2010年春・アニメ最終回の感想文その9

2010-08-30 03:37:11 | 2010年冬アニメ関連

 チマチマとですが再び最終回の視聴を続けているので感想文も続けて書いていきます。今回は2010年3月に最終回を迎えたアニメ「バカとテストと召喚獣」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

 あと、いつも最後の最終回の感想文最終回でランク付けをしていましたが、それだといつになるか分からないので今回から総評のところでランクを書いておくことにします。

Bakatesu9 Bakatesu10 「バカとテストと召喚獣」…ファミ通文庫から刊行されている井上堅二のライトノベル「バカとテストと召喚獣」のアニメ化作品で、アニメ制作はSILVER LINK.です。原作はこのライトノベルがすごい!2010年作品部門1位で、なおかつアニメではシャフトのメインスタッフで「化物語」10話のオープニングも作っていた大沼心氏が監督のため一部では注目されていたこの作品、1話から試験召喚戦争を行っていましたが良く分からないバトルだったため秀吉以外あまり評判は良くなかったです。

そして2話も話の内容はそこそこでしたが試験召喚戦争が良く分からなく、こんな調子ならばそろそろ視聴やめてもいいか…でも一応4話くらいまで様子を見ておこうかと思っていた矢先に始まったワタナベシンイチ脚本の3話で評価は一気に変わりました。

Bakatesu11_2 Bakatesu15 3話は試験召喚戦争が無く坂本雄二と霧島翔子とのデート回でしたがその回は2人のやりとりが非常に面白く気がつけば秀吉の虜にもなっていました。

この作品、試験召喚戦争のバトルアニメとして見てしまうと駄作でしたがキャラ萌えアニメとしては紛れもない一級品で試験召喚戦争が無い回は総じてキャラクターのやりとりや話のテンポが良く面白かったです。しかし試験召喚戦争が入った回は大抵つまらなかったため、試験召喚戦争のシステムがもっと分かりやすければさらに面白くなったと思われるのでそこは残念。

Bakatesu13 Bakatesu14 あと1クールものの宿命として、かなりハイペースで話が進んでいたらしく原作ファンからカットされて残念がられたシーンも多かったそうです。さらにシャフトスタッフが関わっているせいか、シャフト作品の特徴の一つである他作品のパロディが多数見受けられたので原作にはパロディが全く無いぶんこの辺も視聴者を選びそうでした。

Bakatesu12_3 Bakatesu16_2 そしてこの作品を語る上で欠かせないのはなんといっても木下秀吉です。性別秀吉の彼ですが男の娘なのに…分かっているのに魅力的すぎて、主人公の吉井明久が写真を集めているのも仕方ないかもしれません。さすがエロピンナップばかりのメガミマガジンで唯一登場しただけのことはあります。自分は正直男の娘に興味はありませんが、なんかちょっと男の娘愛好者の気分が分かるような気がしました。思わず踏み込んではいけない領域に踏み込んでいたかもしれません。

総評

Bakatesu17 全体的な感想としては、試召戦争バトルアニメとしては駄作でしたがキャラ萌えアニメとしては一級品だったため、萌えアニメと割り切れば結構面白かったです。作画も最初から最後まで安定していたしキャラクターも魅力的かつ秀吉いるし良好でした。

個人的には序盤は視聴打ち切りのCランクといったところでしたがナベシン回以降一気に面白くなりAランクで、最後はお約束ながら普通の終わり方をしたし差し引きで総合Bランクといったところでした。

そしてこの作品の2期が決定していますが、2期決定の発表をしたのが4月1日だったため誰も信じていなかったのが当時少々涙を誘いました。しかしBD・DVD売り上げが平均5000枚超えをしているので2期決定も納得といったところでしょうか。


久々に心が震えた2

2010-08-19 20:22:44 | 2010年春アニメ関連

Keion17 Keion18 現在人気、話題性ともにトップを独走しているアニメ「けいおん!!」ですが、今週ついに始まったライブ回…非常に素晴らしかったです。

自分は正直1期の方は、ほとんど練習もしないで海とかに行ってたりして遊んでばかりなのに学園祭ライブは完璧に演奏していたり、新曲の披露かと思ったらいきなりPVが流れたり…と全くキャラクターや作品に感情移入できなかったため1期の個人的評価は低かったです。

しかし今期の2期は2クールで尺が長いのもありキャラクターに十分感情移入できていたところに今回の学園祭…序盤のサプライズも含めライブだけで1話使い切るという思い切ったシナリオ、そして学園祭ライブの雰囲気を見事に出していた演出、話の展開、モブキャラ無双、ラストシーンも含め「けいおん!!」作品の集大成とも言えるライブ回だったため実況・ネットでも極めて評価が高く個人的にも心が震えました。

今回の話は賛否両論で

「唯の進行グダグダすぎ。もうちょっとテンポ良くならなかったのか」

という意見と

「仕事じゃないんだから学園祭のライブ進行なんてこんなもんだろ。学園祭ライブの雰囲気を良く演出してる」

という意見に分かれていました。個人的には後者の感じ方をしたためすごい良く出来ていたと思います。京都アニメーションは本当にこういう仕草や演出を作るのがうまい。

そしていよいよ原作も終了だし、このアニメも何やら原作に合わせて完結させてきそうな予感がしますね。今回の話はかなり涙腺にも来る話だったし最終回は色々な意味ですごいことになりそうです。ハンカチが欠かせなくなるかもしれません。


2010年春・アニメ最終回の感想文その8

2010-08-17 20:10:33 | 2009年春アニメ関連

 2010年夏の新番組アニメの1話を制覇したため再び最終回をチマチマと見続けています。今回は1年近く放映された番組の中から「フレッシュプリキュア!」「ジュエルペット」「花咲ける青少年」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Pricure8 Pricure9 「フレッシュプリキュア!」…東映アニメーション制作のプリキュアシリーズ第6作品で、アニメ制作は東映アニメーションです。歴代プリキュアに対しストーリーに重点を置いた今作、第1話ではキュアピーチが初めてプリキュアに変身してバトルで相手の腕を決めたシーンが衝撃的でした。

…といっても自分はこの作品の1話と最終回手前の3話しか見てないのですが、終盤のノーザ、クラインとプリキュアのバトルはかなり動いていて下手な深夜アニメよりよっぽどバトルをしていたのに衝撃を受けました。そしてプリキュアの必殺技が破られたあとにそのプリキュアの戦いを見て感銘を受けたラビリンスの住人たちの応援を受けて最終形態キュアエンジェルに変身するところやウェスターやサウラー達序盤の敵幹部が味方になるところはベタながら熱かったです。

Pricure10 Pricure11 そして最後に全ての元凶メビウスの正体と生まれた理由が明かされましたが、それでもまだメビウスに対する忠誠心を忘れていないキュアパッションには少々感慨深いものがありました。最後はラスボスに相応しい強さのメビウスでしたがみんなの力を合わせてシフォンと世界を救い全てに決着を着けたし、最後にプリキュアが家族の元に帰りそれぞれが自分の世界に帰って行くところは少々切なくもありましたが良い終わり方だったと思います。

たしかにストーリーを重視したプリキュア作品ということだけあってキャラクター含め設定も良くできていました。キャラの頭身も高いしここまで来ると子供向けというより大人でも十分楽しめる作品だと思います。

Jewelpet3 Jewelpet4 「ジュエルペット」…サンリオとセガトイズが共同開発して制作したキャラクター動物、「ジュエルペット」を原作にしたアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオコメットです。原作と少々違い人間キャラクターが登場しオリジナル展開だったこの作品、ヒロインをモーニング娘。の亀井絵里が演じていたりして少々棒ながら1話のノリは結構良く面白かったです。

この作品も最初のうちは視聴していましたが中盤は視聴せず最終回手前を視聴しましたが、まさか序盤のほのぼのした雰囲気で勇気を出して思いを伝えるとかやっていたのが終盤では世界を救う話をしているとはびっくりでした。しかも悪のジュエルペットのダークディアンが登場してみんなを石にしたりする中、正義のジュエルペット達が力を合わせて戦う展開になってすっかりバトルものと化していました。でも魔法のエフェクトや作画はすごいショボかったです。

Jewelpet5 最後の最後に主人公のルビーがスーパークリスタル級の魔法使いになり、みんなの思い出をジュエルステッキに込めるシーンは今までの出来事がハイライトで流れたため良い演出とは思いました。最後はディランが元に戻り登場人物全員でパーティーを行い大団円で締めたため終わりは良かったです。1話で棒だったモーニング娘。の亀井絵里も最後はそれなりに聴ける声でした。

ただ、ラストシーンで「これからもよろしくね!」で終わったのに来週から「ジュエルペット てぃんくる☆」でジュエルペット以外完全別物になってしまうのはどうかと…。

Seisyounen Seisyounen1 「花咲ける青少年」…月刊LaLaで連載されていた、樹なつみの漫画「花咲ける青少年」のアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオぴえろとNHKです。原作が20年以上前の作品のアニメ化ということでどうしても絵柄や雰囲気が古い印象を受けたこの作品、1話の展開は面白そうでしたが作画はかなり危ない印象を受けました。

しかし作画が微妙でも面白ければ全く問題無かったんですが、この作品…すいませんが自分には全く合いませんでした。その一番の理由が良くも悪くも20年前の少女漫画そのものだったことでしょうか。2話からいよいよ主人公花鹿・バーンズワースの婚約者候補が登場してきましたが、その1人と思わしき人物ユージィンと花鹿が出会った瞬間花鹿が「この人はムスターファの生まれ変わりだ!」とか言い始めて幼少時代唯一の友達だった白豹の生まれ変わりだと一方的に決めつけてしまう夢見る少女でした。

 そしてそのユージィンも女性を魅了せずにはいられない魔性の男性らしく、街の一般女性までも魅了してしまうし、そんなユージィンは「俺は生まれながらにして死んでいる」とか言ってるし、なんか自殺しようとしたら花鹿が乗り込んできて死んじゃだめだーとか言いながら発砲したりして、その直後ユージィンが何かに目覚め「花鹿は許しの天使だ」とか言ったり…と、こういうメルヘンな展開が4話のうちに繰り広げられてしまったため最近のアニメとは思いっきり時代を感じる作品に仕上がっていました。おそらく昔やってたアニメの再放送だと言われて納得してしまうほどです。

Seisyounen2 終盤ではついに花鹿の運命の人と思われたリーレンが部下の策略により別の女性と政略結婚させられそうになり、花鹿の出生の秘密が明らかになったりと話が進み、最後はベタながら全てを捨ててでも結ばれたいとの思いで花鹿とリーレンが再会して終わり、最後はなかなか良い感じで終わったのは好印象でしたが、さすがにこの昔の少女漫画の雰囲気には耐えられませんでした。原作ファンなら楽しめたかもしれませんが、個人的に1つのアニメ作品としてはイマイチつまらなかったです。


聖戦

2010-08-16 12:46:49 | アニメ・コミック・ゲーム

Natukomi Natukomi1 Ikusa 参加した方もそうでなかった方も、お疲れ様でした。年に2回の聖戦、今回も荒れたようで…。

どうやら去年の冬に比べると2日目の東方とかは荒れなかったようですが、前回に続き魔法少女リリカルなのは関係がまた荒れたようですね。去年に続き高度な情報戦だったためどこまでが真相かは分かりませんが、何やら今年は3日目が始まる前夜に「完売しました」と公式で発表してなのは厨が発狂したとかなんとか。

今さらながらなぜなのは関係はこれほど熱狂的なファンが溢れているのか謎です。まぁ盛り上がるのはいいことだしもうちょっと適度に落ち着いて欲しいところ。

他にはニコニコ生中継とか独自でやって警察沙汰になったり、明らかに小中学生と思われる房が東方に徹夜で並ぼうとしたら警察に身分の証明を提示させられてあえなく補導など厨の低年齢化も心配になります。でも今回は大型の事件や怪我人も特にでなかったみたいだしとりあえず一安心といったところでしょうか。何はともあれお疲れ様でした!


関係者方々お疲れ様でした

2010-08-16 07:03:47 | 雑談

 …ということで、8月12日はFF11のフレ達とのオフ会に行ってきました。過去にもこのような集まりが何度かあったらしいですが自分は都合が合わずなかなか参加できませんでしたが今回は先方が予定を合わせてくれたため見事に参加です。主催者のあのお方には頭が上がりません。

812yokohama 18時すぎに横浜中華街集合とのことなので何時に出たらいいのやら…と思いながら13:30に自宅を出て14時すぎの快速に乗り赤羽から乗り換えて関内で降りてそのまま徒歩で歩くこと数分、台風が東北地方に近づいていたためその影響で天気はイマイチでしたが本降りにならないでよかったです。そうこうしているうちに17時すぎ横浜スタジアムに到着。この日はヤクルト対中日の試合だったようで混んでいました。

812yokohama1 812yokohama2 さらに標識に従って歩くこと10分少々で目的地の横浜中華街到着。かなり予定より早く着いたため少々観光とかしてましたが、なぜかどこの店でも栗を売っていたのが印象的でした。地名はものすごく有名ですが思っていたより広くは無いんですね…。でも混雑ぶりはすさまじかったです。

 ほどなくして集合場所に到着、自分含め総勢8名となかなかの顔ぶれでした。会場は中華料理店で結構本格的だったため見たことない料理があったりして緊張、そして料理はうまかったです。中でもやはり麻婆豆腐は辛い!…が妙に後引くといったかんじで某天使も納得の一品でした。料理の写真撮っておけば良かった。

 その後はコミケの入稿とかがあり正念場だったあのお方が一足先に離脱し、自分含め残ったメンバーは居酒屋でひたすら語り合っていました。LSでの会話はいつものことですが直接顔を見て話すのはまた違った感覚です。

812yokohama3 最後は横浜駅で現地解散となり、自分は終電とっくに終わった後だったので横浜駅近くの漫画喫茶で始発の時間まで仮眠してそのまま寝ながら帰りました。例のスカイビルは行ったんですが店の名前分からなくて結局見つからず漫画喫茶行きました。

 バーチャロンのオフ会は過去に何度もやりましたがFF11は今回が初で、久々にこういうのに参加しましたが非常に面白かったです。また行うときは是非とも参加したいところですね。呼ばれれば有給取って栃木から参上いたします!


変態だーーーー!

2010-08-07 22:24:53 | 2010年夏アニメ関連

Amagami13 Amagami14 主人公の見た目とは裏腹にその猛烈な性癖が話題の「アマガミSS」ですが、今週もやってくれました。正直下手な規制入るお色気萌えアニメよりはるかにエロい描写に自分も画面に釘付けです。最近のTBSアニメは本当にひと味違う作品ばかりですね。この影響か原作のゲームも再び売れ始めたとかなんとか。

Amagami12 ←当時の実況


2010年夏アニメ第1話の感想文最終回

2010-08-07 16:43:10 | 2010年夏アニメ関連

 前回の感想文でついに2010年夏アニメ第1話の感想文は終了となりました。今回は全17作品…正確にはフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の実写版ドラマ「もやしもん」は除外し、読売テレビなどで放映されていた「殿といっしょ」は視聴不可だったため除外しました。

 2010年夏アニメ、個人的な全体的な感想としては…良くも悪くも予想通りといったかんじで本命はやっぱり面白く地雷ぽい作品はやっぱりイマイチだったという無難なところで、2010年春アニメが大豊作だった分やはり物足りませんでした。

 ちなみに1年前の2009年の夏アニメでは「化物語」「大正野球娘。」「青い花」「NEEDLESS」「懺・さよなら絶望先生」「宙のまにまに」「GA 芸術科アートデザインクラス」などの作品が始まっていました。

 それでは2010年夏アニメでこれはと思った作品をピックアップしていきたいと思います。

Strike10 Basara10 Kurosituzi8_2 2010年夏アニメを語るうえで欠かせないのはやはり前人気が非常に高かった2期もの、中でも抜きん出ていた「ストライクウィッチーズ2」「戦国BASARA弐」、そして「黒執事Ⅱ」でしょう。3作品とも期待どおりの出来で素晴らしく、中でも「黒執事Ⅱ」は予想外のサプライズもあり視聴者を驚かせていました。

Okaruto9 そして今期は前人気と裏腹に人気が出たダークホース作品は少なかったんですが、テレビ東京×ANIPLEXのオリジナルアニメ企画「アニメノチカラ」第3弾作品「世紀末オカルト学院」は前作2作品の不人気ぶりに反し予想以上に面白く現在でも高い人気をキープしていて、どうしてこの作品を最初に持ってこなかったと惜しまれる声も聞かれています。

Amagami11 続いてはキー局別にアニメを見てみると、まずは現在アニメ枠が絶好調のTBSから、前述した「戦国BASARA弐」と「黒執事Ⅱ」に続き「アマガミSS」をスタートさせてきて、1話の出来はまあまあといったかんじでしたが現在は変態紳士が覚醒したため人気が急上昇してきていて現在注目されている作品の1つとなっています。

Siki7 フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」からは小野不由美のホラー小説「屍鬼」をアニメ化してきました。「ノイタミナ」枠らしいひと味違うホラー作品となっていて、さらに「ノイタミナ」枠では非常に珍しい2クールものとなっています。これからも容易にこの作品に対するフジテレビの気合いが伝わってきました。最近少しずつ上昇してきている視聴率にも注目です。

Denyuuden10 かつて深夜アニメを席巻していましたが現在は苦しい戦いを余儀なくされているテレビ東京、長編ライトノベルをアニメ化した「伝説の勇者の伝説」の1話は余計な時系列シャッフルをしたため大不評で厳しい状況になり、2話以降は普通に面白くなりましたが1話の惨状が悔やまれます。しかし「世紀末オカルト学院」は現在人気が高いので今期はテレビ東京の面目は保ったかもしれません。

 続いてはローカル局で話題を集めたり、面白かった作品などを。

Highschoolofthedead9 Seitokaiyakuindomo6 ローカル局アニメでは、やはり「ストライクウィッチーズ2」が圧倒的人気でしたがマッドハウス制作の「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」もかなり衝撃的な作品で生々しい描写が多く某俳優様まで始末してしまったため話題性も集めています。個人的に注目していたGoHands制作の「生徒会役員共」も原作のノリを残しつつテンポの良い作品に仕上がっていたため個人的にも満足でした。

Kanpanera6 そして欠かせないのが今期を彩った地雷の方々!…と言いたいところですが今期はそれほど大型の地雷は無かったです。ただそんな中「伝説の勇者の伝説」の1話はいきなり3話くらいから始まったかのような内容だったため意味不明で評価はかなり悪く、「祝福のカンパネラ」は予想通りのエロゲハーレムアニメだったのでまぁこんなもんか…というのが正直な感想でした。

それでは毎回恒例、個人的に今期の第1話で一番面白いと思ったのは…大本命のあの作品といいたいところですが、個人的には良い意味で最も期待を裏切ったこちらの本命作品

Kurosituzi9 「黒執事Ⅱ」でした。アニメオリジナルキャラクターが主人公かと思いきや、まさかのシエルとセバスチャン復活、そして黒執事vs黒執事という予想外の展開。作画も非常に良いし1期のノリもそのままに女性キャラ達もエロくセバスチャン役の小野大輔もノリノリで面白かったです。

…と、これだと1期見てないと今期は何もいいの無し?ということになりかねません。個人的に今期の1期もので一番面白いと思ったのは

Highschoolofthedead10 「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」でした。おっぱいやパンチラも多いですが生々しいグロシーンやバトル演出は思わず画面に釘付けになってしまい、これからの展開が非常に気になる作品です。やはりこういう作品といえばマッドハウスといったかんじの面白さでした。

 以上をもちまして高崎の2010年夏アニメ第1話の感想文を終わらせていただきます。今回も相変わらずの長文の数々でしたが最後まで見た猛者がいらっしゃったら感謝!そして今回もローカル局アニメの視聴にあたり友人に協力してもらったのでこの場を借りてお礼を述べさせていただきます。では高崎は再び最終回の視聴に戻ります。今回もありがとうございました。

高崎の2010年夏アニメ第1話の感想文  完

おまけ 高崎の2010年夏アニメ第1話の時点でのランク付け

Sランク(神!BD・DVD購入も視野に入るレベル)…無し

Aランク(面白い!録画してまた見る)…「黒執事Ⅱ」 「戦国BASARA弐」 「ストライクウィッチーズ2」 「生徒会役員共」 「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」 

Bランク(とりあえず視聴継続)…「アマガミSS」 「世紀末オカルト学院」 「屍鬼」 「オオカミさんと七人の仲間たち」 「セキレイ Pure Engagement」 「ぬらりひょんの孫」 「あそびにいくヨ!」

Anime Cランク(視聴打ち切って実況だけチェック)…「伝説の勇者の伝説」 「みつどもえ」 「祝福のカンパネラ」

Dランク(黒歴史、海原雄山が乗り込んでくるレベル)…無し

「デジモンクロスウォーズ」と「スティッチ! ずっと最高のトモダチ」は除外しました。


2010年夏アニメ第1話の感想文その16

2010-08-03 10:43:14 | 2010年夏アニメ関連

 延々と続いた高崎の2010年夏アニメ第1話の感想文、とうとう今回で全作品終了となります。夏アニメ全体の感想は次回書くとしまして、最後に第1話の感想を書くのはおそらく2010年夏アニメで最も最後に第1話が放映されたと思われる「あそびにいくヨ!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Asobiniikuyo Asobiniikuyo1 「あそびにいくヨ!」…メディアファクトリー・MF文庫Jから刊行されている神野オキナのライトノベル「あそびにいくヨ!」のアニメ化作品で、アニメ制作はAIC PLUS+です。

放映開始前のPVを見た感じでは、美少女の宇宙人が地球にやってきた…ということでまるで「To LOVEる」を思い出すようなハーレム萌えアニメのようで、ライトノベル原作だしすいませんが全く期待してませんでした。しかしいざ視聴してみると、これは意外、なぜかいきなり工作員同士でバトルが始まりなにやらひと味違った雰囲気を出していました。

Asobiniikuyo2 Asobiniikuyo3 どうやら作品の舞台は沖縄のようで沖縄独特の食べ物とか出てきてちょっと珍しい設定でしたが、そんな中さりげなく自然に宇宙人のエリスが住民に馴染んでいてなかなか面白かったです。半ば強引に主人公嘉和騎央の家に居候したエリスの元に幼なじみや教師がやってきてドタバタする…というのはお約束でしたが、予想外だったのはこれらの登場人物に全員裏の顔があって秘密組織や政府関係者だったりして何やらきな臭い感じを出していました。

Asobiniikuyo4 Asobiniikuyo5 同級生ぽいキャラと主人公が良い感じに話をしているときにおじさんが割り込んできたときは空気読めないと思いましたがまさか同級生までも一般人ではなかったとは。こちらはどうやらエリスの捕獲どころではなく殺害任務なようで、萌え系な見た目とは裏腹に結構ダークな印象を受ける作品でした。

実況などでは、萌え系だからバトル展開なんていらないという意見と、ハーレム系は飽き飽きだからこういう刺激的な展開が良いという意見が分かれていましたが、自分は後者でこういう緊張感がある作品の方が好きなのでこれからどういう展開になるのか期待しています。制作が「GA 芸術科アートデザインクラス」で高い評価を受けたAIC PLUS+だしこれは化けるかもしれません。

1話の総評

Asobiniikuyo6 1話の全体的な感想としては、明らかなハーレム萌えアニメと思いきや予想以上にバトル寄りで面白かったです。あとはこの萌えとシリアスのバランスをどのように取っていくかでしょうか。作画は結構良かったし特に気になったり悪いと思うところはありませんでした。ライトノベル原作アニメはかなりお腹いっぱいですがこの作品はなかなか良かったです。


2010年夏アニメ第1話の感想文その15

2010-08-02 11:28:27 | 2010年夏アニメ関連

 延々と続いた高崎の2010年夏アニメ第1話の感想文、もうすぐ終了になりそうです。今回は「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Highschoolofthedead Highschoolofthedead1 「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」…月刊ドラゴンエイジで連載されている佐藤大輔原作・佐藤ショウジ作画の漫画「学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。放映開始前のPVを見る限り学園内バイオハザードのような作品で、マッドハウスお得意の生々しいバトルもののようで個人的に今期の本命の1つでした。

始まって数分もしないうちにいきなり流血シーンやグロイシーンがあり初見のインパクトは抜群でした。たしかに第一印象としては「バイオハザード」にしか見えません。

Highschoolofthedead2 Highschoolofthedead3 そしてオープニングはマッドハウスらしい作風でエロ格好良く、変に中二臭いところが無いのはさすがでした。序盤は青春アニメのような日常描写でしたが間もなく音楽が止まり一気に世界が急変していく様と緊張感の演出は見事で思わず画面に釘付けになってしまいました。原因不明の現象で訳が分からないままパニックになっていく状況をうまく演出していたと思います。

Highschoolofthedead4 Highschoolofthedead5 ラストも結構衝撃的な終わり方をしてそのまま悲鳴とともにエンディングに入りCパートへ流れていく様も格好良く、こういう演出は最近あまり見られなかったため印象的でした。作中で音楽があまり流れませんでしたが、逆に音が無い方が緊張感をかき立てられたのでうまかったと思います。

作画というか絵は少々クセがありますが、明らかな萌え系おっぱい美少女を含む個性派のキャラクター達が当然のごとくパンチラしながら殺し合いをするギャップはかなり強いものがあります。そういう意味では「CHAOS;HEAD」に近いものがあるかもしれません。背景作画はかなり綺麗で文句の付け所はありませんでした。

Highschoolofthedead6 Highschoolofthedead7 そしてこの作品に始まったことではありませんが放送局によって規制がかなり違います。明らかにグロイシーンをカットするのは仕方ないとしても、放送局によってはパンチラや血のシーンまでカット、さらに「宙のまにまに」にまで規制をかけたので有名なテレビ愛知に至ってはほとんど規制だったらしく何やってるのか分からない状況だったそうです。最近のアニメ事情は厳しいですね…。

1話の総評

Highschoolofthedead8 1話の全体的な感想としては、学園内バイオハザード作品として非常に面白く緊張感もあり続きが気になる作品で完成度はかなり高いと思います。ただグロいシーンが多いので視聴者は選ぶかも知れません。あと放送局によって規制がかなり違うのでこの辺りも意見が分かれそうです。

この作品を作るにあたり監督の荒木哲郎が「小遣いが少ない世代の中学生が金を出してでも見たいと思えるおっぱいバイオレンスアニメを作る」と言っただけのことはありかなり良い感じの第1話でした。