2010年鷲宮レポート

　今年も毎年恒例行事としてアニメ「らき☆すた」の聖地である埼玉県鷲宮神社に聖地巡礼と初詣に行ってきました。今年は行ったのが夕方に近い時間だったため思ったよりは混んではいませんでした…が、それでもかなり人手は多かったです。

友人の車に乗せてもらい1時間ほどで鷲宮神社に到着、案の定夕方とはいえ人は結構多め…そして痛車も結構駐まっていました。結構色々なジャンルの痛車が駐まっていて見ていてなかなか興味深かったです。個人的には左下の東方の痛車の出来が良かったと思いました。さりげなく知り合いの車もこの中に含まれていて、去年よりパワーアップしていてビビリました。

　鷲宮神社に行ったのは元日でしたが、とにかく風が強くて寒い！体感温度は5℃無かったかもしれません。そんな中しばらく歩くこと数分、ついに鷲宮神社に到着しました。去年とは違い今年の商店街は閉まっている店が多い印象を受けました。

そしてやっと鷲宮神社に到着、去年はねんどろいどぷちの限定版が売っていましたが今年は鷲宮町が久喜市と合併して名称が無くなるため、記念品として特別住民票が売られていました。300円でクリアファイル付きなので結構良心的価格と思います。あと埼玉新聞の特別版も無料で配布したりしていました。

あと地域限定品でツンダレソースなるものも売ってました。片方はバルサミコ酢とかがブレンドされた中濃ソース、もう片方は甘辛ツンデレ風だそうでこちらも見た目はらき☆すたですが中身は普通のソースっぽいです。自分の家ではあまり中濃ソースは消費しないので買わないでいたら友人がお土産に買っていました。

　そして毎回恒例の絵馬、今年も色々掛けてありました。

今年は去年と比べて全体的に量が減っていた印象を受けました。しかしその分煽りや中傷ぽい絵馬が全く無かったのでそこは好印象でした。

去年は一部で有名人の絵馬もかけてありましたが今年はそういうのは無く、あと「らき☆すた」の絵馬も多かったですが同じ京都アニメーションつながりで「けいおん！」について書かれていた絵馬も見受けられました。

　去年は自分も絵馬を描きましたが今回は年末ギリギリまでアニメを見ていたりしていたためネタが全く無く、さらに寒すぎて手が動かなかったので断念。来年行くことがあったら印刷して持って行こうかしらと画策したりました。

帰る間際に友人が「ちょっと見ていきたいところがある」と行って向かったのは鷲宮町から少し離れたところにある栗橋小学校前にある酒屋「井上酒店」。ここは一風変わった酒店で萌え酒で町おこしをしようとしているようで、店の前からして空気が違いました。

店に入ると店の方々が非常にフレンドリーで、みかんとかフランスの干しぶどうとかくれました。さらに萌え酒に使っている天然水も教えてくれつつもご馳走してくれたりして結構意表を突かれました。

　「萌え酒で町おこしをしたい。しかしただ単に人気絵師に絵を描いてもらって人気声優を起用したらヒットするという単純なものじゃない。なのでまずは萌え酒というものを知ってもらうために今は鷲宮商工会さんを参考にしながらいいものを作っていきたい。」

　という真剣さが伝わってくる言葉でした。現に第1弾「おじょう」は飲みやすいようになっていてあまり辛口では無いので、キャラクターの性格もおとなしめ…だそうで、声優は田中理恵です。今でも企画会議では声優の起用には熱い議論が交わされているようで、次は19歳くらいの声優で某あずｎｙ…か戸ま…かどちらかにするかで揉めているそうです。

すでに公式？痛車もできているらしく、近所の知り合いのおばちゃんにPRを兼ねて期間限定で乗ってもらっているそうです。こういうところも地元ならではだと思いました。

ただ単に萌えを追求した作品ではないそうで、現にキャラクターだけでいいなら声優を起用する必要はないはずだし、制作陣の気合いが伝わってくる作品でした。現在はWebラジオとかで宣伝もしているそうで、さらに姉妹もいるみたいで設定もかなり凝っていました。

この後は宇都宮に戻り某聖地で夕食を共にしつつカラオケで我が愛しのKinKi Kidsを熱唱したりしていました。「らき☆すた」のアニメはもう放映が終了して2年以上たちますが、現在でも自分ら含め人が毎年来ているのでもう完全に町おこしとして成功した例だと思います。最後に去年からさらにパワーアップしていた「らき☆すた御輿」と、今回最もカオスルームだった鷲宮商工会議所の事務室を載せて2010年の鷲宮レポートを終わりにしたいと思います。はてさて、今年のアニメでは一体何が起きるやら。

8月23日富山県聖地巡礼レポートその2

　昨日に続き聖地巡礼2日目の模様をお送りします。

　ホテルで即寝した翌日、6:00時に起床しその後は露天風呂入って朝食を取り9:00にチェックアウトして2日目が始まりました。ホテルの朝食はバイキングでしたが従業員のお姉さんの制服が白ワイシャツ×黒エプロンのシンプルイズベストの組み合わせだったため非常に良かったです。

　この日の目的は1日目に達成できなかった城端駅の観光案内所を見ることでしたので時間に余裕を持ち11:30に城端駅に到着するようにしました。しかもこの日は平日のため今度こそ開いてるはず…そう思いつつ駅に入ってみると今回は開いてました。中に入る前に先日書き込みしたノートを見たら自分の後に4人ほど書き込まれていましたので、今でも結構人が来ているようで素晴らしい。

　観光案内所に入ると職員のおばちゃんがいたので、撮影してもいいかと訪ねたら快諾してくれ、そのまま昼食の買い出し？に行ってしまい観光案内所は自分一人に。ううむこんな無防備でいいのか…と思いつつもこれぞ田舎のいいところと思い思う存分撮影させてもらいました。

そしてこの観光案内所ですが、聖地巡礼に来たのなら是非とも見ておきたいところです。中でも必見なのが主要スタッフが書き込みしたコミュニケーションノート3で、声優に監督、作画監督も書き込みしている豪華ノートです。他にも非売品の酒や現在放映中の「CANAAN」のポスターなども飾ってあり非常に見応えがありました。

しかしこの観光案内所、土日は閉まっているようですが切符売り場と直結しているため切符売り場のおじちゃんに「見たいから入れてくれ」と言えば入れてくれそうな雰囲気でした。おじちゃん富山弁？でかなり訛っていたので地元の人ぽいですね。自分も栃木弁なら負けません。

　観光案内所も制覇したしこれでこの城端ともお別れ…のはずもなく、せっかくだからこの城端にあるというアニメ制作会社P.A.WORKSの社屋もちょっと眺めてみるか…と思いカーナビで検索をかけたら、なんとこの城端駅からたいして遠くないというか初日に行った善徳寺から歩いて数分ということが発覚。ちょっと行ってみました。

正直なんでこんなとこに…というところにP.A.WORKSはありました。というか大型車では入れないくらい狭いところのビルに間借りしているようで、予想よりはるかに小さい会社です。ここであの上質なアニメを作っているのかと軽く感動しました。

あまり長くいると怪しい人と思われそうなので軽く眺めて去りましたが、お気に入りのアニメ制作会社を生で見られて良かったです。

そして大満足の聖地巡礼を終えて城端を去る高崎でした。また会おう城端！

　こんなかんじで富山県での聖地巡礼を一通り終えたわけですが、感想としては遠出までして見た甲斐があったと思うほど非常に充実した聖地巡礼でした。それと同時にこの作品の愛されぶりを改めて再認識。東京から遠いせいもあるかもしれませんがコミュニケーションノートが荒らされていたりもせず、アンチが全くいなかったのも珍しいと思います。

他に聖地巡礼というと「らき☆すた」の聖地巡礼も有名ですが、あちらは聖地巡礼イベントとしては非常に知名度は高いと思いますが、作品の愛されぶりという面ではこちらの「True　Tears」のほうが上手だと思いました。富山県、また後でもう一度来てみたいですね。

　ここまでが聖地巡礼の感想で、この後の高崎の行動は至って普通の富山観光です。12:00に南砺市の砺波チューリップ公園のカンナフェスティバルを見たり、14:00に富山市に戻り元祖富山ブラックラーメンを食したり、富山駅でおみやげ買ったりと普通の観光でそれほど面白いものではないので聖地巡礼以降の富山観光日記は気が向いたらあげることにします。

8月23日富山県聖地巡礼レポートその1

　前に予告した通り、富山県に「True　Tears」聖地巡礼に行ってきました。今回のような長期休みでないと行けない場所なのでせっかくなので行ってきたわけですが、カーナビで検索したところ片道450kmの予想所要時間が6時間…長旅になりそうです。出発当日は夜勤明けだったので一度寝て22：20に栃木県を出発しました。

　北関東道に入り次に高崎から上越に入り、1：00に長野に着きそこで一度休憩して5：00に富山県に到着しました。新潟県の隣なため涼しいのかと思ったら関東地方と全然変わらない暑さでしたが少し曇っていたため過ごしやすかったです。

そしてまず最初に到着した聖地が城端駅。この場所は作品には登場していませんがTrue　Tears特設ブースがあってコミュニケーションノートがあるとのことなので一度見ておきたかった場所でした。到着した時刻が早すぎたため観光案内所が開いてなかったのでちょっと置いてあったノートを読んでみましたが、ノートは2冊目で半分くらいは書き込まれていて、放映が終了して2年後となった今でもファンが来ているようです。さらに沖縄から来た猛者もいたりして未だに愛されている作品ということを再認識してしまったりしつつ、自分もノートに書き込みだけしてもう少ししたらまた来ることにして、続いて

物語のメインの舞台である学校のモデルとなった城端中学を見てきました。この日が日曜日の早朝だったため人が皆無なので軽く撮影して立ち去りました。さすがに人がいる時間に撮影はやばそうな気がしたので計算通りです。正門前とグラウンドを撮影しただけですが、これを軽く見ただけでアニメのシーンが思い出せます。ここで乃絵がお弁当を広げたと思うとそれだけでまたご飯が食えますね。

続いて立ち寄ったのが善徳寺。こちらは眞一郎が、むぎは祭りの稽古をやっていたところや眞一郎の実家のモデルとなった場所のようです。実際のモデルになった場所は善徳寺会館のようでこちらも撮影してみましたが、こうやって見るとたしかに稽古で出入りしていたときの場所そっくりですね。

　そしてこの善徳寺、かなり歴史があるようで400年近く前から存在していたようです。建物の造型もかなりすごいし、樹齢数百年はありそうな巨木が2本あり存在感がハンパではありませんでした。同じ聖地という意味で埼玉の鷲宮神社と比べてみると鷲宮のほうが敷地は広いですが、建物と樹木のすごさでは善徳寺のほうが上だと思いました。そしてこれだけ広くて大きい場所なのに出入りは自由で誰もいないので、その静寂さが妙に印象に残りました。そして帰る前に「文化財保護のため撮影はご遠慮ください」との文字が…正門の裏側にあったので全然気づきませんでした。

8：00になっても城端駅の観光案内所が開いていなかったため、どうやら週末は休みのようなので後日出直すことにして本日の城端での聖地巡礼はここまでにしておきます。しかしこの城端、かなりアットホームな雰囲気で良い場所でした。独特の町並みを築きつつ人が多すぎないため混んでなく静かで過ごしやすい場所でした。城端駅も常時駅員のおじちゃんが1人いる程度の小さな駅で地元に例えると益子駅と同じくらいの規模です。

続いて向かったのが高岡市、こちらは第4話「はい、ぱちぱちってして」で登場した噴水や今川焼き「あいちゃん」のモデルとなった店があるとのことなのでこちらも見ておきたい場所でした。福光インターから高速に乗り9：00には高岡到着、そこからしばらく行って着いた場所が

こちら高岡古城公園です。ここの市民会館近くの噴水とのことですが、この公園がまたかなり広かったです。どうやら日本100公園の一つのようで世界遺産登録も目指しているとのことで整備も行き届いてトイレも非常にキレイでした。東京ドーム4個分もの広さに加え動物園もあるのでとにかく家族連れや老人、トレーニングで走っている人など非常に人も多く賑わっていました。

自分は北側に車を止めましたが、聖地の噴水は反対側の市民会館前にあるみたいだったので色々見ながら歩くこと30分、ついに噴水に到着です。アニメではここで乃絵が眞一郎に顔を押しつけていましたが、実際の噴水から出ている水はあんまキレイでは無いので目はさすがにつけられないと思います。というかやろうと思いましたが下が水場なので足が届かず断念。隣にあった石碑も作中に出ていたようでこちらも撮影、アニメでは雪が積もっていた場所だったため分かりづらかったです。

続いて向かったのが今川焼き「あいちゃん」のモデルになった店「たこ焼き　HACHI-HACHI」、この場所は高岡古城公園から歩いてすぐの場所なため徒歩で向かいました。道路の向こう側に高岡美術館と高岡工芸高校があり、この日は高岡美術館に立ち寄るツアー客とかもいて結構人がいました。

たこ焼きHACHI-HACHIに到着したのが11：00でちょうど開店時間、中に入ったらすでに客が数人…でその一人が一眼レフのカメラを持っていたのでこの御仁も聖地巡礼者のようでした。店長らしき人に撮影していいか聞いたら快諾してくれたのでさっそく激写、主演声優やアーティストのサイン入りポスターが展示してあったりこの場所以外の聖地の場所なども書いてありなかなか見応えのある展示物でした。最後に注文したたこ焼きと一緒に店内カウンターも撮影して高岡を後にしました。

続いて本日最後に向かった場所が富山市。本日の宿はここに取ってあり、なおかつここ富山市の100満ボルトという電気屋にTrue　Tears特設ブースがあるとのことでこちらも要チェックです。高岡から車で30分ほどして富山市に到着しました。しかしここに向かう途中で思ったんですが富山県はセブンイレブンがほとんど無くファミリーマート、ローソンにサンクスばかりでちょっと違和感を感じました。さらに信号機が全て縦並び。後日知りましたがこれは雪が積もって重みで壊れないためだそうです。雪が降らない栃木では見かけない光景なのでちょっと勉強になりました。

13：00に富山市布瀬にある100満ボルト到着。

1階は携帯電話を売っていて2階にCDやDVD売り場があり、2階奥に特設ブースがありました。こちらも撮影していいかと聞いたら快諾してくれたので軽く撮影。

らき☆すたの聖地巡礼も盛り上がりましたがここまで地元密着では無かった気がするので、こちらのTrue　Tearsの愛されぶりはなかなかのものだと思います。

True　Tearsの他にも「けいおん！」の特設ブースもありなかなか豪華だったのでこちらも撮影。撮影させてもらったことだし、せっかくだから放課後ティータイムのCDを買っていきました。嵐のCDも欲しかったんですがこちらは売り切れ。

←オマケ。スネエエエエェェェェク！

ホテルのチェックインが15：00からなのでTSUTAYAで軽く立ち読みしつつ、富山でも激しい選挙戦が繰り広げられていて演説とか聞こえてきましたが聞き流しつつ16：00ホテル着、そして即寝して翌日6：00くらいまで爆睡してしまいました。こうして聖地巡礼1日目はおしまいです。そして2日目に続く…。