狩猟解禁前日

2010-11-30 22:22:34 | アニメ・コミック・ゲーム

 いよいよ明日は「モンスターハンターポータブル3rd」の発売日…すでにフラゲした人もいそうですが祭りになりそうです。久々にゲームの発売日が待ち遠しい時期が来ました。

 社内でも買う人が7人以上いるので流行の予感です。今回も自分はランスで頑張る予定。ちなみに社内で人気の武器は双剣と太刀のようで、やっぱ攻撃系は人気高いですね。


2010年秋アニメ第1話の感想文その16

2010-11-29 06:14:12 | 2010年秋アニメ関連

 一昔前はあんなにロボットもののアニメが多かったのに気がつけば2010年秋アニメでロボットアニメは2つのみ…という中、今回はタクト様ともう一つのロボットアニメでローカル局で放送された新番組「スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-」の第1話を視聴してみたのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Og Og1 「スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター-」…バンプレスト制作のシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は旭プロダクションです。第1期が放映されたのは4年前の2006年…しかも当時はテレビ東京で放映されていたのが今回はローカル局のみに変更と、かなりひっそりと始まった今作ですが、一応自分は1期を全部視聴していたので今回はどうなるのかと思いながら第1話を視聴してみました。

冒頭でいきなり始まったベオウルフとアクセルのバトルは原作を知っていれば懐かしさを覚えるところですが、なぜかR-1がベオウルフにやられるシーンは原作にあった記憶が無かったので少々困惑しました。しかしあれを見る限り思いっきりキョウスケは悪人にしか見えません。

Og2 Og3 その後は原作のOG2と同じでATXチームがDC残党と戦っていましたが、何事も無く普通に登場していたのでこれは原作か第1期を視聴していないと全く訳が分からなかったと思います。

声優は原作と一緒で懐かしい面々でしたが、やはりエクセレン役の水谷優子の合わなさは健在でした。やっぱり水谷優子のギャル役が許されるのは「爆裂ハンター」までだよね!

Og4 Og5 そしてリーやアーチボルトなどゲームで何度も戦った相手が出てくる度に「あ~こんなキャラいたな…」と懐かしさを覚えることが多々ありました。しかし終盤にスレードゲルミルが出てくるとは予想外で、原作でも中盤くらいにならないと出てこないのにここで出すとは少々面食らいました。そういう意味でも原作を知らないと全く展開についていけなかったんではないでしょうか。ラストでやっとアンジュルグが出てきましたが原作と違いラミア視点ではないためいきなり空から光と共に登場というなんとも厨ぽい登場の仕方でした。

作画はロボットは手書きだったしそこそこ動いていたので良かったと思います。キャラクターは少々…というか結構エロさが強調されていましたが濃いデザインなので萌えとかそういう感情は全く起きませんでした。ただエクセレンだけでなくロボットのアンジュルグの乳首までリアルに描いたのはどうかと思ってしまいます。

オープニングはJam Projectなので熱く良い感じでした。やはりスーパーロボット大戦に限らずバトルもののオープニングでJam Projectがくると熱いですね。対するエンディングは一転して女性キャラ総登場の水着シーンオンリーとなっておりサービスシーン満載でした。

総評

Og6 1話の全体的な感想としては、つまらなくは無かったですがものすごい今さら感は隠せなかったです。せめて2007年にPS2で発売されたゲーム版が出た頃にアニメ化されていれば…と思わずにはいられませんでした。あと敷居が高すぎるのも問題で、原作を知らなければ訳が分からない展開だったと思います。

個人的評価としては、作画はロボットものにしては頑張っていた方だと思いますが普通レベルで、一応ゲームボーイアドバンスの原作はクリア済みだし、どんなアニメでもロボットものは全て視聴するのがジャスティスなので視聴継続のBランクです。


久々に心が震えた5

2010-11-29 03:02:02 | 2010年秋アニメ関連

Battlespirits18 Battlespirits19 ついに伊藤かな恵のターンが始まった!

ということで、実は2010年秋アニメの中で一番毎週楽しみにしている作品は「バトルスピリッツ ブレイヴ」だったりします。カードバトルものながら毎週新しいモンスターならぬスピリットが出てきて、登場人物それぞれ属性の違ったデッキを持っているため個性もあり面白いです。

そんな中、今週は本編はお休みでメカニックのプリムがカードバトルを行う話だったんですが…プリムが可愛すぎました。スピリットを召喚するたびに感動してましたがその姿が実に良い。ケンゾーも久々に戦っていたし、ダン以外のキャラももっと積極的にバトルに参加してもらいたいです。たまにはこんなエキシビションマッチのようなバトルも面白いと思いました。

Battlespirits20 Battlespirits21 そしてプリムのデッキは機甲属性デッキだったようでわざわざそこまで設定を考えていたとは…これはもしかしたらまだ出番があるのかもしれないので期待したいところです。しかしやはり個性的なデッキといえばクラッキーの女性キャラデッキも見逃せません。普通、召喚されたスピリットはCGなのに天使長ソフィアとかは普通に描かれているのでスタッフグッジョブと言わざるを得ないです。


2010年秋アニメ第1話の感想文その15

2010-11-26 22:42:07 | 2010年秋アニメ関連

 今さら感が強いですが今回からU局アニメを消化していきます。今回は2010年秋の覇権を握るアニメとして当時紹介されていた話題作「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Oreimo Oreimo1 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」…電撃文庫より刊行されている伏見つかさのライトノベル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のアニメ化作品で、アニメ制作はAIC Buildです。

2010年秋の覇権を握るアニメとしてアニプレックスが猛プッシュしていた作品で、放映開始前から「とある魔術の禁書目録Ⅱ」とコラボして日本経済新聞の一面に掲載されたり、ニコ動などを使ったネット配信を歴代アニメでも類を見ない6媒体同時配信など放映開始前から何かと話題になっていた作品でした。

Oreimo2 Oreimo3 そしてどれほどのものかと思いながら第1話を視聴してみましたが、たしかにヒロインの妹こと高坂桐乃は非常に可愛かったです…。

原作のイラストレーターだった、かんざきひろ本人がアニメ版のキャラクターデザインも兼任していたためキャラクターの見た目の可愛さは確かに2010年秋アニメの中でトップクラスです。ただ妹の性格が…序盤なんて兄のことほとんど無視で避けてたし思いっきり現実の妹といったかんじで可愛げがありませんでした。今期のイカ娘やエルシィの足下にも及びません。

Oreimo4 Oreimo5 後半で兄がたまたま見つけてしまった星くず☆うぃっちメルルのDVDから桐乃の趣味が次々と露呈してましたが、そのシーンでエロゲのパッケージにnice boatこと「School Days」があったのは見逃せません。どうやら実在のエロゲメーカーが制作協力で参加していたようで色々見たことのある作品が写っていました。ただ高坂桐乃は中学2年生なのでこのシーンは少々問題になったそうです。

Oreimo6 Oreimo7 最後はマニアらしく妹系エロゲについて熱く語り兄に実際にプレイさせるところで終わっていましたが、1話の時点ではそれほど妹萌えという感情は起きませんでした。これから先どのような展開になり桐乃萌えになるかといったところでしょうか。

エンディングの曲はニコニコ動画で一般公募したらしく、歌は声優が歌っていましたが1話のエンディングは…至って普通でした。悪くはないけど特に印象にも残らずといったところです。

総評

Oreimo8 1話の全体的な感想としては、この程度で覇権を握るって本気ですか?といった感じで面白さという意味では少々期待はずれでした。ただキャラクターの見た目の可愛さは2010年アニメの中でも上位に入ると思います。

個人的評価としては、作画の安定度とキャラクターの可愛さは非常に良かったですがシナリオは標準以下、主題歌およびBGMも全く印象に残らなかったのでとりあえずキャラ目当てで視聴継続というところのBランクです。これからの巻き返しに期待といったところでしょうか。


2010年春終了アニメ最終回の感想文その11

2010-11-24 01:08:07 | 2009年秋アニメ関連

 2010年に終わったアニメという中では、やはりこの作品は外せないと思います。そんなわけで今回は2009年秋アニメの本命と呼ばれた「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Railgun_2 Railgun1 「とある科学の超電磁砲(レールガン)」…鎌池和馬のライトノベル「とある魔術の禁書目録(インデックス)」のスピンオフ作品「とある科学の超電磁砲(レールガン)」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。本編で最も人気のある女性キャラ御坂美琴を主人公にしたスピンオフ作品ながら前人気が非常に高く2009年秋アニメの本命と言われていたこの作品、1話からメインキャラ4人が出会い御坂美琴のレールガンで締めるというカッコイイ終わり方で早速人気作品のオーラを感じさせてくれました。

Railgun2 Railgun3 2話以降はヒロイン御坂美琴にルームメイトの白井黒子や初春飾利に佐天涙子の4人組をメインに話が進んでいましたが…これはこれは、予想以上に面白い!外伝作品ながらキャラクター1人1人がちゃんと立っていたし、魔術サイドの人間に比べ御坂美琴ら科学サイドは設定がそれほど複雑ではないため分かりやすいし話の展開も面白かったです。後半はオリジナルストーリーながら序盤の伏線が終盤で回収され予想外のところから話がつながっていることが判明したときはなかなか衝撃でした。

Railgun4 Railgun5 さらに本編のキャラクターもチョイ役で登場していたりして、上条さんやインデックス、姫神秋沙もさりげなく登場していて出番は一瞬でしたがインパクトは絶大でした。特に上条さんは重力爆弾事件で見事爆風をそげぶしていたし相変わらず格好良かったです。

Railgun6 Railgun7 前半最大の山場だったレベルアッパー事件でも、無能力者であることにコンプレックスを持っていた佐天涙子の心情を描き、その心情に気づいた御坂美琴が「ハードルの前に立ち止まっちゃう人もいるんだね。」とつぶやくシーンは印象的でした。その裏で様々なサポートをしつつ頑張っていた初春飾利も良い味を出していたと思います。

そんな中やはり一番のハマリ役は白井黒子役の新井里美ではないでしょうか。初登場したときは「何このババア声ありえねぇwww」とか言われていたのが今となっては「黒子は新井里美しかありえない!(キリッ」とまでなっていて慣れとは恐ろしい。しかし実際のところ黒子のはっちゃけたシーンでの演技は素晴らしかったし自分も新井里美以外ありえないと思います!(キリッ

Railgun8 Railgun9 他にもジャッジメントの固法先輩にアンチスキルの黄泉川、鉄装のおっぱいコンビもそれぞれ専用の回があったりしたし、悪役サイドでも木山春生は独自の正義を持っていたし全体的にキャラクターが良く生かされていたように感じました。売れるのが分かっていたせいかもしれませんがJ.C.STAFFの作画陣もかなり投入されていたようで、総作画監督とは別に作画監督が5人いたりする回もあったりしましたがその分たしかに全体的な作画は良かったです。中でも特にメインキャラクターデザインの田中雄一が総作画監督だった回はさらに1ランク上でした。

Railgun10 Railgun11 しかしキャラクターが可愛いくて作画が良いアニメなら他にいくらでもありますが、この作品においてはバトル描写も気合いが入っていました。基本的に超能力バトルですが肉弾戦もそこそこあったし、マルチスキルの木山春生戦や、AIMバースト戦、そしてテレスティーナ戦では終盤にオープニングが流れたりして熱い展開だったりもしました。

Railgun12 Railgun13 ストーリーの前半は原作シナリオで後半は原作者監修のオリジナルになっていて、後半のスキルアウト編は原作組には不評だったようですが原作未読の自分は特に気にならず面白かったです。寮長回まであったのは意外でしたがあれはあれで良かったんじゃないでしょうか。本編の錦織博監督と違いこの作品の監督は長井龍雪氏ですが、スピンオフ作品のこちらのほうが本編より人気も売り上げも上になってしまったのは監督の差だったとも言われています。スピンオフの外伝作品ながら見事に一連の事件を解決させ区切りの良いところで終わらせたため非常に後味の良い終わり方で面白かったです。

そしてこの作品で忘れてはならないのが主題歌で、本編に続き今作もI'veサウンドがBGMを制作しているため曲も良かったです。中でもオープニングは非常に良く、作品に合わせた歌詞に加え曲もアップテンポで作画も良かったため個人的には2010年終了アニメの中でベスト3に入る素晴らしくカッコイイオープニングでした。

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YouTube: 【HD】とある科学の超電磁砲 OP fripSide/only my railgun

総評

Railgun14 全体的な感想としては、2009年秋アニメの本命と呼ばれていただけあって非常に面白かったです。J.C.STAFFの本気を感じました。美少女バトルものに区分けされるかもしれませんが、無能力者と超能力者の心情も描かれていたためバトル以外の部分も良く作り込まれていました。

個人的評価としては、作画においては非常に良くほぼ文句無し、シナリオも後半多少間延びしつつも一本筋が通っていて良い終わり方だったし主題歌も作品に合わせて制作されていたためカッコイイと全体的に完成度が非常に高く文句無しのSランクです。BD・DVD売り上げ27000枚越えと2009年秋アニメ売り上げ1位なのも納得でした。

さらにその後制作されたOVA版では佐天涙子が脱いでいたため人気がさらに上がりOVA版の売り上げは30000枚を突破したそうです。現在本編の2期が絶賛放映中ですが錦織監督にはこの作品以上に頑張ってもらいたいところです。


宇都宮マラソン大会!

2010-11-23 23:28:35 | スポーツ

 何をご乱心かと言われそうですが、昔から多少なりともジョギングをしていたため今年の宇都宮マラソンのハーフマラソンの部に参加してきました。本来なら会社の人と一緒に出る予定でしたが、タバコやめたら参加するとのことで今回は自分一人だけの参加です。

 さすがに宇都宮での開催だけあって人が多い!朝7時30分すぎに会場へ向かいましたが結構渋滞していました。前もって準備を万端にしておきながら受付に出すハガキを忘れるという暴挙もありましたが無事ゼッケンをもらいいざ出陣。普通の格好でもよかったんですがせっかくの大会ということで何を血迷ったかブラック★ロックシューターのTシャツを着て走りました。

 そして肝心の結果ですが…15km付近で肺と両膝裏が耐えられなくなり失速してタイムは2時間6分18秒の429位と少々情けない結果に終わってしまいました。後日再び筋トレなり行って次回のハーフマラソンは最低でも2時間を切りたいところです…。


2010年春終了アニメ最終回の感想文その10

2010-11-22 04:33:45 | 2009年秋アニメ関連

 色々一気に視聴しているところです。今回は古めですが2009年の秋アニメだった「犬夜叉 完結編」「こばと。」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Inuyasya Inuyasya1 「犬夜叉 完結編」…週刊少年サンデーで連載されていた高橋留美子の漫画「犬夜叉」の第2期作品で、アニメ制作はサンライズです。1期は4年間続き単行本36巻分を消費したのに対し、今期は半年で単行本20巻分を消費するようで非常に話の展開が早かったこの作品、第1話から早速物語の重要人物の一人、奈落の赤子が退場していました。

続いて2話では早速鋼牙が五雷指を手に入れて、魍魎丸が新しい鎧を手に入れたと思えば神楽が早くも死亡するなどかなり話のペースは速かったです。さすが26話で単行本20巻分なだけはありました。

Inuyasya2 Inuyasya3 最後の奈落との決戦も描かれ、冥界での四魂の玉との最後の戦いも描かれていたしラストシーンも原作に忠実に終わっていたので、5年ぶりに2期が作られ完結まで制作されたという、最近の原作つきアニメでは非常に珍しい作品だったと思います。久々にアニメが終わったと実感した良作でした。しかしやはり今さら感は拭えなかったらしく、BD・DVD売り上げにおいては500枚以下で測定不能という結果だったようです。

Kobato Kobato1 「こばと。」…月刊ニュータイプで連載されているCLAMPの漫画「こばと。」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。「カードキャプターさくら」の再臨とも呼ばれていたこの作品、第1話の作画は上々でしたが話の内容はちょっと微妙でここからどう巻き返すか…といったかんじでした。

2話以降は主人公花戸小鳩が、目的の行きたい場所へ行くための条件だった「ビンに人々の傷ついた心を癒やして集める」をクリアするために奮闘していましたが、おとなしめの性格のキャラクターで声優が花澤香奈というお約束とも言えるキャスティングでした。

基本的に1話完結方式で人々の心を癒やす話がメインだったようですが、その内容がどうもイマイチで

女の子登場→気になる彼に彼女がいた!→別に付き合って無かった→じゃぁ相合い傘してあげる!

などといった「イイハナシダナー」で終わるパターンばかりでした。せめて序盤で思わず涙腺に来るような話があれば評価は上がっていたかもしれません。

終盤はいよいよ小鳩の契約の期限が近づいてきてましたが、目的の行きたい場所へ行くことよりも藤本の側にいることを優先したため間に合いそうに無く、よもぎ保育園も閉鎖され取り壊されたり、当の藤本は無愛想と鬱展開になっていました。しかし保育園取り壊しのシーンや小鳩の回想で流れたピアノのBGMは良かったと思います。

Kobato2 Kobato3 ラスト2話は今までの集大成といったかんじの良作画で、小鳩が消え去るシーンや終盤の桜が舞っているところなど印象的なところも多く、いおりょぎ達異界の関係者はほぼ放置状態でしたが花戸小鳩が幸せになるという意味では原作と違う展開にしつつ見事に完結させたので予想以上に良い終わり方でした。

作画は良く安定していたし主題歌も作品に合っていたと思います。ただ「カードキャプターさくら」のようなインパクトは無くおとなしめの印象で、残念ながら毒にも薬にもならないアニメでした。しかしBD・DVD売り上げは1400枚とNHKアニメにしては健闘した部類だったんじゃないでしょうか。


2010年秋アニメ第1話の感想文その14

2010-11-15 11:21:30 | 2010年秋アニメ関連

 年末に向けてアニメの整理をしているところです。今回は2010年秋アニメで最も遅く第1話が放映されたフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作「海月姫(くらげひめ)」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kuragehime Kuragehime1 「海月姫(くらげひめ)」…kissで連載されている東村アキコの漫画「海月姫」のアニメ化作品で、アニメ制作はブレインズ・ベースです。日テレ深夜アニメと同じくひと味違うアニメを毎回放映してくるフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作ということで個人的にも注目していました。しかもシリーズ構成は最近評価が一変している花田十揮氏です。

作品の舞台が男子禁制のアパートで、そこに暮らす女性達は三国志マニアに鉄道マニアに日本人形マニア…すなわち腐女子!というわけで自称「尼~ず」と名乗る腐女子達がメインという一風かなり変わった作品でした。中でもBL作家目白先生は姿さえ見せてこないため謎に包まれすぎています。

Kuragehime2 Kuragehime3 その個性的なメンバーの中、主人公の倉下月海に至っては自称イラストレーターでクラゲおたくの腐女子…と一際個性的でした。そして声は現在注目されている声優の一人花澤香菜で、普段のおとなしいときの声と、クラゲの話題やテンパったときの声が見事に別人のようで素晴らしかったです。

おたくが一般人に話しかける際の挙動不審な仕草が思わず「あるある!」といったかんじで現実味があり話のテンポが良く面白かったです。「けいおん!」に限らず花田十揮先生は最近ひと味違う!この作品においても輝いていました。

腐女子ばかりで萌えは無いのかと思いましたが後半で登場した謎のおしゃれ美女…ついに萌えキャラがきたと思いましたがラストで色々あってやっぱり個性派でした。聞いてはいけない質問ランキングの演出も面白かったです。

総評

Kuragehime4 全体的な感想としては、「ノイタミナ」枠らしい独自の作風の元に制作されたと感じる作品で安心の花田脚本回だったし面白かったです。花田十揮シリーズ構成=地雷という方程式は今年でかなり崩れつつある気がしました。

作画は安定して良好、たまに入るハイジやランキングの演出も良い味を出していたと思います。キャラクターも個性派だし腐女子が完全メインというアニメ作品は珍しいんじゃないでしょうか。

1話の個人的評価としては、面白さは十分でしたが作画と音楽は安定しててそれなりだったので視聴継続のBランクです。でも面白いのでここから評価が下がることはないと思います。


久々に心が震えた4

2010-11-03 23:55:42 | 2010年秋アニメ関連

…どういうことだ?無茶苦茶面白いじゃなイカ!

Ikamusume5 Ikamusume6 Ikamusume7 ということで放映開始前の人気はあまり高くなく、なぜ全国ネットでこんな作品を?とまで言われていた「侵略!イカ娘」ですが話が進むごとに右肩上がりで面白くなり、現在では原作を越えたとまで言われていて業界人も次々と侵略されているでゲソ。

Ikamusume8 Ikamusume9 そんな今回の5話、イカ娘が宇宙人を調べているシンディに「働くでゲソ」と言ったシーンや学校を侵略するシーンも面白かったですが、極めつけはやはり3番目のミニイカ娘飼育話でした。大半がアニメオリジナル演出になっていましたが、アニメならではの演出に加え音楽も良く話も泣ける展開だったため個人的にもかなり涙腺にきました。まさかイカ娘で泣かされるとは完全に予想外、このまま2010年秋アニメの天下も取りかねないんじゃなイカ?


2010年秋アニメ第1話の感想文その13

2010-11-01 23:57:35 | 2010年秋アニメ関連

 これとあと1つでキー局の秋アニメの第1話は全部終了。今回はテレビ東京の新番組で2期ものだった「荒川アンダーザブリッジ×ブリッジ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Arakawa3 Arakawa4 「荒川アンダーザブリッジ×ブリッジ」…ヤングガンガンで連載されている中村光の漫画「荒川アンダーザブリッジ」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はシャフトです。

荒川の橋の下で繰り広げられる個性が強すぎる方々とのコメディ作品で人気はそれなりでしたが、1期が終わってからわずか3ヶ月後に今回の2期がスタートしてきました。

序盤から何事も無く1期の続きから始まり、リクとニノの会話シーンは相変わらずで今期も安定してそうです。そしてニノとリクの家を交換したとき、知らずにやってきた星が勝手に弾き語りを始めてリクに「ウゼェ」言われるシーンは吹きました。村長がクッキーを持ってきたときも甲羅外しててチャック上がりきってなかったし細かいところで思わず笑ってしまうシーンがあるのもこの作品の特徴だと思います。

Arakawa5 Arakawa6 オープニングは1期と同じやくしまるえつこで、クセも強くある意味シャフト作品らしいです。ニノさんエロかったし最初からオープニングが完成しているのはシャフト作品らしくなくて好印象。そういえば同じシャフト作品でもTBSのほうの「それでも町は廻っている」のオープニングは文字を凝った演出にしたら放送局でストップかかったらしいので、テレビ東京は文字の規制はゆるめのようです。

Arakawa7 Arakawa8 そして今期の「荒川アンダーザブリッジ×ブリッジ」を象徴するのはやはり…アマゾネス!て声が画伯こと小林ゆうかよ!ということで小林ゆうはこういうキャラの声をやることが多いですね。1話では軽い顔見せ程度でしたがあまりにもインパクトが強すぎて軽く登場しただけで忘れられないキャラになっていました。「ジャーンゴゥー」とか発音がなんとも。

後半のマラソン大会では1期のレギュラーキャラが登場しまくっていてリクと星の泥仕合が面白かったです。最後も予想外の展開だったしステラがノリノリだったし話のテンポも良く1期が楽しめたなら問題無く視聴できそうです。最後のCパートでニノの両親らしき人物が登場していたので2期ではこれらも明らかになるのか気になるところでした。

総評

Arakawa9 1話の全体的な感想としては、純粋に2期もの作品として始まったので1期が楽しめたなら問題無く楽しめそうです。登場人物が個性的すぎるので視聴者を選びそうですがコメディ作品として良く出来ていると思います。あとはアマゾネスがどれほどの偉業を達成するかでしょうか。少なくとも第一印象のインパクトは絶大でした。

個人的評価としては、話のノリは良くシャフト演出もそれなりに合ってて面白いですが作画はかなり淡泊なので個人的には視聴継続のBランクです。