2012年春終了アニメ「ギルティクラウン」最終回の感想文

2012-03-29 13:15:58 | 2012年冬アニメ関連

続いて今回は同じノイタミナ枠で2クール放映されていたアニメ「ギルティクラウン」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Guiltycrown25Guiltycrown26Guiltycrown27Guiltycrown28「ギルティクラウン」…アニプレックスとProductionI.G6課が共同で制作したオリジナルアニメで、アニメ制作はProductionI.Gです。オリジナルアニメが流行しだした頃にノイタミナ枠でもオリジナルが始まったことと、その作画の良さから放映前から人気が高かったこの作品、1話では主人公の桜満集が謎のヴォイドプログラムを手に入れヒロインのいのりから剣を取り出し戦いアンチボディズを撃退したところで終わっていました。

GuiltycrownGuiltycrown1Guiltycrown2Guiltycrown3この作品、とにかく作画はものすごく良かったです。キャラクターも老若男女様々登場してくるうえに女性キャラは軒並みエロく男キャラも個性派揃いでした。さらにロボットも登場してくるし、そのバトルシーンは必見です。重量感溢れる地上戦は素晴らしく、やはりProductionI.G制作のロボットアニメは別格でした。

Guiltycrown4Guiltycrown5Guiltycrown6Guiltycrown7そしてさらにその作品を盛り上げるのがBGMの数々及び挿入歌でした。supercellが制作した楽曲の数々はアップテンポの曲からバラードまで数多く流れていましたが、それら全てが非常に良く作品に合っていました。中でも前期のオープニングはレベルの高い作画と相まって現在2012年のアニメの中で一番個人的に素晴らしいオープニングです。

Guiltycrown8Guiltycrown9Guiltycrown10Guiltycrown11ここまで良ければもう歴代アニメの中でも指折りな作品になるだろう…と予想していましたが、この作品、残念ながら面白さに関してはイマイチと言わざるをえません。ちょっと厨二が入った学園が絡んだロボットアニメといえば、どうしても「コードギアス」と似ているので比較してしまいますが、あちらと比べると様々なところで見劣りする部分が多々あります。

Guiltycrown12Guiltycrown13Guiltycrown14Guiltycrown15まず1話のインパクトでは「コードギアス」のほうが圧倒的に視聴者の印象に残ったし、他にもキャラクターの濃さ、毎回予想不可能な展開、そして「コードギアス」には「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!」などの名言もあったし、色々なところを比較してしまうと、「ギルティクラウン」のほうは印象が弱いオサレアニメと感じてしまうところも多かったです。

Guiltycrown16Guiltycrown17Guiltycrown18Guiltycrown19しかし主人公の集が序盤は逃げたりしていたのが中盤から覚悟を決めて自分から行動したこと、祭が死んでから王となり皆を救うために戦っていたのは良かったです。でもやっぱり数少ない常識人で屈指のエロさだった祭を殺したのは許されないよ!

Guiltycrown20Guiltycrown21Guiltycrown22Guiltycrown23最後は多少強引ながらまとめましたが、ちょっと寂しい余韻が残るエンディングでもあり中途半端で終わらせなかったのは良かったです。なんだかんだで面白い作品でした。世界観も良かったし、シナリオ次第では十分大化けする作品だったと思います。

総評

Guiltycrown24全体的な感想としては、非常にもったいない作品でした。作画レベルは猛烈に高く全く劣化しなかったうえにメカの戦闘シーンも格好良くキャラもエロいし文句無し、BGM及び演出やsupercellの主題歌も格好良かったです。しかし脚本が…。オリジナル作品ゆえに先が読めない展開に期待していましたが話としてはちょっとイマイチでした。これで面白ければ確実にアニメの歴史に残る作品になったかもしれません。

そのせいか1巻のBD/DVD売り上げは12000枚のようです。はがないと同じくらいなのがなんとも…。

全体的な個人的評価としては、脚本以外は隙の無い完璧さだったので永久保存版のAランクです。やはりアニメは面白いのが一番、と改めて思わせられる作品でした。しかし丁寧に作ってあったし貴重なロボットものなので個人的にはかなりお気に入りです。


2012年春終了アニメ「ブラック★ロックシューター」最終回の感想文

2012-03-28 14:11:49 | 2012年冬アニメ関連

いよいよ今週から怒濤の最終回ラッシュが始まっています。今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放映された「ブラック★ロックシューター」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Brs17_2Brs18_2Brs19_2Brs20_2「ブラック★ロックシューター」…イラストレーターhukeが描いたイラストをきっかけに始まったメディア作品「ブラック★ロックシューター」のアニメ化作品で、アニメ制作はOrdetとサンジゲンです。1枚の絵から始まりニコ動から一気に人気が広がった作品がついにアニメ化、しかも情報がギリギリまで公開されなかったため発表当初はかなり話題だったこの作品、1話からいきなりOVA版と同じく謎の世界でブラック★ロックシューターが戦っていました。

Brs21Brs22Brs23Brs242話以降も、黒衣マトを中心とした日常シーンとブラック★ロックシューターが戦っている世界を行ったり来たりしていましたが、この作品大半のキャラがまともな性格ではありませんでした。カガリは独占欲が強すぎるし、ヨミは中盤からヤンデレ化していって迷走していたし中学生とはいえ性格変わりすぎじゃね?と思うところも多かったです。

Brs25Brs26Brs27Brs28ブラック★ロックシューターが戦っている世界は悩みの精神世界のようなもので、そこでもう一人の自分…ヨミならデッドマスターが死ぬと現実世界では悩みを忘れることができるという設定のようですが、なぜそのような世界が存在するのかなどの説明が無いまま一気に話が進むため理解しようとしても理解できない部分も多かったです。6話以降になりユウの正体と共に謎が説明されていましたがそれでもマトが向こうの世界に行った理由が分からずでした。

Brs29Brs30Brs31Brs32最後は全員が集結してもう一人のブラック★ロックシューターを倒して現実世界に戻りましたが、結局「汚い色もあるがこの現実はやっぱり綺麗だ。」でなんか強引にまとめていました。結末はお約束でしたがそこに至るまでかなり寄り道しまくっていた感じしかせず、なんかバトルシーンとかで相当引き延ばした感じでした。

作画はかなり良かったです。キャラクターはそれなりでしたが「TIGER & BUNNY」のバトルシーンを作っていたサンジゲンが制作したバトルシーンは見応え十分でした。少々ガトリングの薬莢が飛びすぎな気はしますが…。武器の変形ギミックや飛び散る火花など、フルCGでかなり見せていたと思います。オープニングでは原曲の「ブラック★ロックシューター」を流していたし主題歌も良かったです。

総評

Brs33全体的な感想としては、終始理解しようとしても理解できなかったことが大半でしたがバトルシーンはかなり良かったです。作品を通して「良いことだけじゃなく嫌なことも含めて現実、だから目を背けちゃダメ!」というのを言いたかったのは分かりましたがそこに至るまでの過程がかなり迷走していたので最後だけ見れば十分かもしれません。

全体的な個人的評価としては、作品としては面白くなかったですがサンジゲン制作のバトルシーンの良さと、1枚のイラストから始まったコンテンツがアニメにまでなった話題性も考慮して永久保存版のAランクです。独特の雰囲気は個人的には気に入っています。


結局、今も悩み続けてる

2012-03-24 23:54:20 | 雑談

さすがに10年乗ったし…から始まった一連の展開、本を買ったり色々な人から意見を聞いたり試乗して、何度も何度も迷いまくったあげく振り出しに戻り…ということを何度も繰り返した結果、今日決めてきました。

それでもいまだに「これで良かったのか?」とか「まだ早すぎたんでは?」と何度も考えてしまいます。こういうのを即断で決められる人がうらやましい。これからまたしばらく書類などを用意しなくてはならないし、これから1ヶ月は長く感じそうです。

新車、契約してきました。MAZDAのCX-5ナリ。

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久々に心が震えた23

2012-03-07 00:47:00 | 2011年冬アニメ関連

カードゲームアニメの元祖といえば間違いなく遊戯王シリーズだと思われますが、今でも新シリーズが続々と作られて放映されています。ルールを知らなければ楽しめないと思われがちですが、面白いカードゲームアニメはルールを知らなくても雰囲気だけで楽しめます。

Yuugiouzexal18Yuugiouzexal19Yuugiouzexal20Yuugiouzexal21というわけで現在絶賛放映中の遊戯王シリーズのテレビアニメ「遊戯王ZEXAL」ですが42話と43話における遊馬&カイト vs Ⅲ&Ⅳのタッグデュエルはカードバトルだけで2話まるごと使うというボリューム満点のバトルで見応え十分でした。お互いカードを惜しまず使用し、ナンバーズも多数登場しながらもトラップカードを使った戦術が多彩で非常に面白かったです。

Yuugiouzexal22Yuugiouzexal23Yuugiouzexal24Yuugiouzexal25そしてクライマックスでカイトが進化した超銀河眼の光子龍(ネオ・ギャラクシー・アイズ・フォトン・ドラゴン)を遊馬と協力して初召喚したときの盛り上がりが素晴らしい!やはりカードゲームアニメでは遊戯王シリーズが頭一つ抜き出ている気がします。

同時進行で同じカードゲームアニメでは「カードファイト!!ヴァンガード」「バトルスピリッツ覇王」も視聴していますが、そちらの現時点での感想は

Vangard17Vangard18Vangard19Vangard20「カードファイト!!ヴァンガード」のほうは、主人公が珍しく熱血型ではなくおとなしめでヴァンガードも弱かったですが、虚栄浸蝕のCMにも出ていたレンから受け取ったシャドウパラディンデッキによる悪堕ちアイチきゅんはダークサイドすぎてグッド!最初のうちはイマイチでしたが後半は面白いです。しかしあのショボイ作画だけはなんとかならんものか…。

Battlespirits63Battlespirits64Battlespirits65Battlespirits66「バトルスピリッツ覇王」は今期から子供向けにシフトチェンジしていましたが、正直過去2作品に比べ圧倒的につまらんです。キャラもなんかイマイチだし致命的なのはスピリットのダサさ。ミブロックブレイヴァーは格好良かったですが、セイリュービとか歴史の英雄とモンスターは合わなすぎでしょう。普通に試合を淡々と行っているためアニメならではの展開にもなってないのも残念。


久々に心が震えた22

2012-03-06 04:51:52 | 2012年冬アニメ関連

放映前は話題にも上がらなかったのに、いざ放映されてみると予想以上に面白い作品が多いので侮れません。

Dansikou15Dansikou16Dansikou17Dansikou18今期その筆頭はまさに「男子高校生の日常」です。タイトルから予想できるのは男子校を舞台にした腐女子向けアニメかと思いきや、「銀魂」スタッフのノリをそのまま持っていきつつ、女性キャラが軒並み個性的かつ凶暴で主人公達より目立っていて面白い!中でもりんごちゃんと文学少女は非常に良く今週もりんごちゃんは大活躍でした。今回は生徒会に利用されてパンツをのぞかれていましたが、全く気づいてないそのアホの子ぶりが良し!

Inuboku14Inuboku15Inuboku16Inuboku13そしてもう一つ侮れないのが「妖狐×僕SS」です。厨二全開の名前に加え凛々蝶様が変則的ツンデレなのかと思いきや、その律儀ぶりとたまにでる素の仕草が非常に良い!他のキャラクター達も面白いし、5話のSM判定エンディングも破天荒すぎたし凛々蝶様可愛い!だけで視聴し続けられます。


久々に心が震えた21

2012-03-05 03:59:08 | 2011年春アニメ関連

Smile21Smile22Smile25Smile24_2大きなお友達にも大人気の女の子向けアニメの新作「スマイルプリキュア!」ついに5人目のプリキュア、キュアビューティが登場したことによりプリキュアが早くも5人揃っていました。しかし5話にして早速全員プリキュアが揃うとはちょっと意外でした。前作や前々作は最初は2人で後半から盛り上がる展開とともに3人、4人と加入する戦隊もののような構成でしたが、今回はその代わり非常にストーリーが分かりやすくこれはこれで良さそうな気はします。

Smile26Smile28Smile27Smile29そして今作…キャラデザが良すぎる!ダイナミックなカメラアングルもさることながら作画も非常に良く、今作は大きなお友達に非常に評判が良いのも納得です。自分も思わず実況に参加しピカピカピカリンじゃんけんポンに参加してしまいました。そして負けた。

魅力的なキャラクターに加え敵役も個性的、ストーリーも王道による安定感、そしてBGMの使い方及びエンディングのダンスも絶品と今回のプリキュアはかなり良さそうです。

Pretty7Pretty8Pretty9Pretty10そして女の子向け作品といえば「プリティーリズム・オーロラドリーム」もいよいよプリズムクイーンカップ決勝戦が近いようで、ついにかなめが禁断の秘技オーロラライジングを跳んでいましたね。跳んだら心を持って行かれる奥義のため、心を無くして跳ぶというかなめに対し、来週はいよいよりずむが挑戦するので必見です。