2013年春アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」第1話の感想文

2013-04-25 14:03:44 | 2013年春アニメ関連

今期もTBS系列では新番組アニメを多数放映開始しています。今回は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

YahariYahari1Yahari2Yahari3「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」…小学館ガガガ文庫より刊行されている渡航のライトノベル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のアニメ化作品で、アニメ制作はブレインズ・ベースです。毎回必ずある長いタイトルのラノベアニメ、今期はTBSからも放映されたようでした。

Yahari4Yahari5Yahari6Yahari7ラノベ特有の長いタイトルゆえに、よくあるつまらないラノベアニメかと先入観を持ちながら見てしまいましたが、主人公の比企谷八幡が格好良くもないし才能も別に持っていなく、幼なじみの女の子もいないうえに過去に振られたりキモがられたトラウマがあるなど非常によくある高二男子といったかんじでした。そして過去の回想で実際にあると言わんばかりの体験談が非常に良く感情移入しやすかったのが良かったです。友達の友達の話とか実際にありそうでした。

Yahari8Yahari9Yahari10Yahari11ラノベの特徴として、よくわからない名前の部活がありますが、この作品では「奉仕部」というのがメインの部活のようです。ただ悩みを解決するだけの部活なら少年漫画とかにもありますが、この部では自立を促すための手伝いをするという意味での奉仕のようで、場合によっては断るというのもなかなか面白い設定でした。

Yahari12Yahari13Yahari14Yahari15そしてラノベといえば欠かせないのはヒロイン達ですが、ヒロインは1話の時点では2人と少なめですがなかなか個性的で良かったです。中でも雪ノ下雪乃のハッキリした性格は良く、自分が特別な存在と知っていながら周りに合わせようとしないところや、クッキー作りで由比ヶ浜結衣に「自分の不器用さ無様さ愚かしさの原因をを他人に求めるなんて、恥ずかしくないの?」と言うシーンなどは非常に良かったです。あと黒髪ロングの比率も高くおっぱいキャラも欠かしていないところも素晴らしい。

作画はそれほど良いというわけではありませんでしたが特に崩れてもいなかったので良好だと思います。BGMは会話シーンで流れる曲が淡々としていて良く、主題歌もオープニングエンディング含め良かったです。

総評

Yahari161話の全体的な感想としては、意外と面白かったです。主人公が厨二設定ではなく、現実によくあるタイプのキャラなのが逆に良く、ヒロイン達も性格がハッキリしていてストーリーも分かりやすかったです。

1話の個人的評価としては、見ていて不快に思うシーンも無かったし話のテンポも良かったので視聴継続のBランクです。


2013年春アニメ「ゆゆ式」第1話の感想文

2013-04-23 13:20:42 | 2013年春アニメ関連

今回はローカル局アニメの「ゆゆ式」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

YuyusikiYuyusiki1Yuyusiki2Yuyusiki3「ゆゆ式」…まんがタイムきららで連載されている、三上小又の4コマ漫画「ゆゆ式」のアニメ化作品で、アニメ制作はキネマシトラスです。かなり前からまんがタイムのCMで名前が出ていた作品だったのでいつかアニメ化されるだろうと思っていましたが、ついにアニメ化された模様です。

Yuyusiki4Yuyusiki5Yuyusiki6Yuyusiki7まんがタイム系ということ、女子高生が表紙なことから日常系であることは明白でしたが、いざ視聴してみるとあまりにも予想通りの日常もので逆に拍子抜けするほどでした。

Yuyusiki8Yuyusiki9Yuyusiki10Yuyusiki11とにかく淡々と話が進んで、あーここが原作で4コマだったんだろうなという感じの話が延々と続き物語にメリハリが全くありませんでした。本当にただアニメ化しただけといったかんじです。アニメならでは物語の構成が無く、実際にありそうと感じることや印象的な言葉や会話もなく記憶に全く残りません。

Yuyusiki12Yuyusiki13Yuyusiki14Yuyusiki15話が駄目ならばキャラに期待といいたいところでしたが、キャラも妙に鼻から下が長く萌えとはやや縁が遠い絵柄でした。ただディフォルメキャラになると可愛かったところや、セーラー服からチラリと見えるヘソを強調しているところや、お母さん先生が巨乳キャラだったのは良かったです。

作画はそこそこ良かったです。特に可もなく不可もなくといったかんじでした。BGMは思いの外良く、登校前や日常シーンで流れたBGMは素晴らしかったです。主題歌はオープニングのキャラソンは正直あまりうまくなかったですが、エンディングは意外と良かったです。

総評

Yuyusiki161話の全体的な感想としては、全く話にメリハリもなく淡々と話が進んで面白くもなんともなかったです。日常ものの宿命であるマンネリ感を打破するためのあるあるネタも無いため話に現実味もなく宙に浮いたような展開でした。

1話の個人的評価としては、淡々としすぎて続きが見たいとも思わなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。2013年空気アニメオブザイヤー候補が現れました。


2013年春アニメ「ダンボール戦機WARS」第1話の感想文

2013-04-21 16:04:47 | 2013年春アニメ関連

春は1年以上続く長編アニメも続編が作られたりして入れ替わりが激しいです。今回はその一つ「ダンボール戦機WARS」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

DanboruDanboru1Danboru2Danboru3「ダンボール戦機WARS」…レベルファイブが制作しているPSP用RPG「ダンボール戦機」の第3期作品で、アニメ制作はOLM TEAM INOUEです。今でも根強い人気を誇るシリーズの3期ということで個人的にも期待していた作品でした。

Danboru4Danboru5Danboru6Danboru7今回から世界観やキャラクターを一新するとは言われていた通り、全く今まで登場していたLBXは登場していなくて前期のキャラクターの名前すら登場しませんでした。世界最高のエンターテイメントと化したLBXに、それを操作するプレイヤーを育成する学校まで登場してきて、ちょっとイナズマイレブンの要素が混じっているような気もしました。

Danboru8Danboru9Danboru10Danboru111話はオープニングが流れながら戦闘シーンから始まるという見たことのない斬新な手法で、新型LBXの音声ガイドと武器が変形するシーンは今までにない新要素で期待できそうでした。バトルシーンのCGも相変わらず良く動いていて素晴らしく、今期もバトルシーンは気合い十分です。しかし今回はセカンドワールドと呼ばれる仮想世界でのバトルになったため、とうとうダンボールのカケラも存在しなくなっていましたが、細かいことはいいんでしょうか。

Danboru12Danboru13Danboru14Danboru15放映開始前のCMでは女性キャラが全く登場しないうえに男性キャラは野暮ったくなっていて非常に不安でしたが、いざ始まってみると担任の先生が予想以上にエロくクラスメイトにもレベルが高めなキャラがいて安心しました。前期のアミやランに匹敵するほどのヒロインの登場に期待したいところです。

作画は良好です。キャラクター作画は平凡でしたがLBXのCGバトルは相変わらず良く動きロボットアニメとして十分いけるレベルです。BGMもゲームに近い感覚で、オアシス3攻略戦で流れたBGMの数々が盛り上げるのに一役買っていて良好でした。主題歌は安定のLittle Blue Boxです。

総評

Danboru161話の全体的な感想としては、完全新作になっていましたが新たなダンボール戦機として十分面白かったです。新たに武器が変形するギミックが搭載され厨二設定もパワーアップされていたし、女性キャラも予想以上に可愛かったし萌えアニメとしてもいけそうです。

1話の個人的評価としては、LBXのバトルシーンも変わらず良かったし仮想戦争という設定も面白そうだったので永久保存版のAランクです。

1話は「機動戦士ガンダムAGE」で悪名を轟かせた日野晃浩脚本でしたが、今回はちゃんとポイントを押さえていたためほとんど気になりませんでした。なぜこれをガンダムでやらなかったのか。


2013年春アニメ「団地ともお」第1話の感想文

2013-04-21 15:22:06 | 2013年春アニメ関連

今回はNHKのアニメ「団地ともお」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

DantiDanti1Danti2Danti3「団地ともお」…ビッグコミックスピリッツで連載されている小田扉の漫画「団地ともお」のアニメ化作品で、アニメ制作は小学館ミュージック&デジタルエンタテインメントです。

Danti4Danti5Danti6Danti7キャラクターの動きが不自然なくらいに滑らかなので、どうやらフルCGアニメに近い模様です。しかしそれほど浮いてはいなかったので結構手が込んでいるようでした。

Danti8Danti9Danti10Danti11単身赴任の父に主人公のともおが電話をかけたときの会話や、父親が単身赴任をしているために父親のマネをするシーンなど思わずしみじみするところがあったので、単なるギャグアニメというわけではないところは良かったです。ともおが日曜大工で作った棚が速攻でぶっ壊れるシーンはシュールで笑えました。

作画はあまり良さそうにみえませんが手は込んでいて良かったです。NHKアニメらしい硬派な作風でした。BGMは全く印象に残りませんでしたがオープニングとエンディングはそこそこ良かったです。

総評

Danti121話の全体的な感想としては、NHKらしい親子が見ても楽しめそうなほのぼのしたアニメでした。出来は良かったと思います。しかし萌えは皆無なので大きいお友達へのウケは悪そうです。

1話の個人的評価としては、悪くはないけれど毎週みたいとは思わなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2013年春アニメ「DD北斗の拳」第1話の感想文

2013-04-21 10:49:24 | 2013年春アニメ関連

今回は「DD北斗の拳」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Dd_2Dd1_2Dd2_3Dd3_2「DD北斗の拳」…月刊コミックゼノンで連載されている、カジオの漫画「DD北斗の拳」のアニメ化作品で、アニメ制作は亜細亜堂です。

Dd4_2Dd5_3Dd6_2Dd7_2199X年に結局何も起きなかったので、平和な時代に生きているケンシロウ達が北斗神拳なしでがんばって生きるギャグアニメといったかんじでしたが、北斗釘百拳はまだしも北斗捨猫拳は明らかにすべっていました。

Dd8Dd9Dd10Dd11バットとリンがすでに成長していてリンが意外と可愛かったため萌えアニメとしてなら意外といけるのかもしれませんが、ギャグアニメとしては致命的につまらなかったです。北斗捨猫拳のところか、カラオケのところで笑えばよかったんでしょうか。とりあえずシンやハート様(美形)やユリアなどおなじみのキャラが出ているので、原作を知っているならとっつきやすいとは思います。でも声優は別人です。神谷明が出ているのになぜケンシロウ役にせず、リュウケン役にしてるのかも意味不明でした。

作画はあまり良くないです。シュールな絵柄のせいもありかなり独特な印象でした。殴りかかるシーンは良く動いていたと思います。BGMは印象に全く残らなく、オープニングは原作アニメ版の替え歌になっていてちょっと意表を突かれました。

総評

Dd121話の全体的な感想としては、ひとつも面白くなかったです。キャラクターデザインはもちろんのこと声も原作のアニメ版と違うのでほとんど別物でした。なによりギャグアニメとしてつまらなかったです。

1話の個人的評価としては、見ていて眠くなるほどつまらなかったので黒歴史認定のDランクです。原哲夫の懐が広いので公認作品となっているようですが、黒歴史認定は免れないと思われます。監督は自他共に認めるほど少女漫画のアニメ化が得意なのでそちらをやればよかったのに。と思わずにはいられません。


2013年春アニメ「トレインヒーロー」第1話の感想文

2013-04-20 22:44:44 | 2013年春アニメ関連

次々と放映が開始された2013年春アニメ、チェックできるものはひたすらチェックしています。今回は「トレインヒーロー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

TrainheroTrainhero1Trainhero2Trainhero3「トレインヒーロー」…テレビ東京と中国の常州テレビの共同合作アニメで、アニメ制作はカーロンアニメーションです。出資は中国が100%のため事実上の中国アニメを日本で先行放送した形のようです。

Trainhero4Trainhero5Trainhero6Trainhero72100年が舞台のようで、人工知能をもったトレインヒーローと呼ばれるロボット達が活躍するアニメといったところでしょうか。しかしロボットなのに筋トレをしてたり、冒頭でいきなり隕石が降ってきて大事故になったりと突っ込みどころは満載でした。

Trainhero8Trainhero9Trainhero10Trainhero11そして一番致命的なのはトレインヒーローのダサさでした。なにせ列車の運転席部分しか無いうえに、変形も腕と足が生えてくるだけです。これは中国のセンスのなさとしか言いようがありません。昔は日本も列車のロボットを製作していましたが、センスが日本と中国では何十年離れているのか想像もつかないレベルでした。

列車のレールをくっつけてレールガンと呼ぶのも衝撃でしたが、CGも猛烈にショボいため動きに重さが全くありません。プレイステーションの最初期のCGに近い出来だったと思います。極めつけは最後の電車の歴史紹介で、いきなり実写で中国の駅と列車の紹介を始めました。いくら中国アニメとはいえいきなり自国から紹介するとは…しかも数年前大事故起こした気がするけど無かったかのように普通に紹介してました。

作画は悪いです。フルCGなので頑張ってはいると思いますが躍動感も迫力もありません。「直球表題ロボットアニメ」のCGを延々と見させられた感じでした。BGMはそれなりでオープニングは意外と良かったですが、エンディングはオープニングのカラオケという斬新すぎる展開です。

総評

Trainhero121話の全体的な感想としては、まったく面白くなかったです。面白くないうえにCGもショボく低予算で格好良くもないし最後に中国鉄道の紹介とかいきなり入るしエンディングはカラオケと突っ込みどころも満載でした。

1話の個人的評価としては、良かったところがほとんどなかったので黒歴史認定のDランクです。最後のCMでやっていた銀しばのCMが唯一面白いところでした。


2013年春アニメ「這いよれ!ニャル子さんW」第1話の感想文

2013-04-19 00:51:07 | 2013年春アニメ関連

今回は2013年春アニメの話題作の一つだった「這いよれ!ニャル子さんW」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

HaiyoreHaiyore1Haiyore2Haiyore3「這いよれ!ニャル子さんW」…GA文庫から刊行されている逢空万太のライトノベル「這いよれ!ニャル子さん」のアニメ化作品で、アニメ制作はXEBECです。ニコ厨が大騒ぎしたあの作品が再び帰ってくるということで、前人気はそれなりに高かったようです。

Haiyore4Haiyore5Haiyore6Haiyore7この作品といえばやはり気になるのは「1期のオープニング以上のものが出来たのか」でしたが…まぁ予想通りというか1期を超えるのは不可能だったようでイマイチでした。というか1期のオープニング以上に何言ってるのか分からないので意味不明です。今回は

「\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!」

が決め台詞のようですが、あからさまに流行らせようと無理矢理使っているようにしか見えません。エンディングも1期より良くなかったし、この点においては非常に残念でした。

Haiyore8Haiyore9Haiyore10Haiyore111期のおさらいはほとんど無く、当然のようにいつもの日常シーンでニャル子達がドタバタしてるかんじでしたので1期のノリがそのまま引き継がれたかんじでした。相変わらず寒いパロディも連発でしたが作中に「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の広告が載っていたため自社作品の宣伝は欠かしていないようです。

Haiyore12Haiyore13Haiyore14Haiyore15ニャル子達メインキャラはそれなりに可愛く、ニャル子は阿澄佳奈だしキャラ人気は高いほうなのでそこそこ見られます。ただ主人公の真尋がそれに釣り合ってなくて典型的なラノベ主人公なのでバランスが悪いのが残念です。この辺りを改善すればもっと面白くなりそうなところも1期と同じでした。

作画は普通です。1期と同じくらいで安定はしてましたが良いとは言いがたいかんじでした。BGMは全く印象に残らなく主題歌も1期と比べると劣化しているのが非常に残念です。

総評

Haiyore161話の全体的な感想としては、ノリとしては1期と一緒だったので安定してたとは思います。しかしオープニングとエンディングが明確に劣化したため予想はしてましたが期待はずれでした。

1話の個人的評価としては、話はあまり面白くありませんがニャル子とハス太は可愛いので視聴継続のBランクです。


2013年春アニメ「マイリトルポニー」第1話の感想文

2013-04-18 05:14:21 | 2013年春アニメ関連

妙に忙しい仕事も一段落ついたし、これで心おきなくアニメが見られると思いたいところです。今回は「マイリトルポニー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Mylittle2Mylittle3MylittleMylittle1「マイリトルポニー」…アメリカの女児向け玩具マイリトルポニーのアニメ化作品で、アニメ制作はDHXメディア/バンクーバー他です。元々はアメリカのアニメ作品だったのを日本向けに吹き替えて編集したもののようでした。

エクエストリアという世界が舞台で、おとぎ話の伝説が現実のものになりそうな中、主人公のトワイライトスパークルがなぜかお祭りの監督をすることになる…とずいぶん展開が強引でした。そのため最初と最後さえ見てれば話の展開が分かります。

1話らしくほとんどがキャラ紹介でしたが、なんともクセが強い絵柄なので可愛いとは言いがたかったです。しかし1話ラストで出てきたナイトメアムーンのデザインは良かったのでそこだけは評価したいです。

どう見ても海外向けのような絵柄でしたが日本語吹き替えの声優は豪華で、主人公のトワイライトスパークルの声は沢城みゆきだったので久々に沢城無双でした。しかしなぜこのキャラの声に沢城みゆき?と感じるキャラだったのであまり合ってないようにも聞こえました。

作画はかなり良好です。クセが強いですが良く動いていました。しかし顔の掘りの部分や鼻に余計な線があるのでどうしても濃い絵柄に見えます。BGMも思いの外良く、テンポの良いBGMが随所に入れられていて、スティッチのアニメ版を思い出させます。

総評

1話の全体的な感想としては、アメコミ風の海外向けアニメのようであまり面白くはなかったです。ただ吹き替えの声優は豪華だったのでそこは見所ではありました。

1話の個人的評価としては、絵は綺麗でよく動いていましたがあまり面白くなかったし続きが気になるわけでもなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2013年春アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。2期」第1話の感想文

2013-04-07 03:50:14 | 2013年春アニメ関連

ついに今期の本命の一つが放映開始しました。というわけでちょっと予定を前倒しして今回は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。2期」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Oreimo2_2Oreimo3Oreimo4Oreimo5「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。2期」…電撃文庫から刊行されている伏見つかさのライトノベル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」の第2期作品で、アニメ制作は1期のAIC Buildから変わりA-1 Picturesです。原作のキャラクターデザインを見事に再現し、花澤香菜の演じた黒猫などのキャラ人気も相まって大人気となった作品の2期ということで2013年春アニメの本命の一つと言われていました。

Oreimo6Oreimo7Oreimo8Oreimo9純粋に1期からの続きという流れで桐乃が普通に家に帰ってきていましたが、相変わらず京介を無視してたり空き缶を捨てさせたりとウザかったので印象は悪かったです。終盤はデレてましたが序盤の印象が悪すぎて全く感情移入できませんでした。この辺りは1期の1話と変わらなかったです。

Oreimo10Oreimo11Oreimo12Oreimo13しかし2期なだけに1話からレギュラーキャラがほとんど登場していて、もちろん黒猫も登場していました。あやせや沙織も出ていましたが1話だったのでほとんど出番が無く、これは2話以降に期待したいところです。

Oreimo14Oreimo15Oreimo16Oreimo17この作品の長所の一つは主人公京介がよくあるラノベの主人公とは違い筋が通っていて格好いいところですが、今回の2期も桐乃に振り回されながらも頑張っているところや、桐乃の買い物と人生相談に付き合ったりと面倒見は相変わらず良くこの作品の良心の一つでした。

Oreimo18_2Oreimo19Oreimo20Oreimo21作画は非常に良かったです。1期から制作会社は変わりましたが主要スタッフは変わっていないので終始安定していました。おそらく最後まで作画が悪くなることはなさそうです。BGMはあまり印象に残らずイマイチで、オープニングのClariSの歌は1期と比べると力不足に聞こえたため音楽に関しては残念と言わざるを得ません。

総評

Oreimo22_21話の全体的な感想としては、まぁ安定していたと思います。しかしすごい面白いというわけでもなかったし、桐乃は相変わらずウザかったし黒猫もあやせも出番が少なかったので個人的には不満もありました。

1話の個人的評価としては、話としてはイマイチでしたが黒猫がとても可愛かったので永久保存版のAランクです。

今回は原作の最後までやるらしいし、中途半端で終わらせることはなさそうなので期待したいところです。


2013年春終了アニメ「ビビッドレッド・オペレーション」最終回の感想文

2013-04-06 21:55:48 | 2013年冬アニメ関連

いよいよ本格的に春アニメが始まってきました。自分も実況を追っていくので精一杯です。

しかし春に終わったアニメの最終回の感想文を書く。今回は「ビビッドレッド・オペレーション」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Vivid21Vivid22Vivid23Vivid24「ビビッドレッド・オペレーション」…アニプレックスと電撃G'sマガジンとA-1 Picturesが共同で制作したオリジナルアニメで、アニメ制作はA-1 Picturesです。「ストライクウィッチーズ」での実績がある高村和宏監督が久々に制作したオリジナルアニメということで2013年冬アニメの本命の一つだったこの作品、第1話から尻がエロかったですが戦闘シーンも格好良く1話のつかみは非常に良かったです。

Vivid25Vivid26Vivid27Vivid28かなり前から電撃で宣伝したり特番まで組まれてたりしていて前人気も高かったですが、監督の指示らしくとにかくキャラは可愛かったです。適度にエロいし変身シーンは下着だし風呂シーンも水着回ももちろんあり、バトルもCGを使い良く動いていたし武装の変形システムも格好良かったです。

Vivid29_2Vivid30Vivid31Vivid32しかしその分ストーリーがスカスカになっていたのは痛かったです。エロいのを強調しすぎたためそちらばかり注目されて肝心のシナリオが記憶に残らないのが特にひどかった気がしました。8話のスカイツリーに取り憑いたアローンはエヴァのラミエルそのまんまだったし、9話のわかばとひまわり回は女の子の友情シーンがメインでバトルはおまけみたいなかんじだったし、示現エンジンや時空を超えた代弁者など全く現実味が無い設定もかなり無理があったように思われます。

Vivid33Vivid34Vivid35Vivid36後半はれいとあかねの友情が語られるのがメインと言わんばかりの展開でしたが、いきなりこのような都合の良い展開押しつけられても…といったかんじだったし、結局代弁者が悪の根源みたいな悪者扱いだったし、最後もとりあえず全部直ってハッピーエンドというものすごく適当にまとめて終わらせたので全く余韻がありませんでした。全12話という意味ではストライクウィッチーズも同じはずですが、圧倒的に開いた差を感じました。

作画は非常に良かったです。可愛さを強調していただけに9話以外作画があやしかった回はありませんでした。ビビッドスーツの変身シーンも格好良かったです。BGMもそれなりで、変身シーンで流れたBGMが印象的でした。主題歌もオープニングのアップテンポの曲は非常に良く、エンディングのキャラソンも良い感じでした。

総評

Vivid37全体的な感想としては…やっちまったな。の一言でした。キャラは可愛かったし主題歌も格好良かったけど、脚本とシリーズ構成が致命的に欠陥でした。萌えに比重を置きすぎて、せっかく手が込んでいたバトルシーンがあまり印象に残らなかったのも大きかったです。

全体的な個人的評価としては、1話の時点では良く動いていたしキャラは可愛かったので永久保存版のAランクでしたが、次第に単なる萌えアニメと化していって最後はなんか適当に大団円で締めただけだったので評価を落として最後まで視聴継続のBランクでした。キャラが可愛くなかったらさらに下げてます。

アニプレックス制作なため、特番まで組んで宣伝しまくった割にはBD/DVD売り上げは7500枚止まりと、やはり買うほどではなかったと購買層に判断されたようです。そのせいもあり売りスレでは格好の燃料投下にもなった気がします。

吉野弘幸脚本作品はロクなのがない気がする。とりあえずこの人の名前を見たらその作品は悪い意味で要チェックするようになりました。