2015年秋アニメ「Peeping Life TV シーズン 1??」第1話の感想文

2015-10-24 22:26:15 | 2015年秋アニメ関連

今回は日テレ深夜アニメの新作「Peeping Life TV シーズン 1??」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「Peeping Life TV シーズン1??」…森りょういちによるCGアニメ作品のテレビ版です。

タイトルからして聞いたことがまったくない作品でしたが、いざ始まってみると第一印象は、どこかで見たことあるキャラが大量に登場している…で、キャラクターデザインも全く別物でした。日テレでこのノリのアニメだと「ユルアニ?」を思い出します。

アトムが博士と喧嘩したり、ドロンジョがヤッターマンのところに自転車を直しに行ったりとかなり内容はシュールです。しかも声は原作のアニメと全く違い素人というか芸人が声を当てているようでした。見たことのあるキャラ達が漫才をやっているようなアニメといったところでしょうか。

作画は普通です。全編フルCGなのでクセは強いあたりもユルアニを思い出させます。BGMは作中全く流れていませんでしたが、オープニングは意外と良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては…まったくキャラ関係ないじゃん!といったかんじでシュールなアニメでした。アニメというより漫才を見ているようなかんじであまり面白くは無かったです。

1話の個人的評価としては、有名キャラが多数登場しているのでとっつきやすいですがいかんせんつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

 


2015年冬アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」最終回の感想文

2015-10-22 03:12:43 | 2015年冬アニメ関連

今年もまた話題作が一つ終了しました。今回は「アイドルマスター シンデレラガールズ」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「アイドルマスター シンデレラガールズ」…モバゲーで配信されている、バンダイナムコゲームスとCygamesが運営するソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。放映当時は同じソーシャルゲームアニメということから「艦隊これくしょん -艦これ-」とよく比較されていました。

キャラクターこそ違いますがアイドルマスターシリーズの新作かつ制作会社やスタッフも同一なので、艦これアニメ以外では前作のアニメ版「アイドルマスター」とも比較してしまいます。前作はシリーズ構成が非常に素晴らしく、後半の各アイドルの話でも良かった回がありバランスの取れた作品になっていましたが、今回のシンデレラガールズの構成に関しては期待はずれだったという印象でした。

1話は文句無しに素晴らしく、未央のシリアス回も良かったしライブも良かったですが、後半に入り美城常務が登場してから雰囲気が変わりすぎです。961プロのようなライバルが存在しないため美城常務を仮想敵にしたみたいですが、信念があるとはいえ邪魔ばかりしていたイメージで、これといった実績も残せていなかったように見えたし露骨すぎました。アイドルとしての新たな可能性を見いだしたという意味では評価できるかもしれませんが後半になってのシリアス展開は否定的な意見も多かったです。

しかしこの作品の魅力と言えば100人を超えるアイドル達ですが、アニメではさすがに全員を出すことは無理でもかなりの数のアイドルを登場させ、さらに衣装も原作ゲームの衣装を着せたり、原作と同じポーズを取らせたりと知っている人には分かる演出は良かったです。15話での楓のライブで原作初登場時の衣装を着ていたところも憎い演出でした。

ただやはり後半に難が多く、島村卯月のシリアス回も最後が「え?それで立ち直るの?」といったかんじで終わってしまったので前作の千早回の最後と比べると演出も含め納得いかないところもあったところや、終盤は作画が間に合ってなかったのか実写の特番を2回も放映したりと間が開きまくったことも起因して評価は下がる一方でした。ただ最終回のライブは今までのキャラを総登場させてきて一大イベントといったかんじで盛り上げて終わらせていたので良かったです。ライブシーンで動いてはいませんでしたが演出とダイジェストでカバーするところは個人的にはアリだと思います。

作画は良好です。前作と同じくCG一切無しの手描きライブはやはり大変だったようで、3話での怪しい作画や特番を挟んだりして視聴者からみても間に合ってないと思わせるかんじでしたがライブに関しては良く出来ていました。BGMも所々良く、15話の全員が集まっているシーンでのBGMが印象的でした。主題歌は後半になってのオープニングが非常に良かったです。

総評

全体的な感想としては、後半からのシリアス展開は少々やりすぎとは感じましたが最後を良くまとめたので良い作品でした。原作の多いキャラクターをできるだけ出しながらも見せ場を作っていたし、なんといってもプロデューサーを一番の人気キャラにのし上げた功績は無視できません。ただやはり1話がピークだったとは感じました。

全体的な個人的評価としては、1話の時点ではプロデューサーの個性の強さもさることながら島村卯月の笑顔が非常に素晴らしくBD/DVD購入も視野に入るSランクでした。しかし分割2クールということで間が開いたことによる人気の衰え、特番を2回もはさんだことや2クール以降一気に話が変わりすぎたこと、神崎蘭子の魅力を3割も引き出せなかったことなど様々なマイナス要因が働き一時は視聴継続のBランクまで落ち込みましたが、最後はライブシーンやダイジェストを使い良くまとまっていたので評価は少し上がり最終的には永久保存版のAランクでした。

初代アイマスにシンデレラガールズときたので次はミリオンライブかもしれません。欠点もありましたが魅力的なところも多いので新作をやるならば期待はしています。


2015年秋アニメ「学戦都市アスタリスク」第1話の感想文

2015-10-17 15:36:43 | 2015年秋アニメ関連

今回はローカルアニメ「学戦都市アスタリスク」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「学戦都市アスタリスク」…MF文庫Jから刊行されている三屋咲ゆうのライトノベル「学戦都市アスタリスク」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。

もうタイトルからしてラノベアニメかと思いましたが、やはりラノベアニメでした。序盤からいきなりバトルが始まり、誰が誰かさっぱり分からないまま大剣を振り回していたりして意味不明です。なんか女の子が死んでしまったようですが伏線なのかすらまったく分かりません。

それに加えラノベ特有の専門用語の多さも気になります。序盤にある程度世界観についての説明がありましたがそれでも全く足りず、1話全体の3割も理解しきれませんでした。とりあえず6つの学園で競い合って1位を取るために頑張っているようです。なんで1位を目指しているかは分かりませんでした。

主人公もよくあるあまり自己主張はしないけど最強になりそうな才能を秘めているタイプで、まったく個性が無いあたりも残念です。なんか流派の必殺技を持っているみたいですが格好良くはありませんでした。それでいてラッキースケベには恵まれていたため好感度はかなり悪いです。

気になったところばかり挙げてしまいましたが、この作品いわゆる萌え豚アニメとしては一級品で、序盤から着替えシーン、そしてブレザー越しからも分かる巨乳キャラ、そしてヘソ見せなど極めてエロくキャラクターデザインのokiuraの魅力を十二分に発揮していて素晴らしかったです。「インフィニット・ストラトス」を思い出させる出来で、この部分に関してはほぼ文句なしでした。

作画は良好です。バトルに関しては軽く見応えは全くありませんがキャラクターに関しては非常に出来が良かったです。BGMは全く印象に残らず、主題歌もノリは良かったですがイマイチでした。

総評

1話の全体的な感想としては、話はつまらなかったですが女の子は可愛くてエロかったです。そのため萌えアニメとしてだけは平均以上でした。これでもうちょっと話が面白ければと思ったので惜しかったです。

1話の個人的評価としては、可愛いのは良いんですが話が致命的につまらないので残念ながら視聴打ち切り予定のCランクです。もう少し様子を見てみようとは思いましたが期待薄かもしれません。

 


2015年秋アニメ「いとしのムーコ」第1話の感想文

2015-10-12 23:16:18 | 2015年秋アニメ関連

今回はテレビ東京の新作「いとしのムーコ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「いとしのムーコ」…イブニングで連載されている、みずしな孝之の漫画「いとしのムーコ」のアニメ化作品で、アニメ制作はDLEです。

原作者はファミ通で漫画を描いているみずしな孝之の作品なだけに、どことなく雰囲気は似ていました。ムーコと小松の心温まるハートフルストーリーみたいなかんじでしょうか。特に感動するようなエピソードはありませんが平穏な日常を描いているため日常アニメに近いかもしれません。特に可愛い女の子が出てくるわけでもなく媚びた作りではないところは好印象でした。

作画はイマイチです。フラッシュアニメに近いような出来であまり良いとは言えませんが安定していたとは思います。BGMはほとんどありませんが主題歌はノリが良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、日常ものといったかんじですが特に盛り上がりもなくつまらなかったです。頭をからっぽにして見る分には良いかもしれません。

1話の個人的評価としては、動物好きなら楽しめるかもしれませんがつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2015年秋アニメ「ルパン三世」第1話の感想文

2015-10-12 10:32:01 | 2015年秋アニメ関連

今回は日テレの新作アニメで、30年ぶりの新作となる「ルパン三世」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ルパン三世」…モンキー・パンチの漫画「ルパン三世」のアニメ化新シリーズで、アニメ制作はテレコム・アニメーションフィルムです。

ルパン三世のシリーズとしては、2012年に放映されたスピンオフ作品「LUPIN the Third -峰不二子という女-」がテレビ放映されていましたが、あちらは外伝的な扱いだったため純粋な新作としては実に30年ぶりのようです。さすがにほとんどのスタッフが入れ替わっている中果たしてどうなっているのかという期待と不安はありました。

前作の峰不二子という女を見ていた人なら分かりますが、あの作品と同じ手法が使われて最新のアニメながら昔らしい雰囲気を出していたところは良かったです。声も次元以外全員30年前とは違いますが、それぞれ合っていて違和感も感じられず、ルパン三世の新シリーズとしては良い出だしでした。

ルパン三世といえば欠かせないのは痛快な展開に逆転につぐ逆転の連続ですが、今作においても次々とどんでん返しがあり全く予想できないところも面白かったです。ただ気になったのは昔と違い不二子達女性も変装をしているところでしょうか。あと1話ではワイヤーアクションが非常に多く、こちらも昔のテレビシリーズでは見られなかった特徴です。

作画は非常に良いです。安定していたのももちろんですが、昔の雰囲気を出すためかワザと古くさく見せる独特の演出が加えられていました。線の太いキャラクターも個性が際立っています。BGMも良好で、昔のルパン三世を思い出させる曲が多く使われていました。主題歌も豪華に加えオープニングはルパン三世のテーマの新バージョンで演出も加わり非常に良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、まさにルパン三世の新シリーズといったかんじで非常に面白かったです。先の読めない展開に加え魅力的なキャラクターに声優の演技も合っていて完成度は高かったです。昔と違い話が続いているところや、女性が変装もしたりするなど今までとは違う試みもなされているため、それがどう作品に影響していくかは気になるところでした。

1話の個人的評価としては、ルパン三世としての面白さを良く表現していたため永久保存版のAランクです。長く続けて欲しい作品でした。


2015年秋アニメ「ヤング ブラック・ジャック」第1話の感想文

2015-10-12 01:51:10 | 2015年秋アニメ関連

今回はTBSアニメの新作「ヤング ブラック・ジャック」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ヤング ブラック・ジャック」…ヤングチャンピオンで連載されている、脚本田畑由秋、漫画大熊ゆうごの漫画「ヤング ブラック・ジャック」のアニメ化作品で、アニメ制作は手塚プロダクションです。

タイトルの通り手塚治虫の名作「ブラック・ジャック」を原典にした漫画作品のようですが、あのブラックジャックの名前をつけるからにはそれ相当の面白さがないと名前負けしそうな予感がします。でも実際視聴してみると思ったより面白かったです。しかし深夜アニメとはいえ手術シーンまでもリアルに描かれていた手塚治虫の漫画に比べるとかなり…というかほとんどアニメでは患部を写すシーンは無く、出血すらほとんどありません。そのため物足りなさを感じることもありました。

あと気になるのは数々のオサレ演出です。とにかく縫合の糸が舞い踊ったり茨がいっぱい出たり、ブラックジャックの周りに水滴が落ちる演出などカッコイイ演出が多くしかもあんまり意味が無いので鼻につきます。もっと地味でも十分面白いと思うんですがこのあたりも人を選びそうです。

しかしそれでいて手足に血の気が戻る演出は地味だったり、手術シーンの後のブラック・ジャックが緊張していたところなど良いところも多く、ナレーションはアニメ版ブラック・ジャックの声を担当している大塚明夫だったりと細かいところで手が込んでいました。手術シーンでの緊張感はあったので作り方次第では結構面白い作品に仕上がるかもしれません。エンディングで漫画版とアニメ版のキャラのカードを見せる演出も良かったです。

作画は普通です。終始安定していましたが手術シーンがほとんど描かれていないのは少々惜しかったです。BGMは良く、手術終盤で流れていたBGMが印象に残りました。主題歌も悪くはなかったです。

総評

1話の全体的な感想としては、予想以上に面白かったです。手術のシーンは規制のせいかほとんど表現されていませんでしたが、話のテンポも良く原作に対する敬意も感じられ細かいところが良く出来ていました。ただオサレ演出が多いのでちょっと合わない人もいるかもしれません。

1話の個人的評価としては、話は面白かったし作りも安定していたので永久保存版のAランクです。原作のブラック・ジャックの面白さを引き出してくればもっと伸びしろはありそうでした。


2015年秋アニメ「ランス・アンド・マスクス」第1話の感想文

2015-10-08 12:51:14 | 2015年秋アニメ関連

今回はTBS深夜アニメの新作「ランス・アンド・マスクス」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「ランス・アンド・マスクス」…ぽにきゃんBOOKSから刊行されている子安秀明のライトノベル「ランス・アンド・マスクス」のアニメ化作品で、アニメ制作はStudio五組です。

序盤の鬼堂院真緒が落下するシーンがあまりにも派手で、どうみても即死クラスの段差に加え、なぜあんなところに登っていたのかが謎です。ほかにもマントの長さが明らかに長すぎたり、槍の長さが妙だったりと遠近感がおかしい演出が目立ちます。大張演出を意識して失敗したように見えます。

幼少の頃から騎士としての教育を受けていたため無意識に騎士の振る舞いをしてしまう…というのが主人公の個性のようですが、インパクトには欠けるため印象には残りません。強気な金髪キャラやメイド等お約束のキャラが何人かいますがこれといった個性は無いためとにかく薄味です。もちろん敵役で出てきた男達もどうでもいいキャラでした。

なぜ襲ってきたか分からない男達を撃退したあとに主人公を追ってきた3人が合流してきましたが、なぜ追ってきたかも分からずだったため終始意味が分かりませんでした。結局何がしたいのか見えてこないため盛り上がりも全くありません。

作画は普通です。特にこだわったような作りも見えず無難な出来です。BGMもほとんど印象に残りませんでしたがエンディングの竹達彩奈の歌だけは結構良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、エンディングの歌は良かったですが予想通りありきたりな作品でつまらなかったです。主人公達ナイツオブザワールドの目的も良く分からないし、キャラクターも特に印象に残らず、キャラクターだけどんどん登場してくるので全くついていけず、原作者脚本、シリーズ構成のようですが原作を知っているのが前提のような作りでした。

1話の個人的評価としては、特に個性を感じるわけでもなく盛り上がりもなくつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。原作者脚本の時点でお察しかもしれません。


2015年秋アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第1話の感想文

2015-10-08 10:30:18 | 2015年秋アニメ関連

続いては2015年秋アニメの本命と言われている「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」…機動戦士ガンダムシリーズの最新作で、アニメ制作はサンライズです。「とらドラ!」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」最近では「心が叫びたがっているんだ。」で監督を務めている長井龍雪と脚本岡田磨里のコンビがロボットアニメを担当するということや、ガンダムシリーズの最新作ということで注目度は高く2015年秋アニメの本命の一つと言われていました。

今回の舞台は前作の「機動戦士ガンダムAGE」に続き火星ということですが、火星に人が住めるようになったという説明も無かったし、地球圏ではどのようなことになっているのかも全く語られて無かったので説明不足感はありました。このあたりは2話以降説明がありそうですが、ないと困ります。

火星の独立運動、そしてそのリーダーの娘といいなんかありがちな展開やキャラがいるという印象はありますが、今時では珍しく人があっさり死ぬところ、序盤から圧倒的な戦力差で押されるところなど、王道ぽいキャラクターがいながらも昔なリアルロボットアニメを思い出させる展開は面白かったです。

モビルワーカーに対してモビルスーツの圧倒的戦力を見せつけるシーンも良かったですが、やはり1話最大の謎はなぜあんなところにガンダムがいたのかでしょうか。その辺納得いく説明が欲しかったです。それにしても切りつけるシーンで安易に爆発をせず、そのまま叩きつぶすシーンはなかなか重厚で良かったです。08小隊のような地味目ながら重い戦いに期待したいところでした。

作画は良好です。キャラクターは少々クセがありますが萌えにやや傾いていて、奇抜な髪型もあるので抵抗感はあるかもしれません。メカデザインは地味目ですが ガンダムが鈍器で殴りつけるシーンは良かったです。BGMはほとんど印象に残らなかったのは残念ですが、オープニングの曲はなかなか良かったです。

総評

1話の全体的な感想としては、世界観はイマイチ理解しきれませんでしたが予想していたよりは面白かったです。あまり派手すぎず地味めに始まっているところも好印象でした。

1話の個人的評価としては、いきなり怒濤の展開というわけではなかったですが堅実でつかみは良かったので視聴継続のBランクです。長井龍雪監督と岡田磨里のロボットアニメという組み合わせがこれからどうなるのか気になるところでした。AGEで落ちまくった評判を取り返してほしいところです。


2015年秋アニメ「かみさまみならい ヒミツのここたま」第1話の感想文

2015-10-07 23:31:04 | 2015年秋アニメ関連

いよいよ怒濤の勢いで秋アニメが始まってきました。今回も可能な限り視聴していきたいと思います。今回はテレビ東京の新番組で子供向けの「かみさまみならい ヒミツのここたま」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「かみさまみならい ヒミツのここたま」…バンダイから発売されているハウスドール作品「ヒミツのここたま」のアニメ化作品で、アニメ制作はOLM TEAM WASAKIです。

長く使っているものには命が宿るという日本の古来の言い伝えを子供向け作品にもってきたのは斬新かもしれません。そういう意味では物にあふれている現代社会に対するアンチテーゼも兼ねている…というのは考えすぎでしょうか。

イケメンな同級生の男の子や、美人で若い両親などあまりにも勝ち組なキャラクターの多さに胸焼けがしてきますが、ストーリー自体は王道で分かりやすいのは好印象です。ラッキーの魔法の繰り返し演出による王道展開に加え、最後の魔法のシーンはちょっと感動してしまったりしてお約束ながら堅実な作りだったため思ったより面白かったです。序盤の時計のシーンが伏線になっているところも良く出来ていて、子供だましの安い展開にしなかったところも良かったです。

作画は良好です。子供向け作品らしくシンプルな作画にしているのもあり安定していました。その分ここたまの家はCGで、これから色々なデザインの家が出てきそうでもあり、ここたまと家を売る戦略らしく色々アピールしていました。BGMはラキたまの家が完成するシーンのBGMが良く、主題歌も作品専用の歌が用意され作品に合っていました。

総評

1話の全体的な感想としては、子供向け王道作品らしく堅実な作りでありながら伏線を回収したりして良くできていました。シルバニアファミリーのような家をアピールする作風も今時では珍しく個性もありました。

1話の個人的評価としては、子供向けに安直な作りかと思いきや思ったよりは丁寧に作られていたので視聴継続のBランクです。