2013年秋アニメ「はじめの一歩 Rising」第1話の感想文

2014-09-17 12:22:32 | 2013年秋アニメ関連

年末に向けての総決算の準備をしているところですが、まだまだ書き切れていない作品が多すぎです。今回は2013年の秋アニメ「はじめの一歩 Rising」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Hazime Hazime1 Hazime2 Hazime3 「はじめの一歩 Rising」…週刊少年マガジンで連載されている森川ジョージの漫画「はじめの一歩」のアニメ化第3期作品で、アニメ制作はマッドハウスとMAPPAです。

Hazime4 Hazime5 Hazime6 Hazime7 冒頭でいきなり回想シーンのごとく一歩が殴りまくっていましたが、この殴る演出の迫力は歴代アニメの中でも屈指の出来の良さと感じます。萌えや日常アニメが流行しまくっている昨今のアニメですが、日テレ深夜アニメを象徴する作品の一つがこの「はじめの一歩」だけに非常に男臭いです。しかし逆にこの男臭さが非常に良く、バトルアニメとしても屈指の面白さです。

Hazime8 Hazime9 Hazime10 Hazime11 2期の最終回でも一瞬出たとおり、今回の3期は中盤から島袋戦でした。しかし原作ではあったはずの一歩と島袋が試合前に出会うシーンがバッサリカットされいきなり試合だったため感情移入はしづらかったです。もともと原作のストックは大量にありますが、アニメの制作が全く間に合っていないためカットせざるを得ない部分があるのかもしれません。その分島袋戦以降は重要な部分をカットしないようにしてほしいところです。

Hazime12 Hazime13 Hazime14 Hazime15 原作では試合のペースが非常に遅いですが、アニメではその部分を幾分カットしているためこちらのカットは良い感じでした。オープニングを見る限りデビッド・ゴールデンイーグルも出ていたので、2期のブライアン・ホーク戦のようにこちらも世界戦がメインになるのかもしれません。

作画は非常に良いです。原作絵を見事にアニメに合わせてきているし、前期と全く変わらない安定感に加えボクシングのシーンも文句無しです。島袋の肉体が強靱すぎるのは原作と一緒なのでご愛敬。主題歌もはじめの一歩の歴代らしい選曲で、エンディングは曲も良かったですがこれまでの主要人物達が一緒に走っていくシーンが特に印象的でした。

総評

Hazime16 1話の全体的な感想としては、ううむ見事。抜群の安定感で面白かったです。尺の都合もあるのかカットされた部分が多かったですが、殴り合いのシーンは文句無しでした。何より肉と肉のぶつかりあう男臭いアニメというだけでも十分見応えがあります。

1話の個人的評価としては、2期から引き続き変わらず面白いし、オープニングから予想するに沢村戦とゴールデンイーグル戦もありそうなので期待せずにはいられないため永久保存版のAランクです。


2014年春終了アニメ「キルラキル」最終回の感想文

2014-04-07 22:51:36 | 2013年秋アニメ関連

今回は2013年秋アニメの話題作の一つだった「キルラキル」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kirurakiru_3 Kirurakiru1_4 Kirurakiru2_2 Kirurakiru3_2 「キルラキル」…「天元突破グレンラガン」のスタッフが再び集結して制作されたオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はTRIGGERです。

Kirurakiru5_2 Kirurakiru4_2 Kirurakiru6_2 Kirurakiru7_2 この作品と言えば、どうしても「あのグレンラガンスタッフが再び集結して作った作品」という宣伝文句がつきまとっていたため期待されまくっていた部分も大きかったと思われます。そのため最初からハードルが上がっていましたが、結果的には見事その期待に応えていたように見えました。

Kirurakiru8_2 Kirurakiru9_2 Kirurakiru10_2 Kirurakiru11_2 変身するセーラー服、そして壊惨総選挙による四天王との戦い、三都制圧襲学旅行など本能寺学園との戦いかと思いきやそこから急展開していくシナリオ、気がつけば世界を救うための戦いであったり、服を題材にしたアイデアや最近では珍しい熱血バトルアニメだったのもあり新鮮で面白かったです。

Kirurakiru12_2 Kirurakiru13_2 Kirurakiru14_2 Kirurakiru15_2 しかし勢いがあるのは確かでしたが話が急展開する前は勢いだけだった感じは否めませんでした。4話のノー遅刻デー回や7話の喧嘩部など勢いだけでワンパターンだった箇所も少なからずあったため、ワザと昔のアニメ風にした演出だったかもしれませんが面白いとは思えませんでした。この辺りは惜しかったように感じます。

Kirurakiru16_2 Kirurakiru17 Kirurakiru18_2 Kirurakiru19_2 それ以外はさすがにレベルは高いうえに演出も面白く、特に後期オープニングで流子と皐月がお互い違う道を歩きながらも、その後ろに仲間達がそれぞれついていっているところや、総集編をアバンだけで一気に終わらせるところ、終盤での同時変身シーンなど印象に残る名場面も多く後半は飽きる展開がありませんでした。中途半端に2期を匂わせることなくハッキリと完結させたところも清々しく最初から最後まで勢い良くしっかりと締めた素晴らしい作品でした。

作画は良好です。中にはかなり崩れているように見える絵もあったかもしれませんが、その分勢いはあったので全く気になりませんでした。独特のカメラアングルや90年代を思い出させる背景、変身シーンなどアニメならではの演出の数々が素晴らしかったです。BGM及び主題歌も良く、特にオープニングは前期後期共に印象的で、盛り上がるときのBGMも良かったです。

総評

Kirurakiru20 全体的な感想としては…良いね!非常に面白かったです。グレンラガンスタッフによるオリジナルアニメという期待に応え、中盤こそ勢いだけで進んでいてダレかけていましたが後半の怒濤の展開に加え演出も熱く最後も完結させていて非常に良くまとまっていました。

全体的な感想としては、1話の時点では独特の演出に加え勢いがあったので永久保存版のAランクでしたが、ケンカ部あたりはダレかけていたため一時期Bランクにまで落ちました。しかし後半は持ち直し最後は見入ってしまうほどの面白さと勢いだったため再び評価を上げ最終的には永久保存版のAランクでした。

場合によっては2期もできたかもしれませんが、そこで中途半端にそういうそぶりを見せることなく完結させたのも好印象です。そして萌えとはあまり結びつきづらい絵柄ながらBD/DVD売り上げは10000枚越えと2013年秋アニメでは5位につけていたようで、また何かオリジナルアニメを作って欲しいと感じさせる作品でした。


2013年年末終了アニメ「インフィニット・ストラトス2」最終回の感想文

2013-12-23 20:08:01 | 2013年秋アニメ関連

年末に向けてアニメをフルスピードで消化している中、一つ話題作が最終回を迎えたためせっかくだから感想をまとめました。今回は「インフィニット・ストラトス2」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Is17Is18Is19Is20「インフィニット・ストラトス2」…オーバーラップ文庫から刊行されている弓弦イズルのライトノベル「インフィニット・ストラトス」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は1期から引き続きエイトビットです。

Is21Is22Is23Is241話の時点でなんかやばそうな雰囲気を出していましたが、案の定2話以降も微妙な展開は続きしかも1期のときと違い最初からヒロイン達の好感度がMAXなため攻略要素も皆無、ただひたすら一夏がモテまくってラッキースケベを起こし怒られるワンパターンな展開だらけで面白くもなんともなかったです。新キャラの更識姉妹も、あまりにもワンパターンだからとりあえず追加しただけのキャラにしか見えずヒロインらしくありませんでした。

Is25Is26Is27Is281期が爆発的人気を叩き出したのはなんといってもシャルロットの功績が大きかったと思いますが、1期のときはあれほど見事に魅力を引き出したのにも関わらず今回の2期はあまり魅力が無く単なる1キャラクターに成り下がっていました。萌えアニメでキャラクターを表現できないのであれば救いようが無く、もしこれが2期ものでなかったならば途中で確実に切っていました。

Is29Is30Is31Is321期のときはキャラクターの魅力が高かったのに加えストーリーもいくつか気になる謎があり面白かったところが大きかったのに対し、2期では1期の伏線をほぼ完全に無視し全く新しい展開になっていたため意味不明なところも多く、しかも新勢力だったファントムタスクも結局何がしたかったのか分からないまま最終回では撤退して終わり。最後はヒロイン達の風呂シーンで終わらせるなど終わり方も相当ひどかったです。終わってみれば1期からの期待を悪い意味で見事に裏切っていました。

Is33Is34Is35Is36作画は悪いです。萌えアニメでこれは致命的で特に後半がひどくほとんど別人でした。1期と2期では作画監督が変わっているのも大きいかもしれません。ファントムタスクと束が戦っているシーンでいきなり店の外のシーンに切り替わったりラストの風呂シーンも床が映されるなど明らかに作画が間に合って無くてごまかしているところが露骨だったのもひどかったです。ただISの空中戦シーンだけは相変わらず良かったです。BGMは全く印象に残らず、主題歌もイマイチでした。でも最終回エンディングでの全ヒロインエンディングカットダイジェストは良かったです。

総評

Is37全体的な感想としては…くだらないアニメでした。1期で人気が出た理由を勘違いしたのかは知りませんが露骨なエロ描写とワンパターンな展開ばかりで、ストーリーやキャラの掘り下げに力を入れなかった分中身が全く無くなっていました。それに加え作画も後半悪くなり最後も投げっぱなしで終わらせたため、駄目なアニメのお手本のような出来になっていました。

全体的な個人的評価としては、1話の時点では様子見も兼ねて視聴継続のBランクでしたが、終わってみれば空中戦だけは良かったですがここ数年でも珍しいほどに駄目な出来でいくらシャルロットが良くても補えず、見ていて不快になるレベルだったので最終的には黒歴史認定のDランクです。個人的には「アクエリオンEVOL」を余裕で抜き2期で最も評価を下げた作品でした。

しかしそんな出来でも1期からの信者の後押しを受けたのと、1巻では1話の水着シーンの完全版が含まれていたせいかBD/DVD売り上げは26000枚越えと2013年秋アニメの中では暫定1位のようです。自分は1期のBDを持っていますが2期のBDは100円でもいりません。

売り上げこそ全てという意味ではこの作風は正しいのかもしれませんが、こういうのが売れるからこそ今の深夜アニメは似たような作品ばかりになってしまうのは仕方ないのかもしれません。


2013年秋アニメ「アウトブレイク・カンパニー」第1話の感想文

2013-10-17 20:06:57 | 2013年秋アニメ関連

今回はTBSアニメ「アウトブレイク・カンパニー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

OutOut1Out2Out3「アウトブレイク・カンパニー」…講談社ラノベ文庫から刊行されている榊一郎のライトノベル「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」のアニメ化作品で、アニメ制作はfeel.です。原作者はかつてのポリフォニカの作者でした。

Out4Out5Out6Out7全く前知識無しで視聴してみましたが、異世界もののようです。ちょっと違うのは現代と行き来できるところくらいでしょうか。都合良く言葉が通じる指輪があることは気にしないでおきます。

Out8Out9Out10Out11しかし、「日本の娯楽=萌え」の輸出ということで短絡的に萌えと結びつけるのはいくらなんでも強引すぎるとしか思えません。そのために実施した萌えテストにたまたま受かった主人公に国が全てを任せるというのもどうかと思います。作品を通してやりたいことは伝わってきますがそのための課程が無理矢理すぎて感情移入はできませんでした。

Out12Out13Out14Out15そしてさらに致命的なのがキャラクターです。これまた非常にお約束で、オタク主人公にメイドにおっぱいメガネキャラ、そして幼女の陛下など、どこかで見たようなキャラばかりです。そのため全く印象に残りませんでした。しかしメイドのミュセルは控えめな性格ながらさりげなくエロスを醸し出していたためそこだけは良かったです。

作画はややイマイチです。若干縦長のキャラクターデザインは原作と大分変わっているので否定的意見が多そうでした。BGMは少々変わっていて、ミュセルの耳を見ているシーンで流れた曲が意味不明でした。主題歌のエンディングは意外と良かったです。

総評

Out161話の全体的な感想としては…うわ、ダメそう。でした。よくありそうな異世界設定、全く特徴の無い男主人公、分かりやすすぎるほどの展開、そして何より萌えを広げるという目的で作者が考えた萌えの設定を押しつけてくるのでつまらなかったです。

1話の個人的評価としては、メイドのミュセルとエンディングの歌はそこそこ良かったですが他が軒並みダメそうだったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2013年秋アニメ「ガンダムビルドファイターズ」第1話の感想文

2013-10-14 13:46:56 | 2013年秋アニメ関連

今回は「ガンダムビルドファイターズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

GandamGandam1Gandam2Gandam3「ガンダムビルドファイターズ」…機動戦士ガンダムシリーズ第15作品で、アニメ制作はサンライズです。

Gandam4Gandam5Gandam6Gandam7元々前から告知されていた通り、今までのガンダムシリーズとはかなり違い、ガンプラで戦う話のようです。現代で言えば「ダンボール戦機」のガンダム版といったところですが、昔の人が見ればガンダムだけを使ったプラモ狂四郎です。さすがに露骨にマニアックなギミックを使ったガンダムは出てきませんでしたが、1話で出たモビルスーツのラインナップがまた豪華でした。初代からはザクにガンダム、ギャンが出てZガンダムのメッサーラにアッシマー、F91のベルガギロスあたりからガルバルディβぽいのまでとにかく数多くのモビルスーツが出ていて懐かしすぎでした。

Gandam8Gandam9Gandam10Gandam11それでいてガンプラを使ったバトルというのもなかなか面白いです。こちらの戦い方はダンボール戦機WARSに近く、やられたらガンプラが破壊されるのは初代の設定に近かったです。1話で出たビルドストライクガンダムはSEEDのストライクガンダムのカスタム機のようで、まだまだこのようなカスタム機が出てきそうで面白そうでした。

Gandam12Gandam13Gandam14Gandam15さらに話の展開も分かりやすく、謎の少年と共にガンプラバトル世界一を目指すという王道展開かつ、キャラクターも天才型からライバルぽいのに、クラスメイトはメガネっ娘だし母親はおっぱいキャラとお約束も押さえていました。1話最大の見所だったギャンと戦うシーンも良かったです。

作画は良好です。キャラクターデザイン協力がヤスダスズヒトなので渋さはありませんが可愛い系が揃っていて今時といったかんじです。そしてバトルシーン含めすべてCG一切無しなのでちょっと昔っぽいですがそれが良い味を出していたので、この路線で進めてほしいです。BGMも良く、レイジに石をもらうシーンとギャンと再戦するシーンのBGMがすばらしかったです。逆に主題歌はあまり期待できなさそうでした。

総評

Gandam161話の全体的な感想としては…いいね!予想以上に面白かったです。初代から最近のガンダムまで数多く登場しながらも、パロディネタまで仕込み展開も王道でわかりやすく子供から大人まで楽しめそうでした。まさに現代版プラモ狂四郎です。

1話の個人的評価としては、バトルシーンも今時では珍しく2Dで昔っぽい作りだし、キャラもそこそこ良く展開も分かりやすく面白かったので永久保存版のAランクです。

この作品の影響で過去のパーフェクトガンダムのようなオリジナル機体が商品化されるのかもしれません。


2013年秋アニメ「キルラキル」第1話の感想文

2013-10-07 02:49:23 | 2013年秋アニメ関連

今回は秋の注目作の一つだった「キルラキル」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kirurakiru2Kirurakiru3Kirurakiru4Kirurakiru5「キルラキル」…2000年代を代表するロボットアニメの一つ「天元突破グレンラガン」を制作したスタッフ達が再結集して制作されたオリジナルアニメで、アニメ制作はTRIGGERです。

Kirurakiru6Kirurakiru7Kirurakiru8Kirurakiru9学園ものに見えなくはないですが、明らかにおかしな校舎、壁だらけの学園、そして独特の街並みなど最初から個性が非常に強かったです。それに加え文字カットインの演出も加わりかなり暑苦しいと感じながらも、次々と新キャラクターが登場してきて息つく暇もない怒濤の展開で飽きさせませんでした。あくまで設定を次々と出していたわけではなく、キャラ紹介を次々と出していたため視聴者側があまり混乱しなかったのもさすがです。1話からすでに四天王が現れていて出し惜しみ一切無しなのも清々しいほどでした。

Kirurakiru10Kirurakiru11Kirurakiru12Kirurakiru131話からさっそく極制服とかいう超人になれる制服や対制服用のハサミ、謎のしゃべるセーラー服や色々知っていそうな先生など数々の伏線を出しつつも、それらの設定についてまぁいいかと思わせるほどの勢いの良さはさすがグレンラガンスタッフといったところでしょうか。設定におかしなところがあろうと細かいことはいいんだよ的な流れは懐かしさも感じさせるほどでした。

Kirurakiru14Kirurakiru15Kirurakiru16Kirurakiru17この作品の特徴の一つはバトルシーンにもありましたが、独特のカメラワークを使った迫力あるシーンの数々はグレンラガンの戦闘シーンを思い出させます。最近のCGを使ったバトルシーンではまず見られない見所満載なバトルは必見で、纏流子のセーラー服の格好といい見所満載です。ラストで鬼龍院皐月に返り血がつくシーンの演出は新鮮で印象的でした。

作画はクセが強いながら良好です。かなり崩れていると感じるところもありますが、それは演出のためと思うので気になりませんでした。BGMがあまり印象に残らないのは残念。1話はオープニングは無しでエンディングのみでしたが蒼井エイルの歌はそこそこ良かったです。

総評

Kirurakiru181話の全体的な感想としては、最近では見られない非常に新鮮なアクションアニメでした。グレンラガンスタッフという上げられたハードルに見事応えていてCG一切無しのバトル演出、王道に近い展開に加え数多く残された謎など見所も十分でした。

1話の個人的評価としては、多少強引に話を進めてはいるものの勢いはあるし先が気になる展開かつ面白かったので永久保存版のAランクです。


2013年秋アニメ「インフィニット・ストラトス2」第1話の感想文

2013-10-04 13:15:11 | 2013年秋アニメ関連

いよいよ本格的に秋アニメがスタートしてきました。今回は秋の注目作の一つである「インフィニット・ストラトス2」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

IsIs1Is2Is3「インフィニット・ストラトス2」…オーバーラップ文庫から刊行されている弓弦イヅルのライトノベル「インフィニット・ストラトス」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は1期から続きエイトビットです。原作者の行動が問題になり一度打ち切られた作品ながら猛烈な売り上げを叩き出していたため根強い後押しを受けついにアニメの2期が放映開始になりました。

Is4Is5Is6Is71期では予想以上の爆発的人気を出した作品の2期ということで周りの期待度も高かったですが、個人的にはあのシャルロットが出てきたときの衝撃に匹敵するほどのものを出せるかどうかが焦点でした。1話ではまだなんとも判断しきれませんが、今のところ期待はできなさそうに見えます。

Is8Is9Is10Is11むしろそれより問題なのはこの方向性でした。1期の時点であざといハーレムアニメではありましたが、今回の2期はそれに輪をかけてあざといです。しかも1期のおさらい全くなし、箒のシャワーシーンからラウラの私服、シャルロットの執事服や全員の水着、そして浴衣にダイジェストとハーレム要素てんこ盛りでドン引きするレベルです。しかもなぜかシャルロットとラウラが百合百合しているし、ハーレムというかどうでもいい萌えアニメと化していました。あと強盗をやっつけたときの「チェックメイト!」は外しすぎだと思います。

Is12Is13Is14Is15一応冒頭で仮面を着けたISやサイレントゼフィルスと呼ばれるIS、そして最後に登場した新キャラクターなどかろうじてストーリーらしきものはありましたが、それ以外全く物語につながるものが無かったのでほとんどが中身の無いハーレムものでした。しかも最初からヒロインたちの好感度がMAXなので攻略要素も皆無。これからどういう展開になるのか不安で仕方ありませんでした。

作画は良好でバトルシーンのCGは相変わらずレベルが高かったですが、逆にキャラクター描写は少なからず不安定だったのがやや惜しかったです。BGMは全く印象に残らず、主題歌も1期と同じアーティストですが1期と比べるとイマイチでした。

総評

Is161話の全体的な感想としては、狙いすぎて外した感が強くある意味予想通り、話の中身がスカスカすぎて95%はどうでもいい話でした。1期でついたハーレムもののイメージを制作側が調子に乗ってそのままエスカレートさせたようにしか見えず、視聴者が逆に引く典型的な例だったと思います。

1話の個人的評価としては、1期は視聴してBDも買っていますが、2期はいくらなんでもこれはやりすぎ。全く買う気も起きずむしろ話もあまり期待できなさそうですがバトルシーンは良いのでかろうじて視聴継続のBランクです。

1話後半の水着シーンダイジェストはBD1巻で完全版が収録されているようです。見たければ買えというこの商法も反感を買いそうです。


2013年秋アニメ考察

2013-09-24 15:43:44 | 2013年秋アニメ関連

2013akianime2013akianime12013akianime22013akianime3
今期も情報が出そろってきて、いよいよ今年最後となる新番組ラッシュ及び秋アニメが始まろうとしています。今回も個人的に要注目な作品をピックアップしつつ、本命と呼ばれている作品含め色々と述べてみたいと思います。

今期は大量に放映されるにも関わらず珍しくコレといった大本命のような作品は見受けられず、代わりに評判の良かった作品の2期ものが多めなのが秋の特徴でした。そんな中でも注目されていそうな作品は「境界の彼方」「凪のあすから」でしょうか。

KyoukaiKyoukai1NagiNagi1最近はオリジナルアニメで成功を収めている京都アニメーション、今回は「境界の彼方」を放映します。バトルもののようですが、とても可愛い系の女の子が戦っていたのでイマイチ合ってないように見えます。日常ものなら圧倒的な実力を発揮する京アニですがバトルだと果たしてどうなるか、ムントの再来になるのか要注目です。

続いてP.A.WORKSからは「凪のあすから」が放映されます。こちらもオリジナルですが、P.A.WORKSのオリジナル作品は評価が高い作品が多いので個人的にも注目しています。

KirurakiruKirurakiru1他にもグレンラガンスタッフが再集結して制作されたオリジナルアニメ「キルラキル」やノイタミナ作品など今期はかなりオリジナルアニメも多いのでこれらの中から大化けする作品が現れるかもしれません。ちょっと異色ですが「ガンダムビルドファイターズ」も、ガンダムというよりプラモ狂四郎を思い出させる面白そうな作品です。

AokihaganeAokihagane1KoppeKoppe1前知識無しの状態で見てみると「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」などはサンジゲン制作でかなり動いていたので期待できそうでした。他にも久々にGoHandsが制作する「コッペリオン」もよさげなかんじです。

GarireiGarirei1SamuraiSamurai1第一印象だと期待できそうな作品が少ない中、相変わらず個性派な作品を輩出し続けるフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」からは「ガリレイドンナ」「サムライフラメンコ」が放映されます。どちらもオリジナル作品なので完全未知数で果たしてどうなるでしょうか。

堅実路線では久々に日テレ深夜アニメで「はじめの一歩 Rising」が放映されます。3期ですが、今回は島袋戦からのスタートでしょうか。1期から素晴らしい出来なので安定した面白さを提供してきそうです。同じマッドハウス制作つながりで「ダイヤのA」も始まります。原作は野球漫画として非常に面白いので、この作品をアニメでどう表現するのか気になるところでした。

あとはとにかく2期ものが多く、1期なんて無かったことになっている「夜桜四重奏 ~ハナノウタ~」「WHITE ALBUM2」や、続編となる「リトルバスターズ! ~Refrain~」「黒子のバスケ 2期」「マギ 2期」「インフィニットストラトス2」「革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON」と、とにかく目白押しです。果たしてこの中でどの作品が台頭を表すのか、それとも予想外のところからダークホース作品が登場してくるのか期待したいところです。