久々に心が震えた39

2014-03-27 04:31:52 | 2013年冬アニメ関連

もうじき2014年春アニメの本命の一つ「ラブライブ!」の2期が始まるとなれば、あの回について書かないわけにはいきません。序盤から中盤にかけて右肩上がりで面白くなっていった「ラブライブ!」の1期の中でも3話は別格でした。

Lovelive Lovelive1 Lovelive2 Lovelive3 スクールアイドルとしての活動を始め、初めての曲、初めての衣装そして初めてのライブと次第に軌道に乗り始めてきた穗乃果達を一気にどん底に突き落とす現実、そしてその後のライブシーンはここ数年のアイドルアニメの中でも上位に入るほどの出来で非常に素晴らしかったです。

Lovelive4 Lovelive5 Lovelive6 Lovelive7 さりげなく後のμ'sメンバーが全員集合していたという演出、穗乃果が目標をハッキリと告げるところなど作品の方向性を明確にしたという意味でもこの3話は非常に重要な回でした。

Lovelive8 Lovelive9 Lovelive10 Lovelive11 アイドルアニメとして一気に頭角を現してきた「ラブライブ!」この回以降一気に注目されたように見受けられ、アイドルアニメに興味が無い層も一斉に振り向くほどの出来栄えでした。

作画、シナリオBGMと全ての面において極めて高い回でした。それと同時に数多くのラブライバーを誕生させた罪深い回でもあったと感じます。正直サンライズがアイドルアニメなんて…と甘く見ていましたが全力でごめんなさいしなければいけません。それゆえ2期も非常に期待しています。


2014年春アニメ考察

2014-03-24 03:51:00 | 2014年春アニメ関連

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いよいよ来週あたりから春の新番組アニメがスタートしようとしています。春は一年の中でもアニメの入れ替わりが激しく、1年以上続くアニメが終わる時期でもあるので新番組が非常に多いです。その中でも本命と言われている作品や、個人的に気になる作品をピックアップしていきたいと思います。

昔からアニメにする原作が無くなってきていると言われていますが、実際には変わらず新番組のアニメの数は多いです。しかし原作の知名度が無いものばかりで未知数だらけというのが正直な感想です。

Jojo Jojo1




その中でもやはり春アニメで本命と言われているのは「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ」「ラブライブ!2期」でしょう。ジョジョは最も人気が高い第3部がついにアニメ化だし、1部2部も非常に面白かったため期待大です。ラブライブも1期は構成こそイマイチでしたがライブシーンや作画は文句無しだったのでこちらも期待できそうです。しかしなぜ栃木でやらん!

Mahouka Mahouka1




これらはどちらも2期ものなのですでに実績がある分安定して面白そうですが、それ以外の1期ものでは期待されているらしいのは「魔法科高校の劣等生」でしょうか。以前からラノベ大賞を受賞している作品なのでついに待望のアニメ化とか言われているし、マッドハウス制作だし特番まで組まれているようなので期待はしています。

Musisi Musisi1




個人的に大本命なのは「蟲師 続章」です。2000年代で一番好きな作品で2期はほぼ諦めかけていただけにまさかの続編、しかもスタッフは1期と全く変わらないため期待せずにはいられません。

他には「金色のコルダ Blue♪Sky」が個人的には気になります。自分が乙女ゲー原作をチェックするようになったきっかけになった作品の新シリーズなので、どのような作品なのかチェックしないわけにはいきません。

他には「STARDRIVER 輝きのタクト」以来となる五十嵐卓哉と榎戸洋司のコンビとなるロボットアニメ「キャプテン・アース」も見逃せません。が、こちらは残念ながらローカル作品のようでそこが惜しい。ローカルならではの演出に期待です。

テニヌではなく正統派テニス漫画として非常に面白く、自分も原作を読んでいる「ベイビーステップ」もアニメ化されます。しかもNHKなので長寿化しそうな予感です。今までのテニスものの常識を覆す超理論的テニス演出をアニメでどう表現するのか要注目です。

バトルアニメとして非常に面白かった「ソウルイーター」の新作「ソウルイーターノット!」もアニメ化されます。こちらは前作と代わりずいぶんキャラが可愛らしくなっているためバトルものというよりコメディに近い印象で、萌えアニメになるんでしょうか。

さりげなく「史上最強の弟子ケンイチ 闇の襲撃」もアニメ化されます。1期はラグナレク編を1年も放映するという太っ腹でしたが今回の闇編はどこまでやるんでしょうか。闇編はさらに面白いので期待したいですが、1期と違いローカルアニメなのが惜しい。

他にも「金田一少年の事件簿R」や「レディ ジュエルペット」「遊戯王ARC-V」「プリティーリズム・オールスターセレクション」「FAIRY TAIL」「ドラゴンボールKAI 魔神ブウ編」など1年もののアニメの続編も相次いでいます。他にも数多くのラノベ原作アニメやゲーム原作、オリジナルロボアニメが数多くひしめいていますが、果たしてこの中でどの作品が抜きんでてくるのか、本命の作品群が前人気に応えてくるのかチェックせずにはいられません。


視聴者投票によるノイタミナ大賞発表

2014-03-23 14:41:03 | アニメ・コミック・ゲーム

先日配信視聴者の投票による、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の作品における各部門の順位が発表されたみたいです。個人的にもノイタミナ作品は非常に好きなので、この結果を見つつ個人的にも好きなシーンや好きなキャラについて書いてみたいと思います。

Noitamina Noitamina1 Noitamina2 Noitamina3 まずはミスターノイタミナ部門、クセが強い作品が多いノイタミナ枠だけに男性キャラも個性派揃いです。視聴者投票では1位は「PSYCHO-PASS」の主人公狡嚙慎也、2位が「東のエデン」の滝沢朗、3位が「PSYCHO-PASS」の宜野座伸元のようでした。女性票が集まったような印象を受けます。

個人的に投票するとしたら滝沢朗ですね。記憶喪失ながら記憶を失う前に行った英雄的行動、そしてその実行力やキャラクターとしての面白さも加わり王様にふさわしいキャラだったと思います。

Noitamina4 Noitamina5 Noitamina6 Noitamina7 続いてミスノイタミナ部門、男性キャラもさることながら女性キャラも個性的ですが、視聴者投票では1位は「PSYCHO-PASS」の常守朱、2位は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のめんま、3位が「四畳半神話大系」の明石さんのようです。PSYCHO-PASS勢強いですね。

個人的に投票するとしたら「うさぎドロップ」の鹿賀りんです。子供が子供の声を担当するという普通のことを見事にやってのけた自然さ、その仕草といいあまりにも純粋で印象的でした。

Noitamina8 Noitamina9 Noitamina10 Noitamina11 続いて衝撃シーン部門、ノイタミナ枠ではクセが強い作品が多いため衝撃的なシーンも多いですが、視聴者投票では1位は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」4話のゆきあつの女装シーン、2位が「PSYCHO-PASS」1話で見せたドミネーター執行による処刑シーン、3位が「東のエデン」1話で滝沢が初登場したときのいきなりモザイクシーンと、どれもたしかに印象に残ったシーンばかりです。

個人的に投票するとしたら「四畳半神話大系」最終回ラストシーンで「私」が小津になるところですね。1話の伏線を全て回収して最後に持ってくるあのシーンが忘れられません。

Noitamina12 Noitamina13 Noitamina14 Noitamina15 続いてキュンとした瞬間部門、ノイタミナ作品は恋愛ものも多く扱っているため恋愛描写も数多くあります。そんな中視聴者投票では1位は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」10話、2位が「サムライフラメンコ」16話、3位が「No.6」の11話のようでした。

個人的に投票するとしたら「放浪息子」最終回で修一が安那に改めて告白するシーンです。普段は大人しい修一がハッキリと好きと告白するところ、そしてラストシーンで安那が泣いていたところもさらに印象的でした。

Noitamina16 Noitamina17 Noitamina18 Noitamina19 続いて印象的な決めセリフ部門、1位は「ギルティクラウン」の「僕の王の力がぁぁぁ~!」のようでした。自分の腕が切り落とされて第一声がこれだったので、ギャグかと思うほどに印象的でした。2位が「PSYCHO-PASS」で槙島が言った「紙の本を買いなよ、電子書籍は味気ない」でした。さりげなく現代に向けてのメッセージでもある印象的なセリフです。3位が「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」最終回でめんまが言った「みつかっちゃった」です。これもまた最終回の演出も加わり印象に残るセリフでした。

個人的に投票するとしたら「東のエデン」でJUICEがいつも最後に言っていた「ノブレス・オブリージュ」です。王様としての義務という意味でも作中に深く関わる印象的なセリフでした。

Noitamina20 Noitamina21 Noitamina22 Noitamina23 最後は心に残った音楽部門です。ノイタミナ枠は有名な作曲家も多数起用していたため話題性にも富んでいました。その中でも1位はノイタミナ作品でただ一つ菅野よう子を起用していた「坂道のアポロン」でした。これは納得で確かに圧倒的でした。2位が「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のエンディングでZONEのカバー曲だった「secret base ~君がくれたもの~ 10 years after ver」、3位が「ギルティクラウン」の前期後期オープニングで、こちらはsupercellのryoが担当していて非常に素晴らしい楽曲でした。

個人的に投票するとしたら、あの花の「secret base」です。このエンディングは演出も加わり作品にも合っていて非常に素晴らしい楽曲でした。

…と、数多くの個性派作品を輩出し続けるノイタミナ作品だけあって印象的なものも多かったです。たまにはこういうランキングを発表するというのも面白いかもしれません。

Noitamina24 おまけとして、今回の発表ではありませんでしたが個人的にノイタミナ作品で一番泣けたのは「うさぎドロップ」1話でのおじいちゃんの告別式シーンでした。


「劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵」視聴終了

2014-03-05 02:22:28 | 2014年冬アニメ関連

先週、ついに劇場公開された「劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵」を視聴してきました。今回もまたネタバレを適度に回避しつつ感想を書きますが、ネタバレが嫌いな人はスルー推奨です。

アニメファンなら知らない人がいないほどの作品ですが、タイバニなどのように一般には名が知られていない作品なので上映期間も短そうだと思い上映が終了する前に見に行くことにしました。さすがに現在でも上映こそしているもののシアターは小さめで、なおかつレイトショーだったため客は非常に少なく10人少々でした。しかも平均年齢は高めに見えます。やはり作風的に90年代アニメが好きな人に特にウケが良かった印象でした。

MopaiMopai1テレビ版からの正統な続編ということで、果たしてあのテレビ版の最終回からどのような話に続くのかと気になるところでしたが、どうやら外伝的なサイドストーリーのようでした。そのため銀河帝国は全く出てこなくて今回登場した新たな企業との戦いといったところでしょうか。そのため話としてはあまり進まなかったように見えます。

今回の劇場版では登場人物が若干頭身が上がったように見え、特に加藤茉莉香が大人っぽくなっていました。何気に寝起きシーンや彼方と話しているシーンでのポーズが妙にエロいところがグッド!テレビ版でのおなじみのキャラも多数登場し、さらにテレビ版での名言や伏線を見事に利用して劇場版に生かしていたところも素晴らしかったです。

彼方の父が残した謎が解ける展開やイグドラシル艦隊との電子戦など盛り上がる箇所も多く、自分の生き方を自分で決めていくところなど話の展開もまさにモーレツ宇宙海賊らしい流れだったので面白かったですが、終盤の展開が良く理解できなかったことや最後があっけなく終わったことなど若干残念に感じるところもありましたが、劇場版としての一つの物語としてなら十分面白かったです。

作画は非常に良いです。さすが劇場版だけあって非常に良く、テレビ版でも十分見応えがあった電子機器の表示がさらにパワーアップしていて非常に未来的だったのが印象的で、作画に関しては文句なしです。BGMは所々良い曲があり、遺産の謎が解けるシーンなどが印象に残りましたが、一番印象に残ったのはやはり弁天丸の警報ブザーでしょう。主題歌は冒頭のテレビ版オープニングが流れながら加藤茉莉香が弁天丸の中を歩いて行くところが非常に良かったですが、挿入歌及びエンディングの中川翔子の歌はややイマイチでした。

総評

全体的な感想としては、さすが劇場版なだけあって全体的に作画が良く特にバトルシーンや電子戦での細かい描写がさらにパワーアップしていましたが、後半の亜空間での展開がなんだかすごいけど良く分からなかった事や、イグドラシルグループがあっけなく手を引いた事など少々物足りないと感じるところもありました。しかし作品としての根幹はテレビ版から全く変わっていなかったので十分面白かったです。是非ともまた新しくテレビ版も制作して欲しいと思わずにはいられませんでした。


東京マラソン2014!

2014-03-05 01:04:43 | マラソン大会

先日2月23日、日本最大のマラソン大会の東京マラソン2014に参加してきました。

TokyoTokyo1Tokyo2Tokyo3さすがに日本最大のマラソン大会なだけあって前日の本人受付からスタートです。本人確認が必要なのは転売厨対策なのかもしれません。本人受付会場は東京ビックサイトですが、すでにイベントも実施されていて企業ブースが大量出店していたためかなり賑わっていました。中で栄養ドリンクやサプリメントの実演販売も行われていたため事前に準備しなくても現地で買えます。

Tokyo4Tokyo5Tokyo6Tokyo7東京マラソン当選者には専用のホテル宿泊プランが用意されていて、自分は四谷のホテルを予約していましたが、東京メトロの地下鉄はホームを探すだけでも一苦労でした。googleマップ様様です。四谷近辺は居酒屋などが多く、夕飯をコンビニ弁当などで済ませるのも味気ないと思い、反対側のビルにあった中華料理屋で食事をしましたが、中国人が料理や経営をしているらしく結構本格的で味も良かったです。しかし単品の量が多いのであまり頼むと食べきれないのが残念。

さすが東京だけあって東京MX放送が入るためせっかくだからつけてみたところ、夜から声優のバラエティ番組をやってるし、22時からミルキィホームズがやっていたりとアニメ天国で感動のあまりずっとつけっぱなしにしてしまいました。

そしていよいよマラソン当日、せっかくだからホテルでは朝食付きのプランにしましたが、実際のところマラソン当日は受付開始時間くらいに現地に行かないと混雑して身動きが取りづらくなるうえに、トイレも行けなくなるためご飯を食べ過ぎて腹を壊したら最悪の結末バッドエンド一直線になってしまうため、朝食は食べずにコンビニで軽く済ませる程度になりました。大損です。ホテルの朝食が6時くらいに開けば良かったんですが…誤算でした。

参加者のみ都庁前に行けるため新宿に着く頃にはもうランナーだらけです。受付は7時からでしたが30分程度しか余裕がありません。ボストンマラソンでのテロの件もあり手荷物チェックが入っていたため余計に混雑していました。

東京マラソンでは手荷物は袋にまとめて、トラックで全部ゴール地点の東京ビックサイトに運ばれるため、ここで預けたらもう後には引き返せません。過去にも色々なマラソン大会に参加しているため忘れ物も無く無事に預け、いざスタート地点に集合してスタートを待つのみです。とはいえ気温は6度、防寒対策としてかぶったビニール袋はスタート地点でスタッフの人が回収してくれるので心置きなくビニール袋はかぶっていけました。

スタートセレモニーの様子は所々に設置されたモニターで見ることができ、森元首相がスピーチを行った際はブーイングもあったらしいですが、ついに9時10分、東京マラソンがスタートし36000人ものランナーが走り出しました。さすが日本最大のマラソンだけあって声援の多さもケタ違いです。路上では数多くのダンスパフォーマンスやチアガールの応援、防衛省では演奏も行われていました。コスプレや芸能人の参加も多かったようですが、自分は中央後方だったせいか全然見かけなかったのは残念。テレビカメラに向かって必死にアピールしましたが全く映ってなかったようです。

Tokyo8Tokyo9Tokyo10Tokyo11新宿都庁前からスタートし、皇居や東京タワーの脇を通り銀座や日本橋を通り浅草の雷門からスカイツリーを一望できたりするので、眺めの良さは今まで走ってきたマラソン大会でもぶっちぎりの一番でした。ただ一番の失敗は10km地点で時計の電池が切れペースが分からなくなったこと、そして15km地点で携帯電話の電池までも切れたことです。中でも携帯電話が一番痛く、記念撮影からTwitterも使えなくなり後半何も出来ませんでした。

マラソン自体はなんとか大急ぎでトレーニングで仕上げた分ペースこそ上げられませんでしたが最初から最後までペースを維持し一度も歩くことなくゴールしました。さすがに35km地点以降はいつ足がつってもおかしくなかったため痛みと焦りとの戦いです。体力もすっかり尽きていたため走りながら飲むゼリーも3つ持っていたのを使い切りそれでも足りなく給水所でアミノバリューにバナナももらいながら補給してました。

Tokyo12さすがにどんなマラソン大会でもフルマラソンを完走したときの感動は走った人にしか分からないかもしれません。感想記念のメダルとタオルもさることながら、東京マラソンに参加して完走するというのは一生にもそう経験できないことだと思います。そういうのも含め良い思い出になりました。来年も参加するために必死で応募します。