2013年秋終了アニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」最終回の感想文

2013-09-27 19:51:20 | 2013年夏アニメ関連

いよいよ夏アニメも次々と終わってきています。個人的に中途半端に見たアニメはバッサリ後回しにして、ちゃんと見たアニメから感想を書いていきます。今回は「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Watamote29Watamote30Watamote31Watamote32「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」…ガンガンONLINEで連載されている谷川ニコの漫画「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」のアニメ化作品で、アニメ制作はSILVER LINK.です。

Watamote33Watamote34Watamote35Watamote36作品としてはいわゆる残念系に入るかもしれませんが、この作品では主人公が可愛いけど残念というより、なにもかも行動が裏目に出て見ていて痛々しいほどの数々の描写に思わず同情してしまうほどでした。そういう意味では嫌われるキャラでは無かったのでそこは良かったです。

Watamote37Watamote38Watamote39Watamote40そして何より脇役のキャラクターが良い味を出しているのも特徴で、唯一の親友の成瀬優はおっぱいキャラかつ花澤香奈だったのが非常に良く、なんだかんだで話につき合っていた弟や従姉妹のきーちゃんや実行委員長の今江恵美など周りが良い人ばかりだったので暗い展開にならず終始明るい雰囲気だったのも視聴していて好印象です。主人公の黒木智子が必要以上にポジティブ思考なところも一役買っていました。

Watamote41Watamote42Watamote43Watamote44大沼心監督ならではの演出の数々もアニメオリジナルならではで、目立っていないときはキャラクター達が白黒になったり、ピカソみたいな顔になったりする演出、極めつけはラブホテル覗き見回のエンディングで流れた初音ミクのカバーソングでした。それらの数々の演出が加わり原作以上に面白い作品に仕上がっていたと思います。ただ原作は連載中なのもあり最後は中途半端なところで終わってしまったのは実に残念。最後にナレーションで「どうでもいい物語」と言っちゃっているのもあり終わり方はあまり良くありませんでした。

作画は良好です。原作を見やすくアニメ用にアレンジしていて可愛いキャラも多かったし、アニメオリジナルの演出も世界観に合っていました。BGMも個性的な曲があったし、主人公の声もすごくイメージ通りですばらしい。主題歌のキャラクターソングも作品専用で良い曲でした。

総評

Watamote45全体的な感想としては、良い意味でひどいアニメでした。かなり荒い原作をアニメに合わせて見やすくしつつも、大沼監督ならではの演出も加えてアニメ独特の個性もあり、BGMや声も合っていて完成度は高かったです。ただ最後が投げっぱなしで終わらせてしまったのでそこは残念でした。

全体的な個人的評価としては、1話の時点ではアニメならではの演出が加わって面白そうだったので視聴継続のBランクでしたが、そこから成瀬優が登場してきて評価が上がり最終的には永久保存版のAランクです。


2013年秋アニメ考察

2013-09-24 15:43:44 | 2013年秋アニメ関連

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今期も情報が出そろってきて、いよいよ今年最後となる新番組ラッシュ及び秋アニメが始まろうとしています。今回も個人的に要注目な作品をピックアップしつつ、本命と呼ばれている作品含め色々と述べてみたいと思います。

今期は大量に放映されるにも関わらず珍しくコレといった大本命のような作品は見受けられず、代わりに評判の良かった作品の2期ものが多めなのが秋の特徴でした。そんな中でも注目されていそうな作品は「境界の彼方」「凪のあすから」でしょうか。

KyoukaiKyoukai1NagiNagi1最近はオリジナルアニメで成功を収めている京都アニメーション、今回は「境界の彼方」を放映します。バトルもののようですが、とても可愛い系の女の子が戦っていたのでイマイチ合ってないように見えます。日常ものなら圧倒的な実力を発揮する京アニですがバトルだと果たしてどうなるか、ムントの再来になるのか要注目です。

続いてP.A.WORKSからは「凪のあすから」が放映されます。こちらもオリジナルですが、P.A.WORKSのオリジナル作品は評価が高い作品が多いので個人的にも注目しています。

KirurakiruKirurakiru1他にもグレンラガンスタッフが再集結して制作されたオリジナルアニメ「キルラキル」やノイタミナ作品など今期はかなりオリジナルアニメも多いのでこれらの中から大化けする作品が現れるかもしれません。ちょっと異色ですが「ガンダムビルドファイターズ」も、ガンダムというよりプラモ狂四郎を思い出させる面白そうな作品です。

AokihaganeAokihagane1KoppeKoppe1前知識無しの状態で見てみると「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」などはサンジゲン制作でかなり動いていたので期待できそうでした。他にも久々にGoHandsが制作する「コッペリオン」もよさげなかんじです。

GarireiGarirei1SamuraiSamurai1第一印象だと期待できそうな作品が少ない中、相変わらず個性派な作品を輩出し続けるフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」からは「ガリレイドンナ」「サムライフラメンコ」が放映されます。どちらもオリジナル作品なので完全未知数で果たしてどうなるでしょうか。

堅実路線では久々に日テレ深夜アニメで「はじめの一歩 Rising」が放映されます。3期ですが、今回は島袋戦からのスタートでしょうか。1期から素晴らしい出来なので安定した面白さを提供してきそうです。同じマッドハウス制作つながりで「ダイヤのA」も始まります。原作は野球漫画として非常に面白いので、この作品をアニメでどう表現するのか気になるところでした。

あとはとにかく2期ものが多く、1期なんて無かったことになっている「夜桜四重奏 ~ハナノウタ~」「WHITE ALBUM2」や、続編となる「リトルバスターズ! ~Refrain~」「黒子のバスケ 2期」「マギ 2期」「インフィニットストラトス2」「革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON」と、とにかく目白押しです。果たしてこの中でどの作品が台頭を表すのか、それとも予想外のところからダークホース作品が登場してくるのか期待したいところです。


密林でお買い物2

2013-09-11 05:11:21 | 2009年夏アニメ関連

Ama先日Amazonで購入した商品が届きました。
一番のメインはなんといっても「青い花」のBD-BOXです。全く話題にならず知る人ぞ知る作品で、しかも当時はDVDのみの販売でほとんど売れなかったことからBD化を諦めかけていただけに即購入でした。

他に購入したのはスクエニのアーケードゲーム「ロードオブヴァーミリオン」の最新画集です。Amazonのレビューでは女性キャラのイラストが増えて雰囲気が変わってしまったという意見も聞かれますが、リアルだけ求めるなら海外のカードゲームでいいんじゃね?と思うので個人的にはこういう路線も世界観崩さない程度ならいいんじゃないかと思います。

確かに萌え系の絵は増えていますがリアルなのから東方projectのコラボイラストまで幅広くあるので個人的に今のカードゲーム系では一番雰囲気は気に入ってます。ただモバゲー版だけは論外な!

あとは以前に購入したiPhone5の強化ガラス保護フィルムの予備とアルミニウムホームボタンです。この前砂利に落として前面の強化ガラスに若干ヒビが…。なのでそのうちまたリニューアルで痛iPhone5を作ると思います。あとは素材。

Aoihana1Aoihana2Aoihana3Aoihana4そしてせっかくだから「青い花」を何話か視聴していましたが、やはりこの作品の繊細な雰囲気は素晴らしい。それに加えJ.C.STAFFの独特の作画と作品の雰囲気がまた合っていて、個人的に2009年アニメでベストだったエンディングも実に良いです。

フジテレビ深夜アニメが最も個性を出していた頃の作品の一つだけに、非常にクセが強く人を選ぶ作品ですがハマる人には猛烈にハマると思います。志村貴子作品はアニメスタッフには恵まれていたように感じます。