いよいよ明日は「世界樹の迷宮Ⅲ」の発売日!なのでゲームのためにも今はアニメ消化。今回は「テガミバチ」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「テガミバチ」…ジャンプスクエアで連載されている、浅田弘幸の漫画「テガミバチ」のアニメ化作品で、アニメ制作はstudioぴえろです。第1話では主人公ラグがテガミとして運搬されることになっていたり、母親の失踪に謎が隠されていたりして面白いかどうかは少々未知数でした。
最初の2話は主人公ラグと目標となる人物ゴーシュとの出会いと別れで終わり、3話からラグが主人公らしくなりテガミバチとなるために必要な国家資格を取るために旅に出るところまで進みましたが、いかんせん話としてイマイチ盛り上がりに欠け微妙な展開が続き、このまま続くのなら視聴をやめようかと思った寸前、ふと3話の終わり際に出てきた少女ニッチが非常に面白いキャラクターだったため思わず視聴を続けてしまいました。
この作品、シナリオこそイマイチでしたがキャラクター…中でも女性キャラは非常に魅力的で、さっき登場したニッチに始まり主人公ラグと同棲している車椅子の女豹シルベットにハチノス副館長アリア等素晴らしいおっぱ…じゃなくて女性キャラでした。代わりに男性キャラは主人公ラグが泣き虫でほぼ毎週泣いていたりしていたのを除くとあまりコレといったキャラはゴーシュ以外特にいなかったような気もします。
中盤はテガミバチらしい仕事が続いて1話完結型のテガミを届けて良い話で終わるのが多かったんですが、いかんせんかなり話が安く、主人公の心弾銃でテガミを撃つとテガミに込められた思いが映像になって周りに映し出されるため
序盤ワケありのテガミ預かる→相手がテガミ受け取らない・心が伝わらない→ラグ心弾銃でテガミ撃つ→テガミの持ち主の本当の心が伝わりイイハナシダナー→ラグ泣く
で終わることがほとんどでした。16話のピアノ弾きの話や17話のディンゴの話は良かったと思いましたがほとんどは微妙だったのが残念です。
そんな感じで1話完結の話が多く22話あたりからやっと話が続き、主人公が探していたゴーシュの手がかりをやっと見つけたと思ったらゴーシュらしき謎の人物と共に異様にエロいロダが登場して主人公が撃たれてそのまま完…2期制作決定!となり結局主人公の母親が連れ去られた原因や最後の人物の謎や、ラグやシルベットが生まれた日に起きた事件の謎も何もかも明かされないまま1期は終わってしまいました。
全体的な感想としては、良くも悪くも最近のジャンプらしい作品といった感じで自分は正直なところレギュラーの女性キャラがエロくなかったら視聴をやめていました。1話完結の話もそれなりだったし鎧虫との戦いも特にすごいものでも無かったし…でもせっかくここまで視聴したことだし最後まで見るとは思います。