2015年冬アニメ「アブソリュート・デュオ」第1話の感想文

2015-01-27 23:41:09 | 2015年冬アニメ関連

 今回は2015年冬アニメ地雷四天王と言われた最後の一つ、「アブソリュート・デュオ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「アブソリュート・デュオ」…MF文庫Jから刊行されている、柊★たくみのライトノベル「アブソリュート・デュオ」のアニメ化作品で、アニメ制作はエイトビットです。

序盤から早速バトルでしたが、一体何と戦っているのか分からないままいきなり今度は入学式と、ラノベアニメでよくありがちな急展開を見せてきました。他にも読めない名前やカッコイイポーズ、主人公の九重透流は他の人と違う特殊能力を持っていたりと典型的なラノベ作品だったと思わずにはいられません。

しかし入学式でいきなり選別試験になる展開はちょっと予想外だったし、他にもゆりえのじ~~~のシーンなど意外と良いところもありました。「ラブライブ!」でメインキャラクターデザインを務めた西田亜沙子が関わっているためかキャラクターデザインも悪くはなく、おっぱいを強調した制服も良かったです。

他にも松岡禎丞がノリノリで主人公を演じていたりしているので良いところもあるんですが、話としてはどうしてもつまらなかったです。バトルシーンが特に良かったというわけでもなく、カッコイイポーズは「聖剣使いの禁呪詠唱」のようにぶっとんでいなかったし、そこそこ面白い作品を作ろうとして無難な作りにしたような感じが出ていました。

作画はやや良かったです。キャラクターの立ち絵は悪くなく女性キャラはみんな良かったです。代わりに男性キャラは壊滅的で個性もありませんでした。BGMは全く印象に残らず、主題歌もイマイチです。オープニングはなんかシュールでした。

総評

1話の全体的な感想としては、話はつまらなかったですが女の子は可愛かったです。そのため萌えアニメとしてはいけないことはないですが、焔牙(ブレイズ)のポーズが格好良すぎたり何と戦っているのかサッパリ分からなかったりと、どうしてもありきたりなラノベアニメの壁を越えることはできていませんでした。

1話の個人的評価としては、思ったよりひどくはなかったですがそもそもつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

 


2015年冬アニメ「デス・パレード」第1話の感想文

2015-01-23 23:34:30 | 2015年冬アニメ関連

今回は日テレ深夜アニメの新作「デス・パレード」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「デス・パレード」…文化庁若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2013」のマッドハウス参加作品「デス・ビリヤード」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。

いきなり謎の部屋に連れ込まれて命を賭けたゲームをしろという展開からして相当強引であり、しかもなぜやるのかさえ説明してくれないため序盤から意味が分かりません。ですが一応バーテンダーのデキムが説明はできないと言っているため作品として辻褄は合っているのは良かったです。

中盤から命を賭けたゲームというのが現実味を帯びてきてお互いが疑心暗鬼になっていくのは緊張感が出てきて面白かったんですが、1話完結の話のためゲームをしていた人物達をあまり理解できないまま終わってしまったのが惜しかったです。ゲームをプレイしていた人をもっと知るために前編後編の話にしても良かったような気がします。

しかし久々に緊張感のあるアニメだったし素材は十分に良いと思いますが突っ込みどころも多く、真智子があらぬ方向へダーツを投げようとして奪い取ろうとしたらあんなところに飛ぶのはどうなの?とか心臓に当たったのにあまり効いてなさそうだったりなんか釈然としない終わり方だったし…と納得いかない部分もありました。ゲーム自体はシンプルですが戦略性はあまり感じられず、ストーリーを楽しむアニメなのかもしれません。

作画は良好です。常に暗い雰囲気がつきまとっていて、それが作品の不気味さを際立たせているようで、こういうのはマッドハウスは上手いと思います。BGMも序盤の曲が良く、主題歌も悪くはありませんでした。

総評

1話の全体的な感想としては、素材は良いと思うんですが所々の展開が雑でもったいなかったです。ただ中盤の緊張感は良かったのでまだまだ期待はできそうでした。2話以降に期待したいです。

1話の個人的評価としては、おかしいところこそありますが設定としては悪くはないので視聴継続のBランクです。


2015年冬アニメ「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」第1話の感想文

2015-01-18 11:24:32 | 2015年冬アニメ関連

今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の冬の新作「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」…富士見ファンタジア文庫から刊行されている、丸戸史明のライトノベル「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。ラノベ作品がノイタミナ枠に選ばれるのは「刀語」以来?非常に珍しいチョイスでした。

0話はエロのオンパレードで素晴らしかったですが、あくまで評価は1話で決めるということで1話の評価になりますが、主人公はイマイチぱっとしないメガネの高校2年生の男子となんともお約束で魅力は皆無でしたが、ヒロイン達は個性が強くしかも可愛くエロい!深崎暮人絵の細かさをアニメに落とし込みつつ魅力を引き出してきたA-1 Picturesらしい見事な作画でした。

主人公が考えたギャルゲーの企画を、ヒロイン達が文句を言いながらも手伝おうとする流れはお約束以外の何者でもありませんでしたが、ここで帽子を落とした全ての始まりの人物が出てくるところは0話にも無かったし、どう物語に絡んでくるのか全く読めなかったため少し面白そうでした。

作画は良好です。キャラ作画に関してはA-1 Picturesなので終始安定してそうです。可愛く描きつつもエロさを残しているあたりはグッド!途中で色彩が変わる演出はちょっと独特でした。BGMも良く、霞ヶ丘詩羽が登壇するときに流れたBGMが印象的で、主題歌も春奈るなに沢井美空とアニソンでは良い曲を出している方々を起用していて予想以上に良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、分かりやすくてなおかつキャラも可愛くなかなか面白かったです。中途半端に小難しい設定を作ったりしないで直球勝負なため多少ヒロインの名前が覚えづらい以外は好感触でした。最後に一瞬だけ出た冴えなさそうなヒロインをどうするのか気になるところです。

1話の個人的評価としては、なにはともあれキャラがエロく可愛いので視聴継続のBランクです。監督が「うさぎドロップ」の亀井幹太なのも気になるところでした。


2015年冬アニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」第1話の感想文

2015-01-18 00:31:56 | 2015年冬アニメ関連

今回はテレ東アニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「美男高校地球防衛部LOVE!」…「銀魂」や「超速変形ジャイロゼッター」などで知られるアニメ監督高松信司のオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はディオメディアです。

テレ東アニメで、なおかつこの冒頭からある独特の横テロップ、そしてこのノリ…もしやと思いましたが案の定高松信司が監督でした。ちくわぶについて哲学的に考えそしてそれで1話が終わってしまうという斬新すぎる発想、及び絶対これ設定と違うんじゃと思ってしまうノリはまさに監督の個性があふれ出ていました。ただ雰囲気が「イクシオン・サーガ」と似ているため知名度はすごい低そうです。

男だけのアニメというのもなかなか珍しいですが、それがラブレスレットを装着して(させられて)愛の戦士としてラブメイキングするというのも斬新すぎる…ていうかプリキュアです。しかし男子高校生が愛の戦士に変身し、なおかつ台詞は勝手に言わされるし、服は脱げないしで破天荒すぎて逆に面白かったです。シリアスぽくて全くシリアスでないこのノリを作り出ているのも監督のうまさかもしれません。

結局ちくわぶのことはおでんに例えてなんかうまくまとめた気がするし、地球防衛部に敵対する地球征服部もあるみたいだし、男版プリキュアのギャグアニメといえばそれで説明できる話の分かりやすさは良いと思います。良くも悪くも高松信司監督作品のノリが好きならば楽しめると思います。

作画は良好です。今期4つも制作しているディオメディア作品の中で艦これに次いで作画は良かったです。男5人を動かしつつも全く崩れてはいませんでした。BGMは全く印象に残りませんでしたが、主題歌のエンディングは結構良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、男版プリキュアでした。それでいて高松信司監督なのでギャグのノリが良く突っ込んではいけないところにも平気で突っ込みつつ、細かいことはいいんだよ的な勢いもあり面白かったです。さすがにプリキュアのような真面目なテーマ性のようなものは無く良くも悪くもノリで作っている印象でした。

1話の個人的評価としては、あんまり真面目に考えずに軽いかんじで見る分には面白い作品だったので視聴継続のBランクです。


2015年冬アニメ「新妹魔王の契約者(テスタメント)」第1話の感想文

2015-01-17 20:36:46 | 2015年冬アニメ関連

今回は2015年冬アニメ地雷四天王の一つと言われた「新妹魔王の契約者(テスタメント)」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「新妹魔王の契約者(テスタメント)」…角川スニーカー文庫から刊行されている上栖綴人のライトノベル「新妹魔王の契約者(テスタメント)」のアニメ化作品で、アニメ制作はプロダクションアイムズです。

両親の再婚により血のつながっていない妹と同居するというなんともお約束な展開で吐き気がしてきますが、それよりも冒頭でびっくりするのは父親と主人公の傷跡です。普通に生活していてはありえないほどの傷なのでギョッとしますが、後にその理由はちゃんと語られていたのでそこは良かったです。

序盤からの露骨なエロの数々や数日もたたずに好感度がMAXになってしまうのはもうこの手のアニメの定番みたいなものであきれてしまいますが、この作品に至ってはそれらが演技だったところに意外性があり、他にも妹達や主人公の正体など次々と予想外のものが展開されて序盤と雰囲気が一変するところも良かったです。Bパートになったらオープニングが流れる演出もなかなか粋でした。

魔王の娘である澪をなぜか助けることになった勇者という構図は面白そうですが、問題は敵で、一体何と戦っているのか分かりません。これで敵がクセがあり面白い連中なら意外と化けるのかもしれませんが、この露骨なお色気路線の強いキャラクターデザインもありなんか適当にお茶を濁す程度に戦って1クール終わりとかなりそうで非常に不安ではありました。

作画はイマイチです。典型的な紳士向けのローカルアニメといった絵柄で澪のおっぱいばかり強調されているため、シリアスなシーンでもそっちばかり見てしまいますがマリアの衣装はエロかったです。BGMは全く印象に残りませんでしたが、エンディングは意外と良かったように感じました。

総評

1話の全体的な感想としては、今期クソアニメ優勝候補の一つと言われていたようですが、コメディ路線ではなくシリアス路線で設定もちょっと意外なものもありそれほど酷くはなかったです。が、駄目なアニメ特有の絵柄や露骨なエロ、そして何より何と戦っているのか全く分からなかったことなど不満点も相当ありました。

1話の個人的評価としては、最初からハードルを低くしていたせいか思ったよりは良かったけれど、それでも面白いかと聞かれたらNO!なので視聴打ち切り予定のCランクです。


2015年冬アニメ「DOG DAYS''」第1話の感想文

2015-01-16 00:09:33 | 2015年冬アニメ関連

 今回はローカルアニメで3期もの「DOG DAYS''」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「DOG DAYS''」…「魔法少女リリカルなのは」シリーズのスタッフが制作したオリジナルアニメ作品の第3期作品で、アニメ制作はセブン・アークスです。

なんだかんだでこれでもう3期目となるこの作品、1期はシリアス展開が多めだったのに対し2期はシリアスほぼ無しで誰も傷つかず誰も挫折せず、愛と勇気と耳と尻尾とエロと魔法陣と爆発の超ヌルアニメと開き直った作りだったため、3期もその路線で行くものかと思っていましたがちょっと予想外で2期では登場していなかった魔物が今回は登場していました。

とはいえ基本的に誰も死なない作品なので、良く言えば安心して見られ、悪く言えば緊張感が全くありません。ある意味最近のアニメのニーズに合わせた作りとも言えますが、リリカルなのはスタッフの作品なので合う人には合うと思います。

今回もヌルいアニメになりそうですが、勇者登場のシーンは格好良かったのでそれほど悪い作品ではありません。しかし毎回マンネリな内容を新キャラを出してカバーをする方法をとっていて、いつSTRIKERSの二の舞を踏むか不安ではありました。

作画は普通です。セブン・アークスといえば一時は作画が怪しい時期がありましたが、今期は1作品のみのようなので余裕があるようでした。BGMは全く印象に残りませんでしたが、今期の主題歌はオープニングとエンディングともに2期より良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、2期のように誰も傷つかず誰も挫折せず風雲たけし城をやって服が脱げる展開かと思いきや、逆に1期のようにシリアスをちょっと入れてきていて少し面白かったです。緊張感が全く無いアニメではありますが、勇者登場のタイミングは絶妙で結構良かったです。

1話の個人的評価としては、2期のようにマンネリしたシリアス一切無しの展開だったら見ていなかったかもしれませんが、今回はちょっと変化をつけてきているようなので視聴継続のBランクです。


2015年冬アニメ「ローリング☆ガールズ」第1話の感想文

2015-01-15 21:57:03 | 2015年冬アニメ関連

今回はローカルアニメ「ローリング☆ガールズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ローリング☆ガールズ」…進撃の巨人で知られる制作スタジオWIT STUDIO初のオリジナルアニメで、アニメ制作はWIT STUDIOです。

序盤からいきなりの独自設定の連続でまずは混乱してしまいます。東京大決戦後に日本の各都道府県が独立とかツインタワー宣言とか、まず初見で話を聞いただけでは全く理解出来ませんでした。とりあえず所沢と東村山がお互い代理で総長を立てて争っているみたいです。

設定こそ理解不能でしたが純粋にバトルものとして見ると面白かったです。しかし執行玖仁子とマッチャグリーンとの対決で周囲が吹っ飛ばされてその他のキャラが大勢飛んでいくのは、どう見ても「キルラキル」そっくりでした。これWIT STUDIOじゃなくてTRIGGER制作じゃないん?と思うほどそっくりです。ハイパーマッチャロボを呼ぶところとかにもその流れを感じます。

歌が流れながら戦っているところなど独特のクセの強さは感じますが、バイクの音など結構こだわって作っているようだし、ラーメン屋でなぜか早食い対決から大食い対決になったりする流れなど細かいところは良く出来ていると思うし、世界設定などほとんど理解できませんでしたが、とりあえず所沢と東村山が戦っているというのは分かったのでまずはそこだけ理解していればあとは分かってくるかもしれません。1話で見切るにはまだ早いと感じるくらいの可能性はありました。

作画は普通です。すごい良いとは言いがたいかんじでしたが動きは良かったしWIT STUDIO制作のようだし安定はしてそうです。BGMはイマイチ印象に残らなかったのは残念でしたがエンディングで流れた歌は結構良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、悪くは無いですがクセが強く人を選びそうな作品でした。一つ一つのシーンは面白いですが、世界設定と人物相関の説明が作中でほとんど無いため、おそらく公式などを前もって見ておかないと理解できない系統の作品のようです。そのため何も知らないで見ると、なんか領土争いで戦っているような気がするだけで1話が終わってしまいます。しかしラーメン屋でなぜか早食い対決になってしまった流れやバトルシーンの勢いなど良いところもあるので決して駄作ではないと感じます。

1話の個人的評価としては、説明不足すぎますが話のテンポは決して悪くなく細かいところは面白いと感じるため様子見も兼ねて視聴継続のBランクです。


2015年冬アニメ「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」第1話の感想文

2015-01-15 10:43:00 | 2015年冬アニメ関連

今回は2015年冬アニメの地雷候補四天王の1つと言われている「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」…GA文庫から刊行されている、あわむら赤光のライトノベル「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。

オープニング無しでいきなりドラゴンと戦っていましたが、ここは気合いを入れたのか動きもBGMも良くてちょっと意外でした。他の仲間達がドラゴンを引き留めている間呪文を詠唱しているのは良い演出でしたが、呪文が完成したら剣で斬りかかるのはちょっと意味不明です。というかあの戦いは結局何?といったかんじで投げっぱなしなのも凄かったです。

ラノベ作品特有の専門用語の多さは健在で、異端者(メタフィジカル)とか救世主(セイヴァー)とか通力(プラーナ)とか良く分からないものがあまり説明のないまま次々と登場してきて原作未読者置いてきぼりなのは当然のことながら、一番の問題は結局何がしたいのか1話では分からなかったことです。何かと戦っているようですがその何かが1話では全く出てきてないし、結局世界平和のために戦うとかそんなかんじでしょうか。

ただ欠点ばかりではなく、主人公が予想以上に良いキャラで、前世は強かったみたいですがその前世の記憶があまり無かったせいか序盤は弱く、それでもヒロインのサツキを泣かせた相手に立ち向かうところは意外と格好良かったです。嫌味っぽさが無かったので好印象でした。

しかし作中には突っ込みどころが満載で、入学式後いきなり女生徒が後ろに倒れていたり、後ろから斧で切りつけたのに水着だけ正確に切り裂いたりする超高等テクニックや、聖剣が具現化したときに、え?あなたさっきうつぶせに倒れてたのになんで立ってるの?と思う瞬間など1話からおかしい部分が大量にあり相当破綻していました。真面目に作ったのならちょっと疑うレベルです。

作画はイマイチです。序盤の戦闘シーンは良かったですが中盤以降どんどん悪くなるのが明らかでした。BGMは意外と良く、序盤のドラゴン戦や喫茶店のシーンなどのBGMが印象的でしたが、主題歌は昔のALI PROJECTぽい歌でずいぶんクセがあり好みが分かれそうです。

総評

1話の全体的な感想としては、今期クソアニメ優勝候補の一つと言われていたようですが、思ったよりひどくは無かったです。それでも何と戦っているのか全く分からないところや突っ込みどころ満載の展開にあざとすぎるエロや1話からして作画が怪しいところなど悪いところが多いため結局駄作でした。

1話の個人的評価としては、ギャグアニメならば多少は見られるかもしれませんが、中途半端な展開がこのまま続くようなら面白くもなさそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。


2015年冬アニメ「アルドノア・ゼロ2」第1話の感想文

2015-01-14 19:02:45 | 2015年冬アニメ関連

今回は2期もののオリジナルロボットアニメ「アルドノア・ゼロ2」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「アルドノア・ゼロ2」…A-1 PicturesとTROYCAの合同制作オリジナルロボットアニメで、アニメ制作はA-1 Pictures+TROYCAです。1期の衝撃のラストから半年、分割2クール作品のように間が開くと話題性もなくなり注目度も下がる傾向ですが、果たしてどのようになるかと少々不安ではありました。

1期の終わりから19ヶ月後が舞台ということで、スレインが健在なのは当然ですが、まさかザーツバルム伯爵まで生きているとは。あれどう見ても死んだとしか思っていませんでした。他にも死んでたと思った人が案外生きてたりして1期の衝撃のラストは一体なんだったのかと思わずにはいられません。

1話から早速火星騎士が登場してきて話の展開が早かったですが、強そうだったのにもかかわらずなんか一瞬でやられてしまって拍子抜けでした。その後1期ラストの直後の映像が流れて、あの場でなぜあのキャラが生きていたのかやどうやって脱出したのかが語られていましたが、さすがに死ぬのではと思うシーンが2箇所くらいはあったので意外ではありましたが無理があるようにも見えました。とはいえやはり戦闘シーンはカッコイイし次々と出てくる謎は面白いので勢いはあると思うしまだ期待は十分できそうでした。

作画は非常に良いです。今時のアニメにありがちなキャラは手描きでロボはCGですが、作りは手堅いので安定していて動いていたし良かったです。BGMも戦闘中に流れる挿入歌も戦いを盛り上げていていたし、主題歌も1期と変わらない流れで良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、1話から早速大量の謎を投入してきて息をつかせぬ展開だったため面白かったです。しかし根本的な問題はほとんど解決してなくて相変わらず火星側の舐めプレイは健在だったためさすがにそろそろ変化はつけてほしいと感じました。

1話の個人的評価としては、オリジナルアニメ特有の先が全く読めない展開は健在だしロボットものとしてはなんだかんだで面白いので永久保存版のAランクです。


2015年冬アニメ「デュラララ!!×2承」第1話の感想文

2015-01-14 09:53:03 | 2015年冬アニメ関連

今回は5年ぶりに2期が放映された続編もの「デュラララ!!×2承」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「デュラララ!!×2承」…電撃文庫から刊行されている成田良悟のライトノベル「デュラララ!!」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は以前制作していたブレインズ・ベース第三制作部が独立した新規スタジオの朱夏です。

序盤でいきなりセルティがテレビと警察に追われるシーンとかがありましたが、セルティの素性を知らない新規組が見たら完全に意味不明だったと思います。結局1話ではセルティや池袋ダラーズなどの中心的存在についての説明が全く無いまま話が進んでいったため、新規を切り捨てていると思われても仕方ないかもしれません。

そして1期の最終回でのみ登場した折原の妹2人がついに登場してくるところや、新キャラがさらに増えたりと今までよりさらに登場人物が増えてくる一方、池袋連続殺人事件などの細かい事件が存在する中、セルティの首の件など大筋の物語がどう進むのかは気になるところです。登場人物それぞれに明確な目的が無く、好き勝手生きているキャラも多いですが、それぞれが複雑に絡み合って作品の雰囲気を作り出しているというのは他のラノベアニメとはひと味違う魅力があります。そして女性キャラも多いですが男性キャラも相当多いのも見逃せず、しかも渋いおっさんキャラも充実していて女性人気もあるようでした。

作画は良好です。1期とスタッフも変わっていないようで非常に安定していました。オープニングとエンディングの独特の演出も相変わらずです。BGMも良く、1期で良く使われていた日常シーンの曲もそのまま使われていたため懐かしくもありました。主題歌は特番であれだけプッシュされていたOKAMOTO'Sの歌は大して印象に残りませんでしたがエンディングは良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、5年ぶりなので名前こそ覚えてないキャラが多かったですが雰囲気は全く変わっていなくて面白かったです。放送前の特番でも言っていましたが、キャラが多すぎることによるゴチャゴチャ感こそがこの作品の魅力とも言っていた通り、人物が多くてもそれぞれの個性が強いため見てて飽きないところが素晴らしいです。明確な目的を持っているキャラがほとんどいないため、話の流れがつかみづらいのは意見が分かれるのかもしれません。

1話の個人的評価としては、1期の頃から変わっていない安定感に加えて新キャラがさらに増えるようで期待はできそうなので視聴継続のBランクです。