2014年春アニメ「マジンボーン」第1話の感想文

2014-04-29 22:47:50 | 2014年春アニメ関連

今回は子供向けアニメ「マジンボーン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Mazin Mazin1 Mazin2 Mazin3 「マジンボーン」…バンダイ・集英社・テレビ東京のクロスメディアプロジェクト「マジンボーン」のアニメ化作品で、アニメ制作は東映アニメーションです。

Mazin4 Mazin5 Mazin6 Mazin7 3者合同のプロジェクトということで、果たしてどのようなものかと思いましたが、視聴してみた感じだと…うーん、という感じでした。

Mazin8 Mazin9 Mazin10 Mazin11 まずなんといっても印象に残るようなシーン及び設定が特にありませんでした。いきなり謎の鎧をまとった連中が現れたと思ったら別の謎の男達が撃退して、主人公と謎の石版が触れたら共鳴とやらを起こして謎の鎧をまとったり…と一方的に話が進むので意味不明です。何がしたいのがさっぱり見えてきませんでした。

Mazin12 Mazin13 Mazin14 Mazin15 しかしヒロインは典型的な幼なじみヒロインだったのでやや良かったです。中盤で着替えシーンがあるところやさりげなくエロい格好をしているのもグッド!主人公は典型的な熱血系主人公で王道ですが逆にそれゆえ個性が無かったです。あとは敵の軍勢が全員無口でバトルシーンは誰も一言も話さず戦うのでそこは珍しいかもしれません。

作画は普通です。NHKアニメのようなのっぺりとした影の無い絵柄は少々昔のアニメを思い出させます。頭身はこの手のアニメでは珍しくやや高めでした。BGMは全く印象に残らず、主題歌はオープニングが専用歌でエンディングはバンドを組んだ以外記憶に残りません。

総評

Mazin16 1話の全体的な感想としては、なんともありきたりなバトルヒーローものでつまらなかったです。1話だからかもしれませんが、一方的に何か訳の分からないものが攻めてきて訳の分からないまま変身とお約束な流れだったと思います。良く言えば王道ですが悪く言えばワンパターンで全く記憶に残りません。

1話の個人的評価としては、ヒロインはやや良かったけれどそれ以外は面白そうと感じるところが何も無かったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2014年春アニメ「魔法科高校の劣等生」第1話の感想文

2014-04-27 23:53:00 | 2014年春アニメ関連

今回は2013年アニメで注目作と呼ばれていた作品の一つ「魔法科高校の劣等生」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Mahouka2 Mahouka3 Mahouka4 Mahouka5 「魔法科高校の劣等生」…電撃文庫などから刊行されている佐島勤のライトノベル「魔法科高校の劣等生」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。

Mahouka6 Mahouka7 Mahouka8 Mahouka9 放映前に特番が組まれたほどで現在かなり売れているラノベとしてついに待望のアニメ化とかなんとかずいぶん売り込みが激しかったですが、果たしてそれだけ上がったハードルにどう応えるのかと思いましたが、視聴してみたかんじではなかなか良かったと感じました。

Mahouka10 Mahouka11 Mahouka12 Mahouka13 特番のスタッフインタビューでも言っていましたが、この手のライトノベルでは魔法や異世界が当たり前なのでどう当たり前になったのか、それまでどのようなことがあったのかなどをどう説明するのかが重要と思われますが、そこを少しずつちゃんと説明していたのは良かったです。オーラが見える柴田美月や生徒会長の腕輪など気になる伏線を少し見せていたのも面白くなりそうでした。しかし朝練のシーンで妹が汚れた制服を魔法で直していたのだけ理屈が全く分かりません。

Mahouka14 Mahouka15 Mahouka16 Mahouka17 主人公の兄妹はキャラクター的にもアンバランスさが絶妙で良かったですが脇役がそれに追いついていない感じがありそこは惜しかったです。キャラクターデザインが「アクエリオンEVOL」の石田可奈でみんなイケメン揃いなので、バトルにもイマイチ迫力が欠けていたようにも感じます。しかし魔法シーンのエフェクト及びバトル演出は頑張っているように見えたし、内容も面白くなりそうではありました。

作画は良好です。キャラクター作画はもちろんのことバトルシーンも良く動いていたし特に気になるところはありませんでした。BGMはあまり目立ってはいませんでしたが入学式のシーンの曲は良かったです。主題歌は1話はオープニングだけでしたが悪くはなかったです。しかしもっと中二分が欲しいとは感じました。

総評

Mahouka18 1話の全体的な感想としては、中二バトルラノベアニメの中ではなかなか面白かったです。某ステマオンラインラノベアニメに比べ主人公に何かしらの過去があることや、体術などの練習をしていて努力をしている描写があることも好印象でした。ただ石田可奈のキャラクターデザインなのでちと迫力不足なのが気になります。

1話の個人的評価としては、数々の伏線を見せつつも世界観をできるだけ説明して分からせようとしている姿勢は好印象だったし面白かったので視聴継続のBランクです。

アニプレックス制作なだけに宣伝にも余念がないですがこれがマイナス方向に行かないように願っています。


2014年春アニメ「ピンポン THE ANIMATION」第1話の感想文

2014-04-25 00:48:48 | 2014年春アニメ関連

今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作「ピンポン THE ANIMATION」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Pinpon Pinpon1 Pinpon2 Pinpon3 「ピンポン THE ANIMATION」…週刊ビッグコミックスピリッツで連載されていた、松本大洋の漫画「ピンポン」のアニメ化作品で、アニメ制作はタツノコプロです。原作の知名度こそあまりありませんでしたが、監督が「四畳半神話大系」の湯浅政明だったことから一部での前人気は高い作品でした。

Pinpon4 Pinpon5 Pinpon6 Pinpon7 最初から良く分からない学校の卓球部からスタートし、主人公達は期待の1年生ということしか語られなくキャラクターの掘り下げはほぼ皆無でした。普通ならこの時点でつまらないアニメになりそうですが、この作品はひと味違っていました。

Pinpon8 Pinpon9 Pinpon10 Pinpon11 特に目を引くのが独特のカットインの演出です。コマ割りや文字を多用した演出は非常に斬新で目を奪われ、しかも音もリアルで卓球シーンに関しては文句無しの出来栄えでした。後半のウェンガとの対決シーンはドライブショットを使っていたことも分析していて面白かったです。

Pinpon12 Pinpon13 Pinpon14 Pinpon15 中盤で第1話のタイトルの意味が分かるシーンも面白く、細かいところで湯浅監督らしい演出や構成があり視聴していて飽きがこない内容でした。良くも悪くもノイタミナ作品らしいクセが強い作品に仕上がっていたように見えます。

作画は良好です。萌えとは全く無縁のクセの強い絵柄ですが逆に手間をかけているように見えました。鉛筆で描かれたようなタッチの数々が目を引きます。BGMはほとんど無いように感じましたが、卓球シーンで無音だったのは対決を際立たせる演出だったのかもしれません。主題歌はやや良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、正統派卓球アニメながら独特の演出がプラスされ面白い作品になっていました。クセが強い絵柄は人を選ぶかもしれませんが卓球シーンは迫力もあり見応え十分で、先も気になる終わり方だったので期待もできそうです。

1話の個人的評価としては、湯浅監督の作品なので期待度の高さに加え卓球アニメとしても面白そうだったので永久保存版のAランクです。これをどうまとめていくのか期待したいところでした。


2014年春アニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」第1話の感想文

2014-04-22 23:45:37 | 2014年春アニメ関連

今回は子供向けアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Disk Disk1 Disk2 Disk3 「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」…アメリカのマーベルコミックス作品の日本向けアニメ作品で、アニメ制作は東映アニメーションです。

Disk4 Disk5 Disk6 Disk7 名前から全く想像できませんでしたが、どうやらマーベルヒーローズを元にした作品のようです。序盤からアイアンマンや超人ハルクが戦っていたのは非常に新鮮でした。それでいて見た目が日本向けにアレンジされているため取っつきやすいのも良かったです。一部プリキュアのスタッフが関わっているのも見逃せません。

Disk8 Disk9 Disk10 Disk11 それに玩具を加えた新たな設定も面白かったです。この手の玩具を絡めた作品は大抵オリジナルですが、マーべルヒーローズとの組み合わせというのが実に面白いです。話の展開が少々強引だったり、DISKの説明がまだ少なかったのでちょっと理解できない部分こそありましたが、1話ラストでまさかのスパイダーマン乱入があったので純粋にヒーローものとしても面白そうでした。

作画は普通です。特徴はなんといっても日本向けにアレンジされたマーべルヒーロー達ですが良くできていると感じました。BGMはやや良好で下校中のBGMが良かったです。そして何より主題歌がオープニングエンディング共にT.M.Revolutionというのが予想外で素晴らしかったです。

総評

Disk12 1話の全体的な感想としては、キャストが豪華で良い意味で日本向けにアレンジされていて面白かったです。アメコミヒーローが戦うアニメ自体が珍しく新鮮なため印象にも残りました。

1話の個人的評価としては、良いところで終わったし、話も分かりやすかったし期待できそうだったので視聴継続のBランクです。


久々に心が震えた40

2014-04-21 22:48:25 | 2014年春アニメ関連

Lovelive29 Lovelive31 Lovelive30 Lovelive32 今回の「ラブライブ!」この前の2話でライブに向けての曲や衣装が完成したことで、いよいよ今回の3話でライブかなと思っていましたが、その予想の斜め上を行く展開に心が震えました。

Lovelive33 Lovelive34 Lovelive35 Lovelive36 中盤までの会場探しまでの展開は普通だったかもしれませんが、まさかのここでA-RISEが登場するとは!しかも1期で伏線が張られていましたが、今までμ'sの事を注目していたこと、今までの人気など関係無しにμ'sには負けたくないと対等に宣言するところ、そしてそれに穗乃果も応えるところ、そして終盤のライブシーンと、学校の生徒達も応援に来たりしていて非常に濃密な回でした。

Lovelive37 Lovelive38 Lovelive39 Lovelive40 1期ではユニット結成がメインだっただけに、2期では1期では無かったライブで競い合うという新たな面がプラスされ右肩上がりで面白くなっている「ラブライブ!」今回の話でさらに人気を得そうな勢いです。


2014年春アニメ「悪魔のリドル」第1話の感想文

2014-04-20 23:03:12 | 2014年春アニメ関連

m今回はTBSアニメ枠「アニメイズム」の新作「悪魔のリドル」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Akuma Akuma1 Akuma2 Akuma3 「悪魔のリドル」…月刊ニュータイプで連載されている、原作高河ゆん、作画南方純の漫画「悪魔のリドル」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。

Akuma4 Akuma5 Akuma6 Akuma7 クラスメイトが全員暗殺者でそのうちの一人が暗殺対象という設定は悪くはないと思いますがそれぞれが何のために送り込まれたのかや、それぞれのキャラクターの話を全くせずにとりあえず次々と登場させてきたので1話では誰が誰かさっぱり分かりませんでした。生徒のほぼ全員が変わった名前なのが覚えにくさに拍車をかけています。

Akuma8 Akuma9 Akuma10 Akuma11 作中の行動や言葉がぎこちなく感じるところもマイナスポイントで、1話でとりあえずクライアントの理事長に会うとか言っておきながら全く会ってないし、講義のシーンや冒頭の謎かけメールも結局何が言いたいのかさっぱり分からなかったしテンポも悪かったです。しかし兎角が晴のスカートをめくったパンチラシーンは予想外だったので素晴らしかったです。

Akuma13_2 Akuma14_2 Akuma15_2 Akuma16_2画はそこそこ良かったです。バトルシーンはイマイチでしたがキャラクターの絵は安定していて良好でした。萌えアニメとしてなら合格点です。BGMはあまり作品に合ってないように感じましたが兎角と晴が一緒に帰るシーンのBGMはちょっと良かったです。主題歌はオサレなだけでイマイチでした。

総評

Akuma12 1話の全体的な感想としては、予想通りでつまらなかったです。キャラクターデザインはそこそこ良かったですが覚えにくい名前、特徴の無いキャラ達、先があまり気にならない展開など面白くなりそうな気配があまり感じられませんでした。原作はまだ続いているようだしアニメオリジナル展開になったらもっとひどくなるかもしれません。

1話の個人的評価としては、絵としてはそこそこ見られてエロいですが話が致命的につまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

良くも悪くもいつものアニメイズム枠作品でした。


2014年春アニメ「メカクシティアクターズ」第1話の感想文

2014-04-14 02:53:35 | 2014年春アニメ関連

今回は2014年春アニメの話題作の一つ「メカクシティアクターズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Mekakusi Mekakusi1 Mekakusi2 Mekakusi3 「メカクシティアクターズ」…音楽家の、じん(自然の敵P)によるマルチメディアプロジェクト「カゲロウプロジェクト」のアニメ化作品で、アニメ制作はシャフトです。

Mekakusi4 Mekakusi5 Mekakusi6 Mekakusi7 カゲロウプロジェクトという作品は名前だけなら聞いたことがありますが、一部では熱狂的な信者もいるらしいのでどれだけ面白いのかと思いながら視聴してみましたが、この冒頭からの映画のような演出、時計のギミック、夕方の背景、そしてシャフ度…明らかにシャフト制作アニメの雰囲気でした。キーボードにコーラをこぼすシーンのスローモーション演出や絶望先生3カットなどもあります。

Mekakusi8 Mekakusi9 Mekakusi10 Mekakusi11 キャラクターは主人公がひきこもりニートという今時の設定ながら、AIのエネは非常に良く動きしかも声が阿澄佳奈だったためここは非常に良かったです。しかしそれ以外のキャラクターに関しては全く特徴が無く、何か特殊な能力があるみたいですがその世界設定に関して何も説明がないので非常に分かりづらかったです。

Mekakusi12 Mekakusi13 Mekakusi14 Mekakusi15 そして時折ある回想シーンはあまりにも別世界だったのでこちらも意味不明です。もしかしたら世界を救うとかそういう壮大な話になるかもしれませんが、まず何がしたいのかが見えないまま話が進んでいたためついていけませんでした。2話以降から説明が入るんでしょうか。1話のつかみはイマイチでした。

作画は良好です。特に動いていませんでしたがキャラクター作画はそこそこエロく良かったですが男性キャラは普通でした。背景はいつものシャフトといった感じでのっぺりとしていました。BGMは全く印象に残らず、主題歌も1話はエンディングのみでしたが別にすごい良い曲という風には感じませんでした。

総評

Mekakusi16 1話の全体的な感想としては、何がしたいのか訳が分からなかったです。キャラクターの設定の掘り下げも世界設定も何も説明が無いまま、シャフト独特の演出だけで1話乗り切ったみたいに見えました。もし演出がつまらなかったら阿澄佳奈のしゃべりを堪能するだけの単なるオサレアニメだったかもしれません。

1話の個人的評価としては、キャラクターデザインと演出は悪くはないけれど話としてはなんとも言いがたいところ、そして原作のほうの人気は結構あるらしいのでその辺の期待度も合わせて視聴継続のBランクです。

ただBDに1巻1話収録で3200円は相当割高に見えます。ニコ動での評判もイマイチ良くないようでした。


2014年春アニメ「ドラゴンボール改 魔人ブウ編」第1話の感想文

2014-04-11 00:35:01 | 2014年春アニメ関連

春は息が長いアニメも入れ替わる時期なので新しい1年ものも放映が開始されます。今回は「ドラゴンボール改 魔人ブウ編」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Dragonball Dragonball1 Dragonball2 Dragonball3 「ドラゴンボール改 魔人ブウ編」…週刊少年ジャンプで連載されていた鳥山明の漫画「ドラゴンボール」のアニメの再編集版で、アニメ制作は東映アニメーションです。

Dragonball4 Dragonball5 Dragonball6 Dragonball7 前回の再編集版はセル編で終わっていたため、今回は魔人ブウ編ということで再びアニメ化されていました。前回と同じく昔の引き延ばしをバッサリカットし見やすく編集していると思われるのでテンポ良く見られそうでした。

Dragonball8 Dragonball9 Dragonball10 Dragonball11 見た目や内容こそ古いですが今でも十分に通用する面白さは健在で、今時のアニメでは太刀打ちできないほどです。カードゲームでも現役なので今の子供でも知っているほどの作品だし安心して最後まで見られそうでした。

作画はさすがに現代と比べたら悪いですが当時アナログアニメでこれほどの作画をキープし続けていたのは見事だったと思います。主題歌は前回は荒れましたが今回は気を使ったのか普通にアニメに合わせた歌になっていてそこそこ良かったです。

総評

Dragonball12 1話の全体的な感想としては、さすが名作、今見ても面白かったです。オープニングとエンディングだけ今仕様で内容はアニメ版を再編集しているのでテンポが良く飽きないところが良かったです。

1話の個人的評価としては、内容こそ昔でアナログ画質なので作画こそ粗いですがそれを余裕で吹き飛ばす面白さは健在だったので永久保存版のAランクです。


2014年春アニメ「ラブライブ!2期」第1話の感想文

2014-04-09 22:31:36 | 2014年春アニメ関連

いよいよ本格的に春アニメが始まり色々と盛り上がっているようです。今回は2014年春アニメの本命の一つと言われている「ラブライブ!2期」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Lovelive12 Lovelive13 Lovelive14 Lovelive15 「ラブライブ!2期」…電撃G's magazineとランティス、サンライズの合同オリジナルアイドルアニメで、アニメ制作はサンライズです。大好評で終わった1期から満を持しての2期放映ということでラブライバーからの後押しも得て前人気は猛烈に高く2014年春アニメの本命の一つと言われていました。

Lovelive16 Lovelive17 Lovelive18 Lovelive19 1期からの続編ということで、穗乃果が生徒会長とか夢オチかと思いましたがまさかの事実、そしてこの9人で挑戦できる最後のラブライブということで優勝を目指すというのは明確な目的がハッキリしていて分かりやすく好印象でした。

Lovelive20 Lovelive21 Lovelive22 Lovelive23 にこと花陽と凜の組み合わせ、穗乃果が他のメンバーに気を使ってラブライブに出ることを迷っていたところ、そして1話ラストで1期1話と同じ歌を歌うところなど1期で培った伏線や演出を見事に生かしていたところも素晴らしく、丁寧に作っているのが見て分かるほどでした。1期ではほとんど出番が無かったA-RISE達他のスクールアイドルがどのように影響してくるのか、そして1期並のライブシーンが再び繰り広げられるのかと非常に先が楽しみな作品に仕上がっていました。

Lovelive24 Lovelive25 Lovelive26 Lovelive27 作画は非常に良いです。キャラクターはもちろんのこと1話ラストのライブシーンも気合い十分で今期も期待できそうです。BGM及び主題歌も素晴らしく、2013年アニメでも屈指の出来だったBGMの数々は2期でも健在でした。序盤の穗乃果の登場シーンや夜の電話シーンなどのBGMが特に印象に残ります。

総評

Lovelive28 1話の全体的な感想としては、さすが今期の本命、非常に安定していて面白かったです。1期を見ているとなおさら楽しめる内容だったため2期から見始めたとなると穗乃果の心情の変化についていけなかったかもしれません。気になったのはそこぐらいで1期で培ったシーンやBGM、キャラクターの組み合わせなどを生かした見事な作りでした。

1話の個人的評価としては、安定した作画、ラブライブに向けて頑張るという分かりやすいシナリオ、1期と変わらず非常に素晴らしいBGMと全体的に完成度が高かったため永久保存版のAランクです。

現在ノリにのっているアイドルアニメの大本命、今期も期待できそうでした。


2014年春終了アニメ「キルラキル」最終回の感想文

2014-04-07 22:51:36 | 2013年秋アニメ関連

今回は2013年秋アニメの話題作の一つだった「キルラキル」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kirurakiru_3 Kirurakiru1_4 Kirurakiru2_2 Kirurakiru3_2 「キルラキル」…「天元突破グレンラガン」のスタッフが再び集結して制作されたオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はTRIGGERです。

Kirurakiru5_2 Kirurakiru4_2 Kirurakiru6_2 Kirurakiru7_2 この作品と言えば、どうしても「あのグレンラガンスタッフが再び集結して作った作品」という宣伝文句がつきまとっていたため期待されまくっていた部分も大きかったと思われます。そのため最初からハードルが上がっていましたが、結果的には見事その期待に応えていたように見えました。

Kirurakiru8_2 Kirurakiru9_2 Kirurakiru10_2 Kirurakiru11_2 変身するセーラー服、そして壊惨総選挙による四天王との戦い、三都制圧襲学旅行など本能寺学園との戦いかと思いきやそこから急展開していくシナリオ、気がつけば世界を救うための戦いであったり、服を題材にしたアイデアや最近では珍しい熱血バトルアニメだったのもあり新鮮で面白かったです。

Kirurakiru12_2 Kirurakiru13_2 Kirurakiru14_2 Kirurakiru15_2 しかし勢いがあるのは確かでしたが話が急展開する前は勢いだけだった感じは否めませんでした。4話のノー遅刻デー回や7話の喧嘩部など勢いだけでワンパターンだった箇所も少なからずあったため、ワザと昔のアニメ風にした演出だったかもしれませんが面白いとは思えませんでした。この辺りは惜しかったように感じます。

Kirurakiru16_2 Kirurakiru17 Kirurakiru18_2 Kirurakiru19_2 それ以外はさすがにレベルは高いうえに演出も面白く、特に後期オープニングで流子と皐月がお互い違う道を歩きながらも、その後ろに仲間達がそれぞれついていっているところや、総集編をアバンだけで一気に終わらせるところ、終盤での同時変身シーンなど印象に残る名場面も多く後半は飽きる展開がありませんでした。中途半端に2期を匂わせることなくハッキリと完結させたところも清々しく最初から最後まで勢い良くしっかりと締めた素晴らしい作品でした。

作画は良好です。中にはかなり崩れているように見える絵もあったかもしれませんが、その分勢いはあったので全く気になりませんでした。独特のカメラアングルや90年代を思い出させる背景、変身シーンなどアニメならではの演出の数々が素晴らしかったです。BGM及び主題歌も良く、特にオープニングは前期後期共に印象的で、盛り上がるときのBGMも良かったです。

総評

Kirurakiru20 全体的な感想としては…良いね!非常に面白かったです。グレンラガンスタッフによるオリジナルアニメという期待に応え、中盤こそ勢いだけで進んでいてダレかけていましたが後半の怒濤の展開に加え演出も熱く最後も完結させていて非常に良くまとまっていました。

全体的な感想としては、1話の時点では独特の演出に加え勢いがあったので永久保存版のAランクでしたが、ケンカ部あたりはダレかけていたため一時期Bランクにまで落ちました。しかし後半は持ち直し最後は見入ってしまうほどの面白さと勢いだったため再び評価を上げ最終的には永久保存版のAランクでした。

場合によっては2期もできたかもしれませんが、そこで中途半端にそういうそぶりを見せることなく完結させたのも好印象です。そして萌えとはあまり結びつきづらい絵柄ながらBD/DVD売り上げは10000枚越えと2013年秋アニメでは5位につけていたようで、また何かオリジナルアニメを作って欲しいと感じさせる作品でした。