして1月と2月の大会もエントリーしているので来年はハーフで1時間40分台、10kmなら45分台くらいのタイムを目指したいところです。

 そんなことを考えながらダウンタウンの笑ってはいけないスパイを見ているうちに今年も残るところあと20分。それでは皆様2011年もよろしくお願いいたします!


2010年(のアニメ)を振り返る

2010-12-31 02:56:55 | 2009年秋アニメ関連

 今年もいよいよ残すところあと1日少々となりました。リアルでの出来事は後ほど書くことにして、今回もすっかりライフラインと化したアニメについて今年思ったことを書いてみようと思います。

 2009年と比べて2010年のアニメの全体的な感想は…長引く不況の影響か視聴者およびアニメBD・DVD購入層の見る目がさらに厳しくなってきた気がします。そのせいか去年に比べ大分地雷アニメの数は減ってきて、何より作画崩壊という単語をめっきり聞かなくなりました。

 今年は「けいおん!!」で始まり「けいおん!!」で終わった年とも言われていますが、そんな中色々と目立った出来事はいくつかありました。というわけで今年のアニメ関係で個人的に印象に残った出来事を挙げてみたいと思います。

Soranowoto14 Nightrade17 Okaruto10 まず今年の第一弾として忘れては可哀想なのは、テレビ東京×ANIPLEX共同アニメプロジェクト「アニメノチカラ」が2010年1月から始まったことです。その第1弾作品「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」はけいおんの二番煎じとか言われ散々叩かれた挙げ句良く分からない終わり方をし、第2弾「閃光のナイトレイド」はオサレアニメとしてBD・DVD売り上げ測定不能を叩き出し、第3弾「世紀末オカルト学院」は序盤こそ良かったものの終盤はポルナレフ状態…と散々な結果を出し遂に企画消滅になりましたが、その勇気は敬意を表するべきだったかもしれません。

Angelbeats31 そんな中、今年最も話題になったオリジナル作品といえば、麻枝准が本格的にアニメ原作・脚本を行った「Angel Beats!」です。アニメの出来こそ賛否両論でしたがその話題性は2010年屈指で、BGMおよび楽曲の人気も非常に高かったです。

 そして去年は「戦国BASARA」の大ヒットにより新たな開拓層である女性向け作品が増えた印象を受けました。しかもこの女性向け作品、男性が見たら面白くないのかと問われたら否、これがまた面白い。昨今の女性向け作品は特に侮れません。特に今年は「薄桜鬼」「黒執事Ⅱ」「戦国BASARA弐」などがヒットを出していました。

 あと見逃せないのが劇場版です。「機動戦士ガンダムOO」の劇場版から端を発した昨今の劇場版ブーム、TBSの日曜夕方5時アニメは現在すべて劇場版が告知され、現在「けいおん!!」、「ストライクウィッチーズ」や「そらのおとしもの」まで劇場版制作が発表されています。

 そんな中今年公開された劇場版「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」と「涼宮ハルヒの消失」は非常に出来が良く一般映画としても人気が高かったです。実際2つとも劇場で見ましたが素晴らしい出来でした。

Kiddygarland Togainunoti5 印象に残った良い出来事はこのくらいにして、それでは今年もやっぱり少なからずあった今年を代表する地雷アニメの方々!…といっても今年は少なく「キディ・ガーランド」「咎狗の血」は頭抱えるレベルで危険でしたが他はまだ普通に見られた気がします。この辺り今年は去年より全体的に良くなっている気がしますね。

 それでは毎年恒例、高崎の超個人的主観によるアニメベスト10を発表したいと思います。審査基準とノミネート作品一覧は先日の日記に載せたので割愛。そして発表の前にまずは去年のベスト10から。

高崎の超個人的主観による去年のベスト10は

2009anime 2009anime1 2009anime2 第10位 キャシャーンsins

第9位 スキップ・ビート!

第8位 機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン

第7位 ソウルイーター

第6位 とある魔術の禁書目録

第5位 DARKER THAN BLACK ~流星の双子~ (グイン・サーガ)

第4位 化物語

2009anime3 第3位 東のエデン

第2位 とらドラ!

第1位 CLANNAD AFTER STORY

でした。それではいよいよ高崎の超個人的主観による2010年アニメベスト10

第10位

Highschoolofthedead11 Highschoolofthedead12 「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」…2010年7月から9月まで放映、アニメ制作はマッドハウスです。おっぱいバイオレンスアニメとして女性キャラはほとんどが巨乳、なおかつパンチラシーンも満載ですが、それ以上にマッドハウスお得意のガンアクションは素晴らしく流血シーンも満載でした。主題歌やBGMも格好良く最近のアニメではほとんど見られない、緊張感を煽るような演出も見事でした。

第9位

Ikamusume22 Ikamusume23 「侵略!イカ娘」…2010年10月から12月まで放映、アニメ制作はディオメディアです。最初はあまり期待されていませんでしたが、予想外なほどのイカ娘の可愛さ、そしてオチは無いけれどテンポのいい話の構成、アニメオリジナル演出も面白く思わず泣きそうになるシーンもあり全体的に非常に良くまとまっていました。イカ娘だけでなく脇役のキャラクター達も良い味を出していたと思うでゲソ。

第8位

Amagami34 Amagami35 「アマガミSS」…2010年7月から12月まで放映、アニメ制作はAICです。ギャルゲーアニメですが、各ヒロイン6人×4話のオムニバス形式によりそれぞれ異なるエンディングを迎える今まででありそうであまり無かった構成に加え、主人公橘純一の紳士変態プレイによる強烈な印象も加わり非常に面白く魅力的な作品に仕上がっていました。4話では明らかに尺が足りないエピソードもありましたが全体的な完成度は高かったです。

第7位

Yojouhan15 Yojouhan16 「四畳半神話大系」…2010年4月から6月まで放映、アニメ制作はマッドハウスです。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の春アニメで、見た目は非常にシュール、実写映像もありかなり個性的な作品ですがこの作品の真骨頂はシナリオ構成で、異なった選択をすることにより展開が変わる並行世界を描きながら最後に伏線を回収しつつ見事にまとめたのは見事。最終話を見終わった後に第1話を見ると、意味不明だったものが伏線だったことが分かり鳥肌ものでした。2010年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞作品なのも納得です。

第6位、そしてここから上位の作品はすべてBD・DVD購入が視野に入ったSランクです。

Hidamari16 Hidamari17 「ひだまりスケッチ×☆☆☆」…2010年1月から3月まで放映、アニメ制作はシャフトです。根強い人気を持つひだまりスケッチシリーズの第3期、いよいよゆの達は2年生になり待望の1年生、乃莉となずながひだまり荘に入居してさらにパワーアップしていました。最終話が妙にあっさりしていたり、4話までオープニングとエンディングが完成していなかったりと問題も多かったですが、ここまで評価が高いのはエンディングまでの入りとエンディングが非常に良かったからです。

第5位

Oohuri12 Oohuri13 「おおきく振りかぶって ~夏の大会編~」…2010年4月から6月まで放映、アニメ制作はA-1Picturesです。1期から実に3年ぶりの再開でしたが、選手だけでなく選手の家族、応援団に至るまで細かく丁寧に普段の生活などまで描かれていて、肝心の試合シーンも選手達の細かい心理描写を巧みに演出していて非常に見応えがある作品に仕上がっていました。野球アニメは数多くありますがこの作品は正に野球アニメの傑作です。美丞大狭山戦はここ最近見られなかった、アニメを見ていて思わず緊張してしまう名シーンでした。

第4位

Working17 Working18 「WORKING!!」…2010年4月から6月まで放映、アニメ制作はA-1Picturesです。特に深く考えずに気楽に見られるファミレスバイトアニメとしては傑作で、話のテンポが非常に良く飽きることなく視聴してしまいました。そして特にヒロイン達の可愛さが別格で、種島ぽぷらはもちろんのこと伊波まひるの人気の急上昇ぶりは目を見張るものがありました。ボコデレの時代が始まった!でも種島ぽぷらの出番ももう少し欲しかったです。

そしていよいよベスト3…の前に、毎回恒例第11位から20位までを発表したいと思います。

2010anime4 第11位「デュラララ!!」…2010年1月から6月まで放映、アニメ制作はブレインズベースです。最初はバラバラに見えた人間関係が次第につながってくる展開は見ていて非常に引き込まれるものがあり面白く、「バッカーノ!」スタッフは良い仕事をしていました。

第12位「さらい屋 五葉」…2010年4月から6月まで放映、アニメ制作はマングローブです。バトルシーンがすごいわけでも無く絵柄も萌えとは無縁…しかしこの作品には江戸時代独特の空気を感じさせる音楽と演出が秀逸でした。

第13位「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」…2009年4月から2010年6月まで放映、アニメ制作はボンズです。何かと前シリーズと比較された今作でしたが原作準拠でラストまで描ききったのは見事でした。ただ良くも悪くも忠実すぎた気がします。

2010anime5 第14位「生徒会役員共。」…2010年7月から9月まで放映、アニメ制作はGoHandsです。原作の下ネタギャグ満載の面白さそのままに話のテンポも良く面白い作品に仕上がっていて、アニメオリジナル演出も良い方向にプラスに向いていました。

第15位「会長はメイド様!」…2010年4月から9月まで放映、アニメ制作はJ.C.STAFFです。美咲ちゃん萌えで始まり美咲ちゃん萌えで終わった作品でした。碓氷拓海と鮎沢美咲との会話は悶絶必死です。中盤は少々マンネリでしたが序盤は非常に面白かったです。

第16位「真 恋姫†無双 ~乙女大乱~」…2010年4月から6月まで放映、アニメ制作は動画工房です。エロゲー原作アニメで数少ない当たり作品の3期目で、非常に安定した作画に加え無茶苦茶ながらうまくまとめて最後も締めるという抜群の安定感でした。

2010anime6 第17位「薄桜鬼」…2010年4月から6月及び10月から12月まで放映、アニメ制作はスタジオディーンです。女性向け一般ゲームのアニメ化作品で、新撰組を舞台に実在の事件や登場人物を含めつつ鬼などのファンタジー要素が絡み合い性別問わず面白い作品でした。

第18位「探偵オペラ ミルキィホームズ」…2010年10月から12月まで放映、アニメ制作はJ.C.STAFFです。作画においては良いとは言い難いかもしれませんが、あまりにも常軌を逸したそのパロディの数々やギャグシーンは2010年アニメでナンバーワンかもしれません。

第19位「ストライクウィッチーズ2」…2010年7月から9月まで放映、アニメ制作はAICスピリッツです。GONZOが制作した1期から2年ぶりとなった今回の2期、空中戦及びエロシーンにおいてはパワーアップしていましたがストーリーがほとんど無かったのが実に残念。

2010anime7 第20位「刀語」…2010年1月から12月まで放映、アニメ制作はWHITE FOXです。西尾維新アニメプロジェクト第2弾として制作された作品で、原作の絵柄を忠実に再現しつつ西尾維新作品独特の強烈な印象のキャラクター達を見事に映像化した良作でした。で、錆白兵戦は?

…以上が11位~20位までの発表でした。

 それではいよいよベスト3の発表に移ります。高崎の超個人的主観によるアニメベスト10、第3位は人気ライトノベルのスピンオフ作品ながら非常に人気が高く、本編より面白かったこちらの作品でした。

Railgun17 Railgun18 第3位「とある科学の超電磁砲」…2009年10月から2010年3月まで放映、アニメ制作はJ.C.STAFFです。本編「とある魔術の禁書目録」に登場するレベル5の超能力者、御坂美琴を主人公にしたスピンオフ作品でしたが分かりやすいシナリオ構成に、メインキャラだけでなく脇役や敵役も魅力的でそれぞれに出番もあり、作画も非常に良く終始安定していたし、主題歌も作品に合っていてカッコイイ等々全体的に素晴らしい作品でした。一部ではかなり原作と変わっていて不評だった回もあった模様ですが個人的にはあまり気にならなかったです。美少女バトルものながらバトルシーンも良く描かれていました。

そして第2位、こちらは2010年最大の話題作で数多くの記録を打ち立て屈指の青春アニメだったこちらの作品でした。

Keion60 Keion61 第2位「けいおん!!」…2010年4月から9月まで放映、アニメ制作は京都アニメーションです。「けいおん!は生きがい」とまで言われ2009年でも大人気だった今作、個人的には1期はあまりにも駆け足だったため感情移入がほとんどできませんでしたが、2期となる今回は2クールかけて丁寧に軽音部の日常が描かれ、学生時代実際にあったような出来事も忠実に再現しさらに高校生生活の最後まで描ききったため終わり方も良かったです。日常アニメを作らせたら右に出るものはいないと言われる京都アニメーションの集大成とも言える作品でした。累計BD・DVD売り上げにおいて「化物語」を越えTVアニメ歴代1位、OP・EDが初登場オリコン1・2フィニッシュ、そして劇場版制作決定とまだまだ人気は衰えることを知らないようです。

そして2010年高崎の超個人的主観によるアニメランキング、第1位は人気少女漫画のアニメ化作品で、今年実写映画も公開されたこちらの作品でした。

Kiminitodoke15 Kiminitodoke16 第1位「君に届け」…2009年10月から2010年3月まで放映、アニメ制作はProductionI.Gです。実際のところネットのどこを見ても1位は「けいおん!!」が圧倒的な気がしますが、なぜこの作品が1位かというと、その理由は「けいおん!!」には無くこの作品にはある「上げて落とす」演出にありました。風早翔太と黒沼爽子との会話に悶絶必死で床をゴロゴロしてしまうほどの展開があったと思ったらその直後一気に奈落に突き落とすような展開…そしてそこからの会話シーンに思わず泣いてしまうことが何度もありました。美少女萌えアニメが多い中ここまで泣ける作品は滅多にお目にかかれず、多少作画が怪しいところはありましたがキャストも絶妙で、中でも作中のBGMと演出は2010年アニメの中でも1番だったために1位になりました。

 …以上をもちまして高崎の超個人的主観によるアニメベスト10は終了になります。続いては去年はありませんでしたが、今年から新設、2010年アニメベストオープニング・エンディング大賞です。

 2010年全アニメの中で最も素晴らしかったオープニングは「Angel Beats!」から

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YouTube: Angel Beats! OP 1080p 『My Soul Your Beats』

「My Soul, Your Beats!」でした。シナリオライターだけでなく作曲という部分でもやはり麻枝准は天才と思わざるを得ない珠玉のオープニングでした。オープニングと共に今週のハイライトが流れる演出も良かったです。

 続いて2010年最も心が震えたエンディングは「ひだまりスケッチ×☆☆☆」から

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YouTube: ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第12話 ED

「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ 空と同じで~」でした。完成したのは4話からでしたが、待った甲斐があるだけの素晴らしいエンディングです。1期から続くmarbleの歌は健在で、今回はアップテンポでしたが思わず何度も聴いてしまう良曲で、乃莉となずなが黄昏れている一枚絵も良かったです。

 以上を持ちまして高崎の超個人的主観によるアニメベスト10は全て終了となります。今年も数多くの傑作、話題作に地雷と毎回盛り上がっていました。そして早くも1月からは覇権争いとしてオリジナルアニメ達が決戦を繰り広げようとしています。それでは皆様2010年を盛り上げたアニメの数々に敬礼をしつつ、2011年もよろしくお願いいたします!

 2010年(のアニメ)を振り返る  完


iPhone4のメール不具合

2010-12-29 18:36:37 | 雑談

 なんだかんだで苦戦しまくっていたiphone4でメールサーバーがメールを受信しない不具合でしたが、色々悪戦苦闘した結果メールソフトを再起動すればメールサーバーがメールを受信することが分かりました。一時期は設定を最初から入れ直したり、毎回iPhone4を再起動したり…と色々手間のかかることをやっていましたがとりあえず一安心です。…といっても、完全には直ってないのでお禿様には一刻も早くなんとかしてほしいところです。

 あとiPhone4に2chビューワを入れたことで色々情報収集をしてアプリを色々入れたことにより、やっとそれなりにスマートフォンらしくなってきた気がします。


2011年冬終了アニメ最終回の感想文その2

2010-12-28 10:32:46 | 2010年夏アニメ関連

 続いて作品を視聴していきます。今回は2010年夏アニメとして放映されていた「アマガミSS」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Amagami15_2 Amagami16_2 「アマガミSS」…エンターブレイン制作の一般向け恋愛シミュレーションゲーム「アマガミ」のアニメ化作品で、アニメ制作はAICです。前作「キミキス」は黒歴史扱いされているためネットでの前評判はあまり高くなかったこの作品、第1話は圧倒的に素晴らしい作画を披露しつつ主人公橘純一の失恋エピソードから始まり最初のヒロイン森島はるか編が始まっていました。

正直自分はギャルゲー原作のアニメ化作品ということであまり期待はしていませんでした。第1話は作画こそよかったけれど橘純一は夢見る少年みたいなイメージだったし2話になったら一気に作画が目に見えて落ちたのでこのままだと視聴打ち切ろうか…などとも思いましたが、3話で自分を始め原作を知らない方々は評価が一変することになります。

Amagami17 Amagami18 3話で森島はるかを楽しませるために橘純一が行った行動…学校のポンプ小屋に森島はるかを連れ込み行った犬プレイや昼休みの塩ラーメンを食べさせる際の誘拐犯プレイなど、視聴者の予想の遙か斜め上を突き抜けるマニアックなプレイの数々をいきなり披露しまくって実況では当時大盛り上がりでした。この回を機にこの作品の評価は一気に跳ね上がった気がします。

基本的にギャルゲー、エロゲ原作アニメの男主人公はプレイヤーに感情移入させやすいように無個性なことが多いですが、この作品においては主人公に強烈な個性を持たせることにより逆に橘純一の作品として見ることになり、そしてそれが良い方向に向いていたため面白い作品に仕上がっていました。

各ヒロインのエピソードが4話完結×6人分のオムニバス形式になっているため、各ヒロインのファンからも文句の出ないように作られており通称ギャルゲーアニメの完成形とまで言われていたこの作品、ここからは各ヒロインのエピソードの感想を書いていきます。

Amagami19 Amagami20 森島はるか編…学校で全生徒の憧れと言われている完璧な美貌の持ち主である彼女。実際のところ相当な変わり者でエロい格好も平気でするため人気は高かったです。しかしなんといっても3話での犬プレイから始まるマニアックな行為の数々の印象が強すぎました。最終章のホテルで「好きならのぞきに来るものじゃないの!?」発言も森島はるからしいセリフだったと思います。ラストでいきなり10年後になり橘純一は刑事になり、結婚して「私も逮捕してね~」とハッピーエンドになりながらも最後まで森島はるからしいエピソードに仕上がっていました。

Amagami21 Amagami22 棚町 薫編…主人公橘純一と梅原正吉、そしてこの棚町薫の3人が悪友仲間でよく一緒でしたが、橘純一が棚町薫を意識しはじめることから始まったこのエピソード。ここでも橘純一の妄想癖およびプレイは健在で、「オッケーなら全力でする!駄目なら無理矢理する!」と言って棚町薫のヘソにキスするシーンは下手なエロゲーよりエロいと実況では絶賛されていました。棚町薫の母親に新しい恋人がいた描写や最終章での自転車二人乗りが規制にひっかかりカットされたのは少々残念。それでも棚町薫のファミレス制服姿はエロかったし、スカイタワーでの告白シーン、そしてこちらもハッピーエンドで終わったので良かったです。

Amagami23 Amagami24 中多紗江編…ある意味最もアニメ化で改変されたのがこのエピソードかもしれません。原作では人気が無いキャラでしたが、平池芳正監督が「人気が無いのなら思いきったことをさせてもらう」と言いこのエピソードだけ中田譲治のナレーションが常に入っていました。他にも橘純一の教官プレイによる自動販売機相手の接客訓練、水着早着替え特訓、水着で足湯、風の強いところでスカートを押さえながらの発声練習など中田譲治のツッコミも合わさり非常に面白いエピソードに仕上がっていました。最終章では美也と3人で仲良く映画撮影をしている風景にキュン死!とても不人気とは思えない面白さでした。

Amagami25 Amagami26 七咲 逢編…原作では一番人気だったキャラクターなため前評判は一番高かったエピソードです。初登場でいきなり「通報します。」発言から始まったキツイ性格の持ち主でしたが、制服の下に水着を着ていたため「見たいですか?」と言いながらスカートをたくし上げる行為や「スケベな目は可愛かったですよ」等といった発言で橘純一を手玉に取る性格で一番人気も納得です。

そしてこのエピソードでも橘純一の紳士ぶりは健在で、水泳部の女子をのぞき見して土下座しながら胸について熱く語るシーンは女子部員どん引きでした。でもそこで七咲逢に全てを任せる響先輩は格好良かったです。ファラオの館で味噌ラーメンに変身する演出は意味不明でしたが、最終章での学園祭、そして温泉シーンも七咲逢の日焼けの跡までも描いていてエロく、ラストの膝枕エンドはリア充すぎて実況ではお通夜でした。一番人気なだけにキャラクター人気は非常に高かったですが少々デレるのが早すぎた気がします。

Amagami27 Amagami28 桜井梨穂子編…ぽっちゃり幼なじみエピソードですが一番不完全燃焼だったかもしれません。スケートシーンや風呂シーンはエロかったですが、どちらかというと橘純一の指を甘噛みしたり風呂シーンのあった妹の美也のほうがエロかった気がします。そして茶道部の3年生2人の名前が判明したのはこのエピソードでした。この回では橘純一の紳士プレイはあまり無く、しかも全ヒロインで唯一冬にラストを迎えずさらに告白も無く、そのまま終わりというなんとも不完全な終わり方でした。このアニメで一番人気が無いエピソードかもしれません。

Amagami29 Amagami30 絢辻 詞編…最後のヒロインですが、この「アマガミSS」の最後を彩るに相応しいラスボスの風格を備えたヒロインでした。普段は優等生の象徴といった感じですが、橘純一が偶然絢辻詞の手帳を拾って見てしまったことから性格が豹変、絢辻さんは裏表の無い素敵な人です!サンタコンテストで橘純一が妄想したら足を踏んだりするツンデレ描写も含め非常に魅力的なヒロインでした。告白とキスシーンで思わず鼻血を出すところも面白かったです。

原作のバッドエンドの演出も含めつつも最終章のラストシーンでは1期のオープニングが流れ全キャラクターがダイジェストで登場し、10年後の学園祭でのメリークリスマスは素晴らしい終わらせ方だったため個人的には全ヒロイン中一番良いエピソードでした。

Amagami31 Amagami32 番外編 上崎裡沙編…第25話にあたり、1話だけのストーリーとして放映された隠しヒロインのエピソードでしたが、この回は監督の平池芳正氏自らが脚本を書いた回で、いきなり告白から始まる異色のエピソードでした。橘純一に近づく女性達のフラグを次々とへし折っていく様に実況では非難の嵐でしたが、この回で全ての始まりとなる2年前のクリスマスの真実が語られる非常に重要な話となりつつ、最後の謝罪エンドも含め1話でよくぞここまでまとめたと感心しました。実況では評判が良くありませんでしたが自分は容姿も含め良いヒロインだったと思います。逆にここまで尽くしてくれるヒロインは素晴らしいのではないでしょうか。

 全体的に作画は頑張っていたとは思います。原作の絵がかなり人気なのでプレッシャーもあったとは思いますが平均より上は行っていたのではないでしょうか。中でも1話と25話は頑張っていました。

 オープニングは良くも悪くも普通、しかしエンディングは各ヒロインのキャラクターソングになっていたので通算7曲も流れていました。ただあまり印象には残っていません。

総評

Amagami33 全体的な感想としては、たしかにギャルゲーアニメの完成形と言われていただけあって非常に面白かったです。このような構成にしたり、不人気だったエピソードを面白くさせた平池芳正監督の功績も大きかったかもしれません。あとアニメを見て思わず原作もプレイしてみたいと思ってしまったほどなのでゲーム販促アニメという意味でも効果があったと思われます。

個人的評価としては、第1話では様子見のBランクでしたが、やはり3話以降面白さが急上昇してそのままの勢いで駆け抜けたため全体的には永久保存版のAランクです。ただし絢辻詞編と上崎裡沙編は個人的にはSランクでした。BDには橘美也編が収録されているし最終巻は買うかもしれません。

現在森島はるか編のBD・DVDが発売されていますが、どうやら6000枚は売れたようなので黒字だったとは思われます。しかしヒロイン別に上下巻で発売されているのでヒロインにより売り上げが変わるかもしれません。

久々にギャルゲーアニメで面白いと思った良作でした。自分も思わず1月27日発売のエビコレ+アマガミを買ってしまいそうな勢いです。


2011年冬終了アニメ最終回の感想文その1

2010-12-27 23:44:02 | 2010年秋アニメ関連

 いよいよ今年もあとわずか。2010年総合アニメランキングを作る前の準備運動も兼ねて、やはりこの作品の感想を書かないわけにはいきません。そんなわけで今回は2010年秋アニメ第一弾の感想文として「侵略!イカ娘」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Ikamusume10 Ikamusume11 「侵略!イカ娘」…週刊少年チャンピオンで連載されている安部真弘の漫画「侵略!イカ娘」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。放映前から何かと話題になっていたこの作品、第一話はあっさりしていた作風でしたが1話3本構成だったため話のテンポが良く思っていたより飽きない作品でした。

そして2話以降はこのノリがどれくらいキープできるのかと思いきや…予想以上に面白い!地上を侵略しに来ておきながら周りに流されやすく、世間知らずで素直な性格だったイカ娘はかなり評判が良く人気も高かったです。それに加え2010年ネット流行語大賞3位にまでなった「~ゲソ」「~イカ?」という独特のしゃべり方もあり気がつけば2010年秋アニメ屈指の話題作になっていました。

Ikamusume12 Ikamusume13 そしてイカ娘単体での人気も高かったですが、2話から登場しイカ娘に異常なまでの執着を見せた長月早苗や、9話のピンポンダッシュ回でイカ娘と初めて親友になった紗倉清美、そして偽イカ娘など魅力的なキャラクターも次々と登場してきて面白かったです。原作の傾向として話にオチが無いことが多いですがそれこそがこの作品の特徴とまで言われていました。

Ikamusume14 Ikamusume15 しかしそれだけでは無くアニメオリジナルの描写や演出も多く、5話のミニイカ娘回は原作は2ページ足らずの話だったのにも関わらずBGMのみで音声無しといった演出だけで思わず涙腺にきてしまう話だったし、「おおきく振りかぶって」スタッフが集結して制作した清美との野球回ではマカこと小見川千明もゲスト出演して非常に良い出来でした。

Ikamusume16 Ikamusume17 最後は今までに無いシリアス調で締めていましたがやっぱりイカ娘にシリアスは合わない…と思いつつもタコ娘も登場して2期も期待できそうな終わり方だったため、この作品は1クールじゃもったいないので是非とも2期も制作して欲しいところです。アニメ制作スタッフの愛を感じることのできた完成度の高い作品に仕上がっていました。

Ikamusume18 Ikamusume19 作画においては正直予想通りといった感じでかなりあっさりしていました。イカ娘の触手の動きは良かったですがそれ以外はおおむね普通で緻密とは無縁でした。ただ野球回は別で投げるモーションやバッティングも下手な野球アニメより動いていたと思います。

主題歌もオープニングは思わず耳に残る曲だったし、エンディングではその回でメインだった小物や登場人物が背景に登場したりする少々珍しい演出でした。最後にイカ娘がこっちに走ってくるのも良かったです。

総評

Ikamusume20 Ikamusume21 全体的な感想としては、放映開始前はあまり期待されていませんでしたが実際に放映されてみると右肩上がりで面白さと人気が急上昇していって気がつけば2010年屈指のダークホース作品と化していました。正直ディオメディア制作なので甘く見ていましたがこれは評価を改めざるを得ません。

イカ娘も可愛いし他にも個性派なキャラクターも多く、ネット流行語大賞3位にまでなった「~ゲソ」「~イカ」には数多くの著名人が影響を受け身内の間でも日常会話にまで使われていたほどでゲソ。

個人的評価としては、1話の時点では絵柄こそあっさりしていましたが話のテンポが良かったので視聴継続のBランクでしたが、そこから評価が下がること無く上がり続けていき最終的には永久保存版のAランクです。もしさらに作画が良かったらランクが上がったかも知れません。

完成度の高く楽しめる作品でした。BD・DVD売り上げも予想以上に良さそうだし2期に期待してもいいんじゃなイカ!?


クリスマスプレゼント…?

2010-12-27 04:18:16 | 雑談

Iphone 気がつけば聖夜のクリスマスも終わりいよいよ年末といったかんじになってきました。そんなわけで今回思い切ってクリスマスプレゼントと称し携帯電話を買い換えてみることに。今回変えた機種は大方の予想を裏切り、

auの日立製W52HからAppleのiPhone4に乗り換え…すなわちナンバー持ち運び制を使いSoftBankに乗り換えました。そして初のスマートフォンです。

 初めて見たスマートフォンは友人が持っていたDoCoMoのエクスペリアでしたが、初めて見た第一印象は「これなんてPC?」と思ってしまったほど携帯というよりPCに近い印象を受けたスマートフォン、auも先日IS03を出し本格的にスマートフォンに進出してきましたが今さら感は否めず、しかも後継機のIS04の発売はどうやら春らしく思いっきり遅く、しかも会社の先輩が04買うとか言っていたので会社の方々と協議し自分が人柱になる形でiPhone4に変えました。

 iPhone4が出たのは2010年の夏だから、年末の今なら特に問題無く購入できるだろう…と甘く見ていたのが災いしたのか、なんと宇都宮のヨドバシカメラと地元の携帯専門店ではiPhone4は売り切れでした。予想以上のスマートフォン人気に衝撃を受けながら地元の家電量販店に駄目もとで行ってみたら32GBモデルのみ在庫があるという話を聞き速攻で契約…しかし乗り換えということで料金プラン含め色々と話を聞くことになり3時間近くはかかりました。

 その結果ついに手に入れたiphon4。ここ数日はアニメを見ながら延々と設定をいじっていたので、そこで思ったことを書いてみようと思います。もしiPhoneに乗り換えを考えているなら多少参考になるかもしれません。

 まず素晴らしいと思ったのはタッチパネルの感度と文字変換でした。かなり小さいパネルを中指でタッチしてもちゃんと判別するのは感心しました。文字変換においても、予測変換も含め優秀で使い勝手は上々です。最初から入っているブラウザのSafariもタグブラウザのように扱えて思っていたより使いやすかったのも良かったです。

Iphone1 続いて液晶が小さめな分解像度は非常に高く大きめのmp4の動画を再生しても問題無かったのは衝撃的でした。iPod機能も搭載しているため動画や音楽をiPodと連動させることもできるし、iPhone単体でiPodのように音楽を聴くこともできます。

アプリは…ここが一番の魅力なんでしょうが、正直アプリの数が多すぎて面白そうなアプリがあまり見つかってません。とりあえず色々なホームページを見て使えそうなアプリをいくつか入れた状態です。携帯をお手軽照明にできるアプリやGoogle Earthは重宝してます。あとは無料だったので「俺の妹がこんなに可愛いわけがない for iPhone」も入れてみましたがこちらはいつでも桐乃が罵ってくれます。なぜ黒猫バージョンがない!

そして今度は気になったり使いづらかったところ…これがまた多い!AppleストアはWi-Fiでなければアクセスできないことや、メールに画像を送付したい場合は写真アプリからでないと画像つきメールが作成できないこと、アプリを次々と切り替えていると裏で大量にアプリが常駐してしまうため多くなりすぎたら終了させないことや、着信履歴にタッチしたらいきなり電話がかかってしまうこと…これはまだ序の口ですが一番の問題は

Iphone2 メールサーバimap.softbank.jpが応答しません

によるメールが受け取れない現象でしょうか…ネットで調べたらかなり多い現象のようです。常駐しているアプリが引き起こしているという噂もあり一度アプリを終了したら復活しましたがその直後また駄目になったり、再起動しても数分後にはまた駄目になり…と相当手強いです。SMS・MMS・iメールなどSoftBank独自のメールサービスに加えMMSとiメールではドメインが変わるため気がついたらごちゃまぜになっていたり…と個人的にメールに関しては問題ありまくりです。メールアドレス変更しましたメールを知人に送りましたが半数以上から連絡ないのもそのせいかもしれません。

これからバックアップ取って設定の入れ直しです…。


2010年アニメランキングノミネート作品一覧

2010-12-16 04:56:18 | 2009年秋アニメ関連

 いよいよ今年も残すところあと2週間少々となりました。年末といえば10大ニュースや今年の出来事を振り返ることが多くなりますが、ここで忘れてはならないのは何と言っても2010年アニメを振り返ること…!というわけで現在寝る間も惜しんで毎年恒例高崎の個人的評価による2010年アニメランキングを作っている最中です。

 去年は「ェ…この作品がこの順位…」とか「あの作品がランクインしてない!」とかあったし、2009年アニメランキングでギリギリに入らなかった「戦国BASARA」や「GA 芸術科アートデザインクラス」などの良作がこのまま埋もれてしまうのは忍びないので、今回は一覧を作ってみました。

2010anime_3 2010anime1_2 2010anime2 2010anime3_2 こちらが今年の選考対象となっているアニメ一覧です。2010年1月から2010年12月31日までに最終回を迎えたアニメを選考対象にしました。

審査基準は去年と同じで、話題性とか前評判はほとんど考慮せずに、作画や演出が良かったか、話の展開や構成がうまかったか、録画して取っておきたい、BD・DVDを買いたいと思ったかどうか、主題歌やBGMが作品に合ってたかなどで選んでいます。

 こうして一覧を作ってみるとなかなか壮観なので、この中にやっぱり今年はこの作品が印象的だったというお気に入りがいくつか見つかるかもしれません。皆様方の中では今年のナンバーワンアニメは何でしょうか?高崎の2010年年間アニメランキング、ただいま年末に間に合うように制作中です。


日本オワタwww  の第一歩

2010-12-14 23:53:49 | アニメ・コミック・ゲーム

 昔から何度も話題になった東京都青少年健全育成条例改正案が13日に都議会総務委員会で可決され、明日の15日の本会議で可決されればいよいよ東京都ではロリコンや近親相姦関係の漫画やアニメは第三者機関の検閲の後即成人コーナー送りになります。

 以前から、存在しない非実在のキャラクターの権利を守るだかなんだかで議論が繰り返されていましたが、政権交代で一度廃案になりつつも石原都知事の後押しもあり半ば強引に採択された感じがします。

 表現の自由の侵害にもつながるとも言われてるし、漫画やアニメが規制対象なのに実写ドラマや小説は対象外という意味不明なところもあり、角川グループが「漫画やアニメを規制しつつ、そのアニメを商業的に利用しようとするのには納得できない。」と東京アニメフェアへの出展をボイコットしたのを皮切りに集英社や小学館も次々と賛同し出展取りやめが相次いでいるのも記憶に新しいところです。

 そしてこの条例が東京都で採択されたためこれからは全国にも広まりそうな予感です。そして少なくとも7月には施行されるとのことなので来年の夏コミはビッグサイトで行われなくなりそうだし、あと東京MX放送でもお色気アニメは軒並み自粛されるのかもしれません。

 ふと、「鋼の錬金術師」でホーエンハイムがフラスコの中の小人に言ったセリフ

「おまえ、つまらん奴になったなぁ」

が脳裏に浮かびました。これから先日本のアニメや漫画はどうなっていくんだろう。


結婚式に出席

2010-12-13 23:52:58 | 雑談

20101212utunomiya 20101212utunomiya1 昨日の日曜日に社会人になってから交流のあった友人の結婚式に出席してきました。場所は宇都宮にある教会で、教会での結婚式に出席するのは高校時代以来だったためこの日のためにスーツまで新調してきました。

友人らが受付も担当していたため自分もそれに同行し開式より2時間早く現地到着。しかし自分は新郎とは社会人になってから知り合ったため高校とかの友人に会っても全く面識が無く結構とまどっていました。

20101212utunomiya2

正午12時から開式となり神父や聖歌隊が入場し、いよいよ式が始まりましたが、ヴァイオリンの演奏者と神父様が外人だったのでかなり雰囲気が出ていました。やっぱりこういう場所は日常とはひと味違いますね。

その後は披露宴と続き友人代表のスピーチなどが行われていましたが、友人代表のスピーチを暗記していたあの方には感服しました。披露宴一週間前に余興をやる人が誰もいなかったらしく、半ばお願いされる形で余興をやることになった自分と相方は必死になって歌を勉強し、披露宴で見事KinKi Kidsの「全部抱きしめて」を歌いきりました。一人だったらもっとテンパっていたと思うので協力してくれた友人には感謝です。

 何はともあれ新郎新婦関係者含め無事に滞りなく終了して何よりでした。この場を借りて祝辞を述べさせていただきます。今回は本当におめでとうでした。


2010年流行語大賞

2010-12-08 15:12:27 | 2010年冬アニメ関連

 今年も年末恒例となる「現代用語の基礎知識 選 ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、今年はNHKドラマ「ゲゲゲの女房」の大ヒットに伴い「ゲゲゲの」が大賞に選ばれたようです。他には池上彰の「いい質問ですねぇ」や、タレントつるの剛士の「イクメン」、今年大ブレイクした「AKB48」に、他には「女子会」、「脱小沢」、「食べるラー油」、「ととのいました」、今年流行したtwitterで良く使われた「~なう」や、「無縁社会」などがトップテンに選ばれていました。

 ワイドショーなどでも報じられていましたが、今年は芸能人関係の流行語ノミネートが少なかったせいもあり例年よりやや盛り上がりに欠けた印象でした。そして毎年思いますが、やはり今年の流行語もコレそんな流行ってたっけ?というものが多かった気がします。でもAKB48の流行語ランクインは納得です。まさかここまでブレイクするとは予想していませんでした。

 そしてちょっと趣向を変え、それとは別にインターネットなどで流行したネット流行語大賞も同時に発表され、今年のネット流行語大賞はゲーム「エルシャダイ」のPVでの一言「そんな装備で大丈夫か?」が金賞に選ばれ、銀賞は尖閣諸島での映像流出事件に端を発した「流出」、銅賞はアニメ「侵略!イカ娘」でイカ娘が使っていた「~ゲソ」「~イカ」でした。そして4位以下は「本田△」、「\どや/」、「~とかマジ勘弁www」、「ルーピー」、「岡ちゃん、ごめんね」、「イイネ!」、「胸熱」と続いていました。

Donhan Kanedobu このランキングを見て、まさかイカ娘が銅賞にまで入るとは予想外でした。作者もびっくりしていましたが、この分かりやすいシンプルさがウケたのではないかと言われています。他にもワールドカップ前は酷評だった岡田ジャパンでしたが、予想を上回る成果にネット上では手のひらを返したように岡田監督を絶賛していて、そのとき使われた「岡ちゃん、ごめんね」のランクインも今年を象徴している気がします。

しかし個人的にはやはり今年のネット流行語大賞は元カプコン稲船氏の名言「どんな判断だ、金をドブに捨てる気か」を選びたいところです。

そして今年も見逃せないのが「2010年アニメ流行語大賞」です。今年も数多くの話題作アニメが放映され、その名言や名シーンが一部で流行していました。ちなみに2009年のアニメ流行語大賞は「けいおん!」の「うんたん♪」でしたが、今年の大賞は

Angelbeats30 アニメ「Angel Beats!」より「天使ちゃんマジ天使」

でした。2010年最大の話題作だったアニメで、死んだ世界戦線メンバーの一方的な攻撃や妨害工作を受けながらも文句一つ言わなかったその姿勢や容姿がマジ天使だったため当時流行しまくっていました。たしかに大賞も納得です。

その他のノミネート作品は

テレビ東京×ANIPLEX共同プロジェクトだった「アニメノチカラ」

「けいおん!!」より「あずにゃんぺろぺろ」

「迷い猫オーバーラン!」より「二回死ねー」

「STARDRIVER 輝きのタクト」より「綺羅星」

「ドリル」

「侵略!イカ娘」より「~イカ ~ゲソ」

「ストライクウィッチーズ2」より「エーリカマジ天使」

「Angel Beats!」より「結婚してやんよ!」

アニメがいきなり急展開を迎えることを揶揄した表現「いきなりカオス」

などがノミネートされていました。個人的にはこれ以外に、今年は去年以上にあらゆる作品が映画化されていたので「映画化決定!」がランクインしてもおかしくなかった気がします。

今年もまた数多くの話題作や問題作が現れた2010年でしたが、2011年も予想を上回る話題が登場することを期待せずにはいられません。