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久々に心が震えた28

2012-08-31 21:36:46 | 2012年春アニメ関連

現在絶賛放送中かつ人気も高い京都アニメーション制作の春アニメ「氷菓」、遅ればせながら視聴していますが第1部となる氷菓編完結の5話を視聴しましたが、久々に面白い推理アニメです。

HyoukaHyouka1Hyouka2Hyouka3京都アニメーションらしい作画による推理演出の手が込みすぎているのは少々気になるところですが、中身の推理パートは面白い!推理もの=殺人事件という図式がすぐ成立するのが推理もののお約束といった印象ですが、実際去年では「GOSICK」「神様のメモ帳」などの推理ものアニメがたいした話題にもならなく消えていきました。が、この「氷菓」はひと味違うようです。

Hyouka4Hyouka5Hyouka6Hyouka7日常の何気ないことから始まるちょっと気になるところを、ヒロインの千反田えるが発見してきて、それを説いていく折木奉太郎の推理力に気づいてからの本編の流れ、そこから45年前の事件について推理していくシーン、そして最後に語られる45年前の真実、「氷菓」という文集の表紙と単語の本当の意味について明かされるシーンは非常に見応えがあり面白かったです。

Hyouka8Hyouka9Hyouka10Hyouka11人が死なないミステリーものでここまで面白いのがあるとは思いませんでした。それに加え京都アニメーションらしい超絶に作り込まれた作画、要所で流れるクラシックの音楽も合っているし丁寧に作られているのが分かります。まさに今年のアニメの中で屈指の作品ではないでしょうか。


2012年夏終了アニメ「這いよれ!ニャル子さん」最終回の感想文

2012-07-02 22:33:35 | 2012年春アニメ関連

今回は2012年春アニメで話題作だった「這いよれ!ニャル子さん」 の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Haiyore19Haiyore20Haiyore21Haiyore22「這いよれ!ニャル子さん」…GA文庫から刊行されている逢空万太のライトノベル「這いよれ!ニャル子さん」のアニメ化作品で、アニメ制作はXEBECです。オープニングのニコ動再生数が100万回を突破して2012年の覇権アニメとか言われていたこの作品、第1話はなんか普通のラノベアニメで肩すかしでした。

Haiyore23Haiyore24Haiyore25Haiyore26そしてなんといっても個人的に一番致命的だったのは主人公の性格の悪さでした。ニャル子にあれほどアプローチされても全く気にせず逆にフォークを刺したり、7話でニャル子に対し嫌いと言ってその直後にやっぱり言い直したりする優柔不断さ、ニャル子に助けてもらったのに逆ギレするところなど良いところが全く感じられませんでした。

Haiyore27Haiyore28Haiyore29Haiyore30逆にヒロイン達は非常に良かったです。中でもニャル子役の阿澄佳奈とハス太役の釘宮理恵は別格で素晴らしかったです。女性キャラが魅力的で男性キャラが全く印象に残らないのはまさにラノベといったかんじでした。

Haiyore31Haiyore32Haiyore33Haiyore34ストーリーも、序盤は新キャラが次々と登場し、中盤は水着回、最後はシリアス展開、んで俺達の日常はこれからだエンドとものすごくオーソドックスでした。そしてラノベらしくパロディも満載でジョジョやガンダムAGE、モンハンに怒首領蜂と非常にバリエーションの幅が広くマニアックでしたが、逆にそれでしか笑いが取れていなかったように思えました。

ただ最後のグタタンからのメッセージと歪み無いニャル子の姿勢で最後を締めていたので思っていたより終わり方は良かったです。売り上げがよければ2期も充分ありそうな最後でした。

作画は普通でした。それほど動きは無かったけど終始安定していたように感じます。主題歌はオープニングが流行しまくったので作品にも充分貢献していて良かったですが、エンディングも結構いけてました。

総評

Haiyore35Haiyore36全体的な感想としては、ニャル子とハス太萌えステマアニメでした。それ以外はほとんど印象に残らず、主人公の真尋の性格が悪く全く感情移入できなかったことや、パロディでしか笑いが取れなかったところ、あれ?クトゥルー神話ほとんど関係なくね?といったところなど悪い点が目立っていたのが残念です。

全体的な個人的評価としては、1話の時点ではありきたりなラノベアニメだったので視聴打ち切り予定のCランクでしたが、最後のまとめはそこそこ良かったところや主題歌の印象が強かったところ、キャラ萌えアニメとしてはそれなりに見られたところを考慮して最後まで視聴継続のBランクでした。

ニコニコでは異様に持ち上げられていた作品でしたがBD/DVD売り上げは7500枚とキー局アニメにしては平均より少し売れたぐらいだったので、ただ単にニコ厨が騒いでいただけだったようです。


2012年春特撮もの「特命戦隊ゴーバスターズ」第1話の感想文

2012-06-17 01:24:46 | 2012年春アニメ関連

今回はこちらのアニメ…ではなく特撮ものです。今回は「特命戦隊ゴーバスターズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>GobastersGobasters1Gobasters2Gobasters3「特命戦隊ゴーバスターズ」…東映制作の36作目にあたる戦隊シリーズの新作です。前作の「海賊戦隊ゴーカイジャー」がオールスター状態の作品だったため今回の新作は否応にもボリューム不足が指摘されそうで不安要素が強かったようです。

Gobasters4Gobasters5Gobasters6Gobasters7戦隊ものの1話のお約束とも言える、悪の組織が地球を侵略する描写が早速ありましたが、相変わらずCGを使った演出は見事です。巨大戦艦や怪物によってビルが爆発するシーンのリアルさの進歩は時代を感じずにはいられません。それにしても1話ではあまりにも派手に戦っていたので被害が気になるくらいです。小さい街なら壊滅するくらいの被害が出ているように見えました。

CGを使った演出に関しては文句は無かったですが、肝心の面白さとなると…うーん…と首をかしげてしまうところも多かったです。

Gobasters8Gobasters9Gobasters10Gobasters11その一番の理由として、なんといってもキャラクターが薄い。前作の「海賊戦隊ゴーカイジャー」においては戦隊の人物から悪の宇宙帝国に至るまで個性的なキャラクターが揃っていましたが、今回ではとりあえず出てきて戦ったようにしか見えません。主人公も姉の制止を振り切って出撃するとか単純すぎるし…極めつけは司令官で、ほとんど空気キャラと化していました。

悪の組織の幹部と思わしき人物も、正体は明かしてないようですが見た目は地味で、「混乱をプロデュースする!」とかなんか言っちゃっててちょっと痛いのもイマイチでした。

Gobasters12Gobasters13Gobasters14Gobasters15そんな中今までの戦隊ものには無かった演出もあり、悪の組織が敵を転送開始してから終了されるまでの間がカウントダウンされ作中に表示されたり、戦隊もののお約束だった

「怪人がやられ巨大化して戦隊ロボ出撃」

のような王道を外し、戦隊が別々になって怪人と巨大化した敵を同時に倒すという今までにない展開はちょっと新鮮でした。王道をあえて外し新しい試みを目指すその姿勢は良かったふうに感じます。

50話近くやる戦隊ものだし、おそらく2話以降から隊員及びメンバー達の設定を掘り進めていくと思いますが、少なくとも1話では期待させるようなワクワク感はありませんでした。2話以降に期待したいところです。

Gobasters16Gobasters17Gobasters18Gobasters19CGに関してはほぼ文句無しです。街が壊滅するシーンとかがほとんど違和感が無いくらいの自然さなのは素晴らしい。逃げる人たちと瓦礫、粉塵、振動など演出も秀逸でした。主題歌のほうは本編と同じくイマイチ印象に残らないのが残念ですが、真に残念なのはエンディングです。なにあのダンス。プリキュアにすり寄ってきたか!

総評

Gobasters201話の全体的な感想としては、つまらなくは無かったしCG使いまくりの演出は良かったけど登場キャラの印象が弱すぎました。1話を見て誰も名前が分からなかったし、用語も印象に残らなく、ただピンチなので戦って倒しただけでした。悪の組織の目的は分かったけど幹部は地味だったし、もう少し印象に残るものが欲しかったです。

1話の個人的評価としては、戦隊ものは面白い作品も多いし金はかかってそうなので今のところは様子見もかねて視聴継続のBランクです。

前作のゴーカイジャーがお祭り状態の作品だっただけに、今回の新作は見劣りしてしまうのも大きいかもしれません。


2012年春アニメ「さんかれあ」第1話の感想文

2012-06-17 00:21:01 | 2012年春アニメ関連

今回はTBSアニメ枠の新作「さんかれあ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>

SankareaSankarea1Sankarea2Sankarea3「さんかれあ」…別冊少年マガジンで連載されている、はっとりみつるの漫画「さんかれあ」のアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオディーンです。

Sankarea4Sankarea5Sankarea6Sankarea7去年あたりは何かとゾンビブームでしたが、その影響か主人公の降谷千紘はゾンビが大好きというゾンビマニアでした。ゾンビを題材としたアニメが今期もう一つやっていますが、あちらと違いゾンビが好きというのは珍しい設定のように思えます。ゾンビが嫌いな自分には全く理解できません。

そんな主人公ですが巨乳の幼なじみがいるとはけしからん!普段冴えない分、なんともラノベのような主人公でした。

Sankarea8Sankarea9Sankarea10Sankarea11しかし視聴していて思いましたが、昔のはっとりみつるの絵に比べずいぶん等身が上がったように感じました。偶然ながらデビュー当時からはっとりみつるを知っていますが、「イヌっネコっジャンプ!」や「ケンコー全裸系水泳部 ウミショー」の頃にあった、ほとんどフリーハンドの荒い線ながら生き生きと描かれていたキャラクターは非常に魅力的でしたが、今回の「さんかれあ」にはその長所が全く感じられませんでした。

それどころか話は暗く、主人公の母親はすでに亡くなっているし、1話でネコが死んでしまうし、学園ものに近いせいか動きも無く淡々と話が進んでいきました。なんとも盛り上がりには欠ける作品です。

Sankarea12Sankarea13Sankarea14Sankarea15そんな中、女性キャラはなかなか良かったです。妹の萌路や、巨乳幼なじみの蘭子に、黒髪ロングのお嬢様礼弥など適度なエロとパンチラ寸前の見せ方はお約束ながら素晴らしかったです。

1話ラストで衝撃のヒロインゾンビ化という予想外の予告を見せつつ終わったので、話の面白さとしては未知数なところはありますが自分はゾンビものが嫌いなので視聴はきついかもしれません。

作画はイマイチでした。前述のとおりはっとりみつるの長所が感じられなかったし、そのくせ線や色調は単調だったし、スタジオディーン制作なのもあり低予算アニメのようにも見えてしまいます。主題歌及びBGMも印象に残りませんでした。

総評

Sankarea161話の全体的な感想としては、期待はずれで面白くありませんでした。今のはっとりみつるの作風ってこんな感じなんでしょうか。「ケンコー系全裸水泳部ウミショー」の頃のような線こそ荒いですが生き生きとした動きをしていた頃と比べまるで別物のようでした。表情に動きも無く、暗いイメージの話だったのでガッカリです。

1話の個人的評価としては、期待はずれの出来だったしもう少しは様子を見ますが1話の段階では視聴打ち切り予定のCランクです。

ついでに、1話のCMからいきなりネタバレしてるんじゃないよ!とも思いました。


2012年春アニメ「エウレカセブンAO」第1話の感想文

2012-06-16 23:36:29 | 2012年春アニメ関連

今回TBSアニメ枠ではあのロボットアニメの2期も始まっています。今回は「エウレカセブンAO」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>EurekaEureka1Eureka2Eureka3「エウレカセブンAO」…アニメ制作会社ボンズのオリジナルアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の第2期作品で、アニメ制作は1期から引き続きボンズです。現在でも高い人気を誇るエウレカセブンの新作が放映されるうえに、今では数少ないロボットものということもあり注目度は高めでした。

Eureka4Eureka5Eureka6Eureka7前作の「交響詩篇エウレカセブン」から数年後の沖縄が舞台ということで、時代は2025年になっていました。しかし冒頭からトラパーを使った?謎の飛行する乗り物とかが当然のように存在するし、スカブコーラルと呼ばれる現象やGモンスターと呼ばれる謎の敵らしき存在に襲われたりと、とにかく説明も無く訳の分からない展開が目白押しでした。世界観も謎の会社が部隊を派遣していたり、日本軍が沖縄に駐留していたりしていたのでこれらの説明も欲しいところです。

Eureka8Eureka9Eureka10Eureka11前作はバトルシーンもキャラクターも非常に高水準でしたが今回もかなりレベルが高かったです。1話だけにキャラクターは少なかったですが、ヒロインと思われるナルが病弱なのにロングヘアーでヘソ出しでホットパンツとは素晴らしい!おかげで話とか少々どうでも良くなってしまいました。

Eureka12Eureka13Eureka14Eureka15回想シーンでエウレカのような謎の女性が登場してきたり、腕輪が光ったりととにかく良く分からないまま1話が終わってしまったのでなんとも言い難い出来でした。少なくとも1話で視聴者を引き込むには力不足に感じます。

作画は非常に良く、中でも爆発シーンの出来は素晴らしい。ロボットや船、敵が全てCG一切無しの手書きという作り込みもボンズらしい手間のかけようで、このあたりは個人的にも非常に気に入っています。BGMも主要シーンでの演出に一役かっていて良かったです。1話はオープニングが無かったですが、2話以降のボンズらしいオサレなオープニングに期待したところでした。

総評

Eureka161話の全体的な感想としては、訳が分からないしロボットすら出てこなかったけど、ヒロインのナルが病弱なのにエロかったのと爆発やアクションシーンの動きや前作を思い出させるアイキャッチや演出は良かったです。1話が訳分からないのはザムドのときと一緒で、このあたりはボンズ原作らしいと言えるかもしれません。

1話の個人的評価としては、話として面白くなるかは未知数だけどオリジナルだしロボットものは貴重なのでこのまま視聴継続のBランクです。

1話放映前に前作の51話を放映したのを見ると、おそらく前作とのつながりが何かあるように感じます。


2012年春アニメ「戦国コレクション」第1話の感想文

2012-06-16 22:53:02 | 2012年春アニメ関連

少しずつ勢力を伸ばしてきているソーシャルゲームのアニメ化作品、今期も新番組として放映されてきました。今回は「戦国コレクション」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>SengokuSengoku1Sengoku2Sengoku3「戦国コレクション」…コナミのソーシャルゲーム「戦国コレクション」のアニメ化作品で、アニメ制作はブレインズ・ベースです。前期もソーシャルゲームがアニメ化されていましたが、今回は30分アニメ…しかも現在流行の戦国武将の女体化ものです。

戦国武将の女体化作品といえば去年放映されていた「戦国乙女 桃色パラドックス」を思い出します。あちらは序盤は非常につまらなかったですが、3話以降右肩上がりに面白くなっていったので今回の「戦国コレクション」もちょっと期待したいところです。が、1話の序盤はやはりつまらなかったです。

Sengoku4Sengoku5Sengoku6Sengoku7戦国乙女の舞台が戦国時代だったのに対しこちらの戦国コレクションでは現代が舞台のようでした。そして織田信長が妙に順応性が高くハンバーガーを食べたり風呂に普通に入っていたりして当然のように振る舞っていました。そしてピンク髪のおっぱいキャラとはまたなんともソーシャルゲームらしい萌え路線が強いキャラです。だがそれがいい。

Sengoku8Sengoku9Sengoku10Sengoku11冴えないバイト生の青年のもとに織田信長が降ってきたというラノベのような展開を見せつつ、序盤はただ日常シーンばかりだったので目的も何も見えず面白くもなんともありませんでしたが、1話終盤で獣耳の巫女が登場して、元の時代に帰るための条件及び他にも現代に飛ばされた戦国武将がいると分かってからは目的がハッキリしてきたので面白くなりそうな終わり方でした。2話では徳川家康が出てくるみたいなのでここからどうなるかといったところです。

作画はかなりショボく、キャラはそれなりですが背景がJC制作アニメ並に質素でした。その分エンディングのキャラは妙に書き込まれているように見えます。主題歌はオープニングとエンディングともにノリのいい曲でした。

総評

Sengoku121話の全体的な感想としては、序盤はイマイチでしたが終盤で目的がハッキリしてからはちょっと面白くなっていました。2話から他の戦国武将が出てくるみたいなので、そこからが本番といったところでしょうか。

1話の個人的評価としては、序盤の展開のまま終わっていたらかなりつまらなかったですが、これからに期待を持たせる終わらせ方をしてきたので視聴継続のBランクです。

歴史上の人物の女体化作品の中にはかなり面白い作品もあるので侮れません。


2012年春アニメ「咲-Saki- 阿知賀編」第1話の感想文

2012-06-16 21:58:48 | 2012年春アニメ関連

今回はテレビ東京で放映された2期もの「咲-Saki- 阿知賀編」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
<object id="cosymantecbfw" type="{0C55C096-0F1D-4F28-AAA2-85EF591126E7}" cotype="cs" style="font:/normal &quot;MS PGothic&quot;; width: 0px; height: 0px; color: rgb(0, 0, 0); text-transform: none; text-indent: 0px; letter-spacing: normal; word-spacing: 0px; display: block; white-space: normal; orphans: 2; widows: 2; -webkit-text-size-adjust: auto; -webkit-text-stroke-width: 0px;"></object>SakiSaki1Saki2Saki3「咲-Saki- 阿知賀編」…ヤングガンガンで連載されている小林立原作、五十嵐あぐり作画の漫画「咲-Saki- 阿知賀編」のアニメ化作品で、アニメ制作はStudio五組です。部活アニメでは高い人気を得た「咲-Saki-」の新作ということで前人気は高く2012年春アニメの注目作品の一つでした。

かなり前から、咲の新作は原村和を主人公にした過去編になると言われていましたが、果たして原作のストックがあまり無い現状でどうアニメ化するのかと思いつつ第1話を視聴してみました。

Saki4Saki5Saki6Saki7最初に登場したキャラが見たこと無いキャラばかりなので戸惑いました。しかも小学生だったので、てっきり中学校から始まるものと思い少々困惑しました。しかし小学生でありながらすでに巨乳の片鱗を見せていた和やはり恐ろしい子!あと、やはり高鴨隠乃のジャージの下ははいてないんでしょうか。作中気になって仕方ありませんでした。

タイトルにもある阿知賀とやらは、学校の名前だったようでここの学院を舞台にした物語のようでした。1期でもあったとおり和は高校は清澄にいたため、高鴨隠乃を主人公にした咲のもう一つの物語という感じで描かれていくようです。

Saki8Saki9Saki10Saki11今回は2期なのでどうしても1期と比較してしまいますが、今回の2期は前作と違い1話は麻雀部分があまり無く物足りませんでした。しかし和の「そんなオカルトありえません」などの名言もさりげなく出ているのは良かったです。

Saki12Saki13Saki14Saki151話は実際のところかなり駆け足で、序盤からいきなりダイジェストが始まり小6から中3まで一気に話が進んだため視聴者置いてきぼり展開になっていました。そのため序盤は盛り上がりには欠けていましたが、全国個人戦で和が優勝したシーン以降阿知賀にメンバー達が集結していく展開により一気に面白くなっていっていったのでこれからの展開に期待できそうでした。果たしてここからどう清澄高校と絡んでいくのか気になるところです。

作画は1期と全く同じ安定感で良くできていました。麻雀部分は少なかったけれど演出も良かったです。1話ではオープニングが無かったのでどういう曲になるかまだ分かりませんが、作中のBGMでは1期の曲が使われていたので懐かしく感じました。

総評

Saki161話の全体的な感想としては、最後に盛り上がってきて面白くなってきました。麻雀部分が1期のときより圧倒的に少なく、序盤はダイジェストで一気に話が進みまくったためイマイチでしたが後半一気に巻き返したので、1期ではほとんど語られていなかった和に焦点が当てられた今回の2期、期待できそうです。

1話の個人的評価としては、後半一気に盛り上がってきて面白かったし、1期の出来が期待できそうだったので永久保存版のAランクです。

そのうち全国編もやってほしいところ。


2012年春アニメ「カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編」第1話の感想文

2012-06-06 02:18:25 | 2012年春アニメ関連

根強いファンも多く自分も何かと楽しみにしているカードバトルものアニメ、こちらも新章がスタートしてきました。今回は「カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

VangardVangard1Vangard2Vangard3「カードファイト!!ヴァンガード アジアサーキット編」…ブシロード制作のカードゲーム「ヴァンガード」を元にしたアニメ作品の新シリーズで、アニメ制作はトムス・エンタテインメントです。ブシロードが猛烈にプッシュしているカードゲームアニメですが、65話放映された1期から続けざまに2期目を投入してきました。1期のときはとにかく作画がショボくルールが複雑だったイメージでしたが、果たして今回からどう変わるのか注目です。

Vangard4Vangard5Vangard6Vangard71話冒頭から早速櫂がバトルをしていましたが、謎の少年とバトルしていたり、気がついたらいなくなっていたので1期のときと比べ最初から謎展開をしていました。続いてアイチもその謎の少年と会ったり、ゴールドパラディンデッキと呼ばれる今まで存在しなかったデッキがアイチの手に渡っていたりと最初からグイグイと話が進みます。

Vangard8Vangard9Vangard10Vangard111期の1話でもありましたが、今回の2期でも最初はヴァンガードファイトのルール説明をしていたので分かりやすかったです。アニメは知っているけどカードファイトのルールはほとんど分からないぶんこの配慮は毎度助かります。本当に面白いアニメならルールを知らなくても面白いですが、この作品に至ってはルールが分からないとイマイチ楽しめないのは少々残念。

Vangard12Vangard13Vangard14Vangard15限界を破るカード、リミットブレイクや、全く新しく登場したゴールドパラディンデッキなど今までに全く無い要素が登場してきたり、謎の力と呼ばれる軍勢と戦っているクランの存在など、最初は普通にカードファイトをしていた1期のときと違い2期ではかなり超展開をしていたのでなかなか面白かったです。psyクオリアに代わる力もまた出てきそうな予感を感じつつ、登場人物の記憶が変わるという予想外の展開を見せて1話は終わったので面白くなりそうなかんじでした。

作画は1期よりかなり良くなっています。登場人物はもちろんカードのキャラクターも描き込まれていました。心なしか美咲さんのおっぱいも強調されていたように感じます。主題歌も1期に続きオープニングはJAM Projectだったのもグッド。

総評

Vangard161話の全体的な感想としては、1期の1話より面白かったです。今回は最初から超展開への兆しを見せていたし、作画も1期より良くなっているし全体的にパワーアップしていました。

1話の個人的評価としては、新規に見始めた人への配慮も感じられたし、続きが気になる終わり方だったのも含めて視聴継続のBランクです。現在カードゲームものとしては健闘している作品なのでこれからの展開には注目しています。


2012年春アニメ「あっちこっち」第1話の感想文

2012-05-10 04:57:47 | 2012年春アニメ関連

今回はTBSアニメ枠で始まった新作「あっちこっち」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

AttikottiAttikotti1Attikotti3Attikotti2「あっちこっち」…まんがタイムきららで連載されている異識の漫画「あっちこっち」のアニメ化作品で、アニメ制作はAICです。毎期必ずといっていいほどある日常四コマ漫画原作のアニメ作品のようで、まんがタイムのCMでよく名前を見たからいつかアニメ化すると思っていましたが、やはり来ました。

Attikotti4Attikotti5Attikotti6Attikotti7まんがタイム系が得意とする日常4コマ漫画アニメの典型みたいな作風で、登校シーンや学校生活、帰り道などが1話のメインでした。しかし日常ものといえば、男はおまけ程度で女性キャラがメインな作風がほとんどですが、この作品に至っては1話の最初から主人公の伊御とヒロインつみきの好感度がすでにマックス状態なのでちょっと意外でした。

Attikotti8Attikotti9Attikotti10Attikotti11そしてヒロインのつみきはアホ毛がハンパではなかったです。今期でニャル子さんに対抗できるだけのアホ毛を持つヒロインが現れるとは予想外でした。しかもことあるごとに池田のごとくネコ耳が生えてくるあざとさも見過ごせません。ツンデレの素質もあるし、ヒロインキャラとしてはなかなか魅力的でした。

Attikotti12Attikotti13Attikotti14Attikotti15あと作風が若干シャフト制作に似ていました。ただしシャフトのように思いっきり演出するのではなく中途半端にやっている感じだったので逆に気になります。カイジの「ざわ…」を使ったパロディもあったのでそこも浮いていました。モブキャラが薄いトーンをかけたような手法でぼかしていたりもして、どうしても他作品に影響されたような演出が目立ちました。

Attikotti16Attikotti17Attikotti18Attikotti191話最後のプリクラを撮るシーンでイチャイチャぶりがマックス状態になっていましたが、主人公があまり鈍感キャラでないのは好感が持てます。何気に日常シーンでのBGMが結構良かったし、細かいところで良い仕事をしていると感じました。

作画は普通でした。原作絵はかなり線の強弱が強めですがアニメ版はあっさりしていたので、無難といえば無難です。主題歌はオープニングからエンディングまでキャラソンでしたが耳に残るような曲ではありませんでした。

総評

Attikotti201話の全体的な感想としては、見た目とどおりのほのぼの4コマ日常ものアニメで真新しいものは特に無く印象に残りませんでした。しかしテーマが分かりやすいため敷居は低いうえに、主人公とつみきのイチャイチャぶりを見てニヤニヤするアニメとしては良かったです。

1話の個人的評価としては、頭をからっぽにして見る分には良さそうだけど起承転結らしきものもほとんど無く見ていて眠くなるアニメだったので視聴打ち切り予定のCランクです。

さすがにキルミーベイベーのコケっぷりに続いてなので、まんがタイム系も原作尽きてきた雰囲気を感じます。


2012年春アニメ「夏色キセキ」第1話の感想文

2012-05-06 23:58:26 | 2012年春アニメ関連

今回は2012年春アニメの中で何かと宣伝が多かった「夏色キセキ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

NatuiroNatuiro1Natuiro2Natuiro3「夏色キセキ」…MBSやアニプレックスらが共同で制作したオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はサンライズです。放映開始前からCMを良くやっていたし、スフィアの4人がメインで主題歌を歌い主役の4人の声も担当しているのでスフィアアニメといっても過言ではないかもしれません。もちろんこの手の宣伝ならお手の物と言わんばかりにアニプレックスも制作に関わっています。静岡県下田市を舞台にしたりローソンともコラボしたりと、とにかく色々な要素を詰め込んでいるようでした。

Natuiro4Natuiro5Natuiro6Natuiro7中学生の仲良し4人組の女の子がメインの話なのはすぐ分かりましたが、その中の一人水越紗季がなぜか冒頭からいきなり機嫌が悪く、親友のはずの逢沢夏海に一方的に怒りまくって昔の約束を知らないと言ったり、転校することを親友の誰にも言わなかったりしていたので第一印象はものすごく悪かったです。この最初からケンカばかりしている感じ…まさに「スイートプリキュア♪」の序盤と同じものを感じました。

そんなケンカばかりしているのを見ていて面白いと思えるはずもなく、なぜ転校することを言わなかったのかなどの理由を何一つ1話では言っていなかったので感情移入もできませんでした。

Natuiro8Natuiro9Natuiro10Natuiro11しかしこの作品、キャラクター原案は左、アニメキャラクターデザインは田中雄一なので女の子の可愛さは春アニメの中でも上位です。着替えシーンもあったし中学生らしくおっぱいが控えめなのもグッド!監督は水島精二だし悪くはないはずなんですが…少なくとも1話のつかみは外したように感じます。

Natuiro12Natuiro13Natuiro14Natuiro151話は結局終盤のほうまでケンカしていたし、最後の奇跡が起きたシーンはなんとも意見が分かれそうです。あれにより思いっきりファンタジーものの側面を持ったし、この設定をどうラストに持って行くかは気になるところでした。

作画は良かったです。動きがほとんど無い日常ものに近い分キャラクターの表情に力も入っていました。主題歌はオープニングからエンディング、挿入歌までスフィアづくしなのでスフィア好きには良いかもしれません。

総評

Natuiro16Natuiro171話の全体的な感想としては、あまり面白くなかったうえにケンカばかりしていてイラっとしたけど女の子は可愛かったしスフィアの主題歌は良かったです。

1話の個人的評価としては、スタッフは有名どころを揃えているし、オリジナル作品だから展開が読めないので化ける可能性もありそうなので今のところは視聴継続のBランクです。しかし1話だけ見たかんじだと面白くなる気配が感じられないのはちょっと不安に思います。