今年もいよいよ大晦日のみとなりました。今年を振り返ること…それはすなわちアニメを振り返ることと一緒です。ということで、今年も恒例の2013年アニメを振り返ってみようかと思います。
今年の印象はなんといっても話題作が飛び抜けていたことでしょうか。放映中にジワジワと人気を上げていった「ガールズ&パンツァー」は放映終了後も話題が尽きず、ニュース番組にまで取り上げられるほどでした。春には「進撃の巨人」が前人気の高さに見事応え、圧倒的な作画や立体機動装置のギミックなどにも話題が集まっていました。
そして2011年にアニメ脚本が一躍有名になった虚淵玄に仕事が一気に集中し、それらの脚本を執筆して制作が完成したアニメ「PSYCHO-PASS」と「翠星のガルガンティア」が放映され話題になりました。現在は仮面ライダーの脚本を書いて忙しい模様です。
他にも今年はオリジナルロボットアニメが数多く作られたりして盛り上がっていました。毎年一つか二つしか制作されない中、今年は子供向けから艦隊ものまで多く制作され、ごく一部を除いて評価も高く面白かったです。メカ作画がCGメインに移った分良く動いていたという印象でした。
今年は全体的に見るとラノベ原作アニメは目に見えて減少し、代わりにゲーム原作ものやオリジナルが増えたように感じました。その分逆にラノベ原作アニメに良作が多かったのが印象的です。去年に比べると全体的にレベルが底上げされたように感じました。
そして外せないのはなんといっても今年を彩った地雷の数々!今年は良作が多かったですがそれにも負けず酷い評価のアニメも多数出現しました。特に酷いと言われたのはダントツで「ステラ女学院高等科C3部」でしょうか。絵だけは良かったですが主人公の評価がとてつもなく低く毎週大荒れでした。他にも前評判の高さと裏腹につまらなかったステマ失敗アニメ「ビビッドレッド・オペレーション」に「インフィニットストラトス2」や、序盤すごく面白かったのに主人公がやらかして後半評価がダダ下がりだった「僕は友達が少ないNEXT」や、中国が制作した斬新すぎたアニメ「トレインヒーロー」に「革命機ヴァルヴレイヴ」など全体的に見るとTBSのアニメがやらかしていた印象が大きかったです。
それでは毎年恒例、高崎の超個人的主観による2013年アニメのベスト10を発表してみたいと思います。発表の前にまずは去年のベスト10から。
高崎の超個人的主観による2012年のベスト10は
第10位「ジュエルペット サンシャイン」
第9位「中二病でも恋がしたい!」
第8位「偽物語」
第7位「Fate/Zeroセカンドシーズン」
第6位「TARI TARI」
第5位「仮面ライダーフォーゼ」
第4位「氷菓」
第3位「モーレツ?宇宙海賊」
第2位「ヨルムンガンド(1期2期含む)」
第1位「ちはやふる」
でした。
それでは、いよいよ高崎の超個人的主観による2013年アニメベスト10
第10位
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」…2013年4月から6月まで放映、アニメ制作はブレインズ・ベースです。主人公比企谷八幡の実体験がリアルすぎて感情移入がしやすいところが良く、キャラクターも魅力的でした。所々作画が怪しいところが少々惜しかったですが、主題歌も非常に良かったです。
第9位