先日ついにコルセアが75になり、これで吟遊詩人・踊り子・コルセアと全ての支援ジョブが75になりました。それで今回はちと趣向を変えていつもの75までの道のりを書く前に、それぞれの支援ジョブを「使う」という観点からそれぞれのジョブの長所短所を見てみようかなと思います。あ、踊り子は支援ジョブとは思えない性能なので今回除外で。あと後述の数値は大体の数値であります。
まずはメインともいえる性能、前衛強化について。こちらは詩人もコルセアも一長一短で甲乙つけがたいです。詩人の攻撃力+60・ヘイスト+12%のマチメヌ、コルセアの攻撃力+12~41%・ダブルアタック確率5~24%のカオスファイターロール…どちらも捨てがたい性能です。だったらどっちも入れたらいいじゃん!でもジョブの人口少ない…というのがFF11の支援ジョブ情勢。
続いて後衛強化、こちらはコルセアに軍配が上がります。詩人だと後衛PTに組み込まれることがありますが、後衛を強化する歌が魔道士のバラードしかありません。他にもINTやMNDを上げるエチュードがありますがそれをかけるにはバラードを削るしか無いし、敵対心上がりにくくする歌ダージュも目に見えるほど体感できないし…と突き詰めると結局バラード×2になってしまいます。対してコルセアは魔法命中率アップ・魔法攻撃力アップ・MP回復・ヒーリングMPアップ等豊富にロールを持っているうえに、ペットの攻撃力や命中を上げるロールまで所有しているため召喚PTでも強力な支援能力を発揮できます。さらにサポ詩でバラード1を使えるのも優秀。
続いて次は敵に対する弱体性能、こちらは逆に詩人に軍配があがります。詩人最強の弱体歌エレジーのスロウは50%で実にスロウ1の4倍、スロウ2の2倍の性能を誇り他者の追随を許しません。アトルガンエリアで全然通用しなくなったとはいえレクイエムのダメージも素で7となかなか。ララバイも2種類あり安定して敵を眠らせ続けることが可能です。スレノディの性能はイマイチですがこの弱体歌の安定感はさすが詩人といったところです。対してコルセアの場合だと弱体がクイックドローだけしかなくチャージできるようになったとはいえ弾数は2、しかもリキャスト1分なんで乱発はできず、しかもクイックドローの特徴である弱体魔法強化も歌やメリポ魔法には適用されないなど不便なところも多く残念ながら詩人には遠く及びません。ディア2を手軽に3と同じ性能にできたり、発動の早さから取り合いに使えるなどいいところも多いんですが…。
総合的に判断すると安定感は詩人、博打込みになりますが強化面はコルセアといったかんじでした。やはり一概に詩人が絶対最強というわけでもなく、コルセアにはコルセアの長所がところどころに見てとれます。そして支援系ジョブの一番の運用方法は両方PTに入れる、これ最強。でもホント支援系ジョブは人口増えませんね。